高樹のぶ子(たかぎのぶこ)「月日貝」

148 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 23:51:19
[いつ読んだ]
5年前。
センター過去問かセンター対策の問題文として読んだ。

[あらすじ]
痴呆の妻と夫の話。夫海辺を散策→朝戻ると妻がつかの間正気にというのが問題で読んだ部分。
おそらく妻は自分が全てを忘れてしまったら夫に殺してくれるように頼んでいたようだが、夫はそれができずに悩む。
朝帰宅すると妻がつかの間正気に戻っていて、「あなた、私は何もかも思い出しました」的な言葉をかけた後再度夫に約束を守るよう念を押し痴呆状態に戻る。

[覚えているエピソード]
妻が正気に戻る際耳に貝殻をあてていた
話の中心は夫

[物語の舞台となってる国・時代]
日本。時代は現代だと思う。

ぐぐってみても検索の仕方が悪いのか引っかかりません。
問題文に使われるくらいなので有名な作品だとは思うのですが…。
じっくり読みたいのでどなたかよろしくお願いします。

149 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 02:21:12
>>148
安岡章太郎「海辺の光景」かなと思ったけど、違うなあ

156 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 23:49:05
>>149
結構記憶があいまいなので海辺の光景を検索してみましたが
やっぱり違うようです。
正気に戻った妻の台詞にゾクッとするような文章だったのですが
なんで自分はタイトルを覚えてないんだろう…orz

161 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/02/16(金) 11:17:22
>>156
ま、まさか「半落ち」じゃないよな・・・

176 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/17(土) 22:01:11
(略)

>>161
半落ちは違う感じがするのですが、今度読んでみます

294 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/03/18(日) 06:04:45
>>148
>>157
遅レスだがセンターの過去問を捜すのが手っ取り早いのでは

295 名前:294[] 投稿日:2007/03/18(日) 20:14:55
言い出しっぺの俺がセンター過去問17年分見て来たが、本試、追試共にその様な作品は無かった。
だから90年以前の出題か予備校の模試とかなんだろうね。
あれも数十万人単位で受験者が居るし。

296 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 01:27:59
>>295
大2の俺が受験生だったとき模試か問題集でやった。
だから、精々5,6年前の模試の過去問と思われる。

344 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/04/02(月) 22:45:42
>>294
遅レスですが、過去問や模試は
受験が終わると同時に全部捨ててしまいました…。
あの時とっておけばorz
もしくはもっとしっかり覚えていれば…orz

373 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/04/14(土) 04:29:55
>>344
また遅レス。
そうなると予備校の過去問のバックナンバーを当たるか、
現代文の講師に質問するしかないねえ。毎回必ず目は通している筈だから。
何処の予備校での模試で出題されたか判れば狙い打ち出来るんだろうけれど。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/148-373


146 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/01/25(金) 03:25:37
すいません前スレの初期で別の方が質問されていた作品なのですが
私も読みたくなったので質問させて頂きます。

[いつ読んだ]
その方は数年前に受験勉強の際、現代文(?)の試験で読んだと仰ってました。
[あらすじ]
認知症の妻とその夫の話。夫は妻から自分の認知症が重症になったら
死なせるように約束されていたが出来なかった。
[覚えているエピソード]
ある日妻は貝殻(?)を耳に当て
「私は全ての事を思い出しました。貴方、どうか約束を忘れないで。」
と、言ってまた記憶を失ってしまう。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本の現代だと思われる 海沿い?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
大学受験の模擬試験か何か、センター試験の過去問には該当する作品無し。
[その他覚えていること何でも]
半落ちや人間の約束に似通ってる部分が有ります。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/146


14 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/03/22(土) 00:18:43.88
四、五年前こちらのスレで
現代文の試験(模試?)で使用された

認知症の妻に
「症状が酷くなったら死なせてほしい」
と約束を結ばされた夫が葛藤をし続け
ある日海岸で貝殻を妻が耳に当て一瞬だけ記憶を取り戻し
約束の念を押されたような思いをする。

という作品を複数の方が質問をされていましたが
昨日、偶然見付かりました。

高樹のぶ子『彩月』収録の短編『月日貝』で間違いないと思います。

数年前の質問なので今、このスレを御覧になるかは判りませんが
お役に立てば幸いです。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/14

彩月 (文春文庫) (日本語) 文庫 – 2002/1/10
高樹 のぶ子  (著)
http://amazon.jp/dp/4167373122
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
月日貝、五月闇、河骨、青北風、夜神楽、寒茜など…四季を彩る季語に触発されながら、愛を巡る揺らぎと畏れを主題に、生命の不思議、稠密な性の交感、人生の哀切をみごとに官能的な文章に結晶させた名品12の短篇連作集。谷崎賞作家が描く、滅びへと向かう主人公たちのなまめかしくも妖しく、美しく切ない12の人生。

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江國香織(えくにかおり)「いつか、ずっと昔」

873 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/02/02(日) 00:41:25.21
【いつ】 8年前くらいに図書室で借りた本

【あらすじ】 次々前世の生き物(貝 蛇など色々)に? 恋の話?貝の足が干からびる?

