クリーヴランド・モフェット「謎のカード」(紀田順一郎編『謎の物語 』)?

847 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/02(水) 19:51
10年くらい前に図書館で読んだ本。
一冊に5話くらい入ってて、そのどの話も落ちがないまま終わる。
話の結末がわからないまま終わっちゃう。
その内の一話
ある男がある女から一枚のカードを預かってほしいと頼まれる。
そのカードをレストランで見てたら店を追い出されたり、
友達に見せたら絶交されたり、警察に追いかけられたりする。
そのカードがなんなのか自分には分からない。
そんな事が続いてノイローゼになって入院して、
医者からそのカードがなんなのか聞かされてショック死しちゃう。
そのカードがなんなのか読者には分からないままそれで終わり。
こんなんが何話も入っているのですが・・・わかります?

848 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/02(水) 20:53
>847
それオカルト板の「後味の悪い話」で紹介されてた。
外国の話しだったと思う。

849 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/02(水) 21:00
モフェット「謎のカード」

に似てるけど、ノイローゼで入院の上主人公が死んじゃうはなしじゃないからなあ

850 名前:ですな[] 投稿日:02/10/02(水) 21:06
死ぬのはカードを渡した美女のほうですな
クリーヴランド・モフェット「謎のカード」

851 名前:ですな[] 投稿日:02/10/02(水) 21:07
ちくまプリマーブックス「謎の物語」所収でした

852 名前:848[] 投稿日:02/10/02(水) 21:18
 ある男がホテルに泊まった。その男はテーブルの上に一枚の
カードを見つけた。しかし男は老眼で細かい文字がよめない。
老眼鏡を忘れた彼は食事のとき ウエイターに読んでくれるよう頼んだ。 するとウエイターは青ざめ 支配人を呼び支配人は彼にいますぐココを出るようにいって彼をホテルの外にたたき出した。怒った彼はコンビ二へ行き店員に聞いてみた。
このカードの文字を読んでくれ。 しかし店員は青ざめ 彼を店からたたき出した。 彼は眼鏡屋に入り 老眼鏡コーナーに向かった。
しかし店主は彼の手に握られたカードを見ると店からたたき出した。
もう唖然とした彼は交番に向かった。 警官にそのカードのことを説明するとにこやかだった警官が青ざめ 彼を交番からたたき出した。
彼はあまりのことに憤慨し道行く人すべてにカードを見せていく、しかし誰一人として目を合わせようともしない。
一人の女性につかみかかり読むように頼んだ。しかし彼女が叫ぶと周りにいた民衆が彼のことを袋叩きにした。 彼は家に帰ることにした。
家に帰れば老眼鏡もある。 彼は電車に乗ろうとしたが駅員に外に出され駅にもはいれない。 彼は無人のカプセルホテルに泊まりカードの文字をどうにかして読もうとした。しかし彼には無理だった。
朝。彼のいるカプセルから絶叫が聞こえた。
そのカードは彼をあざ笑うかのようにカプセルのすきまから外に出て行った。彼は最後にそのカードの文字を読んでしまっていた。絶叫だけが残った。

853 名前:848[] 投稿日:02/10/02(水) 21:19
元は海外(フランスだったかな?)の短編小説(老眼鏡云々は違うけど)。
発表後、多くの読者が作者に問い合わせたのだけど、実は作者自身カードの文面は考えていなかったため、
「禁忌の悪魔の名が記されていて、カードを持っていた男は悪魔と契約した者と思われて……」
と実に歯切れの悪いコメントを出した。作者にとっても後味の悪い話になってしまったらしい。

オカ板からコピペ。
ちょっと違うね。ごめん。

854 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:02/10/02(水) 22:27
ちくまの「謎の物語」なら一番最初に『女か虎か』が入ってますよん。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/847-854

謎の物語 (ちくま文庫) 文庫 – 2012/2/1
紀田 順一郎 (編集)
http://amazon.jp/dp/4480429050
表紙画像有り

謎の物語 (ちくまプリマーブックス) 単行本 – 1991/3/1
紀田 順一郎 (編集)
http://amazon.jp/dp/4480041516
表紙画像有り

謎の物語 (筑摩書房): 1991|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I000669777-00
目次有り

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