193 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/04(水) 04:33:34
[いつ読んだ]5年前
[あらすじ]
(物語のラストしか覚えていません)
男女の悲恋を描いた作品だったと思います。
[覚えているエピソード]
物語のラストで、主人公の好きだった女性が列車(電車?)に乗り去っていく。
もしかすると、主人公は女性に思いを伝えられなかったのかもしれません。
何か主人公に葛藤があり、結局言い出せなかった、というような話だった気がします。
その高速(光速?)で走り去る、列車の窓硝子が破れていたのが印象的でした。
なぜ窓硝子が破れていたのか、その説明はなく何の脈絡もなしに破れた窓硝子が登場したと記憶しています。
列車が高速で離れていき、これがどうしようもないくらいに絶望的に引き裂かれるふたりの距離を象徴するような、そんな最後でした。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本。時代は昭和前期だと思いますが自信はありません。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫
[その他覚えていること何でも]
短編小説か中編小説でした。
カテゴリは純文学だったかと…。普段小説の読まない私でも知っているほど有名な方でした。
単なる感想になりますが、大変鬱々とした印象の作品で、切なくて美しいというよりは、後味が悪いと感じました。
この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/193