北村薫(きたむらかおる)『リセット』

527 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 10:14:44
[いつ読んだ]2年前か3年前
[あらすじ]戦争時代に恋人同士だった二人が生まれ変わって結ばれる話でした。
[覚えているエピソード]男の方が生まれ変わって小学生男子になっている。 夏休み、ある個人図書館にいる母親ぐらいの年齢の女性に出会う。
少年はいつの間にか女性に恋をするようになるが、女性にはずっと好きな人がいるらしい。
少年は中学生になり、女性は引っ越さなければならなくなる。
少年は女性を見送りに行き、女性に「俺じゃ駄目ですか」と告白する。
女性の方が、少年こそが自分ずっと待っていた人だと気付く。
だが、列車に女性がひかれてしまう。
いつの間にか、少年、大人になる。中学生女子に生まれ変わった女性と再会して、後に結婚。幸せそうな描写で終わる

[物語の舞台となってる国・時代]戦争時代、現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]確か、文庫本だったと思いますが、違うかもしれません
[その他覚えていること何でも]日本の作品でした。二人には戦争時代の時の記憶はあまり覚えていなかったように思いました。

あまりはっきりと覚えていませんが、何か心当たりがある方よろしくお願いします。

528 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 12:08:09
>>527
あれだ。北村薫のあれ。
あー、思い出せないw
リセットだったかなぁ

529 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 14:18:26
>>528
私もその作品は読んだ記憶がありますが、微妙に違うような……。
でも、近いものはありますね

530 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 15:40:57
いや、リセットで間違いないでしょ

531 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:39:15
そうなんですか! でしゃばってしまい、大変申し訳ありませんでした。

532 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:45:10
>>528様>>529様>>530様
527です。まさか、そんな有名な作品だとは思いませんでした。
気になっていたので、わかって嬉しかったです。本当に皆様、ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/527-532

リセット (新潮書下ろしエンターテインメント) 単行本 – 2001/1
北村 薫 (著)
http://amazon.jp/dp/4104066044
表紙画像有り
商品説明
『スキップ』 『ターン』に続く、「時と人」シリーズの第3弾。『スキップ』は、17歳の女子高生が、時間を超え42歳の自分自身へと乗り移ってしまうタイムトリップもの、『ターン』は、交通事故のショックで、延々と同じ時間がくり返す異世界に紛れ込んでしまう話だった。前2作はどちらかというと、時間の存在が主人公たちに苛酷な試練を与える設定なのにたいして、本書においては、時間は彼らに寛容に働いている。
太平洋戦争末期、神戸に住む女学生の水原真澄は、時局の厳しさを横目で見ながら、友人たちと青春を謳歌していた。真澄には、結城修一というほのかな恋心を抱いている少年がいる。幼い記憶にある、30数年に1度しか見られないという獅子座流星群をいつかふたりで眺めてみたいと真澄は心に期していたが、度重なる戦火がふたりを引き裂いてしまう。やがて終戦を迎え、東京オリンピック開催が近づく昭和30年代前半。小学5年生の村上和彦は、自前で小学生に絵本や児童書を貸し与える女性と知り合う。彼女こそは水原真澄だった。折りしも獅子座流星群の到来まで、あと4年と迫っていた…。
本書は、愛し合う男女がいかにしてそれぞれの想いを伝えあうかを巡る物語である。獅子座流星群の訪れを挟んで、幾たびも交錯するふたつの生命を、時間は長い長い年月をかけて見守り育んでいくのである。
最後にでてくる、「我々は死んだりしない」という言葉の奥深さに、きっと胸を締めつけられるに違いない。(文月 達)
内容(「BOOK」データベースより)
想いは、時を超える―希いはきっと、かなえられる…。求め合いめぐりあう二人そして月日は流れ、星はまた空に降る。『スキップ』『ターン』に続く、待望の書下ろし長編小説。

リセット (新潮文庫) 文庫 – 2003/6/28
北村 薫 (著)
http://amazon.jp/dp/4101373280
表紙画像有り
内容紹介
遠く、近く、求めあう二つの魂。想いはきっと、時を超える。『スキップ』『ターン』に続く《時と人》シリーズ第三弾。
「——また、会えたね」。昭和二十年五月、神戸。疎開を前に夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。六年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ二人の苛酷な運命の始まりの日だった→←流れる二つの《時》は巡り合い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ、奇跡を、呼ぶ。

リセット (新潮社): 2001|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002954452-00