K.羽音(K.はのん)『夏の破片』(なつのはへん)

60 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:34:39
[いつ読んだ]5、6年前
[物語の舞台となってる国・時代]日本、現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバーで黄色、表紙が車の玩具の写真?だった気がします。
[その他覚えていること何でも]
※作者の名前が下の名前だけだった気がします。英語だったかも(日本人です)
※タイトルが夏の~みたいな感じだったと思います。(物語の季節は夏でした)
※作者の経歴や、他の本の紹介とかもなくて、情報が少なかったです。

61 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:42:02
>>60の続き
[あらすじ]大学生がバイトの配達で人妻と出会う。画家の旦那とも仲良くなってモデルの仕事をお願いされる。住み込み1ヶ月くらいが条件で承諾する。三人で暮らして行く内に主人公と人妻は不倫する。

62 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:44:12
>>61の続き
最後に旦那は自殺します。あと、妻は外国で記憶無くした売春婦で旦那に拾われただけで、互いに尊重はしているが愛し合ってはいない。旦那が書く絵は木馬の絵だったと記憶してます。
もう一度読みたいのですが、作者の名前を知らないので知ってる方いらっしゃったら教えて下さい。お願いします。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/60-62


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


夏の破片 単行本 – 1999/12/1
K.羽音 (著)
http://amazon.jp/dp/4048731971
表紙画像有り

夏の破片 (角川書店): 1999|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002866261-00

記事更新日:2023年11月16日
記事公開日:2023年8月12日

阿刀田高(あとうだたかし)「影絵」

122 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/01/10(土) 03:13:05
[いつ読んだ]
15年くらい前だったかな・・・
[あらすじ]
2:やっと手に入れた油絵の具で絵を書く貧乏画家。しかし絵に描いたものが見えないまま存在するようになり、画家は思い切って裸婦画を燃やしてしまう。
[覚えているエピソード]
2:裸婦を描いた絵を焚き火に投げ込むと、画家の耳に悲鳴が聞こえたような気がするところ。後は鰯とか描いてた描写も。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
外見は忘れた。文庫。短編が収録されてたものだったかと。
[その他覚えていること何でも]
カンガルー日和や廃市なんかの文庫とごちゃまぜになってた。だから混同しちゃってるかも?

124 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/01/10(土) 07:52:14
>>122
どっちも阿刀田高の昔の短編。
1の方はたぶん「冥い道」で、これは「コーヒーブレイク十一夜」に入ってるんだけど、同じ本に2もあったかどうかは定かではない。
でも2も阿刀田なのは間違いなし。

127 名前:122[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:54:54
>>124
おお、ありがとうございます!
がんばって探してみます。
あと、家族が「骨の樹」を読んだという証言も得られたので後は虱潰しに(シャキーン

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/122-127

参考:
『コーヒー・ブレイク11夜 (文春文庫 あ 2-5)』のレビュー 阿刀田高 (キーさん) – ブクログ
https://booklog.jp/users/kimiharu666/archives/1/4167278057

コーヒー・ブレイク11夜 (文春文庫 あ 2-5) 文庫 – 1984/9/1
阿刀田 高 (著)
http://amazon.jp/dp/4167278057
表紙画像有り

コーヒー・ブレイク11夜 (文芸春秋): 1982|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001555496-00
目次有り

藍川京(あいかわきょう)『華宴』(かえん)

186 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/11/30(金) 23:12:03.19
[いつ読んだ]
・15~20年程度前

[あらすじ]
・主人公は若い女性で、登場する複数の男性と関係を持つ恋愛もの
・登場する男性はすべて日本の伝統的な職業か芸能を生業としている
・ヒロインに複数の男が言い寄るというある意味乙女ゲームのような物語構成
・章ごとに相手の男性が変わる
・1巻で物語は完結する
・性的な描写はあるが18禁作品ではない

[覚えているエピソード]
・相手の男に「組紐屋」や「調香師(? 日本的なお香を焚いていたように思う)」がいた記憶がある

[物語の舞台となってる国・時代]
・場所は現代~近代の日本
・登場人物はたしか全員日本人

[本の姿・装丁・挿絵]
・一般的な文庫本。挿絵はなかったはずで、ラノベでは無いと思う

[その他覚えていること何でも]
・作者は日本人女性だったと思う

ずっと気になっています。わかる方いたらお願いいたします!

