川端裕人(かわばたひろと)『リスクテイカー』

606 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/05/28(月) 12:14:49.69
[いつ読んだか]7年前
[覚えているエピソード]MITの学生3人が株取引で大儲けする
[物語の舞台となってる国・時代]現代アメリカ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫本
[その他覚えていること何でも]ソロスがポンド危機で大儲けしたように元で大儲けしようとした

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/606


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


リスクテイカー (BOOK☆WALKER セレクト) Kindle版
川端 裕人 (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B087CF8P55

リスクテイカー (文春文庫) 文庫 – 2003/10/10
川端 裕人 (著)
http://amazon.jp/dp/4167662027
表紙画像有り

リスクテイカー 単行本 – 1999/10/1
川端 裕人 (著)
http://amazon.jp/dp/4163187502
表紙画像有り

川端裕人 著. リスクテイカー, 文藝春秋, 1999.10. 4-16-318750-2.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002832975

記事更新日:2024年2月6日
記事公開日:2024年1月30日

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通りすがり

MITの学生ではないし元も出てこないのですが、多分この本だと思われます。

川端裕人/著『リスクテイカー』文藝春秋 1999年刊
→文春文庫 2003年刊

コロンビア大学のビジネス・スクールに在籍しているケンジ(日本人留学生)と
ジェイミー、大学院で物理を研究するヤンの3人が組んで投機に乗り出す話です。

MIT教授でコロンビア大にも非常勤で来ていたスミス氏の講義に触発された3人は
手持ち資金や友人から預かった資金を元手に投資をし、利益を得ます。
ケンジとジェイミーの卒業と同時にヤンも休学してファンドを立ち上げ
大口の出資者や数人の協力者も得て順調な滑り出し、かと思いきや…(@_@;)

英国ポンド-ドイツマルクの相場で荒稼ぎしポンド危機の一因になったと言われる
ソロスの話は序盤からしょっちゅう出ていて、3人が「ソロスのように稼いでやる!」
みたいなことを言う場面も何度か。
株もやっていますが、為替相場の話が中心です。

なお、人民元が固定相場制から変動相場制に移行したのは2005年7月ですので
質問者さんが読まれた2005年の「文庫本・現代小説」で元で儲ける話が
書かれた本は多分ないんじゃないかと…(。・”・)
この作品には他のアジア通貨の話がいくつか出てくるのと、ヤンが中国系なので
元も出てきたと思い込んでおられたのかな、などと想像しております。