小檜山博(こひやまはく)『地の音』(ちのおと)

122 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/01/29(水) 02:14
文学板の質問スレに書き込んでしまいましたが、こちらの方が
適切なスレのようですので質問させてください。

中学生の頃、塾の国語の教材で読んだ話なのですが
主人公の上京に反対してた父親が、下宿の方にふらっと訪ねてきて
東京駅に見送りに来た息子に自分の腕時計とくしゃくしゃのお金
(1000円札だったような・・)を手渡すという作品で
田舎者の父ちゃんと町を歩くのが恥ずかしかった
というフレーズと、東京駅の食堂で卵丼(親子丼)を食す、
という下りがあったかと思います。
どなたかご存知ないでしょうか

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/122


当記事のコメント欄でプチトマト様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


地の音 (集英社文庫) 文庫 – 1991/6/20
小檜山 博 (著)
http://amazon.jp/dp/4087497208
表紙画像有り

地の音 単行本 – 1985/1/1
小桧山 博 (著)
http://amazon.jp/dp/408772512X
表紙画像有り

小桧山博全集 (第3巻) 単行本 – 2006/10/10
小檜山 博 (著)
http://amazon.jp/dp/4434069527
表紙画像有り

小檜山博 著. 小檜山博全集 第3巻(小説3), 柏艪舎, 2006.10. 4-434-06952-7.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008325729
目次有り


記事更新日:2024年10月26日
記事公開日:2022年2月14日

通知
guest
2 コメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示
プチトマト

小檜山博(こひやまはく)『地の音』(ちのおと)
https://www.amazon.co.jp/dp/408772512X

貧困の中、家族にムリをいって「ぼく」は工業高校に入学した。初めての寮生活の悲喜劇、常につきまとう空腹感、女性への憧れ…。北海道を舞台に描く、自伝的青春小説。

父親が下宿先をふらっと訪ねる→主人公の高校の入学式に付き添うため苫小牧駅近くの寮まで同行(舞台は北海道)
卵丼→玉子ドンブリと表記
腕時計と皺だらけの札を何枚か主人公に渡す

・田舎者の父ちゃんをみんなに見られるのが恥ずかしくてたまらなかった。・父ちゃんとの距離をはかるようにして歩いた。