古川真人(ふるかわまこと)『背高泡立草』(せいたかあわだちそう)

756 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/09/08(火) 03:47:35.35
[いつ読んだ]
2019年12月~2020年3月のどこか

[あらすじ]
草むらの中に小屋があり、主人公(?)の少女(中高生くらい)が家族に連れられて嫌々掃除に来る…という書き出し

[覚えているエピソード]
シブヤTSUTAYAで平積みになっているのを立ち読みしたので、当時の新刊だとは思うのですが、検索しても見つからず…

[物語の舞台となってる国・時代]
日本、現代、フィクション

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーだったと思います。

[その他覚えていること何でも]
立ち読みなので上記に書いた冒頭しか覚えていないのですが、探し出せれば購入したいと思っています。
どなたかご存知でしたら、よろしくお願いします。

757 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/09/09(水) 18:34:59.45
>>756
芥川賞の背高泡立草?

758 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/09/09(水) 19:13:16.88
>>757
それでした!芥川賞だったのか…ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/756-758

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784087717105
背高泡立草 古川 真人(著/文) - 集英社
背高泡立草
古川 真人(著/文)
発行:集英社
四六判
縦194mm 横134mm 厚さ17mm
重さ 305g
152ページ
ISBN 13
9784087717105
ISBN 10
4087717100
出版者記号
08
Cコード
C0093
一般単行本日本文学、小説・物語
書店発売日
2020年1月24日
書評掲載情報
2020-03-14
朝日新聞  朝刊
評者: 斎藤美奈子(文芸評論家)
2020-02-29
日本経済新聞  朝刊
2020-02-23
産經新聞  朝刊
評者: 石原千秋(早稲田大学教授)
2020-02-16
毎日新聞  朝刊
2020-02-09
産經新聞  朝刊
評者: 倉本さおり(書評家)
2020-02-09
読売新聞  朝刊
評者: 苅部直(東京大学教授、政治学者)
紹介
【第162回 芥川賞受賞作】
草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。

大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、母、伯母、従姉妹とともに福岡から長崎の島に向かう。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があるが、祖母が亡くなり、いずれも空き家になっていた。奈美は二つの家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。吉川家は<新しい方の家>が建っている場所で戦前は酒屋をしていたが、戦中に統制が厳しくなって廃業し、満州に行く同じ集落の者から家を買って移り住んだという。それが<古か家>だった。島にはいつの時代も、海の向こうに出ていく者や、海からやってくる者があった。江戸時代には捕鯨が盛んで蝦夷でも漁をした者がおり、戦後には故郷の朝鮮に帰ろうとして船が難破し島の漁師に救助された人々がいた。時代が下って、カヌーに乗って鹿児島からやってきたという少年が現れたこともあった。草に埋もれた納屋を見ながら奈美は、吉川の者たちと二つの家に流れた時間、これから流れるだろう時間を思うのだった。


背高泡立草 (集英社文芸単行本) | 古川真人 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B08341GLXN/

背高泡立草 (集英社): 2020|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030178872-00

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