短編だった気がします

これくらいしか覚えていないのですが、心当たりのある方がいらっしゃれば、回答をいただきたいです。お願いします。

874 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/02/02(日) 18:15:41.53
>>873
江國香織「いつか、ずっと昔」が思い浮かんだけどどうだろう

875 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/02/02(日) 23:23:11.90
>>874
これでした!
白い白いイメージで、絵本だったなんてと驚きました。しかし作者が、同じ江國さんの「ぼくの小鳥ちゃん」でも絵を描かれている方で、そのことにすぐ思い至るからには、かつて一度見たのだろうと思います。
記憶違いでヒントも少ないなか本当にありがとうございました。うれしいです。

876 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/02/02(日) 23:47:51.04
何度もすみません。
江國さんの短篇「つめたいよるに」にもそれは収録されていて、なんと持っていました。あんなに探していたのに!なんにせよありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/873-876

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652202524

江國香織童話集
江國 香織(著/文)柳生 まち子(イラスト)
発行:理論社
B6判
縦190mm
320ページ
ISBN
9784652202524
Cコード
C0093
一般単行本日本文学、小説・物語
初版年月日
2018年2月
書店発売日
2018年2月27日
紹介
江國香織が20代に次々発表したアグレッシブな短編童話30余を網羅した作品集。子どもの視点で世界を見つめる世界観は常に新鮮で読者に衝撃を与える。美しい言葉の本。同時期に発表した絵本のテキストも文章のみで収録。

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ギ・ド・モーパッサン「ジュール叔父さん」

140 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/11(月) 16:53:41.06
[いつ読んだ]
 30年くらい前
[あらすじ]
 少年の家族は、毎週日曜になると一家で散歩に行くのが習慣だった。
 ある日、散歩中に、波止場で若いカップルが牡蠣を食べているのを見た父は それを気に入ったらしく、少年にも牡蠣をご馳走してやろうと言い出した。
 母は高いと反対するが、父は構わず牡蠣売りに代金を払う。
 ところが、ナイフで牡蠣をこじ開けようとした時に父は一張羅のコートに牡蠣の汁をこぼしてしまい、一家は重いムードに包まれる。
[覚えているエピソード]
 一張羅のコートはいつもベンゼンの香りがしていた。
[物語の舞台となってる国・時代]
 外国
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 不明
[その他覚えていること何でも]
 短編。もしかしたら国語の教科書かもしれません。
 心当たりの方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
 
148 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 18:36:21.40
>>140
自己レスです。
解決しました。
モーパッサン「ジュール叔父」でした。
設定言語英語にしてググったら出てきました。
お騒がせしました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/140-148

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652201015
世界名作ショートストーリー
モーパッサン 首飾り
Maupassant, Guy de(著)平岡 敦(訳) Maupassant(著)モーパッサン ギ・ド(著 )
発行:理論社
縦190mm
181ページ
ISBN
978-4-652-20101-5
初版年月日
2015年7月
紹介
この結末は、悲劇?それとも、喜劇?-最後の1行に評価が割れた『首飾り』はじめ、フランス自然主義の巨星がのこした屈指の傑作選。
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伊島りすと(いじまりすと)『ジュリエット』

24 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:15:06
[いつ読んだ]
10年ほど前

[内容]
ホラー?

[覚えているエピソード]
おじさん?がホラ貝を木に吊るして貝が落ちるのを少年と何日も待ってる
貝が落ちたら、何かが起きる。でも、その何かは、貝が落ちるまで分からない。
母の死に関係があったかも

[本の姿]
日本人の作家です。息苦しいようなホラーだったような気がします

もしかしら違う小説と混合してるかもですが、死体が腐敗して行くシーンから始まって
ジャングルか何かで父と息子が二人で暮らしてて、ジャングルみたいなんだけど廃屋の病院もあって
光を白い布に当てて虫を集めたり・・・無人のジャングルと思ってたけど実は他の家族も住んでてた?

