歌野晶午(うたのしょうご)『女王様と私』(じょおうさまとわたし)?

586 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/07/21(月) 16:52:22
オタクの男が、小学生ぐらいの美少女にいいようにもてあそばれてるんだけど、ある日、その少女がどうにかなって(良く覚えてない)現場に死体があり、そのオタクが事件解決に奔走する、というような内容の小説なんですけどどなたかご存知でしょうか?

612 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/08/06(水) 23:37:05
>>586
歌野晶午「女王様と私」

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/586-612

女王様と私 (角川文庫) 文庫 – 2009/9/25
歌野 晶午 (著)
http://amazon.jp/dp/4043595069
表紙画像有り

続きを読む 歌野晶午(うたのしょうご)『女王様と私』(じょおうさまとわたし)?

湯本香樹実(ゆもとかずみ)『夏の庭 The friends』(なつのにわ)

220 名前:無名草子さん[] 投稿日:2022/04/21(木) 03:52:15.10
[いつ読んだ]
17~18年程前

[あらすじ]
小学生の男の子三人組が、人の死体を見てみたいという話になり、学校の近所に一人暮らししているおじいさんを監視しはじめる。
なんやかんやあってそのお爺さんと仲良くなり、通うようになる。
お爺さんの初恋の人を探そうという話になり、少し離れた病院に入院していることを突き止める。
最終的にはお爺さんは亡くなり、遺言で遺産はその初恋の人に渡してほしいと書いてあった。

[覚えているエピソード]
・仲良くなる前、仲間の一人がお爺さんに刺身を差し入れる(玄関先に置いておいた)
「そうか、刺身に毒を盛るんだな、お前頭良いな。」「毒なんて入ってないよ。もっと良いものを食べて欲しいだけだ」
といったやり取りをする。
・お爺さんの家を3人で掃除していると、クラスメイトの女の子達が通りかかり、会話をするシーンがある。
その中に主人公の好きな女の子が居り、仲間から冷やかされる。
・お爺さんの葬式のシーンで、親戚らしき男性に声を掛けられ、
「随分貯め込んでたみたいだね。遺産は初恋の人に渡すって書いてあるけど、君たちその人のこと知ってる?」
といったことを言われる。この男性について、あまり良い印象の人では無いといった描写がある。

[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ソフトカバーか文庫本

[その他覚えていること何でも]
小学校か中学校の図書館にあったものです。
随分昔のことなので、セリフはうろ覚えです。

曖昧な情報ばかりで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

221 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2022/04/21(木) 03:59:15.82
>>220
夏の庭

222 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2022/04/21(木) 05:38:37.73
>>221
これです!ありがとうございます。

223 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2022/04/21(木) 07:49:34.54
>>222
同じ作者の、ポプラの秋っていう本も超絶おすすめ

224 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2022/04/22(金) 00:41:42.14
>>223
ありがとうございます。
ポプラの秋、春のオルガンと併せて購入しました。読むのが楽しみです。
しかし、春夏秋ときて冬が無いんですね。

この本のタイトル(題名)教えて! その15 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/220-224

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101315119
夏の庭 湯本 香樹実(著/文) - 新潮社

新潮文庫 ゆ-6-1新潮文庫
夏の庭 THE FRIENDS
湯本 香樹実(著/文)
発行:新潮社
文庫判
縦151mm 横106mm 厚さ8mm
重さ 119g
224ページ
ISBN 13
9784101315119
ISBN 10
4101315116
出版者記号
10
Cコード
C0193
0:一般1:文庫93:日本文学、小説・物語
初版年月日
1994年2月25日
書店発売日
1994年3月1日
書評掲載情報
2018-07-29
読売新聞  朝刊
2018-02-11
読売新聞  朝刊
評者: 華恵(エッセイスト)

続きを読む 湯本香樹実(ゆもとかずみ)『夏の庭 The friends』(なつのにわ)

櫛木理宇(くしきりう)『鵜頭川村事件』(うずかわむらじけん)

73 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/08/26(木) 00:20:49.04
半年前図書館で読んだ小説です
[あらすじ]山奥の村に娘と一緒に奥さんの墓参りに行くと台風が直撃し、村の唯一の道路が崖崩れか何かで塞がってしまいます。
日に日に物資がなくなっていく中で普段幅を利かせている地元有力者に対する不満が若者たちの中で爆発し暴動が起き、主人公とその娘も巻き込まれるといったお話です。
[覚えているエピソード]主人公の止まっている家が地元有力者の親戚で酒の席で主人公に絡んでくる
[物語の舞台となってる国・時代]日本 おそらく昭和
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバーだったはず
よろしくお願いします

74 名前:73[sage] 投稿日:2021/08/26(木) 00:28:25.11
申し訳ありません自己解決しました 『鵜頭川村事件』でした

この本のタイトル(題名)教えて! その15 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/73-74

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784163908281
鵜頭川村事件 櫛木 理宇(著/文) - 文藝春秋
鵜頭川村事件
櫛木 理宇(著/文)
発行:文藝春秋
四六判
416ページ
ISBN 13
9784163908281
ISBN 10
4163908285
出版者記号
16
Cコード
C0093
0:一般0:単行本93:日本文学、小説・物語
書店発売日
2018年6月25日
書評掲載情報
2018-07-08
産經新聞  朝刊
紹介
父と娘は、閉ざされた村での狂乱から逃げられるのか――
狂気が狂気を呼ぶ、パニック・ミステリー!
一九七九年、夏。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉郎の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていく――

続きを読む 櫛木理宇(くしきりう)『鵜頭川村事件』(うずかわむらじけん)

乙一(おついち)「冷たい森の白い家」

950 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/03/14(日) 15:21:52.54
[いつ読んだ]二、三年前
[あらすじ]牧場で暮らす主人公は醜い容姿で家族からいじめられ、姉か妹に逃がしてもらい森で生活する
人を次々と殺し、その死体で家を建てるがその一部となった少女に心を許すが少女は死ぬ
[覚えているエピソード]少女が家の一部になって日が経つと少女は他の死体の重みで縮んでいる
[物語の舞台となってる国・時代]日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その他覚えていること何でも]長文小説ではなく短編集の話の一つだったような気がします

951 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/03/14(日) 15:55:52.90
>>950
乙一の短編集「ZOO2」の「冷たい森の白い家」

952 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/03/14(日) 16:01:24.63
>>951
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/950-952

ZOO 単行本 – 2003/6/26
乙一 (著)
http://amazon.jp/dp/4087745341
表紙画像有り

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山田詠美(やまだえいみ)「桔梗」

911 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/02/18(木) 21:48:04.39
[いつ読んだ]五年ほど前
[あらすじ]主人公の子供と隣のお姉さんとの話
[覚えているエピソード]
①子供が桔梗の花が咲くのを楽しみにしている。指で蕾を弾こうか迷っている
②子供が遊んでいると川から死体が流れてくる
③隣のお姉さんは綺麗な人で愛人(?)
[物語の舞台となってる国・時代]お釜でご飯を炊くくらいの時代の日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]覚えていないです

新刊ではなく図書館で借りて読んだと思います。よろしくお願いします

912 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/02/19(金) 14:55:16.94
これ、私もうっすら記憶にあるな
でも誰の作品だったか覚えてない
私もタイトル知りたい

913 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/02/19(金) 18:05:54.73
>>911
山田詠美「桔梗」ですね

914 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/02/19(金) 18:58:14.90
>>913
こんなに早く分かりとても嬉しいです。本の表紙が見覚えがなかったのですが、短編集の魔法の水で読んでいたようです
曖昧な情報でしたが教えていただき感謝しています。ありがとうございました

915 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/02/19(金) 20:50:54.98
>>913>>914
私からもありがとうございます!スッキリした
「魔法の水」持ってます。
早速読み返します!

