未解決:2006~2007年頃に読んだ話。もしかしたらネット上で読んだのかもしれない。物語の舞台は大正~昭和初期くらいの日本。京都室町の呉服屋の娘(10~13歳くらい)が主人公。囲碁か将棋だかが得意。ある日父親が得意客に売るはずの反物を忘れていき、それを届けるために主人公の少女は、丁稚と一緒に当時まだ珍しいハイカラなホテルに駆けつける。届け先の客とは、東京から来た将棋か囲碁の棋士だった。その棋士の息子は主人公と同じくらいの歳なのだが、彼もまた棋士として将来有望と注目されており(本人は「いずれプロの棋士になる」と言っている)、父親たちが反物を選ぶ間、主人公は彼と対局する。対局に夢中になった二人は、続きを郵便のはがきに一手ずつ書いて京都と東京でやりとりをすることになる。主人公には姉がおり、店の使用人たちから長女はおおいとさん、次女はなかいとさん、三女はこいとさんと呼ばれていた。物語の途中で主人公の両親が立て続けに亡くなり、呉服屋はつぶれ、姉妹は嫁に行ったり働きに出たりと、散り散りになってしまう。まだ幼い主人公は親戚の家に引き取られるが、里心がつくと言ってはがきを取り上げられ、東京の文通相手と対局を続けられなくなる。

772 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/07/31(火) 14:20:53.58
[いつ読んだ]5,6年前
[あらすじ]
 京都室町の呉服屋の娘(10~13歳くらい)が主人公。囲碁か将棋だかが得意。
 ある日父親が得意客に売るはずの反物を忘れていき、それを届けるために主人公の少女は、丁稚と一緒に当時まだ珍しいハイカラなホテルに駆けつける。
 届け先の客とは、東京から来た将棋か囲碁の棋士だった。
その棋士の息子は主人公と同じくらいの歳なのだが、彼もまた棋士として将来有望と注目されており(本人は「いずれプロの棋士になる」と言っている)、父親たちが反物を選ぶ間、主人公は彼と対局する。
 対局に夢中になった二人は、続きを郵便のはがきに一手ずつ書いて京都と東京でやりとりをすることになる。
[覚えているエピソード]
 主人公には姉がおり、店の使用人たちから長女はおおいとさん、次女はなかいとさん、三女はこいとさんと呼ばれていた。
 物語の途中で主人公の両親が立て続けに亡くなり、呉服屋はつぶれ、姉妹は嫁に行ったり働きに出たりと、散り散りになってしまう。
 まだ幼い主人公は親戚の家に引き取られるが、里心がつくと言ってはがきを取り上げられ、東京の文通相手と対局を続けられなくなる。
[物語の舞台となってる国・時代]
 大正~昭和初期くらいの日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 全く覚えていません。もしかしたらネット上で読んだのかもしれません。
 結末が気になっています。どなたかご存知でしょうか。

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/772

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