フョードル・ソログープ「光と影」

351 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/27(木) 00:39
もしご存知の方いらしたら教えてください。
「母と子が影絵をしながら狂っていく」という内容の小説。
たしか、中井英夫さんの何かの短編(そのタイトルも忘れてしまった…)で、
ちらっと触れられていて、気になっています。

359 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/02(水) 22:54
>>351
ロシアの小説かな・・・。
私も題は思い出せませんが、北村薫「謎のギャラリー」で
それと似た筋の小説について述べられていたので、
読んでみては如何でしょう。

364 名前:351[] 投稿日:02/01/04(金) 20:09
>>359
ありがとうございます。読んでみますね。
たしかにロシアの小説だったような気がしますが…

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

参考:
かくれんぼ・毒の園/フョードル・ソログープ – FAIRY TALE
http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20130602
中井英夫の「影の狩人」でこの作品について触れているという情報有り。

かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫) 文庫 – 2013/3/15
ソログープ (著), 中山 省三郎 (翻訳), 昇 曙夢 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003264126
表紙画像あり
ロシア前期象徴主義を代表する詩人・作家ソログープ(1863―1927)。影絵やかくれんぼに夢中になる少年少女たち……。汚濁に染まらない子供たちは美しいまま醜い現実によって死んでいく。夢と現実の交錯、美と醜、生と死の対立の中に、妖しくもにぶい光が立ちのぼる。表題作の他に、「白い母」「光と影」「死の勝利」等を収録。

こわい部屋―謎のギャラリー (ちくま文庫) 文庫 – 2012/8
北村 薫 (編集)
http://amazon.jp/dp/448042962X
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
『謎の部屋』に続く、「謎のギャラリー」第2弾。平穏な日常が一転して、そこには?思わず叫びだしたくなる恐怖から、じわじわと骨の髄をもこたえるような恐ろしさまで。チャイナ・ファンタジー(南伸坊)、四つの文字(林房雄)、懐かしき我が家(ジーン・リース)、避暑地の出来事(アン・ウォルシュ)、ナツメグの味(ジョン・コリア)、夏と花火と私の死体(乙一)他。付録、北村薫・宮部みゆき対談。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023838794-00
部分タイトル チャイナ・ファンタジー / 南伸坊 著
部分タイトル 巨きな蛤 / 南伸坊 著
部分タイトル 家の怪 / 南伸坊 著
部分タイトル 寒い日 / 南伸坊 著
部分タイトル 七階 / ディーノ・ブッツァーティ 著脇功 訳
部分タイトル 待っていたのは / ディーノ・ブッツァーティ 著脇功 訳
部分タイトル お月さまと馬賊 / 小熊秀雄 著
部分タイトル マナイタの化けた話 / 小熊秀雄 著
部分タイトル 四つの文字 / 林房雄 著
部分タイトル 煙の環 / クレイグ・ライス 著増田武 訳
部分タイトル お父ちゃん似 / ブライアン・オサリバン 著高橋泰邦 訳
部分タイトル 懐かしき我が家 / ジーン・リース 著森田義信 訳
部分タイトル やさしいお願い / 樹下太郎 著
部分タイトル どなたをお望み? / ヘンリィ・スレッサー 著野村光由 訳
部分タイトル 避暑地の出来事 / アン・ウォルシュ 著多賀谷弘孝 訳
部分タイトル ねずみ狩り / ヘンリィ・カットナー 著高梨正伸 訳
部分タイトル 死者のポケットの中には / ジャック・フィニイ 著福島正実 訳
部分タイトル 二十六階の恐怖 / ドナルド・ホーニグ 著稲葉迪子 訳
部分タイトル ナツメグの味 / ジョン・コリア 著矢野浩三郎 訳
部分タイトル 光と影 / フョードル・ソログープ 著中山省三郎 訳
部分タイトル 斧 / ガストン・ルルー 著滝一郎 訳
部分タイトル 夏と花火と私の死体 / 乙一 著
部分タイトル 価値の問題 / C・L・スイーニイ 著田中小実昌 訳
部分タイトル 『こわい部屋』の愉しみ / 宮部みゆき, 北村薫 述

謎のギャラリー―こわい部屋 (新潮文庫) 文庫 – 2002/2
北村 薫 (編集)
http://amazon.jp/dp/4101373256
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
平穏な日常のそこここに、ひっそりと開いた深い穴。不可解。理不尽。抵抗不能。無惨。そう、逃れる術は、奇跡か死のみ―“こわい”!よくも集まったり、文句なしの“こわさ”を放つ名品が、効果絶大な配置で登場します。我とも思えぬ声で叫びたくなる恐怖から、じんわりと胸底にこたえる恐怖まで、心臓に自信のある方限定の一冊。宮部みゆき氏と編者の対談「『こわい部屋』の愉しみ」付。

幻想小説神髄―世界幻想文学大全 (ちくま文庫) 文庫 – 2012/12
東 雅夫 (編集)
http://amazon.jp/dp/448043013X
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
古今の怪奇幻想文学の中から厳選に厳選を重ねて編まれた3巻本アンソロジーの本書は「幻想」篇。現世と異界の往還、神秘の探究、夢の不思議―ノヴァーリス、ホフマンからマッケン、ボルヘスまで眼前の現実を超えた世界を熾烈に追い求めてやまない幻視者たちの文学を集大成。齋藤磯雄、中山省三郎、堀口大學ほか一時代を筑いた翻訳家たちの名訳で読む、文豪たちの名作幻想小説アンソロジー。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024106524-00
部分タイトル 天堂より神の不在を告げる死せるキリストの言葉 / ジャン・パウル 著池田信雄 訳
部分タイトル ザイスの学徒 / ノヴァーリス 著山室静 訳
部分タイトル 金髪のエックベルト / ルートヴィヒ・ティーク 著今泉文子 訳
部分タイトル 黄金宝壺 / E・T・A・ホフマン 著石川道雄 訳
部分タイトル ヴェラ / ヴィリエ・ド・リラダン 著齋藤磯雄 訳
部分タイトル アウル・クリーク橋の一事件 / アンブローズ・ビアス 著中村能三 訳
部分タイトル 精 / フィオナ・マクラウド 著松村みね子 訳
部分タイトル 白魔 / アーサー・マッケン 著南條竹則 訳
部分タイトル 光と影 / フョードル・ソログープ 著中山省三郎 訳
部分タイトル 大地炎上 / マルセル・シュウォッブ 著多田智満子 訳
部分タイトル なぞ / W・デ・ラ・メア 著紀田順一郎 訳
部分タイトル 衣装戸棚 / トーマス・マン 著実吉捷郎 訳
部分タイトル バブルクンドの崩壊 / ロード・ダンセイニ 著佐藤正明 訳
部分タイトル 月の王 / ギヨーム・アポリネール 著窪田般彌 訳
部分タイトル 剣を鍛える話 / 魯迅 著竹内好 訳
部分タイトル 父の気がかり / フランツ・カフカ 著池内紀 訳
部分タイトル 沖の小娘 / J・シュペルヴィエル 著堀口大學 訳
部分タイトル 洞窟 / エヴゲーニー・ザミャーチン 著川端香男里 訳
部分タイトル クレプシドラ・サナトリウム / ブルーノ・シュルツ 著工藤幸雄 訳
部分タイトル アレフ / ホルヘ・ルイス・ボルヘス 著牛島信明 訳

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