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/911-915

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784061858299
講談社文庫
晩年の子供
山田 詠美(著/文)
発行:講談社
文庫判
222ページ
ISBN 13
9784061858299
ISBN 10
4061858297
出版者記号
06
Cコード
C0193
0:一般1:文庫93:日本文学、小説・物語
初版年月日
1994年1月
書店発売日
1994年12月7日
書評掲載情報
2014-02-16
東京新聞/中日新聞
評者: 幅允孝(ブックディレクター)
紹介
目次
晩年の子供
堤防
花火
桔梗
海の方の子
迷子

ひよこの眼
あとがき

晩年の子供 (講談社文庫) | 山田 詠美 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4061858297/
表紙画像有り

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歌野晶午(うたのしょうご)「サクラチル」(『ハッピーエンドにさよならを』)

57 名前:無名草子さん[] 投稿日:2018/06/09(土) 09:22:08.31
[いつ読んだ]
2010年以降だと思います

[あらすじ]
ある家で心中と思われる死体が見つかる。夫婦で寄り添い布団の中で息絶えた姿。
夫婦の無理心中かと思われたが物語は思わぬ結末に・・・

[覚えているエピソード]
近所の住人(第一発見者?)が「あそこは旦那さんとも仲が良くて・・・」
みたいな語り口で始まったかと思います。
優秀な息子がいて「母さん、来年こそは」みたいなのが口癖。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本、現代(昭和以降)

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫本で短編集の三話目のエピソードだったような・・・
二話目が「この季節になると思い出します」みたいな独白形式の書き出しで
ミシンが得意な女性がお屋敷に女中として働いてて
息子が甲子園に出場する事になったが・・・みたいな話だったと思います。

58 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/06/09(土) 14:08:19.57
>>57
歌野晶午「ハッピーエンドにさよならを」の中の短編
あらすじで書かれているのは「サクラチル」
甲子園の話は「消された15番」

85 名前:57[] 投稿日:2018/06/28(木) 17:49:53.07
>>58
ダメ元で書いたのでしばらくこのスレを見てなかったのですが(全スレでは見つからなかったので)
こんなに早々にレスいただけているとは!完全にこれです。ありがとうございます!!
オチがわかってるのにワクワクしながら再読します!!

本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/57-85

ハッピーエンドにさよならを (角川文庫) 文庫 – 2010/9/25
歌野 晶午 (著)
http://amazon.jp/dp/4043595077
表紙画像有り

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飯嶋和一(いいじまかずいち)『神無き月十番目の夜』(かみなきつきじゅうばんめのよる)

501 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/09/10(日) 16:50:17.70
[いつ読んだ]2017年以前
[あらすじ]南東北か北関東のどちらかといえば太平洋側の百姓一揆があった時代の日本の山間部の農村が舞台
一章と二章に分かれていて一章は割りと緻密で読みづらい印象とても時代考証がきちんとされていて有名な作家さんの作品Amazonでも絶賛さらていた。
二章に入ってその村に年貢の測量に入ってくる武士やらを農民総出で銃を用意したり馬に乗った武士やらを槍で刺したり壮絶な展開、田んぼの美しさや風景の絶景な感じが脳裏に焼き付いてる。
タイトルは結構長い「神無き国の13番目の月」見たいな題名
[本の装丁]読んだのは文庫本緑と黒のまだら見たいなダークな感じ
[その他覚えていること]面白い小説スレか何かで教えてもらって読んだ記憶がある。そんなに古い作品でないはず。作家さんもまだ二、三冊しか発表してなかった。

502 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/09/10(日) 19:21:15.83
「神無き月十番目の夜」かな

503 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/09/10(日) 21:16:22.63
まさしくそれです。
有り難う御座いました。

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/501-503

神無き月十番目の夜 (小学館文庫) 文庫 – 2005/12/6
飯嶋 和一 (著)
http://amazon.jp/dp/4094033149
表紙画像有り

続きを読む 飯嶋和一(いいじまかずいち)『神無き月十番目の夜』(かみなきつきじゅうばんめのよる)

恩田陸(おんだりく)『Puzzle』

439 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/07/28(金) 14:46:17.90
すみません、ミステリー板の方が止まっているようですのでよろしくお願いします

[いつ読んだ]確か2004~2006年前後頃?
[あらすじ]
[覚えているエピソード]
たぶんミステリー
日本のとある寂れた町でシ体が発見され、主人公が訪れる
主人公は事件の捜査や取材で訪れたのかどうかは覚えてないですが現地の警察か現地の人?とこの事件を調べることになります

発見されたシ体は
・映画館の座席に溺シ体(ずぶ濡れだっただけかも)
・周囲に高い建造物などがないビルの屋上に転落シ体
・全く覚えてませんが感電シ体だったような?
など、状況とシ因が合致していなかった
尚且つ、シ亡推定時刻は3人ほぼ同じと言う部分が謎としてあらすじ紹介されていたと思います
大きな雷・大洪水の描写があったように思います

[舞台となってる国・時代]2004~2006年頃当時の現代か少し前(古くても昭和くらい?)
[本の姿]文庫本
[その他覚えていること]
シ因の謎は覚えているのですが、オチの部分になると思うのですみませんが現時点では伏せさせてください

よろしくお願いします

440 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/07/28(金) 16:24:01.29
出版は2011年ですが、道警シリーズ第5弾「密売人」 佐々木譲 角川春樹事務所 ?

十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。それぞれ事件性があると判断され、津久井卓は小樽の事件を追っていた。
一方、小島百合は札幌で女子児童が何者かに車で連れ去られたとの通報を受け、捜査に向った。偶然とは思えない三つの不審死と誘拐。

443 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/07/28(金) 19:39:45.05
>>440
答えて頂いたのにすみません、違うようです

私事なのですが、当時自分が学生だったことから発行は2004~2006年頃かまたはそれ以前の出版でほぼ間違いないと思います
とてもよく似ているあらすじで驚きましたが、探している本のあらすじは
地名よりも「シ体発見時の状況の不自然さ」が強調されていました

444 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/07/28(金) 20:43:04.40
>>439 >>443
同じく検索での発見で2000年の本だけど
恩田陸「puzzle」はどうだろう

>学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。
>映画館の座席に腰掛けていた感電死体

448 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/07/29(土) 09:37:26.30
>>444
これです!ありがとうございました
本来のあらすじと記憶がかなり違ったり混ざってしまっていましたね…
(略)

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/439-448

puzzle (祥伝社文庫) 文庫 – 2000/10/1
恩田 陸  (著)
http://amazon.jp/dp/4396328095
表紙画像有り

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チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』(としととし)

420 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/06/28(水) 01:24:18.70
読んだわけではなく、書評を見て気になっています
[いつ読んだ]2009~2014
雑誌、たぶん文藝春秋の書評で
[あらすじ]
冷戦中のベルリンのような環境で殺人事件が起き、主人公が捜査している
死体のあったのが東西の境界あたりor西側の人が東側で死んだ、みたいな政治的にもややこしい状況
[覚えているエピソード]
壁の向こうに向こうの建物が見えるけど見えない(というような文章が引用されていた)
両方の国が微妙に捜査協力しているけど、お互いに相手側の国の存在を考えないようにしている
[物語の舞台となってる国・時代]
冷戦中?で分裂している国
[その他覚えていること何でも]たぶん海外の作者
オーウェルの1984のダブルシンクが書評の文章中に出てきたと思う

421 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/06/28(水) 01:36:42.06
>>420 チャイナ・ミエヴィル「都市と都市」早川SF文庫 で間違いない。面白かったよ。

422 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/06/28(水) 04:35:22.65
>>421
絶対これです!ありがとうございます
けっこう違う覚え方をしていたのに見つかって感謝です

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/420-422

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784150118358
都市と都市 Miéville, China(著) - 早川書房

ハヤカワ文庫
都市と都市
Miéville, China(著)日暮 雅通(訳) Mi’eville China(著)ミエヴィル チャイナ(著 )
発行:早川書房
縦16mm
526ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-15-011835-8
ISBN 13
9784150118358
ISBN 10h
4-15-011835-3
ISBN 10
4150118353
出版者記号
15
初版年月日
2011年12月
書評掲載情報
2014-11-30
読売新聞
評者: 岡崎祥久(作家)
2012-03-18
朝日新聞
評者: 斎藤環(精神科医)
紹介
ふたつの都市国家”ベジェル”と”ウル・コーマ”は、欧州において地理的にほぼ同じ位置を占めるモザイク状に組み合わさった特殊な領土を有していた。ベジェル警察のティアドール・ボルル警部補は、二国間で起こった不可解な殺人事件を追ううちに、封印された歴史に足を踏み入れていく…。ディック‐カフカ的異世界を構築し、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞をはじめ、SF/ファンタジイ主要各賞を独占した驚愕の小説。

