ヘルマン・ヘッセ『クヌルプ』[『漂泊の人』『漂泊の魂』『望郷』]

660 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/06/18(月) 14:01:45.86
[いつ読んだ]10年以上前に、古本として読みました
[あらすじ]
主人公が旅をしながら古い友人に会ったり、思い出の場所を巡る、といった内容の海外小説だったと思います。
[覚えているエピソード]
○○(主人公)は約束が嫌いだった。次の日に予定があるということはその分だけ不自由であるからだ?という感じのくだり
夜に宿の向かいの建物の窓際に居る女性を口笛(or楽器?)で軽くナンパ
その旅の終わりまでは描かれていませんでした。
主人公が風のように自由で物事に執着しないので、描写は無いけど死期が近いのでは・・・なんて思いながら読んでました。
[物語の舞台となってる国・時代]おそらくヨーロッパ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫(薄め)
[その他覚えていること何でも]
小説としては望郷とか故郷とか郷愁といった感じの漢字二文字のタイトルで、本としてはその作家の作品がもう一話収録されていて、望郷/○○というタイトルでした。
思い当たる題で探してはみたのですが、これというものは見つかりませんでした。
宜しくお願いします。

691 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/06/30(土) 21:20:17.25
>>660ですが自己解決致しました。
ヘルマン・ヘッセの「クヌルプ(旧題:望郷)」の序編でした。
六年探して見つかる時は偶然ですね。お世話になりました。

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/660-691

クヌルプ(新潮文庫) Kindle版
ヘルマン・ヘッセ (著), 高橋 健二 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B01E6HG8LM
年上の娘への初恋が裏切られた時から、クヌルプの漂泊の人生が始まる。旅職人となった彼は、まともな親方にはならなかったが、自然と人生の美しさを見いだす生活の芸術家となり、行く先々で人々の息苦しい生活に一脈の明るさとくつろぎをもたらす。最後に雪の中で倒れた彼に神さまはクヌルプは彼らしく生きたと語りかける……。永遠に流浪する芸術家の魂を描いた作品である。

ヘルマン・ヘッセ全集〈8〉ロスハルデ、クヌルプ、放浪、物語集6(1914‐1918) (日本語) 単行本 – 2005/12/1
日本ヘルマンヘッセ友の会研究会 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/465303978X
表紙画像・試し読み有り

ヘッセ全集〈5〉クヌルプ (日本語) 単行本 – 1982/8
ヘルマン・ヘッセ (著), 高橋 健二 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4106812053
表紙画像有り

漂泊の魂―クヌルプ (岩波文庫) (日本語) 文庫 – 1973/1/1
ヘルマン・ヘッセ (著), 相良 守峯 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003243544
表紙画像有り

詳細検索結果|「Hermann Hesse Knulp」に一致する資料:国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books?ar=4e1f&search_mode=advanced&rft.title=Knulp&rft.au=Hermann+Hesse&display=&sort=ua

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