東野司(とうのつかさ)「ミルキーピア物語」シリーズ

20 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/11/30(日) 22:53:07
89年頃読んだ文庫で、早川文庫だったような気がします。
著者は日本人のはずです。シリーズになってて、何作か出ていたはず。
表紙や挿絵は覚えていません。『南海の何とか』というサブタイトルの一冊があったと思うんですが、Amazonでは検索にかかりません。

舞台は主に近未来の日本で、主人公は20代のリーマン? だったと思います。
サイバー世界に潜りこんで仕事をする、何でも屋の話みたいな感じです。
(映画の『TRON』みたいな感じでサイバー世界に侵入する)。

割とラノベ的だったと思います。主人公の後輩が車椅子の女の子(中国人?)で、サイバー世界では拳法使いだったような。その子は確か何作目かで、東南アジア系の青年と結婚していたと思います。
主人公はバルセロナ出張とかしていた気がします(オリンピックの影響?)。

読んだのが中学生時代で、当時は結構楽しめたのですが、今読むとどうなのか、作者がまだご活躍中なのか知りたくなりました。

ご存じの方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

54 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/12/12(金) 18:13:16
>>20
東野司「ミルキーピア・シリーズ」(ハヤカワ文庫JA)でしょう。

61 名前:20[sage] 投稿日:2008/12/15(月) 23:55:29
>>54
ありがとうございます!
作者の方がかなり偉くなってるのにもビックリです。
神保町あたりで探してみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/20-61

ミルキーピア物語(1) 京美ちゃんの家出 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEWQ
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「京美が逃げだしたァ!」システムハウス・ミルキーピアの朝は、こうして始まった。うちの大切な商品でありコンピュータ・ネットワーク上で稼働するパーソナルアイドルの人気ナンバー1ソフト『京美』が家出してしまったのだ!たった一人の男性社員こと俺、片山秀人はヨネコ社長と麻矢さんに無理やり頼まれて、俺の裏ワザ、ネットワーク潜りをやるはめになってしまったのだけど…。ソフトウェア業界と電脳空間を舞台にして、ミルキーピアの面々が、きょうも繰り広げる笑いとスリルと冒険と涙の数々―書下ろし300枚を含むドタバタ電脳SF。

ミルキーピア物語(2) つかのまの間奏曲(インターミッション) Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMF34
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ソフトハウス・ミルキーピアの大黒白、片山秀人があまりの忙しさに転職を決意した。納期につぐ納期、さらにその上にヨネコ社長のお願いにまけてのネット潜りと、精も根もつきはてたのだ。そこで転職した先は、海のみえる、みかん農家相手のシステムハウス・シーサイドキララ。社長と2人きりの小さな会社でのんびりすごしていたが…ある日、みかん農家の美少女高校生、すみかちゃんの救いを求める声!弟のヒロキ坊がネットに入りきりになってしまった、という。秀人は2度とやりたくないはずのネット潜りをやるはめになってしまった―。

ミルキーピア物語(3) ジュリエット作戦 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEVC
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
システムハウス・ミルキーピアのシステム・エンジニア片山秀人は、実はネツトの中に意識を滑り込ませる裏ワザの持ち主。その能力を売り物にミルキーピアはネット探偵局に様変わり、ネット潜りが秀人の専門になってしまった。さっそく舞い込んだ初仕事はゲームシステム『ザナドウ・パラダイス』の看板擬似人格ソフト、ローラ姫を脳ませるイリーガル・プレイヤーをつきとめてほしいというもの。大はりきりの鳴琳と共にゲーム・ネットに潜入、ローラ姫に接触して問題の核心に迫った時、「ジュリエット!」と姫を呼ぶ声が…。

ミルキーピア物語(4) 8ビットの魔術師 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEZI
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
システムハウス“ミルキーピア”からネット探偵局“ミルキーピア”に変身し、迎えためでたい初春。ヨネコ社長宅でおとそ気分でもりあがっている中、ミルキーピア一同の眼前にヨネコ社長のボーイフレンド・快傑ゾロ氏と依頼人が現われた。依頼の件は過去へのタイム・トラベル!?新開発ハードウェアの演算処理結果が途中で戻って来ないので調べたところ、時間軸を逆行していったことをつきとめた。そこで、過去へ飛んでいったデータをトレースして持ち帰ると同時に時空間データを収集して欲しい、というのだが…。好評電脳SFシリーズ第4弾。

ミルキーピア物語(5) 京美対京美 南欧の大決闘 〈上〉 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEXU
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
最近アミューズネットに頻出してはネットを荒らしまわる不法侵入者。その犯人を捕まえようと秘技を駆使してネットに潜り、待ち伏せした秀人と鳴琳の前に現われたのは、4年前に家出して恋人と一緒に外国へ行ったはずの擬似人格ソフト京美Ver.1だった。精魂込めて開発した京美がなぜこんなことを。システムハウス“ミルキーピア”の名誉にかけて、秀人たちは捜査に乗り出すが…。大好評電脳SFシリーズ第5弾。