187 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/12/01(土) 07:06:02.03
>>186
藍川京『華宴』(幻冬舎アウトロー文庫)でしょうか?

189 名前:186[sage] 投稿日:2018/12/02(日) 02:17:50.01
>>187
これだ! 長年のモヤモヤが解決です。
調べてみると官能小説のくくりのようですが女性でも読める作品でした。
本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/186-189

華宴 (幻冬舎アウトロー文庫) 文庫 – アダルト, 1999/12/1
藍川 京 (著)
http://amazon.jp/dp/4877288120
表紙画像有り

続きを読む 藍川京(あいかわきょう)『華宴』(かえん)

陳舜臣(チンシュンシン)『景徳鎮からの贈り物 中国工匠伝』(ケイトクチンからのおくりもの)

131 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/09/09(日) 13:11:35.02
[いつ読んだ]80年代後半
[あらすじ]
たぶん明か清の時代の絵師の話で西域に行った際、戦乱に巻き込まれ、イスラム勢力に捕まって、仕事をさせられる。
具象画を禁止されているイスラム世界で彼は抽象的なデザイン画的なものばかり描かされ得意で好きな絵を描くことができない日々を送る。
数年経ってやっと開放され、その後、思い切り好きな金魚の絵を描けるようになった彼は「金魚の絵」で名をなす。
[覚えているエピソード]
ラスト開放され、友人と再会した主人公が「これからはやっと思い切り好きな絵を描くことができるよ」的なことを言ってました。
[物語の舞台となってる国・時代] 昔(たぶん明代か清代)の中国
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫でした。表紙は原田維夫じゃなかったかと。
[その他覚えていること何でも]
主人公がみんな職人や芸術家の陳舜臣の短編集の一編で、各主人公に共通した名称が本のタイトルになっていました。

133 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/09/09(日) 19:28:59.32
>>131 陳舜臣 職人 短編集 で何故ぐぐらんかなそこまで判ってて https://www.amazon.co.jp/dp/4101332010

134 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/09/10(月) 00:54:43.22
>>133
ありがとうございます。それでした。
サブタイトルを本タイトルと勘違いして記憶してました。

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/131-134

景徳鎮からの贈り物―中国工匠伝 (新潮文庫) 文庫 – 1984/2/1
陳 舜臣 (著)
http://amazon.jp/dp/4101332010
表紙画像有り

続きを読む 陳舜臣(チンシュンシン)『景徳鎮からの贈り物 中国工匠伝』(ケイトクチンからのおくりもの)

宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

318 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:00:45.28
[いつ読んだ]5~10年前くらいだと思います。

[あらすじ]
江戸時代の女絵師の話。
子どもの頃から絵を描くのが好きだったふつうのおかみさんが、
近所のおもちゃ屋に頼まれて、すごろくや凧の絵なんかを描く内職をしてるうちに評判になり、大きな版元に頼まれて、子どもを描いた連作絵が大当たりして、どんどん人気の絵師になっていく。
けど、独学だったために行き詰り、その後はヒット作がなかなか生み出せず、春画を描かされそうになったり
働き者だった旦那が、かみさんの収入を当てにするようになって働かなくなったり
周囲の無理解や嫉妬に悩まされたり、親せき(義理の姉?)が借金の無心にくるようになったりして、それまでの生活がどんどん崩れていき、結局、旦那とは離縁してしまう。
ラストがどうなったかは覚えてません。

[物語の舞台となってる国・時代] 日本。江戸時代。江戸。

[その他覚えていること何でも]
当時、北原亞以子、宇江佐真理あたりをよく読んでいました。そんな感じの作品だったような気がします。
図書館で借りて読んだだけのものもけっこうあり、彼女たちの本をぜんぶ持っているわけではありませんが
北原亜以子の「恋忘れ草」、宇江佐真理の「酔いもせず」も女絵師の話ですが、読み返してみたらちがいました。

319 名前:318[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:09:29.58
>>318
すいません。自己解決しました。
宇江佐真理の「さびしい水音」でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/318-319

深川恋物語 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/7/19
宇江佐 真理  (著)
http://amazon.jp/dp/4087474631
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。