続きを読む チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』(としととし)

長野まゆみ(ながのまゆみ)『夏至南風』(カーチィベイ)

336 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/04/03(月) 21:39:48.54
[いつ読んだ]2005年ごろ。小学生時代に読みました。
[あらすじ]男2人で家出?か何かをして旅に出るような内容だったと思いますが、強く覚えていません。
[物語の舞台となってる国・時代]日本ではありませんでした
[覚えているエピソード]
非常に断片的です。
・物騒な子供たちに睾丸をつぶされた犬の描写がある(物語には深く関わらない、風景描写として現れるシーン)
・主人公は男2人で連れ立って行動するが、この2人は口での会話以外に違うコミュニケーションの取り方をするときもある
・そのコミュニケーション方法は、指で相手の唇に触れる。そうすると声を出さなくても何を言おうとしているか分かる
・ひょっとすると2人のどちらかは声が出せなかったかも…
・主人公の兄(?)は母親の性処理を手伝わされている。主人公はそれを見たくない
・エンディングで2人の片方が集団リンチを受けて瀕死になる。「肌がゲル状になっていた」という描写を強く覚えています。
・最後に特殊なコミュニケーション方法で何かを伝えあって終わり
[その他覚えていること何でも]
題名は漢字で4文字だったと記憶しています。

古本の寄付か何かで持ち込まれた本かと思いますが、小学校の図書室においてあるにしては
非常に過激な内容の本であり、当時偶然手にしてしまい少なからず衝撃を受けたことを覚えています。
それらの過激な描写だけが断片的に記憶に残りましたが、今になってどのようなストーリーであったのかが
気になりだしました。覚えのある方はどうかよろしくお願いします。

337 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/04/04(火) 06:53:25.75
>>336
長野まゆみ 「夏至南風」

ウロ覚えだけど主人公の少年がもう一人の少年としか会話できてなかったのと
ラストで主人公じゃない方の少年の肌がゲル状になってた気がする
違ったらごめん

339 名前:無名草子さん[] 投稿日:2017/04/05(水) 12:12:39.84
>>337
これだと思います!
拙い情報であるにも関わらず答えを推測していただいて、感謝の言葉しかありません。
ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/336-339

夏至南風(カーチィベイ) (河出文庫―文芸コレクション) 文庫 – 1999/9/1
長野 まゆみ  (著)
http://amazon.jp/dp/4309405916
表紙画像有り
続きを読む 長野まゆみ(ながのまゆみ)『夏至南風』(カーチィベイ)

真梨幸子(まりゆきこ)『人生相談。』(じんせいそうだん)

929 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/07/16(土) 17:28:22.25
●質問テンプレ
[いつ読んだ]1年前(新刊では無かったので、発行はもっと前です)
[あらすじ]ミステリーですが、説明しづらいです。
[覚えているエピソード]
・居候の母子に家を乗っ取られた。
・庭の奥の物置の中のスーツケースに遺体が隠されていた
・富裕層御用達のマンションの受け付けガール
・出版社と著作者の関係
[物語の舞台となってる国・時代]日本、現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]
・10章ぐらいになっていて、各章の終わりに出ている登場人物が、次の章の主役になっていました。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・犯人がどうにもはっきりしない、後味の悪い終わり方をしていました。

・場面と人物設定が多く、また複雑で、相関図を書かないと理解が難しかったです。

うまく説明できませんが、よろしくお願いいたします。

932 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/07/16(土) 21:03:24.77
>>929
真梨幸子「人生相談。」でしょうか?
居候の母子に家を乗っ取られた話があるのと、人物が多くて複雑というところが一致しているかと思います。

933 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/07/16(土) 23:38:01.92
>>932
ありがとうございます! はい、「人生相談。」です、思い出しました。
さすがですね! またよろしくお願いします。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/929-933

人生相談。 (講談社文庫) 文庫 – 2017/7/14
真梨 幸子  (著)
http://amazon.jp/dp/4062937174
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。
続きを読む 真梨幸子(まりゆきこ)『人生相談。』(じんせいそうだん)

佐々涼子(ささりょうこ)『エンジェルフライト  国際霊柩送還士』(エンジェルフライト  こくさいれいきゅうそうかんし)

98 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 20:34:14.74
●質問テンプレ
[いつ読んだ]年末の新聞広告
[あらすじ]国外で亡くなった人は棺に入って飛行機で帰ってくるが、それに寄りそう専門職の話
[覚えているエピソード]
[物語の舞台となってる国・時代]飛行機の中
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハード 1700円くらい
[その他覚えていること何でも] あまり聞いたことのない女性作家
関係ないけどアルジェリアで亡くなった人も専用の人に付き添われて帰ってくるのかなと思いました

よろしくお願いします

99 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 21:15:40.92
>>98
佐々涼子「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」

かな?
自分は読んでいないが、内容からしてこれではないかと

100 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 21:40:43.88
98です
ありがとうございました 書店にいってみます

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/98-100

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2014/11/20
佐々 涼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4087452522
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか―。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。第10回開高健ノンフィクション賞受賞作。
続きを読む 佐々涼子(ささりょうこ)『エンジェルフライト  国際霊柩送還士』(エンジェルフライト  こくさいれいきゅうそうかんし)

※ネタバレ注意※ 島田荘司(しまだそうじ)「山手の幽霊」

832 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/09/11(日) 01:11:47.38
おねがいします
トリックとなる部分があまりに衝撃が強くてそこだけを覚えています

[いつ読んだ]
10年ほど前かと…おそらく出版はそれ以前です
[あらすじ]
ミステリということしか覚えていません
[覚えているエピソード]
・鉄道トンネル内で人が飛び込んだのだけど死体がない

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・誰かの家の地下室の更に下がトンネルと繋がっている
・トンネル側から入ってふたをすると地下室は密室になる
・犯人の、自らの死を覚悟した犯行であった

[物語の舞台となってる国・時代]
舞台は日本、現代ではなかったような
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
覚えていません
[その他覚えていること何でも]
図書館で手当たり次第に本を借りて読んでいた時期で
綾辻、有栖川、京極のどれかかなぁと思うのですが定かではありません
館シリーズかなぁ…

834 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/09/11(日) 09:28:49.15
>>832

ネタバレ注意(クリックで開閉)
地下室で餓死していたなら

島田荘司の「山手の幽霊」かな?

835 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/09/11(日) 15:16:33.41
>>834

ネタバレ注意(クリックで開閉)
餓死だったか、

とにかく死んでました
島田荘司か!
彼の本もよく読んでましたのでそうですきっと
日が落ちたら図書館行ってきます!
ありがとう!

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/832-835

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784562036301
上高地の切り裂きジャック
島田 荘司(著)
発行:原書房
縦200mm
333ページ
ISBN
9784562036301
初版年月日
2003年3月
紹介
御手洗潔の一声が、事件のすべてをくつがえす!シリーズ書き下ろし最新作。腹を引き裂かれ死んでいた女-しかし逮捕された”容疑者”には決定的な物証と絶対のアリバイ、なにもかも辻褄が合わない…。シリーズ中編「山手の幽霊」を併録。

上高地の切り裂きジャック (文春文庫) (日本語) 文庫 – 2006/11/10
島田 荘司 (著)
http://amazon.jp/dp/4167480050
表紙画像有り
内容紹介
女優は腹部を一文字に裂かれ、臓器のかわりに石が詰められていた。容疑者には鉄壁のアリバイが……。名探偵・御手洗潔の推理が冴える
内容(「BOOK」データベースより)
女優は腹を切り裂かれ、内臓を抜き取られ、かわりに石を詰め込まれた惨殺死体で発見された。いったいなぜ、何のために?そして密疑者には鉄壁のアリバイが…。“切り裂きジャック”が日本に甦ったかのような猟奇殺人に、名探偵・御手洗潔が挑む表題作ほか、横浜時代の御手洗が活躍する傑作中篇「山手の幽霊」も収録する。

