安岡章太郎(やすおかしょうたろう)「宿題」

349 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/04/12(水) 12:56:35.30
●質問テンプレ
[いつ読んだ]2006ごろ
[あらすじ]
夏休みの宿題をやっていない「ぼく」は
夏休み最終日の縁日で、ブリキの三色ボールペンをねだったところ、うっかり「母」に宿題をやっていないことがばれてしまう。
そこから母は「死になさい。私も死ぬから」と半狂乱。
しかし途端に正気になり、「ぼく」を椅子に座らせ「ぼく」と母は猛スピードで宿題を終わらせる。
デタラメな答えを書きまくった宿題が終わったころには朝になっていた。

[覚えているエピソード]
縁日でブリキの三色ボールペンがどうしてもほしい「ぼく」は、「あれがあれば白地図の宿題のときに役にたつんだがなぁ。まだ宿題がうんとあるんだよ」
それを聞いた母の目がぎらぎらと光った。「ぼく」は自分が掘った穴に落ちていくのを感じた。
まっしろな宿題を見た母は半狂乱になり、「死になさい。私も死ぬから」といって、「ぼく」に台所にガスボンベをとりにいかせた。
「ぼく」はそれもいいかもしれない、と思ったが、母は急に「ぼく」をいすに座らせ、自分も宿題をやり始めた。
「北海道の名産を9つ答えよ」という問題では、大きな字で「まぐろ かつお・・・」などと書いた。

[物語の舞台となってる国・時代]日本。戦後~現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]不明
[その他覚えていること何でも]
小学生の国語の小説問題で出題されていました。中学受験のテキストでした。

WebcatPlusでも見つけられませんでした。
どなたか知りませんか?よろしくお願いします。

350 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/04/12(水) 19:44:17.70
>>349
安岡正太郎「宿題」

351 名前:350[sage] 投稿日:2017/04/12(水) 19:47:11.36
安岡章太郎でした

352 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/04/12(水) 21:42:59.49
それですそれです!
感謝しつくせません、ありがとうございます。
やっと分かってとても嬉しいです。

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/349-352

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784062826686
サアカスの馬・童謡 安岡 章太郎(著/文) - 講談社
21世紀版・少年少女日本文学館
サアカスの馬・童謡
安岡 章太郎(著/文)吉行 淳之介(著/文)遠藤 周作(著/文)阿川 弘之(著/文)小川 国夫(著/文)北 杜夫(著/文)村上 豊(著/文)
発行:講談社
四六判
 296ページ
ISBN
978-4-06-282668-6  
ISBN 13
9784062826686  
ISBN 10h
4-06-282668-2  
ISBN 10
4062826682  
出版者記号
06  
Cコード
C8393
児童 全集・双書 日本文学、小説・物語
初版年月日
2009年4月
書店発売日
2009年4月2日
紹介
日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。
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アン・ディグビー『はずかしがりやの少女レベッカ』(はずかしがりやのしょうじょレベッカ)

871 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 11:06:35
[いつ読んだ] 12年ほど前
[あらすじ]  女子学生が新しく入る学校(女子校)で、同級生と詩の宿題を盗作したかでもめる話。
[覚えているエピソード]
・盗作したのはエミリー・ディキンソンの詩
・主人公がエミリー・ディキンソンの詩を好きで紙に書いたものを、同級生が拾ってしまい、それを改変して宿題に提出
[物語の舞台となってる国・時代]  アメリカ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]  文庫
[その他覚えていること何でも] 少女小説ぽい もしかしたら翻訳されたものかも

印象的な訳だったので、メモしてました
「冬の午後 一条の光が輝きて 教会の調べの如く 心を重くする
それは天の痛みを 我々に運び 傷跡を見せず 心のうちに かすかなずれを見せ そこには深い意味がある
誰もそれを教えてはくれない」

詩の原典もわかってるのですが、誰の訳かが知りたいので、覚えている方がいましたらよろしくお願いします。

872 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/10/25(土) 15:00:34
12年も昔じゃないが、同じようなエピを小池昌代さんの文章で読んだ気がする>871

873 名前:871[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 22:58:47
>>872
小池昌代さんの公式HPに行ってみましたが、確かに年代が合わないみたいですね。
翻訳もされてるようですし、確かにプロの詩人が書いたのなら、ありえるかと思いましたが、どうやら違うようですね。
あと「タダド」という小説短編集は川端康成文学賞で映画化するとか、詩人はよく知らなかったので、読んでみてもいいかもしれませんね

875 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/26(日) 15:56:40
>>871
うーん…うっすら記憶がある。
イーニッド・ブライトンの寄宿舎シリーズかと思ったけど、違うみたいですね。
翻訳されたものだったと思います。

876 名前:ですな[sage] 投稿日:2008/10/26(日) 22:31:41
「メイベルおばあちゃんは16歳」などはいかがでしょう

877 名前:ですな[sage] 投稿日:2008/10/26(日) 22:37:06
すみませんメイベルはハードカヴァーでした

891 名前:871[sage] 投稿日:2008/11/02(日) 21:55:21
>>875さんへ
調べたところ、イーニッド・ブライトンは「おちゃめなふたご」シリーズの著者ですね。
同じ頃そのシリーズも読んでた気がしますが、著者の作だったかまでは記憶がなくて…。
一応、ポプラポケット文庫あたりを調べてみることにします。

>>876さんへ
内容似てそうですね…確か先生をシスターと呼んでいたので、クリスチャン学校の気はするのですが…
面白うそうですし、近くの図書館にあるみたいですから、借りてみます。

984 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/11/22(土) 16:36:04
>>871
まだ見てらっしゃるか分かりませんが、
「はずかしがりやの少女レベッカ」(アン・ディグビー著)
です。
転校生のレベッカが孤独を感じながら、ディキンソンの作品を土台にした詩を書いて捨てたところ、それを拾った上級生が自作の詩として出して、あとで一騒動になるんですよね。
小学生の時に読んで、とても印象に残った話でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/871-984


371 名前:その6の871[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 12:17:09.10
久しぶりに同じ本を探してたら、知らない間にレスされてたようでやっと出会えました。
ディキンスンの訳詩が載った本は「はずかしがりやの少女レベッカ」でした。
自分も転校生だったので、心に残るお話でした。
その6の984さん 本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/371


はずかしがりやの少女レベッカ (ポプラ社文庫) 新書 – 1990/11
アン ディグビー (著), 星名 美智子 (著), 美濃 瑞穂 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4591036871
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
わたし、レベッカ。お父さんの転勤で、トレビゾン学院に編入することになったんだけど…。みんなはもう友だちができているから、わたしは、ずっとひとりになってしまうのかしら。あーあ、ひとりぽっちでくらすことになったら、どうしよう…。

続きを読む アン・ディグビー『はずかしがりやの少女レベッカ』(はずかしがりやのしょうじょレベッカ)