アゴタ・クリストフ『悪童日記』(あくどうにっき)

725 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/11/30(日) 13:28
10年ぐらい前に友達から借りた本なのですが
タイトル・作者名を忘れてしまいました。
たぶん外国人の書いた本だったと思います。

外国のすさんだ子どもが主役の話で
ラストが地雷のあるところを抜けて行くのですが
地雷のことを知らない父親を先に行かせて、父親が地雷踏んで
少年はもうその道は安全だと判断して無事に向こう側にたどり着く、、、みたいな感じだったと思います。
続編の話もあったように思うのですがその次の巻では
すさんだ女の子(全巻の少年の友達?)が主役として出てきてたような気がします。
犬とエッチなことしてたかもしれません。

どなたかおわかりになる方、よろしくお願いします!
726 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:03/11/30(日) 14:03
>>725
多分アゴタ・クリストフの『悪童日記』だと思う。

727 名前:偽[sage] 投稿日:03/11/30(日) 15:13
>>725
俺も間違いなくアゴタクリストフの悪童日記だと思う。早川から出てる。
文庫はepiだったはず。

728 名前:725[sage] 投稿日:03/11/30(日) 16:06
>>726
>>727
アゴタ・クリストフ!悪童日記!!そうだ、そうだ。そんなタイトルだった!!
どうもありがとうございました!

高校の時に読んだのですが、当時はよく理解できない部分が多く
字だけを追うような読み方をしてたので
衝撃的な部分だけが今まで曖昧に記憶に残ってました。
これを機会にちゃんと読んでみます!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/725-728

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784151200021

ハヤカワepi文庫
悪童日記
Kristof, Agota(著)堀 茂樹(訳)クリストフ アゴタ(著)
発行:早川書房
縦16mm
301ページ
ISBN
9784151200021
初版年月
2001年5月
書評掲載情報
2013-11-17 朝日新聞
評者: 橋口譲二(写真家)
2013-09-29 東京新聞/中日新聞
評者: 中江有里(女優、作家)
2013-06-16 読売新聞
評者: 中島京子(作家)
紹介
戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理-非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。

悪童日記 (Hayakawa Novels) 単行本 – 1991/1
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152077042
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
双子の天才少年がみた非情の現実、戦火のなかで彼らはしたたかに生き抜いた。女性亡命作家、衝撃のデビュー作。東欧からの新しい風。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002086803-00
タイトル 悪童日記
著者 アゴタ・クリストフ 著
著者 堀茂樹 訳
著者標目 Kristof, Agota, 1935-2011
著者標目 堀, 茂樹, 1952-
シリーズ名 Hayakawa novels
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年 1991
大きさ、容量等 244p ; 20cm
注記 原タイトル: Le grand cahier
ISBN 4152077042
価格 1600円 (税込)
JP番号 91021438
別タイトル Le grand cahier
出版年月日等 1991.1
NDLC KR162
NDC(8版) 953
原文の言語(ISO639-2形式) fre :
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

アゴタ・クリストフ「悪童日記」三部作(アクドウニッキ)

367 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 19:11
(略)

ついでにこの本分かりませんか?
95年頃の海外もので3部作。
名前のわからない双子が、青年に、大人になり、最後は互いの環境が入れ替わる?
どうやらベルリンの壁らしきものの案内人をしていて、父親は地雷で死ぬような・・・。
手がかりがなくて、検索できないんです。

369 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 22:24
367の三部作はアゴタ・クリストフの
「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」
衝撃的ですよ。

そんで「トム・チット・トット」はスズキコージの絵のが
こちらで話題になっていますが
ttp://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=179
関係無し?

370 名前:ワーオ![] 投稿日:02/01/06(日) 23:22
369さん、ありがとうございます!!!
うれしー。そうだ、アゴタ・クリストフって聞き覚えある!!
これでやっと手に入れられます~~。あ~今日はよく眠れそう。

トムチットトット情報もうれしいです。
コメントの所で「妹は一緒に入ってた『ちっこいちっこい』の方がお気に入り」
っていうのに、ピピーンと来ましたね。たしかちっこいちっこいおんなのこだから
骨1個で十分ごちそうになるって話だったような…。絶版というのは寂しいけれど
これもなんとか追跡してみます~~。しかし、学校の図書館で見て、はまったとい
う同胞のなんと多いこと!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

悪童日記 (Hayakawa Novels) 単行本 – 1991/1
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152077042
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002086803-00

悪童日記 Kindle版
アゴタ クリストフ (著), 堀茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B00O1VK0CW
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
内容紹介
戦火の中で彼らはしたたかに生き抜いた――大都会から国境ぞいの田舎のおばあちゃんの家に疎開した双子の天才少年。人間の醜さ、哀しさ、世の不条理――非情な現実に出あうたびに、彼らはそれをノートに克明に記す。独創的な手法と衝撃的な内容で全世界に感動と絶賛の嵐を巻き起した女性亡命作家のデビュー作。

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2001/11
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200126
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2006/6
アゴタ・クリストフ (著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200169
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
ベルリンの壁の崩壊後、初めて二人は再会した…。絶賛をあびた前二作の感動さめやらぬなか、時は流れ、三たび爆弾が仕掛けられた。日本翻訳大賞新人賞に輝く『悪童日記』三部作、ついに完結。