ウォーカー・ハミルトン『すべての小さきもののために』

263 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/01/29(日) 02:19:45.44
知恵をおかしくださいm(_ _)m

●質問テンプレ
[いつ読んだ]2009年頃

[あらすじ] まだ少年の男の子がシャベルを持ち、畜生の死体を平等に埋葬して歩く老人について行く話。(だったと思います。)

[覚えているエピソード]
道路で轢かれた動物の死体(狸?)をシャベルではなく素手ですくい上げ埋葬する少年。というシーンがあったような気がします。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本ではなく海外(欧州付近?)の一昔前か現代が舞台だったと思います。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
表紙は全体的に明るい黄色のイメージがあります。ソフトカバーかハードカバーです。

[その他覚えていること何でも]
中学校の図書館で出会った本です。もう一度会いたいです。
少しでも何か手掛りがあれば幸いです。よろしくお願いします。

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/263


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


すべての小さきもののために (Modern&Classic) 単行本 – 2004/1/17
W・ハミルトン (著), 北代 美和子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/430920399X
表紙画像有り

すべての小さきもののために (河出書房新社): 2004|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004329369-00

記事更新日:2024年11月13日
記事公開日:2024年11月8日

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通りすがり

ウォーカー・ハミルトン/著;北代美和子/訳『すべての小さきもののために』河出書房新社 2004年刊

舞台は英国、時代は原書が書かれた1968年当時と思われます。
主人公ボビーは少年ではなく31歳の男性です。
幼いころに事故に遭って、頭の中が少年のまま成長してしまい
本文はこの主人公の視点で書かれているので子供みたいな文章です。

両親に先立たれた後、継父に無理やり施設へ入れられそうになって
逃げ出したボビーは、車に轢かれたウサギを埋めている老人と出会い
共に暮らして、死んだ動物を埋める「仕事」をするようになります。
ボビーが潰れたドブネズミの死骸を手ですくって埋める場面が
最初の方にあります(p23-24)。