上高地の切り裂きジャック Kindle版
島田荘司 (著)
http://amazon.jp/dp/B00NHNTS7I
内容紹介
名探偵・御手洗潔が活躍する中篇集。腹を横一文字に切り裂かれ、内臓のかわりに石が詰め込まれた女優の死体が上高地で見つかった。誰が、いったい何のために? しかも、浮上した最有力容疑者には鉄壁のアリバイが。100年の時を経て日本に甦った“切り裂きジャック”に、北欧にいる御手洗は電話による捜査で挑む。横浜時代の御手洗が活躍する傑作中篇「山手の幽霊」も収録。


島田荘司 very best 10 Reader’s Selection/Author’s Selection (講談社BOX) (日本語) 単行本 – 2007/12/26
島田 荘司 (著)
http://amazon.jp/dp/4062836505
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
島田荘司がその“ゴッド・オブ・ミステリー”とも謳われる25年に亘る全キャリアを通じて発表したすべての短中篇66作品から自ら選んだ“著者選5作品”に、講談社BOXとAmazon.co.jpが共同して開催した読者投票にて選ばれた“読者選5作品”をプラスした全10作品をコンプリート。「前書き」に加えて、収録全作品への著者コメントも新たに収録。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009231560-00
タイトル 島田荘司very best 10
著者 島田荘司 著
著者標目 島田, 荘司, 1948-
シリーズ名 講談社box
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 2007.12
大きさ、容量等 480p ; 19cm
ISBN(set) 9784062836500
JP番号 21358243
巻次 author’s selection
部分タイトル 大根奇聞
部分タイトル 暗闇団子
部分タイトル 耳の光る児
部分タイトル 傘を折る女
部分タイトル 山手の幽霊
出版年(W3CDTF) 2007
NDLC KH555
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

氷川瓏(ひかわろう)文、江戸川乱歩(えどがわらんぽ)原作『恐怖の魔人王』(きょうふのまじんおう)

148 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/12/14(火) 12:30:17
[いつ読んだ]25年くらい前
[あらすじ] 覚えていない
[覚えているエピソード]
美少女か美女の死体に綺麗な服を着せて化粧をさせる
目を開かせて、目や唇に油?をひいて光らせて生きているように見せかける、みたい描写があった。そこだけ強烈に覚えてる
[物語の舞台となってる国・時代]
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
小学校の図書館にあった、江戸川乱歩のこのシリーズのどれかだった
そこまでは覚えてるんだがあらすじもググッても余り無くて
どの作品だったかが思い出せない
http://www.ta-kumi.com/harimaze/publication/gallery/poplar_oc01.html
[その他覚えていること何でも]特に無い

149 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/12/14(火) 18:51:31
恐怖の魔人王だと思う

ただし、これは別の作家が乱歩の「恐怖王」を乱歩名義でリライトしたものなので、今の少年探偵シリーズからはもう外されている

150 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/12/14(火) 19:20:06
>>149
148です
検索してあらすじを探してみました
冒頭に死体との婚礼写真を撮るというくだりがあるそうなのですが、たぶんこの場面だと思う。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/148-150

少年探偵江戸川乱歩全集〈40〉恐怖の魔人王 単行本 – 1972/8
氷川 瓏 (著), 江戸川 乱歩 (原著)
http://amazon.jp/dp/4591001490
表紙画像有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I007060257-00
タイトル 恐怖の魔人王
著者 江戸川乱歩原作 ; 氷川瓏文
著者標目 江戸川, 乱歩
シリーズ名 少年探偵江戸川乱歩全集, 40
出版社 ポプラ社
出版年月日等 1972.8
大きさ、容量等 218p
大きさ、容量等 19cm
ISBN 4591001490
NACSIS-CATレコードID BN10807121
部分タイトル 恐怖の魔人王
部分タイトル 黒手組
出版年(W3CDTF) 1972
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
資料の種別 図書
掲載誌情報(URI形式) 少年探偵江戸川乱歩全集, 40
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

伊島りすと(いじまりすと)『ジュリエット』

24 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:15:06
[いつ読んだ]
10年ほど前

[内容]
ホラー?

[覚えているエピソード]
おじさん?がホラ貝を木に吊るして貝が落ちるのを少年と何日も待ってる
貝が落ちたら、何かが起きる。でも、その何かは、貝が落ちるまで分からない。
母の死に関係があったかも

[本の姿]
日本人の作家です。息苦しいようなホラーだったような気がします

もしかしら違う小説と混合してるかもですが、死体が腐敗して行くシーンから始まって
ジャングルか何かで父と息子が二人で暮らしてて、ジャングルみたいなんだけど廃屋の病院もあって
光を白い布に当てて虫を集めたり・・・無人のジャングルと思ってたけど実は他の家族も住んでてた?

他のスレでもダメでした
分かる方お願いします

25 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/16(木) 20:53:52
キーワードでぐぐってみたよ
ttp://www.amazon.co.jp/ジュリエット-角川ホラー文庫-伊島-りすと/dp/4043700024
これだったらいいなぁ

30 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/09/17(金) 11:32:04
>>25
それです!それです!
凄い!!やっぱりこのスレは凄いわ
ありがとうございます。
同じく私も超スッキリしました

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/24-30

ジュリエット 単行本 – 2001/7
伊島 りすと (著)
http://amazon.jp/dp/4048733052
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第8回(2001年) 日本ホラー小説大賞受賞
商品説明
岩井志麻子、瀬名秀明らを世に出すきっかけとなった日本ホラー小説大賞。本書はその第8回大賞受賞作である。
沖縄近辺と思われる孤島に、主人公親子がやってくる。島にはバブル期に建設され、ついに開業することのなかったリゾート施設があり、主人公は管理人として住みこむことになったのだ。そして島ではタブーとされる「水字貝の魂抜け」を家族全員が目撃したことをきっかけに、彼らの周囲には不可思議な現象が起こりはじめる。
主人公には思春期の娘と幼い息子がいて、妻を阪神大震災時に亡くしたことが一家に影を落としている。そのうえ各々が身近な生命の残酷な「死」にまつわるトラウマに脅かされている。島の過剰な「生」の描写と交互に、あくまで淡々と語られるこうした事実が後半に見事に生きることになる。そして家族それぞれの前に死者が実体をともなって現れはじめるあたりから、物語は加速し驚愕の結末になだれこむ。
さて、プロローグでは死体が腐敗し土にかえる過程が描かれ、小説全体のトーンを決定している。これが誰かのモノローグであるのなら、それはエピローグの語り手と同一人物と思われるが、いったい誰なのか? わかったとき、読者はこの小説のもう1人の主人公を知ることになる。  
「正気」と「狂気」、「生者」と「死者」の境界があいまいになり、日常生活が侵食されていく恐怖。モダンホラーの定石ではあるが、著者はそれをうまく使いこなし奇怪な生物と死者が闊歩(かっぽ)する独自の世界をつくりあげた。(工藤 渉)

ジュリエット (角川ホラー文庫) 文庫 – 2003/9
伊島 りすと (著)
http://amazon.jp/dp/4043700024
表紙画像・なか見!検索有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003007969-00
タイトル ジュリエット
著者 伊島りすと 著
著者標目 伊島, りすと
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 2001.7
大きさ、容量等 364p ; 20cm
ISBN 4048733052
価格 1400円
JP番号 20174676
出版年(W3CDTF) 2001
NDLC KH231
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

篠原一(しのはらはじめ)『アウトトゥランチ』

360 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/05/02(土) 01:39:49
[いつ読んだ]4~5年前
[あらすじ]主人公が母親を殺害、スーツケースに折り畳むように収納。
どこかのマンションの一室の冷蔵庫に遺体を隠し、経過を観察していく。
最後は主人公の自殺?で終わった気がする。
[覚えているエピソード]
確か途中で女の子が出てきた。
その子は遺体の隠された部屋の合い鍵を持っていて、主人公の犯した罪や遺体にも動じない子だった気がする。
[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本
[本の姿] ハードカバー
[その他覚えていること何でも]遺体の腐敗描写が生々しかった…。

361 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:39:08
>>360
篠原一『アウト・トゥ・ランチ』