続きを読む 宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

久美沙織(くみさおり)「献身」

392 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/04(日) 20:18:05.22
お願いします

[いつ読んだ 10年以内
[あらすじ]聖女のような妻をもつ夫の苦悩
[覚えているエピソード]
・妻が用意する食事は、温かくあるべきものは温かく(熱々で)冷たくあるべき物は冷たく、栄養バランスも考えられた素晴らしい食事
・夫の仕事関係のパーティに夫婦で参加した際、夫は知り合いの絵描き(女、浮気相手)に話しかけられる。
内容は「あなたの奥さんをモデルに、挿絵を描いた。カトリック系の女子校舞台の小説で、奥さんはマリア像のモデルなの」というもの
・浮気相手の家で情事のあとにアボカドと玉ねぎのディップをつけたトルティーヤチップを食べ、そのB級グルメな味わいに夢中になる
・トルティーヤチップを食べながら、「もしこれを妻に食べさせたら、きっと『これを○○して○○したら健康的でいいんじゃないかしら。
チップも2~3枚なら塩分が…』といったように、否定はしない代わりに美味しいと一緒に喜んで食べたりはしないだろうと想像するシーンあり
・妻の良妻賢母(といっても子供はいなかったはず)ぶりを表すエピソードに、「妻は毎日レースの敷物をどかして丁寧に埃をとる、レースも毎日のように洗う、洗剤は環境のために使わないがレースはいつも真っ白。それを苦にするわけでもない」的なことを夫が回想する
(掃除洗濯が行き届いたというニュアンスより、優しく思いやりに溢れ完璧すぎて気持ちが悪い、息が詰まる的な書かれ方)
[物語の舞台となってる国・時代]日本現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫くらいのおおきさで短編集のようなものだった気がする

[その他覚えていること何でも]

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・最後は夫が妻に別れを切り出す

・夫婦に子供はいない

よろしくお願いします。

441 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/28(水) 20:46:06.30
>>392
うろ覚えだけど久美沙織の短編集「孕む」の中に そんな話があった気がする

442 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/03/28(水) 23:52:32.87
>>441
ぐぐったところ、どうやらその短編集のなかの「献身」のようです。
「孕む」を読んだ記憶がないので、アンソロジーとか他の形態で読んだのかもしれないですが、検索で見かけた「孕む」の他の作品も面白そうで、楽しみが増えました。
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/392-442

孕む (光文社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/6
久美 沙織 (著)
http://amazon.jp/dp/4334733344
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
妻は、さながら殉教者だった。夫を神様のように想い続ける。「わたしにはあなただけがいればいいの。なんにもいらない。」夫は、神様のふりをし続けることが出来なかった―。(「献身」)。女はどこまでを男に差し出せるのだろう。「その心臓は愛した男のあばらの中でかちこち時を刻んでる」(「REMISS」)。誰かを愛した女の切なさが、いっぱいにつまった作品集。
続きを読む 久美沙織(くみさおり)「献身」

安部公房(あべこうぼう)「魔法のチョーク」(まほうのチョーク)

11 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/03/14(日) 04:07:56
[いつ読んだ]
高校のときの模試(大学受験)で(2、3年前)
だからそれ以上前に出版されているはず

[覚えているエピソード]
貧乏な画家が筆で絵を描いたら描いたものが具現化する
最初に具現化したのはリンゴだったような…
ベッドとかも出してた気がする
ラストは貧乏画家は別に金持ちになろうとも思わずそのまま寝てオワリ

[物語の舞台となってる国・時代]
中世ヨーロッパみたいな雰囲気

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
大学受験の国語模試で見かけた文章なのでなんとも

[その他覚えていること何でも]

13 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/03/15(月) 12:15:43
>>11
安部公房「魔法のチョーク」かなあ。

20 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/03/17(水) 03:22:15
>>13
それです!
チョークだったのかあ…
ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/11-20

