和田誠「うちのニャロメ」(『にっぽんほら話』)?

696 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/07/16(火) 12:02
2~30年位前に読んだ短編集だったと思います。

両親と男の子+猫一匹の家庭。
あるとき男の子に猫が人間の言葉で喋りかける。
びっくりして男の子は両親に話すが信じてくれない。
猫も両親の前ではしゃべらない。
その後も猫は男の子の前だけで喋るため、証明できないばかりか
そんなおかしなウソばかり吐くのなら、もう猫を捨ててしまう、というハメに。
そして両親は猫を捨てに行ったものの、しばらくすると青い顔をして帰ってきた。
猫もちゃんと連れて帰ってきている。
どうしたのかと理由を尋ねると、捨てるつもりだった場所に着き
両親が猫を捨てようとした、その瞬間
「ニャロメ、俺を捨てるのか」と猫が口をきいた……

短編集のはずですが、上記の一編しか覚えていません。
作者やタイトル等ご存知の方、ぜひ教えてくださいませ。

702 名前:無名草子さん  [] 投稿日:02/07/25(木) 14:54
>>696
和田誠『にっぽんほら話』の一篇だったと思う。

718 名前:696[] 投稿日:02/08/09(金) 21:32
>>702
ありがとうございます。
今日、図書館で借りてきて確認したところ、間違いないです。
25年ぶりくらいだ……懐かしい……
本当にありがとうございました。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

にっぽんほら話 (講談社文庫) 文庫 – 1988/9/1
和田 誠 (著)
http://amazon.jp/dp/4061837117
表紙画像有り

にっぽんほら話 (講談社): 1980|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I006642134-00
目次有り

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