362 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/05/07(木) 11:55:52
>>361
ありがとう、それだ!
調べてみたら短編集だったんだね。すっかり忘れてた…。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/360-362

アウト トゥ ランチ 単行本 – 2001/4/26
篠原 一 (著)
http://amazon.jp/dp/4087745244
表紙画像有り
内容紹介
空っぽの口の中に血の味を感じ続ける男。記憶喪失を演じる少年。二人を結びつけるものは何か? 表題作他、今を生きる誰もが抱える心の餓えを、7つの視点から描き出す、新感覚短篇集。

アウトトゥランチ (集英社): 2001|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002982493-00
表紙画像有り

貴志祐介(きしゆうすけ)『黒い家』(くろいいえ)

814 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/04(土) 21:51:05
【読んだ時期】5年以内
【あらすじ】保険会社の課長?が保険金殺人を調べ犯人と対決する話。
【エピソード】犯人は被保険者の妻で木造建の家の中に複数の死体遺棄。ナタか何かを持って主人公が追い掛けられるシーン有り。エレベーターを開けたら居た、ような?
【舞台】日本、京都。
【装丁】文庫

お願いします。

815 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/04(土) 22:24:41
>>814
貴志祐介「黒い家」と思われます。

816 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/04(土) 23:23:49
>>815
それです!ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/814-816

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041979020

角川ホラー文庫
黒い家
森田 芳光(監督)貴志 祐介(著)
発行:角川書店
縦150mm
392ページ
書評掲載情報
2017-05-07 読売新聞 朝刊
評者: 青木千恵
紹介
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

黒い家 単行本 – 1997/6
貴志 祐介 (著)
http://amazon.jp/dp/4048730568
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第4回(1997年) 日本ホラー小説大賞受賞
内容紹介
人はここまで悪になりきれるのか? 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。巨大なモラルの崩壊に直面する日本。黒い家は来たるべき破局の予兆なのか。人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002612262-00
タイトル 黒い家
著者 貴志祐介 著
著者標目 貴志, 祐介, 1959-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 1997.6
大きさ、容量等 365p ; 20cm
ISBN 4048730568
価格 1500円
JP番号 98010391
出版年(W3CDTF) 1997
NDLC KH271
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ゲイリー・ポールセン『ひとりぼっちの不時着』(ひとりぼっちのふじちゃく)

718 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/09/15(月) 22:29:56
[いつ読んだ]六年前
[あらすじ]離婚?をして少年が父の方に飛行機で送られる時に母が手斧を渡され飛行機に乗って父の元に向かうが、途中で飛行機の操縦士が心臓病?になりとある無人の島に墜落飛行機は湖に不時着し少年は命からがら逃げだしたが
飛行機は沈んでしまう。ただ少年のポケットの中には母親から渡された手斧が一つあった。
[覚えているエピソード]腹が減りすぎ胃が痛む中でいろいろな知恵を絞って
なんとか魚を捕まえて魚を一口食べた時の描写
「この一口には、どんな食べ物だってかないやしない、ステーキだってハンバーガーだってこのはじめの一口にはかなわない」

[物語の舞台となってる国・時代]外国の話だった気がする
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー、挿絵なし?
[その他覚えていること何でも]
最後の結末は沈んだ飛行機の中にある食糧か何かをひっぱりだしたりした時に
SOS信号が押され、助け出された
飛行機に乗っていた操縦士の死体を魚がつついていて恐怖におののいていた
少年

もう一度よみたい
この本のおかげで野生的なことに目覚めた

719 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/09/15(月) 22:37:35
>718
ゲイリー・ポールセンの「ひとりぼっちの不時着」ではないでしょうか。

720 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/09/15(月) 23:52:09
>>719
あーーー正解です!
すごい!素晴らしい!
ずっと悩んでたんですありがとうございます

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/718-720

ひとりぼっちの不時着 (海外児童文学シリーズ) 単行本 – 1994/7
ゲイリー ポールセン (著), 安藤 由紀 (イラスト), Gary Paulsen (原著), 西村 醇子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4875768818
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
ここはどこなんだろう―おなかがすいて死にそうなのに、食べ物はなにもない。マッチがないから、火もおこせない。森にはオオカミやクマだっているだろう…。両親の離婚後のはじめての夏、小型飛行機で父親のもとへ向かうとちゅう、思いがけない事故で、少年はひとりカナダの森林に不時着した。たったひとつ残された道具―手おのと、自分自身をたよりに、大自然のなかで“生きる”ことを学び、たくましく成長していく少年の冒険をえがく。ニューベリー賞銀賞受賞。小学上級から。
内容(「MARC」データベースより)
ここはどこなんだろう、おなかがすいて死にそうだ…。両親の離婚後のはじめての夏、小型飛行機で父親のもとへ向かう途中、少年は一人カナダの森林へ不時着してしまう。自分自身をたよりに、少年はたくましく成長していく。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002329473-00
タイトル ひとりぼっちの不時着
著者 ゲイリー・ポールセン 作
著者 西村醇子 訳
著者 安藤由紀 絵
著者標目 Paulsen, Gary
著者標目 西村, 順子, 1952-
シリーズ名 くもんの海外児童文学シリーズ ; 10
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 くもん出版
出版年月日等 1994.7
大きさ、容量等 236p ; 22cm
注記 原タイトル: Hatchet
ISBN 4875768818
価格 1400円 (税込)
JP番号 94051151
別タイトル Hatchet
出版年(W3CDTF) 1994
NDC(9版) 933 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
要約・抄録 カナダの北部森林地帯を舞台に,大自然と格闘しながら生きることを学んでいく少年のサバイバルと冒険を描く。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

伊島薫(いじまかおる)『死体のある20の風景』(したいのあるにじゅうのふうけい)

583 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/07/19(土) 23:47:08
すいません。小説ではなくて写真集なのですが、他に聞くところがなかったもので。
確か「女優殺人事件」というタイトルだったような
気がするのですが、アマゾン、グーグル該当なしでした。

[いつ読んだ]90年代ぐらいに立ち読みしてそれっきりです。
[あらすじ] 20人ぐらいの有名女優さんが、公園、公衆トイレ、川、トラックの荷台などさまざまな場所で”死体”で発見され、その”現場”を写したというコンセプトの写真集です。
[覚えているエピソード] 現場のみならず、”被害者”の女性も様々な職業、衣装で登場していました。そのうちの一人は山口智子さんだったと思いますが、他の人は記憶にありません。
[物語の舞台となってる国・時代] 東京だと思います。
[本の姿] A4かB4で、横長スタイルだったようです。
[その他覚えていること何でも] 河出書房だったと言う記憶が
 あったので、公式、アマゾンで調べてもわかりませんでした。
 ジャンル違いで恐縮です。

584 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/07/19(土) 23:56:12
>>583
「死体のある20の風景」かな

585 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/07/20(日) 00:13:54
>>584さん
アマゾンで見つけまして、正にそれでした。
「女優殺人事件」は帯のコピーだったのですね。
早速にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/583-585

死体のある20の風景 大型本 – 1999/1
伊島 薫 (著)
http://amazon.jp/dp/4771303592
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
女優が死ぬと、殺人現場は美しい風景に変わる-。話題のファッション誌「zyappu」で5年に渡って連載された連続女優殺人事件。伊島薫が撮り続けた女優たちのかくも美しく凄惨な殺人現場を一冊に纏める。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021468983-00
タイトル 死体のある20の風景
著者 伊島 薫/著
出版地(国名コード) JP
出版地 京都
出版社 光琳社出版
出版年月日等 1999.2
大きさ、容量等 1冊 ; 23×28cm
ISBN 4771303592
価格 ¥3800
TRCMARC番号 99004510
出版年(W3CDTF) 1999
当該情報資源を採取・保存した日 2014-03-25
NDC(9版) 748 : 写真集
対象利用者 一般
資料の種別 図書

貴志祐介(きしゆうすけ)『黒い家』(くろいいえ)

803 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/09/21(金) 10:35:55
[いつ読んだ] ここ10年以内
[あらすじ] ミステリーかホラー系
[覚えているエピソード]
ちょっと頭のおかしい殺人者の家へ踏み込んだら剃刀のような薄い刃物で切り刻まれた死体があった。可能な限り苦しめてから殺した。
[その他覚えていること何でも]
日本の小説家です。正直、このエピだけしか思い出せない。

お願いします。

804 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/09/21(金) 11:16:35
>>803
・ちょっと頭のおかしい殺人者の家へ踏み込んだ
・切り刻まれた死体があった
・可能な限り苦しめてから殺した

貴志祐介の「黒い家」かな?