壁 (百年文庫) 単行本 – 2011/5/1
カミュ (著), サヴィニオ (著), 安部 公房 (著), Albert Camus (原著), Alberto Savinio (原著)
http://amazon.jp/dp/459112164X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「自らの星」を信じ、名声をほしいままにしてきた画家ヨナ。やがて訪れた孤独と沈黙の果てに、彼が見出した幸福な光とは(カミュ『ヨナ』)。描いた絵が実体となるチョークを手に入れたアルゴン君は新しい世界の創造に乗り出した(安部公房『魔法のチョーク』)。老いた母との生活を捨て、青年が辿り着いた豪奢な邸宅。ヴァイオリンの音に導かれて立ち上がる記憶と幻惑の数々(サヴィニオ『「人生」という名の家』)。壁の如く立ちふさがる、不条理と超現実の世界。

壁 (ポプラ社): 2011|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011186429-00
目次有り


怖い食卓 単行本 – 1990/7/1
筒井康隆 (著)
http://amazon.jp/dp/493862009X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
筒井康隆作〈定年食〉が物語るように、定年を迎えた男は最後に一家団欒の食卓上にて家族の胃袋へと消えて役目を終える。美味に酔う家族の笑顔が祝祭日にふさわしい。エロスの根源から湧き起こる人肉食への快美な誘惑。

怖い食卓 (北宋社): 1990|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002120714-00
目次有り


魔法のチョーク ([安部公房]): 1950|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007576229-00

ロベルト・ピウミーニ『光草』(ストラリスコ)

65 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 06:55:18
[いつ読んだ]8年くらい前

[あらすじ]
(おぼろげなので、ところどころあっていないかもしれません)少年は体が弱く外に出られない。
そのため、画家が大きな壁に 季節ごとの絵を描いて行く。
少年と画家の交流を描いた作品

[覚えているエピソード]
キーワード:黄金or金色

[物語の舞台となってる国・時代]
・西洋
・現代ではない。中世~近代?

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー。表紙が黄色だったような気がします。
厚みはあまりありませんでした。

[その他覚えていること何でも]
昔、学校の図書室で読んだものです。
記憶がおぼろげ過ぎて、分かりにくいとは思いますがどなたかピンときましたら、お願いします。

66 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/12/31(月) 07:55:24
>>65
ロベルト・ピウミーニの「光草 ストラリスコ」じゃないかな

67 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 16:29:41
>>66
それです!!!ありがとうございます。
やっとスッキリしましたー

この本のタイトル(題名)教えて! その6http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/65-67

光草(ストラリスコ) (Y.A.Books) 単行本 – 1998/10/1
ロベルト ピウミーニ (著), 堀川 理万子 (イラスト), Roberto Piumini (原著), 長野 徹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4338144025
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
暗闇のなかで、あたり一面に、何百という細い穂が金色の光を放って輝いていた。「光草だ!」画家は、光を浴びることができない病の少年のために、部屋の壁一面に絵を描きはじめた。画家と少年の心の交流を詩情豊かに描く物語。
内容(「MARC」データベースより)
画家は、光を浴びることができない病の少年のために、壁一面に絵を描き始めた。絵は三つの部屋の壁に広がり、そこには山なみや海、草原が生まれた。画家と少年の心の交流を詩情豊かに描いた、生命と死をみつめる物語。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002730395-00
タイトル 光草
著者 ロベルト・ピウミーニ 作
著者 長野徹 訳
著者標目 Piumini, Roberto, 1947-
著者標目 長野, 徹, 1962-
シリーズ名 Y.A.books
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 小峰書店
出版年月日等 1998.10
大きさ、容量等 158p ; 20cm
注記 原タイトル: Lo stralisco
ISBN 4338144025
価格 1400円
JP番号 99032948
別タイトル Lo stralisco
出版年(W3CDTF) 1998
NDLC KR337
NDC(9版) 973 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) ita :
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

若合春侑(わかいすう)『蜉蝣』(かげろう)

