エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジユラツク』

396 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 19:08:53.81
読んだではなく人からあらすじを聞いただけなのでスレチかもしれませんが・・・
いつか読んでみたいと思いつつ題名がわからず今に至ってます。

[あらすじ]
鼻がでかくてブサイクだが口のうまい貴族とイケメンだが口下手な貴族がいて、二人は親友同士。
ある時、二人は同じ女性に恋をした、だがブサイク貴族はどうせ俺じゃ無理だろうと親友のイケメンに譲ろうと考える。
一方イケメンは口下手なのでうまい告白の台詞がでてこないと悩んでおり、それならばとブサイクが一計をもちかける。
女性を暗がりに呼び出し、イケメンが突っ立っている後ろでブサイクが台詞を喋る口パク作戦である。
イケメンは喜び是非にと頼む、そして作戦決行時、ブサイクはイケメンの後ろの茂みに隠れ、女性がいかに魅力的で自分がどれだけ女性を愛しているか熱く語る、ブサイクにとってはこれほど簡単なことはない、日頃から胸に秘めていた想いをそのままぶちまければいいだけの話なのだから。
女性は情熱的な告白に胸を打たれ、作戦は大成功。めでたくイケメンと付き合う事になった。
だがブサイクはこの告白で自分がいかにその女性の事を好きだったか改めて思い知り、失意に沈む。
イケメンと女性は結婚し幸せになり、ブサイクは失意のまま戦争に行き死ぬ。

[物語の舞台となってる国・時代]
16~18世紀のイギリス、フランス、イタリア辺り

[その他覚えていること何でも]
・多分、中世ヨーロッパの悲恋モノだと思います。
・短編、もしくは戯曲かなんかかもしれません。
・あらすじは人から聞いたものでさらにうる覚えなので細部が異なっているかもしれません。

あいまいですいませんが、長年の謎になっているので知っている方がいたら教えてください。
よろしくお願いします。

397 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 19:20:35.77
>>396
シラノ・ド・ベルジュラックではないですか?
岩波文庫や光文社古典新訳文庫からも出てますが、映画にもなっていたと思います。

398 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 19:30:31.88
>>397
ありがとうございます、謎が解けました!
つかすごい有名作なんですね、お恥ずかしい。
しかも死んだのはブサイクじゃなくてイケメンでした・・・

399 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 21:10:17.71
>>396
>イケメンと女性は結婚し幸せになり、ブサイクは失意のまま戦争に行き死ぬ。

ちょっと笑ってしまった。白野、可哀想すぎるw
これ本当にいい話だよね
ラストのセリフがすごく心に残ってる

400 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 23:00:07.86
>>397
手塚治虫の「ブラックジャック」でもアレンジしたエピソードがあったね。
『気が弱いシラノ』だっけか。

401 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 23:18:09.62
手塚先生、デカ鼻好きだから、ぴったりだw

403 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 00:20:12.44
>>400
『七色いんこ』でもモチーフにとってたから好きなんだろうね。

スレ違いになってしまうけど、シラノは映画もとても良いと思う。
ただ、自分は手塚治虫のおかげでシラノ=猿田博士というビジュアルイメージがこびりついてしまっていて、映画のシラノは普通のイケメンに見えてしまうw
『七色いんこ』も名作でおすすめだけど、両方未見の人は映画から見たほうが良いと思ったw

410 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/13(水) 11:33:50.09
>>396
16~18世紀は既に「中世」とは言えないですよ
と一言だけ言わせて下さい。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/396-410

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784334751715

光文社古典新訳文庫
シラノ・ド・ベルジュラック
Rostand, Edmond(著)渡辺 守章(訳)ロスタン エドモン(著)
発行:光文社
縦160mm
532ページ
ISBN
978-4-334-75171-5
初版年月日
2008年11月
紹介
ガスコンの青年隊シラノは詩人で軍人、豪快にして心優しい剣士だが、二枚目とは言えない大鼻の持ち主。秘かに想いを寄せる従妹ロクサーヌに恋した美男の同僚クリスチャンのために尽くすのだが…。1世紀を経た今も世界的に上演される、最も人気の高いフランスの傑作戯曲。

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫) 文庫 – 1951/7/5
エドモン・ロスタン (著), 辰野 隆 (翻訳), 鈴木 信太郎 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/400325631X
表紙画像有り
内容紹介
シラノは学者で詩人で軍人で、おまけに天下無双の剣客だが美男とは言いかねる大鼻の持主。この豪傑が「考えまいと思うそばから、あの命取りの美しさ」と秘かに想いをかける従妹に、あろうことか同僚の色男から仲をとりもって欲しいと頼まれる……。17世紀の実在の人物シラノはロスタンの劇化でフランス一の人気者となった。

シラノ・ド・ベルジュラック (1971年) (潮文庫) 文庫 – 古書, 1971
エドモン・ロスタン (著), 鈴木 豊 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B000J94ZJE
表紙画像有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000577613-00
タイトル シラノ・ド・ベルジユラツク
著者 ロスタン 著
著者 楠山正雄 訳
著者標目 Rostand, Edmond, 1868-1918
著者標目 楠山, 正雄, 1884-1950
シリーズ名 泰西戯曲選集 ; 第5
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 大正11
大きさ、容量等 [ ] ; 16cm
JP番号 43030204
出版年(W3CDTF) 1922
NDC 952
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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