ジョルジュ・ローデンバック[ジョルジュ・ロデンバック][ロオデンバッハ]『死都ブリュージュ』(しとブリュージュ)

227 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/01(水) 16:04:43
[いつ読んだ]2、3年前。改装前の大学の図書館で借りた
[あらすじ]
ある男性が、亡くなった妻の面影を追い求めて街をふらつく。
若かりし頃の妻に似た女性を見つけて、ストーキングしたりアタックしたりプレゼントなどをする。
大して似てないことに気付きガッカリする‥‥という内容だったはず
[覚えているエピソード]
妻と住んでいた家にお手伝いさんがいたことは覚えてる。
あと妻に似た女性に、生前妻が着ていた服を着せたりしていた。
[物語の舞台となってる国・時代]
舞台となる都市の名前は作中に何度も出ていた。もしくはタイトルにもなっていた。そのくらい重要
ヨーロッパのどこかに実在する都市で、よどんだ空気、灰色の街、という表現がなされていた。
時代は不明。恐らく古い本なので現代ではない
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫。ページ数はさほど多くない
[その他覚えていること何でも]外国文学。有名な作品ではないと思う

マイナーかもしれませんが、よろしくお願いします

229 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/01(水) 20:02:46
>>227
ローデンバックの「死都ブリュージュ」だと思う
この小説にインスパイアされてクノップフが描いた絵
「見捨てられた町」の方が、小説より有名かも

http://www.salvastyle.com/menu_symbolism/khnopff_abandonnee.html

230 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/01(水) 22:17:48
>>229
まさにそれです!ありがとうございます
この小説を基にした絵があるというのは聞いてましたが、初めて見ました。綺麗ですね
あーすっきり。本当にありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/227-230

ローデンバック集成 (ちくま文庫) 文庫 – 2005/9/7
ジョルジュ・ローデンバック (著), 高橋 洋一 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4480421351
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
世紀末に花開いたベルギーの象徴派を代表する作家・詩人ローデンバック。水晶を想わせる繊細典雅な作品の精華を一冊に収めた集成。霧にけぶる憂愁の都ブリュージュを舞台に、逝った妻の面影を宿した女との悲劇的交感を描く代表作『死の都ブリュージュ』、死後刊行された短篇集『霧の紡ぎ車』を中心に、エセー、本邦初訳の日記を収録する。

死都ブリュージュ (岩波文庫) 文庫 – 1988/3/16
G. ローデンバック (著), 窪田 般弥 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003257812
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
沈黙と憂愁にとざされ、教会の鐘の音が悲しみの霧となって降りそそぐ灰色の都ブリュージュ。愛する妻をうしなって悲嘆に沈むユーグ・ヴィアーヌがそこで出会ったのは、亡き妻に瓜二つの女ジャーヌだった。世紀末のほの暗い夢のうちに生きたベルギーの詩人・小説家ローデンバック(1855‐98)が、限りない哀惜をこめて描く黄昏の世界。

死都ブリュージュ/霧の紡車 (フランス世紀末文学叢書) 単行本 – 1984/7
ジョルジュ・ローデンバハ (著), 田辺保 (著)
http://amazon.jp/dp/4336027145
表紙画像有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003655941-00
タイトル 死都ブリュージュ
著者 G.ローデンバッハ 著
著者 窪田般弥 訳
著者 ローデンバッハ,ジョルジュ
出版地 東京
出版社 芸術出版冥草舎
出版年月日等 1976
大きさ、容量等 181p ; 21cm
注記 著者原綴:Georges Rodenbach
出版年(W3CDTF) 1976
当該情報資源を採取・保存した日 2011-07-18
NDC +953
対象利用者 一般
資料の種別 図書

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