秋野ひとみ(あきのひとみ)「ESP戦記・イオ」シリーズ

42 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/03/31(金) 21:13:23
超能力などが出てくるのでSF板で訊くほうがいいかとも思いましたが
この本を読んで大人になられた方も多いかと考えこちらで質問させていただいた次第です。
わかる方がいらしたらよろしくお願いします。

[いつ読んだ]10年ほど前、小学校高学年の頃、近所の市立図書館で。

[あらすじ] シリーズものです。
ラノベですが、全体的にシリアスな感じが漂っていたように思います。
高校生(か中学生)の女の子が憧れていた先輩が事故(のちに超能力者の陰謀と判明?)で亡くなる。
その弟は同級生で、彼は超能力者だった。
超能力をもつ悪の集団のようなものがあり、それに二人で立ち向かう…という話。
少女には超能力はないと思われていたが、ふとしたことから彼女が最強の超能力を持っていることが判明する。
超能力を測る指数は「0~9」まであり、少女の能力は「0」となっていたので「私には全然ないじゃない」というと
少年は「0が一番強いんだ、これほどの強さはめったにない」という。

[覚えているエピソード]
この超能力のレベルを測るとき、悪の組織が表向きは占いの館(?)として作った建物で
椅子に座らされたときにひそかに測られていたものでした。
そしてこの占いの館は非常にあたると有名で、学校でも「みんなで行こうよ」と話題になります。
しかしこの館での記憶は消されてしまうため(超能力を測ったとばれてしまうから)、
自分が訪れたことを忘れて何度でも通ってしまうということになります。
そのことを表現するために、少女は学校で友達と
「占いの館ができたんだって。すっごく当たるんだって」「それってどこにあるの」
「○○の近くだよ。今から行こうよ」という会話を交わし誘われて実際に行くのですが、
行った後でもこれと全く同じ会話が交わされるシーンが出てきました。

[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本、学園もの(中学か高校)
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
おおそらく講談社X文庫ティーンズハートだと思います。
背表紙にキャラが四角い枠でちいさく描かれているタイプ。
しかし挿絵は乙女ちっくなものが多いティーンズハートにしては少しキツめ(?)というかすっきりしたキレイめな絵だったような。
主人公の女の子がショートカットでした。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/42


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


狙われた昨日―ESP戦記・イオ (講談社X文庫―ティーンズハート) 文庫 – 1993/4/1
秋野 ひとみ (著), 美濃 みずほ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061987577
表紙画像有り

夢魔の放課後―ESP戦記・イオ (講談社X文庫―ティーンズハート) 文庫 – 1993/7/1
秋野 ひとみ (著), 美濃 みずほ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061987917
表紙画像有り

真夜中への旅―ESP戦記・イオ (講談社X文庫―ティーンズハート) 文庫 – 1993/11/1
秋野 ひとみ (著), 美濃 みずほ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061992201
表紙画像有り

【中古】 呪われた教室 (講談社X文庫 Teen’s heart ESP戦記・イオ) / 秋野ひとみ / 講談社 – メルカリ 1994.2
https://jp.mercari.com/shops/product/caSTfyrxSUD2MNb8en9AJN

悪夢の迷宮(ラビリンス)―ESP戦記・イオ (講談社X文庫―ティーンズハート) 文庫 – 1994/7/1
秋野 ひとみ (著), 美濃 みずほ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061992899
表紙画像有り

生きていた過去―ESP戦記・イオ (講談社X文庫―ティーンズハート) 文庫 – 1994/12/1
秋野 ひとみ (著), 赤羽 みちえ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061993453
表紙画像有り

盗まれた明日(あした)―ESP戦記・イオ (講談社X文庫 99-56 ティーンズハート) 文庫 – 1995/7/1
秋野 ひとみ (著), 美濃 みずほ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061993992
表紙画像有り

記事更新日:2024年1月27日
記事公開日:2022年8月10日

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通りすがり

「ESP戦記・イオ」シリーズ(講談社X文庫 Teen’s heart)
秋野ひとみ/著 講談社 1993-1995年
(『狙われた昨日』~『盗まれた明日』の全7巻)

主人公の衣織(イオ)が憧れている先輩が突然死し、後で敵の仕業だったと発覚。
先輩の弟・尋彦は衣織の同級生でエスパーです。
コンピューター占いの館が敵の拠点になっていてエスパーとしての
能力を測られたり、記憶を書き換えられたりします。
衣織が「レベル0(=最高値)」のエスパーだと言われるのも
占いの館に行ったことを忘れて何度も通ってしまうのも質問通りです。