舟橋聖一(ふなはしせいいち)「華燭」

210 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/08/18(水) 04:19:06
[いつ読んだ]去年?
[あらすじ]短編小説。舞台は結婚式か結婚披露宴で、友人の一人がスピーチするというもの。
ひたすらその男がスピーチするのだが、途中からどんどん雲行きが怪しくなる。
『最初に新婦を見初めたのは自分であり、新郎に引き合わせたのも自分だ。』というようなことから、この新婚の夫婦の馴れ初め、3人で遊んだときのこと、新婦が熱を出して、その体を新郎が拭き、汗をかいた服を自分が洗濯したことなど、およそ結婚式のスピーチにふさわしくないことをひたすら述べる。
すべて語り終わったときには会場には誰もおらず、電気も消えてた、というエンディング。
[覚えているエピソード]
彼女の服を泣きながら洗濯した、という話
[物語の舞台となってる国・時代]
現代(近代?)日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
おそらく文庫だと思いますが怪しいです。
[その他覚えていること何でも]
おそらく近代文学だったような気がします、、図書館で読んで返してしまったので、図書館にあるような本です。

どなたかよろしくお願いします。

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/210


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


短編伝説 愛を語れば (集英社文庫) 文庫 – 2017/10/20
江國 香織 (著), 吉行 淳之介 (著), 森 絵都 (著), 景山 民夫 (著), 坂東 眞砂子 (著), 氷室 冴子 (著), 小川 洋子 (著), 小池 真理子 (著), 三島 由紀夫 (著), 唯川 恵 (著), 乃南 アサ (著), 群 ようこ (著), 嵐山 光三郎 (著), 中島 らも (著), 藤堂 志津子 (著)
http://amazon.jp/dp/4087456536
表紙画像有り

短編伝説愛を語れば (集英社): 2017|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028549655-00
目次有り


名短篇、さらにあり (ちくま文庫) 文庫 – 2008/2/10
北村 薫 (編集), 宮部 みゆき (編集)
http://amazon.jp/dp/4480424059
表紙画像有り

名短篇、さらにあり (筑摩書房): 2008|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009277998-00
目次有り


戦後短篇小説再発見15 笑いの源泉 (講談社文芸文庫) 文庫 – 2003/10/11
清水 良典 (解説), 講談社文芸文庫 (編集)
http://amazon.jp/dp/4061983474
表紙画像有り

戦後短篇小説再発見 (講談社): 2003|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004250812-00


華燭 舟橋聖一
http://amazon.jp/dp/B0CG81NH4J
表紙画像有り

華燭 (中央公論社): 1966|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001093706-00
目次有り

記事更新日:2023年11月18日
記事公開日:2023年8月6日

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通りすがり

舟橋聖一の短編「華燭」だと思われます。

舟橋聖一/著『華燭』中央公論社 1966年刊
などの著者の短編集の他、下記のアンソロジーにも収録されています。

北村薫・宮部みゆき/編『名短篇、さらにあり』(ちくま文庫) 筑摩書房 2008年刊
講談社文芸文庫/編『戦後短篇小説再発見15 笑いの源泉』(講談社文芸文庫) 講談社 2003年刊