805 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/09/21(金) 11:25:33
>>804
それだ!有難う。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/803-805

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041979020

角川ホラー文庫
黒い家
森田 芳光(監督)貴志 祐介(著)
発行:角川書店
縦150mm
392ページ
書評掲載情報
2017-05-07 読売新聞 朝刊
評者: 青木千恵
紹介
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

黒い家 単行本 – 1997/6
貴志 祐介 (著)
http://amazon.jp/dp/4048730568
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第4回(1997年) 日本ホラー小説大賞受賞
内容紹介
人はここまで悪になりきれるのか? 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。巨大なモラルの崩壊に直面する日本。黒い家は来たるべき破局の予兆なのか。人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002612262-00
タイトル 黒い家
著者 貴志祐介 著
著者標目 貴志, 祐介, 1959-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 1997.6
大きさ、容量等 365p ; 20cm
ISBN 4048730568
価格 1500円
JP番号 98010391
出版年(W3CDTF) 1997
NDLC KH271
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

瀬川ことび(せがわことび)「ラベンダー・サマー」

819 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/11/26(日) 14:28:45
映画同好会の学生三人が、映画を撮影しに避暑地の様な所に行く。そこで一人の可愛い少女と出会い友達になる。その後彼女を撮影していたビデオを、見ると彼女が死体の姿で映っていた。 このような話です。誰か、知っている方教えて下さい。お願いします。

820 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/11/26(日) 17:22:08
819ですが。タイトル分かりました!失礼しました。

821 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/11/26(日) 19:31:02
>>820
気になるじゃないか!なんだっけそれ?

825 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/11/26(日) 22:22:41
>819ではないが
「ラベンダーサマー」瀬川ことび
『青に捧げる悪夢』角川書店 収録 初出はスニーカー文庫

840 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/11/27(月) 21:48:59
>>825
おお!ありがとう。スッキリした

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/819-840

悪夢制御装置―ホラー・アンソロジー (角川スニーカー文庫) 文庫 – 2002/10
篠田 真由美 (著), 乙一 (著), 瀬川 ことび (著), 岡本 賢一 (著), 藤田 新策 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/404426905X
表紙画像有り
恐怖の意味を、教えてあげる――豪華執筆陣によるホラー・アンソロジー!
少年少女が廃屋で遭遇したモノは!?「闇の羽音」、”ジェルソミーナ女王”が暮らす”お城”で起きた惨劇「ふたり遊び」、夏の高原で出会った美少女の正体は…「ラベンダー・サマー」他、注目の新鋭・乙一も登場!
内容(「BOOK」データベースより)
せつなく、可笑しく、おぞましく―それぞれ異なる輝きを放つ4つの恐怖!ジェルソミーナ女王が暮らす森の中のお城で起きた惨劇『ふたり遊び』。消えた友人を捜すナオトとアカネが廃工場で遭遇する戦慄『闇の羽音』。高校生3人が夏の高原で出会った美少女の正体は?『ラベンダー・サマー』、「おうちの階段だけが、落ちて死ぬような気がするの…」姉妹にとって一階は死の国『階段』。鬼才たちによる書き下ろしホラー・アンソロジー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003607673-00
タイトル 悪夢制御装置 : ホラー・アンソロジー
著者 篠田真由美 [ほか著]
著者標目 篠田, 真由美, 1953-
シリーズ名 角川文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 2002
大きさ、容量等 222p ; 15cm
ISBN 404426905X
価格 514円
JP番号 20337702
部分タイトル ふたり遊び / 篠田真由美 著
部分タイトル 闇の羽音 / 岡本賢一 著
部分タイトル ラベンダー・サマー / 瀬川ことび 著
部分タイトル 階段 / 乙一 著
出版年月日等 2002.11
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


青に捧げる悪夢 (角川文庫) (英語) 文庫 – 2013/2/23
恩田 陸 (著), 小林 泰三 (著), 岡本 賢一 (著), 近藤 史恵 (著), 瀬川 ことび (著), はやみね かおる (著), 若竹 七海 (著), 新津 きよみ (著), 篠田 真由美 (著), 乙 一 (著)
http://amazon.jp/dp/4041007003
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
その物語はせつなく、時に可笑いくて、またある時はおぞましい―。閉ざされた全寮制の学園で起きた悪意のゲームに、美しい双子姉妹の哀しい秘密。崖の上で出逢った青年と少女が解き明かす化け物屋敷の切ない過去や、大きな古いお城に一人で住む不思議な少女の正体。妹が家の階段を怖がる理由とは…。背筋がぞくりとするようなホラー・ミステリ作品の饗宴。気鋭の作家による傑作短編が一堂に会した贅沢なアンソロジー。

青に捧げる悪夢 単行本 – 2005/3
恩田 陸 (著), 近藤 史恵 (著), 小林 泰三 (著), 乙一 (著), 若竹 七海 (著)
http://amazon.jp/dp/4048735934
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
豪華著者によるミステリーアンソロジー決定版!
閉ざされた全寮制の学園で起こった悪意のゲーム『笑いカワセミ』に、美貌の少年ヨハンが挑む!〈恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」〉ほか豪華執筆陣が贈る、せつなく、可笑しく、おぞましい傑作ミステリの饗宴!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007689395-00
タイトル 青に捧げる悪夢
著者 恩田陸, 若竹七海, 近藤史恵, 小林泰三, 乙一, 篠田真由美, 新津きよみ, 岡本賢一, 瀬川ことび, はやみねかおる 著
著者標目 恩田, 陸, 1964-
著者標目 若竹, 七海, 1963-
著者標目 近藤, 史恵, 1969-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 2005
大きさ、容量等 307p ; 19cm
ISBN 4048735934
価格 1500円
JP番号 20760046
部分タイトル 水晶の夜、翡翠の朝 / 恩田陸 著
部分タイトル みたびのサマータイム / 若竹七海 著
部分タイトル 水仙の季節 / 近藤史恵 著
部分タイトル 攫われて / 小林泰三 著
部分タイトル 階段 / 乙一 著
部分タイトル ふたり遊び / 篠田真由美 著
部分タイトル 還って来た少女 / 新津きよみ 著
部分タイトル 闇の羽音 / 岡本賢一 著
部分タイトル ラベンダー・サマー / 瀬川ことび 著
部分タイトル 天狗と宿題、幼なじみ / はやみねかおる 著
出版年月日等 2005.3
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

若合春侑(わかいすう)『蜉蝣』(かげろう)

280 名前:sage[] 投稿日:2006/06/14(水) 20:05:42
[いつ読んだ]
  3年ほど前
[あらすじ]
  ある女の人がある絵師(春画を描く人で、サディスト)に見初められる。
  モデルの仕事といって苛め抜かれるがあまりにも酷くなってきたので
  反抗した弟子と女性(いつの間にか惹かれあっていた)はその絵師さんを殺す。
  何かで家が燃えたのだと思いますが、焼死して家からその死体が見つかる話
[覚えているエピソード]
  ・縛られて木馬みたいなのに乗せられ、究極まで苛め抜かれる。
  ・物凄く大きい性器をもっているお弟子さんに無理やり膣に入れられる。
  ・子供が出来たと知ったその絵師は女性の性器に拳を突っ込んで
   赤ちゃんを殺そうとする。
[物語の舞台となってる国・時代]
  日本でしたが現代ではないと思います、江戸・・・でしたでしょうか。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
  ソフトカバー(うろ覚えしかし文庫ではありません。)
  表紙はピンクっぽく、着物がはだけた女の人が描かれていた気がします。
[その他覚えていること何でも]
  多分、多分なのですが少し現代の書き方とは違っていた気がします。
  例として、「ような方→やうな方」の様な表記になっていたと思います。

