21 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/11/20(日) 08:51:13.82
もうひとつ
[いつ読んだ]
五十年ぐらい前の文藝春秋だかに掲載されていたらしい。
[あらすじ]
雑誌のライターが、お城の石垣に空いた穴から戦国時代にタイムスリップする。
行った先で、未来の知識を活用し、預言者のようにして活躍する。
最後に現在に帰ってくる。石垣の穴は二度と見つからなかった。
[覚えているエピソード]
預言をするさい、オルゴール機能つきのライターを点けて、曲を鳴らしながら預言をするが、やがてガスが切れてしまい困る。
[物語の舞台となってる国・時代]
戦国時代の日本。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文藝春秋あたりに載っていたらしいが、バックナンバーもしくは
単行本になっているのなら読みたい。
自分が読んだのではなく、親に内容を聞いて読んでみたいと渇望している作品です。
心当たりがおありの方、よろしくお願いします。
23 名前:無名草子さん[] 投稿日:2011/11/21(月) 14:05:12.78
>>21
南條範夫『わが恋せし淀君』(1958角川文庫のち時代小説文庫)
のようです(文庫はどちらも絶版かもしれません)。
人気劇画『シグルイ』の原作でも知られる「残酷時代劇」の書き手
南條氏には異色のSFロマン時代劇(?)だったようです。
僕も高校生の頃、このあらすじだけ何かで読み
「読んでみたいな」
と思ったのを覚えています。
24 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/11/21(月) 21:40:29.17
>>23
感想レビューなどを親に見せてみたら、どうやらこれで間違いないようです。
ネットの古本なら品があるみたいなので探してみますね。
ずっと気になっていた本だったので嬉しいです。
ありがとうございました!
この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/21-24
わが恋せし淀君 (文庫コレクション 大衆文学館) Kindle版
南條範夫 (著)
http://amazon.jp/dp/B00NHF78P0
内容紹介
淀君こそ史上最高の美女。雑誌編集者の誠之助が大坂城趾で艶麗な姿態を夢想したとたん、石垣は崩れ、彼は慶長19年の城内にタイムスリップした! 洋服姿から切支丹と疑われるが、歴史知識を活用、神の予言者として信頼と人気を集める。そして、ついに憧れの淀君の寝所へ招かれた! だが、彼も歴史を変えることはできなかった……。SF的発想と確かな史眼で、落城の悲劇を軽妙に描く異色の快作。
内容(「BOOK」データベースより)
雑誌の編集者・誠之助は仕事で大坂城に来ていた。長い間、あこがれを抱き続けた淀君の取材のためである。石垣にもたれ、豊かな黒髪の下に絶望と瞋恚に瞳をひからせた妖しく白い顔の淀君が火に逐われる姿を夢想している時、突然石がぐらりと動き、誠之助はいつか、慶長19年にタイムスリップして…。豊富な資料に基づき、大坂冬・夏の陣に揺れ動く淀君と淀君に魅惑されている家臣達の有様を描いた面白・傑作時代読み物!
続きを読む 南条範夫(なんじょうのりお)[古賀英正]『わが恋せし淀君』(わがこいせしよどぎみ)