竹西寛子(たけにしひろこ)「蘭」(らん)

44 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/06/12(日) 13:10:42
何年も前からずっと気になってます。

主人公は父とあまり口をきかない(反抗期?)少年(小学校高学年~中学生くらい)。(作者自身の回想かもしれません。)
ある日父とふたりだけで電車ででかける。
しばらくすると少年に異変が。奥歯にものが挟まったのか、歯茎が腫れて痛い。
父がその様子に気づいて懐から自分の扇子を取り出した。それは父がとても大事にしてるものだ。父はその扇子を破り、骨を割いて、少年に渡した。
受け取った少年はそれを爪楊枝代わりに使い、歯茎の痛みが和らいだ。
少年は父の深い愛情を感じ、父に対する気持ちが変わってゆく。

…こんな感じです。
模擬試験の国語の問題文で見ました。
わかる方、よろしくお願い致します。

45 名前:ですな(☆☆☆☆☆☆3670)[sage] 投稿日:2005/06/12(日) 14:59:19
849 名前: 無名草子さん 投稿日: 01/11/07 19:52

私の今使ってる教科書に載ってますよ!
竹西寛子さんの「蘭」です。
主人公のひさし少年が父親の出席する葬儀についていったのはいいけれど
帰りの列車に乗ると思いがけない歯痛になって、
いつ言おうか迷ってたんだけど、痛みが耐えれなくなって
父親に歯が痛いことを伝えたら、手にした扇子をいきなり縦に引き裂いた。
その扇子は亡くなった祖父譲りのもので薄墨で蘭が書かれていて、
父親が大切にしていたものだった。
ひさしは「蘭が…」といってあとが続かなくなった。

46 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/06/12(日) 16:02:37
>>45
既出だったんですね☆ありがとうございました。早速探してみます(^-^)

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/44-46

蘭 竹西寛子自選短編集 (集英社文庫) 文庫 – 2005/5/20
竹西 寛子 (著)
http://amazon.jp/dp/408747822X
表紙画像有り

蘭 : 竹西寛子自選短篇集 (集英社): 2005|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007739588-00
目次有り

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