知っている方がいましたら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。

285 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/06/16(金) 16:53:33
>>280
若合春侑(わかい・すう)の「蜉蝣(かげろう)」だね。
「正字正假名遣ひ文」で書く人なので、慣れないと
読みにくいよね。「腦病院へまゐります。」も面白いよ。

余談だが、「春画を描く人で、サディスト」の絵師は
伊藤晴雨のことで、実在の人物。晴雨を描いた、
団鬼六の「外道の群れ」・「異形の宴」も併せて読むと
より楽しいかも。

286 名前:280[] 投稿日:2006/06/16(金) 21:55:39
>>285
蜉蝣でしたか!
アマゾンで調べてみたところ腦病院へまゐります。
にも興味を持ったので早速明日買いに行きたいと思います。
ありがとうございました。

蜉蝣にでてきた絵師は実在していたのですね。
なるほど、そうだったのかと感心しきりです。
またお勧めの本まで教えていただいて真にありがとうございました。
この本も読みたいと思います。それでは。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/280-286

蜉蝣 単行本 – 2003/7/1
若合 春侑 (著)
http://amazon.jp/dp/4048734709
表紙画像有り
肉体と精神の限界、愛憎、性、心の闇、男女の濃密な世界を描く話題作!
不穏な空気がたちこめる―昭和十年、上野。美校で裸体を曝すカフェの女給、帰依。繊細な画学生、謎めいた絵葉書屋、美しい絵描きと弥蘇教の下男。男たちとの邂逅で、帰依の人生は捩れはじめた。官能と禁忌に弄ばれた女の性を描く、落涙の純愛小説。
内容(「MARC」データベースより)
昭和初期の東京。カフェの女給の帰依は、上野の美校で裸体モデルをしていた。野獣性を秘めた学生達、謎めいた絵葉書屋、緊縛絵の画家・愁雨との出会いで、帰依の人生は思いがけない方向にねじれていく…。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004178772-00
タイトル 蜉蝣
著者 若合春侑 著
著者標目 若合, 春侑, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 2003
大きさ、容量等 201p ; 20cm
ISBN 4048734709
価格 1700円
JP番号 20430442
出版年月日等 2003.6
NDLC KH692
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

めぐみ『死体ばかり見ていた。 めぐみの葬儀屋日記』(したいばかりみていた。 めぐみのそうぎやにっき)

483 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/12/02(金) 11:38:16

質問させてください。
本のキャッチコピーが「まゆみ(?死体が好きなんです!」で、内容が女子高生と死体ものだったことしかわかりません…。 情報少ないですがお願いします。

484 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/12/02(金) 13:37:08
>>483
これかな?
まゆみじゃなくて、めぐみだけど。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331508463/249-5768605-3921948

485 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/12/02(金) 15:36:57
483です

>>484さんの教えてくださった本です!ありがとうございます!

まゆみじゃなくてめぐみでした…すいません。
ずっとわからなかったのでとにかく嬉しいです。本当に感謝しています。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/483-485

死体ばかり見ていた。―めぐみの葬儀屋日記 単行本 – 2002/1/1
めぐみ (著)
http://amazon.jp/dp/4331508463
表紙画像有り
・内容(「BOOK」データベースより)
少女は葬儀屋で働くうちに「死」について考えた―。迷いながら成長していく姿が綴られた感動のダイアリー。
・内容(「MARC」データベースより)
“死体大好き少女”めぐみの葬儀屋日記。趣味が昂じて葬儀屋で働くうちに、少女は次第に人の死の意味を考えはじめ、成長していった。美術評論家布施英利との異色対談あり。『GON!』の連載に大幅に訂正加筆した単行本。
・著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
めぐみ
1978年、東京都生まれ。フリーライター。女子美術大学付属中・高校卒業。バンタンデザイン研究所ライフマーケット学部卒業。高校在学中から都内某葬儀社にてバイトをはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003624400-00
タイトル 死体ばかり見ていた。 : めぐみの葬儀屋日記
著者 めぐみ 著
著者標目 めぐみ, 1978-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 廣済堂出版
出版年 2002
大きさ、容量等 215p ; 19cm
ISBN 4331508463
価格 1300円
JP番号 20311113
出版年月日等 2002.2
件名(キーワード) 葬儀業

[上位語] => 冠婚葬祭業
[関連語] => 葬式
NDLC D9
NDC(9版) 673.93 : 商業経営.商店
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

阿刀田高(あとうだたかし)「迷路」

870 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/07(月) 03:08
すごく面白かった本。

主人公(男)は小さい頃から誤って何人もの人(女)を殺してしまっていた。
そして死体は家の庭にある井戸にいつも捨てていた。
しかし、いつ井戸の中を見てもなぜか死体は消えているのだ。
不思議に思う主人公だが、「自分は強運なんだ。きっと神様が消してくれているんだ。
まてよ、もしかしたら人を殺したことさえ幻なのかも!?」と次第にいきがってくる。

主人公は成長し大人に。彼女が出来て、その彼女とケンカしているときに
ついカッとなって殺してしまった。
「いつもの井戸に隠せばすぐ消えてくれる」と考えた主人公はいつも通り
死体を井戸の中へ。次の日井戸の中を見てみたら案の定消えていた。

そんなある日、母親が病気になって寝たきりになる。
母親は看病する主人公に「私が死んだらちゃんと葬ってくれなきゃ嫌だからね。私のお葬式は立派にあげてくれよ・・・」としつこく念を押して言う。
そのうち看病に嫌気が差してきた主人公は母の首を絞めて殺してしまう。
いつもの井戸に母を沈める主人公。「これで大丈夫だ、母ちゃんも消してくれる」
次の日井戸の中を見に行く主人公。しかし、母は消えていない。まだ沈んでいる。
「おかしい」と思い毎日井戸を見に行く。しかし、何日経っても沈んだままで消えない。
だんだん動転してくる主人公。

・・・そりゃそうだ。母ちゃんが死んだらわざわざ体を張って死体を始末してくれる人なんているわけないのに。

というのがオチ。
これはよく出来た話だと思った。本ではもっと深い話なので是非本を読んで欲しい。
誰が書いてて何ていうタイトルだっけ?
確か作者の名前は「阿」という字が入っていたような・・・?

871 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/07(月) 06:36
>>370
この物語面白いね。
ふ・ふかい・・・感動した。
お母さんは、最後の最後まで信じていたんだろうな。
私もこのタイトル知りたい。

873 名前:871[] 投稿日:02/10/07(月) 06:38
>>370
じゃなくって、ごめーーーん。>>870だ。感動したのは。

874 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:02/10/07(月) 08:13
>>870
はっきりはわからないのだけど、話の傾向と「作者の名前は「阿」という字が入っていた」
というところからみて、なんとなく阿刀田高っぽい。

876 名前:870[] 投稿日:02/10/07(月) 15:41
>>871
書き方が悪かったかな?
つまり、オチは
今まで主人公が殺した女は、実はお母さんがこっそり井戸から引き上げて始末していたということです。
>>874
そうだー・・・。阿刀田高だったかも。調べてみます。ありがとう。

880 名前:871[sage] 投稿日:02/10/07(月) 21:28
>>870さん、
お母さんがこっそり死体を引き上げていたのは分かったんだけど
お母さんはそれを息子に言わず、息子が自分からやめてくれるのを信じていて
自分が死んだときにはそんな真似はしなでおくれよって、
ひたすら信じているところが、感動した。

892 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/10(木) 19:24
>>870
私もそれ読みました。確かここ数年の作品の筈……と
思って検索してみたところ、
「メトロポリタン」の一作目「母は愛す」がそれっぽいです。
違ってたらごめんなさい。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

花あらし 単行本 – 2001/2
阿刀田 高 (著)
http://amazon.jp/dp/4103343214
表紙画像有り
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002964871-00
タイトル 花あらし
著者 阿刀田高 著
著者標目 阿刀田, 高, 1935-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 2001
大きさ、容量等 293p ; 20cm
ISBN 4103343214
価格 1600円
JP番号 20131245
部分タイトル 迷路
部分タイトル 白い蟹
部分タイトル 選抜テスト
部分タイトル 暗い金魚鉢
部分タイトル 予言の研究
部分タイトル 第二の性
部分タイトル すきま風
部分タイトル 明日の新聞
部分タイトル 杳として
部分タイトル 大心力
部分タイトル 鰐皮とサングラス
部分タイトル 花あらし
出版年月日等 2001.2
NDLC KH73
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

