479 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/11/30(水) 23:10:22
お願いします
15年ほど前の単行本
作者出版社不明
ジャンヌダルクとジルドレエが主人公。ジャンヌは本の半ばくらいで火荊、後半はジルメインの話になります。
ジャンヌは神の御名を、ジルはジャンヌの名を叫びながら火荊になるのが印象的でした。
和物でかなり凝った装丁だったと思います。
どうぞよろしくです
この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/479
当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。
聖女ジャンヌと悪魔ジル(ミシェル・トゥルニエ) / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」 1987
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=492270545
表紙画像有り
【古書・古本】聖女ジャンヌと悪魔ジル 新装版★ミシェル・トゥルニエ(白水社) – メルカリ 1992
https://jp.mercari.com/shops/product/6jyVfBB2cAU44pkgS4ouuX
表紙画像有り
聖女ジャンヌと悪魔ジル (白水Uブックス―海外小説の誘惑) 新書 – 1997/10/1
ミシェル・トゥルニエ (著), Michel Tournier (原名), 榊原 晃三 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4560071195
表紙画像有り
ミシェル・トゥルニエ 著ほか. 聖女ジャンヌと悪魔ジル, 白水社, 1987.1. 4-560-04254-3, 10.11501/12578792.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001839243
記事更新日:2024年1月27日
記事公開日:2022年6月23
この時代を扱った本は多い上、ジャンヌがイエスの名を呼びながら
火刑になったという真偽不明の話も広く流布していて多くの作品に
出てくるので、質問者さん不在での特定は難しい感じですが…
「ジルはジャンヌの名を叫びながら火荊になる」というのが史実と違う点で
(実際にはジルは絞首刑、遺体が火刑に処されたらしい?)
探している本の特色ということになるかと思います。
「和物」ではなく翻訳ものですが、そういう場面のある作品ということで↓これかな?と。
ミシェル・トゥルニエ/著;榊原晃三/訳『聖女ジャンヌと悪魔ジル』 白水社
この作品は1987年・1992年・1997年の3回刊行されており
1987年版はケース付き
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=492270545
1992年版の新装版もまあ凝った装丁と言えるかも…?
https://jp.mercari.com/shops/product/6jyVfBB2cAU44pkgS4ouuX
中盤にジャンヌが「イエスさま!」と叫びながら火刑になる場面があり、後半はジルの話。
最後はジルが火刑の準備を待つ場面で「ジャンヌ!ジャンヌ!ジャンヌ!」という
叫び声で終わっています(声に出して叫んだというより心の声という感じですが)。
挙げられている内容が少なめなので難しい部分はありますが、後半がジルの話になることやジルが火刑になる部分はかなり一致していますね。装丁も凝っていると言えると思います。
遺体がさらに火刑に……というので驚いて検索しましたが、遺体に対する刑罰というのは色々な国で行われていたのですね w(゚o゚)w 勉強になりました。
詳しく教えてくださってありがとうございます(*^^*)