ジョン・グリシャム『路上の弁護士』(ろじょうのべんごし)

160 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/02/16(金) 10:36:59
ジャンルは法廷ものだったと思います。よろしくお願いします。

[いつ読んだ] 10年ほど前
[物語の舞台] 現代。アメリカだと思います。
[あらすじ] 巨大法律事務所に勤める一流弁護士の男性が主人公だったと思います。
主人公が弁護士として、人として本当に大切なものを見つける話だったと思います。
[覚えてる所]
物語の中で、「人の心を動かす弁護・弁論とはどういうものか」を模索するくだりがあります。
その中で、「かなり昔のヨーロッパの裁判である弁護士が素晴らしい弁論をした」
というエピソードが挙げられていました。

以下、素晴らしい弁論のエピソード(稚拙な文章ですいません。)——————–

1人暮らしの男性が飼っていた犬が、近所の男性に殺された。
犬を殺された男性(以下原告)は殺した男性(以下被告)に対して裁判を起こした。
被告とその弁護人だけでなく、周りの人間は皆、この裁判には意味がないと思っていた。
犬が殺された程度で罪を問われるような時代ではなかった。
被告が無罪になるだろうとうというムードの中、原告側弁護士の最後の弁論が行われた。

原告弁護人「~~(延々と犬の素晴らしさを説く。どんな時でも犬は従順など)~~
そして主人が生涯を終え、土の下に眠りについた後も、犬はその墓の前に座り、生前主人の膝にそうしていたように、両手を墓石の前にそっと置くのです。」

弁論が終わると、部屋の中は人々の泣き声で埋め尽くされた。裁判長にいたっては号泣していた。
後日、被告の弁護人はこう語った。
「一刻も早くこの部屋から逃げなければいけないと思った。
逃げなければ、我々被告側は全員死刑を言い渡されると思った。」
————————————————————————–
[本の姿] 文庫本
[その他] 翻訳ものだったと思います。

162 名前:160[sage] 投稿日:2007/02/16(金) 13:02:27
自己解決しますた。
ジョン・グリジャムの「路上の弁護士」でした。
スレ汚しすいませんでした。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/160-162

路上の弁護士 単行本 – 1999/10/1
ジョン グリシャム (著), John Grisham (原著), 白石 朗 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4105250086
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「ミスター」と名乗る男。名無しでホームレス。ぼくの頭に銃を突きつけていた―800人の弁護士を擁する超巨大法律事務所“ドレイク&スウィーニー”。そこで100万ドルの年収を夢見る「ぼく」、若き弁護士マイクル・ブロックが巻き込まれたホームレスの籠城事件。男はなにものか?なにが目的だったのか?声なき者たちの声を追い、巨大事務所を飛び出した「路上の弁護士」が聞く破滅へのカウントダウン。
内容(「MARC」データベースより)
800人の弁護士を擁する巨大法律事務所を飛び出し、声なき者たちの声を追ってストリートへと飛び出した元エリート弁護士が握る、一人の男の真実。破滅するのは事務所か、それとも彼か?

路上の弁護士〈上〉 (新潮文庫) 文庫 – 2001/8
ジョン グリシャム (著), John Grisham (原著), 白石 朗 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4102409173
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
巨大法律事務所ドレイク&スウィーニーで、100万ドルの年収とパートナーの地位を目指す若きエリート弁護士マイクル・ブロックは、事務所に侵入したホームレスの男に銃を突きつけられ死を覚悟する。警官に撃たれ、不可解な言葉を残して絶命した男。彼はいったい何者で、何が目的だったのか。謎を追うマイクルは、ホームレスを支援する路上の法律相談所の所長モーディカイに出会う…。

路上の弁護士〈下〉 (新潮文庫) 文庫 – 2007/3
ジョン グリシャム (著), John Grisham (原著), 白石 朗 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4102409181
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
モーディカイに共鳴し路上の法律相談所に身を投じたマイクル。貧しい人々の擁護と救済に身を捧げる彼は、以前の職場ドレイク&スウィーニー法律事務所がホームレスに加えた非道な行為を知る。虐げられた者たちへの償いのため、巨大組織に捨て身で挑むマイクルの前にたちはだかるかつての同僚たち。知略のかぎりを尽くした闘いの果て、破滅への地雷を踏んだのはどちらか―。

iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002832974-00
タイトル 路上の弁護士
著者 ジョン・グリシャム [著]
著者 白石朗 訳
著者標目 Grisham, John, 1955-
著者標目 白石, 朗, 1959-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 1999
大きさ、容量等 349p ; 20cm
注記 原タイトル: The street Lawyer
ISBN 4105250086
価格 2200円
JP番号 20004986
別タイトル The street Lawyer
出版年月日等 1999.10
NDLC KS157
NDC(9版) 933.7 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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