七つの怖い扉 (新潮文庫) 文庫 – 2001/12/26
阿刀田 高 (著), 高橋 克彦 (著), 小池 真理子 (著), 乃南 アサ (著), 鈴木 光司 (著), 宮部 みゆき (著), 夢枕 獏 (著)
http://amazon.jp/dp/4101255253
表紙画像有り
内容紹介
「ねえ、私、生れてから一度も〈怖い〉と思ったことがないの。あなたのお話で、私に〈怖い〉ってどんなものか教えて下さいな」――。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出した。そしてまたある作家は、此岸と彼岸をたゆたうが如き朧な物語を紡ぎ出した……。当代きっての怪異譚の語り部が腕によりをかけて作り上げた恐怖七景。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002730390-00
タイトル 七つの怖い扉
著者 阿刀田高 [ほか]著
著者標目 阿刀田, 高, 1935-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 1998
大きさ、容量等 211p ; 20cm
ISBN 4103343192
価格 1500円
JP番号 99032943
部分タイトル 迷路 / 阿刀田高 著
部分タイトル 布団部屋 / 宮部みゆき 著
部分タイトル 母の死んだ家 / 高橋克彦 著
部分タイトル 夕がすみ / 乃南アサ 著
部分タイトル 空に浮かぶ棺 / 鈴木光司 著
部分タイトル 安義橋の鬼、人を[ク]らう語 / 夢枕獏 著
部分タイトル 康平の背中 / 小池真理子 著
出版年月日等 1998.10
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ジョージ・R.R.マーティン「皮剥ぎ人」(スティーヴン・キング他『スニーカー』)

225 名前:教えてください[] 投稿日:01/10/05(金) 19:02
狼男に、警官である父親を殺された記者(女)と、探偵の話。

正体を隠した狼男の一族に支配された町、
そこで次々に皮を剥がれた死体が発見される。
しかし警察はそれを隠そうとする。
怪しく思った主人公は、秘密を探ろうとして
次々危ない目にあう、みたいな。

10年くらい前かなー。海外翻訳。
すんごいおもしろかったの。ああ、でも作者名も覚えていない。

319 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/02(日) 22:34
>>225
まだ見てるかなー。
ジョージ・R・R・マーティン「皮剥ぎ人」です。
ハヤカワ文庫NV「スニーカー」に収録されてる。

キング目当てで読んだけど、これが一番おもしろかったな。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ナイトヴィジョン スニーカー (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション) 文庫 – 1990/5
スティーヴン・キング (著), 吉野 美恵子 (著), Stephen King (著)
http://amazon.jp/dp/4150405794
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
商業ビルのトイレのドアの下からのぞいているスニーカー。それはいつもそこにあった。ただ異なるのは、そのまわりに日ごとふえていくハエの死骸だけ…。幽霊屋敷ならぬ幽霊便所の怪を語る表題作ほか、キングの中短篇250枚、『カーリーの歌』で著名なダン・シモンズの短篇3篇、SF界の俊鋭ジョージ・R・R・マーティンの89年度世界幻想文学大賞中篇部門賞受賞作「皮剥ぎ人」など全7篇、いずれも入魂の書き下ろしを収録。名匠三人が腕を競う悪夢と戦慄の饗宴。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002045398-00
部分タイトル リプロイド・スニーカー・献辞 スティーヴン・キング著. 転移,ヴァンニ・フッチは今日も元気で地獄にいる,イヴァソンの穴 ダン・シモンズ著. 皮剥ぎ人 ジョージ・R.R.マーティン著

梶井基次郎(カジイモトジロウ)「桜の樹の下には」(サクラノキノシタニハ)?

81 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/15(金) 20:47
桜の木の下には何があるの?
君の死体。
あ~誰の何だっけ!!
教えて下さい!!

82 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/15(金) 23:15
>>81
梶井基二郎・・・じゃないよな・・・。

83 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/16(土) 19:47
>>81 坂口安吾

(略)
84 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/16(土) 19:51
>>81
 梶井基次郎「桜の樹の下には」。新潮文庫の「檸檬」に収録されている。

85 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/17(日) 06:06
坂口安吾は「桜の森の満開の下」だね。よく間違われてるけど。
でも81のいってるのは原典の梶井のじゃなさそうなカンジ…。
www.aozora.gr.jp/sakka_ka.html

86 名前:85[sage] 投稿日:2001/06/17(日) 06:10
ぐはっ。リンクまちがえた…。フ、フレームめぇぇ!
www.aozora.gr.jp/cards/kajii/htmlfiles/sakura.html

87 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2001/06/17(日) 13:31
>>85
で、死体が埋まってる桜の下はどっちなの?

90 名前:無名草子さん[] 投稿日:2001/06/18(月) 03:41
>>87
「桜の樹の下には屍体が埋まっている」のフレーズが
まんま出てくるのは梶井基次郎の方だよ。
安吾のは、桜の花の森を恐れる山賊の話。(←ダイスキ)

100 名前:81です[] 投稿日:2001/06/19(火) 22:22
みなさんありがとうございました!”!
とりあえず梶井基次郎の方を読んでみようと思います!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html

桜の樹の下には Kindle版
梶井 基次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/B009IXDZK2
大正から昭和期の作家、梶井基次郎の短編小説。初出は「詩と詩論 第二冊」[1928(昭和3)年]。「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」。桜の花の美しさは、人間も含めた動物の死によってなりたっているのだと“俺”は考える。死によってこそ、美しさが信じられる。死に考えを巡らせることに喜びを感じる。梶井の悪鬼の憂鬱は、美しさの底を暴いてみせる。暴かれた桜は一段と美しく咲くしかあるまい。

梶井基次郎小説全集 単行本 – 2007/9/20
梶井 基次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4806021474
表紙画像あり
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009196164-00
部分タイトル 檸檬
部分タイトル 城のある町にて
部分タイトル 泥檸
部分タイトル 路上
部分タイトル 橡の花
部分タイトル 過古
部分タイトル 雪後
部分タイトル ある心の風景
部分タイトル Kの昇天
部分タイトル 冬の日
部分タイトル 蒼穹
部分タイトル 筧の話
部分タイトル 器樂的幻覺
部分タイトル 冬の蠅
部分タイトル ある崖上の感情
部分タイトル 櫻の樹の下には
部分タイトル 愛撫
部分タイトル 闇の繪卷
部分タイトル 交尾
部分タイトル のんきな患者
部分タイトル 瀬山の話.解題 / 鶴岡善久 著

Kの昇天/檸檬 朗読CD付 (海王社文庫) 文庫 – 2015/6/10
梶井 基次郎 (著), 小椋 ムク (イラスト), 櫻井 孝宏 (その他)
http://amazon.jp/dp/4796407367
表紙画像あり
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026409281-00
部分タイトル Kの昇天
部分タイトル 檸檬
部分タイトル 城のある町にて
部分タイトル 桜の樹の下には
部分タイトル 冬の日
部分タイトル 愛撫
部分タイトル 闇の絵巻
部分タイトル 交尾

檸檬 (角川文庫) 文庫 – 2013/6/21
梶井 基次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4041008387
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬一つを置いてくる。現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した表題作ほか、「城のある町にて」「雪後」などを収録。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024472510-00
部分タイトル 檸檬
部分タイトル 城のある町にて
部分タイトル 雪後
部分タイトル Kの昇天
部分タイトル 冬の日
部分タイトル 桜の樹の下には
部分タイトル 冬の蠅
部分タイトル ある崖上の感情
部分タイトル 闇の絵巻
部分タイトル 交尾
部分タイトル のんきな患者
部分タイトル 瀬山の話
部分タイトル 海
部分タイトル 温泉.同時代人の回想本質的な文学者 / 萩原朔太郎 著
部分タイトル 同時代人の回想交友の思い出はるか / 三好達治 著

坂口安吾 桜の森の満開の下 青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42618_21410.html