ヴァレリー・ラルボー[ヴァレリイ・ラルボオ]「大いなる時代」[「偉大な時代」]

26 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/02/09(金) 23:46
多分海外作家の短編だったと思うのですが、
(何かの文庫の中に入っていました。)
ある少年の元に他の少年少女が加わって、
おもちゃの兵隊で国家の真似事をして遊んで、
その国家の興亡が書かれた後、

ネタバレ注意

主人公の少年は「遊んでくれていた」他の子供たちに取り残される…とか、

そういう感じの話だったと思うのですが、
誰がタイトルと作者名ご存知の方いらっしゃらないでしょうか?
タイトルは「大いなる時代」だったかなぁ、と思いましたが、記憶力に自信が無いので多分違うと思います。

どなたか知っていたら教えてください。

27 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/02/10(土) 00:27
>>26
なんかブラッドベリっぽいな。
なんとなくだけど。


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/26-27

めばえ (旺文社文庫 628-1) 文庫 – 1976/1/1
ヴァレリー ラルボー (著), 池田 公麿 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4010621990
表紙画像有り

めばえ : アンファンティヌ (旺文社): 1990|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002040761-00
目次有り

めばえ : アンファンティヌ (旺文社): 1976|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I002430343-00
目次有り


幼なごころ (岩波文庫 赤 N 505-1) 文庫 – 2005/4/15
ヴァレリー・ラルボー (著), 岩崎 力 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003750519
表紙画像有り

幼なごころ (岩波書店): 2005|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007731024-00
目次有り

記事更新日:2023年11月4日
記事公開日:2022年1月1日

通知
guest
2 コメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示
通りすがり

ヴァレリー・ラルボーの短編「大いなる時代」ですね。

主人公(社長の息子)が工場長(父の部下)の子ども2人と庭を領土に
見立てて国家・戦争ごっこをし、雨の日は鉛の兵隊で戦いの続きをして遊ぶ。
けれど主人公が寄宿学校へ入ることになって2人と別れる時
「身分の隔たった人」という挨拶をされ、2人が立場上自分との遊びを
楽しんでいるふりをしていただけだったと気付く…というような話です。

質問者さんの読まれた文庫本は
ラルボー/著;池田公麿/訳 『めばえ アンファンティヌ』 旺文社
 「旺文社文庫」レーベルで1976年刊
 → 同社の「必読名作シリーズ」レーベルで1990年に再刊行
このどちらかだと思われます。

質問より後に発行された
岩崎力/訳 『幼なごころ』(岩波文庫)岩波書店 2005年刊
にも「偉大な時代」の邦題で収録されています。