他のスレでもダメでした
分かる方お願いします

25 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 20:53:52
キーワードでぐぐってみたよ
ttp://www.amazon.co.jp/ジュリエット-角川ホラー文庫-伊島-りすと/dp/4043700024
これだったらいいなぁ

30 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/09/17(金) 11:32:04
>>25
それです!それです!
凄い!!やっぱりこのスレは凄いわ
ありがとうございます。
同じく私も超スッキリしました

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/24-30

ジュリエット 単行本 – 2001/7
伊島 りすと (著)
http://amazon.jp/dp/4048733052
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第8回(2001年) 日本ホラー小説大賞受賞
商品説明
岩井志麻子、瀬名秀明らを世に出すきっかけとなった日本ホラー小説大賞。本書はその第8回大賞受賞作である。
沖縄近辺と思われる孤島に、主人公親子がやってくる。島にはバブル期に建設され、ついに開業することのなかったリゾート施設があり、主人公は管理人として住みこむことになったのだ。そして島ではタブーとされる「水字貝の魂抜け」を家族全員が目撃したことをきっかけに、彼らの周囲には不可思議な現象が起こりはじめる。
主人公には思春期の娘と幼い息子がいて、妻を阪神大震災時に亡くしたことが一家に影を落としている。そのうえ各々が身近な生命の残酷な「死」にまつわるトラウマに脅かされている。島の過剰な「生」の描写と交互に、あくまで淡々と語られるこうした事実が後半に見事に生きることになる。そして家族それぞれの前に死者が実体をともなって現れはじめるあたりから、物語は加速し驚愕の結末になだれこむ。
さて、プロローグでは死体が腐敗し土にかえる過程が描かれ、小説全体のトーンを決定している。これが誰かのモノローグであるのなら、それはエピローグの語り手と同一人物と思われるが、いったい誰なのか? わかったとき、読者はこの小説のもう1人の主人公を知ることになる。  
「正気」と「狂気」、「生者」と「死者」の境界があいまいになり、日常生活が侵食されていく恐怖。モダンホラーの定石ではあるが、著者はそれをうまく使いこなし奇怪な生物と死者が闊歩(かっぽ)する独自の世界をつくりあげた。(工藤 渉)

ジュリエット (角川ホラー文庫) 文庫 – 2003/9
伊島 りすと (著)
http://amazon.jp/dp/4043700024
表紙画像・なか見!検索有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003007969-00
タイトル ジュリエット
著者 伊島りすと 著
著者標目 伊島, りすと
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 2001.7
大きさ、容量等 364p ; 20cm
ISBN 4048733052
価格 1400円
JP番号 20174676
出版年(W3CDTF) 2001
NDLC KH231
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ニコラーイ・ヴヌーコフ『孤島の冒険』(ことうのぼうけん)

537 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 14:05:19
[いつ読んだ]7年以上前
[あらすじ] 船に親子(?)(確か父親が船長かなにかだった気が…?)で乗っていた少年が一人で漂流。救助を4年(?)以上待つ

[覚えているエピソード]そこらへんの岩(?)にいた牡蠣をとって食べていた

[その他覚えていること何でも]
主人公がくらげか何かを見て『あの時船の仲間に食べ方をちゃんと聞いておけば……』
と後悔するシーン。

とてもうろ覚えですかよろしくお願いします。

538 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/05(水) 17:37:52
>>537
なんとなく思いついたのが
「孤島の冒険」 N. ヴヌーコフ

たぶん違うだろうなあ…

539 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/08/05(水) 19:59:19
>>538
これだ!!!
ありがとうございます!!!

大分思い違いが入っていたみたいで申し訳ありません……

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/537-539

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784494027347

フォア文庫
孤島の冒険
Vnukov, Nikolai Andreevich(著)Zhmaylov(著)島原 落穂(訳)ヴヌーコフ N.(著)
発行:童心社
縦180mm
331ページ
価格情報なし
ISBN
9784494027347
出版社在庫情報
不明
初版年月日
1998年6月
登録日
2017年3月12日
最終更新日
2017年3月12日
書評掲載情報
2017-03-12 朝日新聞 朝刊
評者: 水無田気流(社会学者、詩人)
紹介
海洋生物調査船のデッキから大波にさらわれた十四歳の少年サーシャ。およぎついた島は無人島。雨やあらし、飢えや孤独、おそいかかる試練にサーシャは、どう立ちむかうのか。実話をもとにくりひろげる冒険物語。小学校高学年・中学向き。

孤島の冒険 単行本 – 1988/3
島原 落穂 (著), N・ヴヌーコフ (著), Nikolai Andreevich Vnukov (著)
http://amazon.jp/dp/4494020257
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
海洋生物学調査船のデッキから大波にさらわれ、千島列島の無人島に泳ぎついて、47日間雨や嵐とたたかい、飢えとたたかい、ついに生きのびた14歳の少年サーシャの物語。

孤島の冒険 (童心社): 1988|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001932400-00