ミルキーピア物語(6) 京美対京美 南欧の大決闘 〈下〉 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMF02
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
突然帰ってきてアミューズネットを荒らし始めた京美Ver.1。アーノルドの必死の捜査で京美を操っている拠点がスペインはバルセロナであることをつきとめた秀人たちミルキーピアの面々は、ヨーロッパのネットに潜るべく、バルセロナへ向けて初の海外出張を敢行。色彩あふれる南欧の港町で捜査を進めるうち、事件は思わぬ展開に…。周到なワナ、裏で糸を引く悪党は誰なのか?大好評電脳SFシリーズ第5弾、完結篇。

ミルキーピア物語(7) 消えた十二支の謎 Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMET4
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
占いネット『電脳十二支占い倶楽部』のツールの十二支が、誰もアクセスしていない密室状態で消失してしまった。ネットパトロールの依頼で秀人と鳴琳が秘技を駆使してネットに潜入、捜査を進めるうちに思いもよらない事実がイモヅル式に明らかになっていく。春たけなわの季節、宴会大好きのシステムハウス・ネット探偵局“ミルキーピア”の面々がお花見そっちのけで事件解明に大奔走。大好評電脳SFシリーズ第6弾。

ミルキーピア物語(8) 成層圏スタジアム Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMF0M
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
スポーツネットのベースボールエリア、コスモスリーグに、麻薬ウイルス使用による八百長の噂があるという。捜査の依頼をうけたネット探偵局“ミルキーピア”の秀人や鳴琳たちは、人気実力ともにナンバーワンの湘南トルネードーズに選手としてもぐりこむ。しかし、リーグ3連覇めざして一生懸命にベースボールにとりくむプレイヤープログラムたちの姿を見た秀人たちには、麻薬ウイルスの噂などとても信じられないのだが。

ミルキーピア物語(9) 京美・誕生 小さなイヤリング Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEXK
表紙画像有り
内容紹介
ミルキーピアが誇るナンバー1アイドルソフト『京美』の誕生にまつわる外伝ストーリー
 片山秀人は頭を抱えていた。ネットワーク上で稼働するパーソナルアイドル『京美』の開発が、土壇場でトラブルに見舞われていたのだ。いちばんの問題はトラブルの原因が皆目わからないこと。直前になって、デビューしたくない、と京美自身が言いはじめたのだ。秀人は脳波電流イメージ検出キャップをかぶって、ダイレクトに意識をネットワーク内に送りこむという不思議な能力を持っていた。しかしこれは何年も使ったことがなく、社内でも秘密にしていたのだが、決意した秀人はその能力を使うことにした。
 ドタバタ電脳SF小説「ミルキーピア物語」シリーズ第1弾である『京美ちゃんの家出』では、すでに京美ちゃんはネットの人気者となっていた。本書はその第9弾であり、京美ちゃんのデビュー秘話ともいえる短篇作品。SFマガジン1991年8月号に掲載されたまま単行本未収録だった幻の作品が、電子オリジナルとして登場! また、特別付録として、新たに執筆された「ミルキーピア物語顛末記――電子書籍版によせて」を収録。ミルキーピア物語がシリーズ化するまで、キャラクター誕生秘話、さらには変則的な出版形態について等々、顛末記を著者が語る。

ミルキーピア物語(10) 霧のエトランゼ Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMEYE
表紙画像有り
内容紹介
意識不明に陥った麻矢さんを救うべく、彼女の意識に潜った秀人は、悲しい過去を体験する
 そこは信じたくないが事実、麻矢さんの病室だった。突発性脳幹機能不全症候群の患者に自らの脳幹反応パターンを転送する手術に臨んだ麻矢さんだが、手術が無事終了し、患者は機能回復したというのに、なぜか意識がもどらなくなったのだった。患者の名は、杉元裕太。麻矢さんのひとり息子だった。半狂乱になったヨネコ社長を押し留めたのは、メガファイトのゾロ社長。ゾロ氏は脳神経モデル人格ソフトを使って、麻矢さんの意識の中をシミュレートしてみせた。彼女の意識は、マシンノイズの混入にとってひどく乱れた構造になっている。秀人は麻矢さんの意識に潜ることにした。意識を集中して行き着いたその世界では、秀人は麻矢さんの恋人になっていた……。
 ドタバタ電脳SF小説「ミルキーピア物語」シリーズのうち、SFマガジン1994年2月号から5月号にわたって連載され、そのまま単行本にまとめられなかった幻の作品が、電子オリジナルとして登場! 本書はその第10弾。以下のエピソードを収録している。

ミルキーピア物語(11) 史上最大のメリークリスマス Kindle版
東野 司 (著), 横山 えいじ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01HGCMFD4
表紙画像有り
内容紹介
謎のウイルスに襲われた電脳世界、そしてミルキーピア存続の危機! オールスターキャスト総出演の最終話
 アミューズネットを吹き荒れる謎のウイルス赤死病の猛威。その原因は特定できず、ネットパトのチェックも効かない。またまたミルキーピア探偵局は、赤死病対策に乗り出すも、苦戦の連続。加えてこれまで蓄積したネット潜りの疲労に体調を崩して苦しむ片山秀人。復讐と因縁。さまざまに絡み合うものがほどけたときに現われたものは……。
 ドタバタ電脳SF小説「ミルキーピア物語」シリーズのうち、SFマガジン1995年1月臨時増刊号に掲載され、そのまま単行本にまとめられなかった幻の作品が、電子オリジナルとして登場! 本書はその第11弾にして完結編。1000枚を超える以下のエピソード(前・後編)のほか、作者口上、幕間まんがも併せて収録している。

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