ジョン・コラピント『ブレンダと呼ばれた少年』(ブレンダトヨバレタショウネン)

276 名前:カエル[] 投稿日:01/11/15(木) 01:49
数ヶ月前に池袋パルコの本屋で見かけた本を探しています。
平積みか棚に表紙が見えるようになっていました。

内容は、ノンフィクションで
どこかに国で男の子が女の子として(逆かも)育てられる
人体実験の話しだったような・・・。

多重人格ものとかと一緒にあるかと思って探したのだけれど
見つからないのでよろしくお願いします。

278 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/15(木) 19:53
>>276
『ブレンダと呼ばれた少年』
ジョン・コラピント著 無名舎刊と思われ。
双子の男の子の片方が割礼手術の失敗がもとで少女として育てられる話。

280 名前:カエル[] 投稿日:01/11/16(金) 05:59
>278
どうもありがとうございます。
確かにそんな内容だったはず。
早速、本屋さんで注文してきます。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ブレンダと呼ばれた少年―ジョンズ・ホプキンス病院で何が起きたのか 単行本 – 2000/10
ジョン コラピント (著), John Colapinto (原著), 村井 智之 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4895859371
表紙画像あり
商品説明
1967年、カナダ。
生後8か月の男の子が包茎手術の失敗からペニスを焼き焦がされてしまう。人工性器を形成するしか手立てがないと診断された両親は、バルチモアの名だたるジョンズ・ホプキンス病院を訪れ、性科学の権威、ジョン・マネー博士のアドバイスにしたがい、息子に性転換手術を受けさせることに同意する。しかし実情は、「性は生物学的に決まるものではなく、環境によって作られるものである」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして、利用されたにすぎなかった。
本書は社会の偏見や持論に憑かれた性科学者の肉体的、精神的拷問に打ち勝ち、14歳で生まれながらにしてもった性を取り戻した青年の魂の記録である。著者のジョン・コラピントは数々の雑誌に寄稿するジャーナリストであるが、医学畑の家族に囲まれていることもあり、このケースに関する調査は徹底していて、性科学の読み物としても参考になる。だが、特筆すべきは、著者が序文で述べているように、この青年の物語に流れる「奇妙なまでに詩的な響き」だ。青年やその家族への100時間以上におよぶインタビューを通して、著者は鋭い洞察力で2つの性を生きた青年の心の叫びを静かに、しかし、力強く描ききっている。読み終えた後、ルソーの告白から引用された原書のタイトル『As Nature Made Him』(自然がつくったままの姿で)が心に残る。
本書の原作となったローリング・ストーン誌掲載の著者によるコラムは、全米雑誌賞を受賞している。ドリームワークスによる映画化も検討されていて、本書がどのように映像化されるのかとても興味深い。(野澤敦子)
内容(「BOOK」データベースより)
1967年、アメリカで包皮切除手術に失敗した8ヶ月の双子の男の子のひとりが、性科学の権威、ジョン・マネーの勧めによって、性転換手術を受け、ブレンダという名前で女の子として育てられた。性転換をすれば、女性の生殖機能を持つことができ、正常な性生活をおくれるとマネーは説得したが、実は、ブレンダは「性別の自己認識は環境的要因によって決まる」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして利用されたにすぎなかった。マネーは、この症例を医学ジャーナルに発表し、自説の正当性を主張し、キンゼーレポート以来の偉大な発見としてセンセーションを呼ぶ。だが、少女となった男の子のこころと身体は、成長するにつれ重大な危機を迎える…。

ブレンダと呼ばれた少年 単行本 – 2005/5/24
ジョン・コラピント (著), John Colapinto (著), 村井 智之 (著)
http://amazon.jp/dp/4594049583
表紙画像あり
出版社からのコメント
1967年、カナダで性器の包皮切除手術に失敗した8か月の双子の男の子のひとりが、性科学の権威、ジョン・マネーの勧めによって、性転換手術を受け、ブレンダという名前で女の子として育てられた。性転換をすれば、女性の生殖機能を持つことはできないものの、正常な性生活を6hれるとマネーは説得したが、実は、ブレンダは「性別の自己認識は環境的要因によって決まる」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして利用されたにすぎなかった。マネーはこの症例を医学ジャーナルに発表し、自説の正当性を主張し、キンゼー・レポート以来の偉大な発見としてセンセーションを呼ぶ。だが、少女となった男の子の心と体は、成長するにつれ重大な危機を迎える。結局、ブレンダは男性であるとカミングアウトし、ディヴィッドと改名、結婚し養子をもらうが、昨年夏自殺――双子の弟もその前に自殺――という悲劇を迎えた。マネーの壮大な実験は失敗に終わったのである。
内容(「BOOK」データベースより)
生後8か月の男の子がモルモットにされた。不幸な事故で性器を失った男の子が性転換手術を受けさせられた。「性は環境によってつくられる」という理論の裏付けに利用された“少女”が直面した心の葛藤とは。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002962909-00

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