280 名前:sage[] 投稿日:2006/06/14(水) 20:05:42
[いつ読んだ]
  3年ほど前
[あらすじ]
  ある女の人がある絵師(春画を描く人で、サディスト)に見初められる。
  モデルの仕事といって苛め抜かれるがあまりにも酷くなってきたので
  反抗した弟子と女性(いつの間にか惹かれあっていた)はその絵師さんを殺す。
  何かで家が燃えたのだと思いますが、焼死して家からその死体が見つかる話
[覚えているエピソード]
  ・縛られて木馬みたいなのに乗せられ、究極まで苛め抜かれる。
  ・物凄く大きい性器をもっているお弟子さんに無理やり膣に入れられる。
  ・子供が出来たと知ったその絵師は女性の性器に拳を突っ込んで
   赤ちゃんを殺そうとする。
[物語の舞台となってる国・時代]
  日本でしたが現代ではないと思います、江戸・・・でしたでしょうか。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
  ソフトカバー(うろ覚えしかし文庫ではありません。)
  表紙はピンクっぽく、着物がはだけた女の人が描かれていた気がします。
[その他覚えていること何でも]
  多分、多分なのですが少し現代の書き方とは違っていた気がします。
  例として、「ような方→やうな方」の様な表記になっていたと思います。

知っている方がいましたら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。

285 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/06/16(金) 16:53:33
>>280
若合春侑(わかい・すう)の「蜉蝣(かげろう)」だね。
「正字正假名遣ひ文」で書く人なので、慣れないと
読みにくいよね。「腦病院へまゐります。」も面白いよ。

余談だが、「春画を描く人で、サディスト」の絵師は
伊藤晴雨のことで、実在の人物。晴雨を描いた、
団鬼六の「外道の群れ」・「異形の宴」も併せて読むと
より楽しいかも。

286 名前:280[] 投稿日:2006/06/16(金) 21:55:39
>>285
蜉蝣でしたか!
アマゾンで調べてみたところ腦病院へまゐります。
にも興味を持ったので早速明日買いに行きたいと思います。
ありがとうございました。

蜉蝣にでてきた絵師は実在していたのですね。
なるほど、そうだったのかと感心しきりです。
またお勧めの本まで教えていただいて真にありがとうございました。
この本も読みたいと思います。それでは。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/280-286

蜉蝣 単行本 – 2003/7/1
若合 春侑 (著)
http://amazon.jp/dp/4048734709
表紙画像有り
肉体と精神の限界、愛憎、性、心の闇、男女の濃密な世界を描く話題作!
不穏な空気がたちこめる―昭和十年、上野。美校で裸体を曝すカフェの女給、帰依。繊細な画学生、謎めいた絵葉書屋、美しい絵描きと弥蘇教の下男。男たちとの邂逅で、帰依の人生は捩れはじめた。官能と禁忌に弄ばれた女の性を描く、落涙の純愛小説。
内容(「MARC」データベースより)
昭和初期の東京。カフェの女給の帰依は、上野の美校で裸体モデルをしていた。野獣性を秘めた学生達、謎めいた絵葉書屋、緊縛絵の画家・愁雨との出会いで、帰依の人生は思いがけない方向にねじれていく…。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004178772-00
タイトル 蜉蝣
著者 若合春侑 著
著者標目 若合, 春侑, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 2003
大きさ、容量等 201p ; 20cm
ISBN 4048734709
価格 1700円
JP番号 20430442
出版年月日等 2003.6
NDLC KH692
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

村上春樹(むらかみはるき)「アイロンのある風景」(アイロンのあるふうけい)

388 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/10/31(月) 03:01:01
二年以上前に読んだ本なのですが
若い男女(10代後半か20代前半)が、浜辺で男(若くない。40~65歳だったか…?)と共に
キャンプファイアーをする内容です。
若くない方の男は、トラウマ持ちの画家だったような気がします。
しっかり木を組み上げて大きな炎を作る場面が印象的でした。
お心当たりがありましたら、どうぞよろしくお願い致します。

389 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/31(月) 03:16:56
>>388
「アイロンのある風景」
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」に入ってる短編

390 名前:388[sage] 投稿日:2005/10/31(月) 04:56:14
それです!やっと見つかった…。
当時確かに『神の子どもたちはみな踊る』を読みました。
ずっと気になっていたので嬉しいです。どうもありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/388-390

神の子どもたちはみな踊る 単行本 – 2000/2/1
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/4103534117
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
しんと静まりかえった心の中のいちばん深い場所で、たしかに、それは起こった。生きること、死ぬこと、そして眠ること―1995年2月、あの地震のあとで、まったく関係のない六人の身の上にどんなことが起こったか?連載『地震のあとで』五篇に書下ろし一篇を加えた著者初の連作小説。

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫) 文庫 – 2002/2/28
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/4101001502
表紙画像有り
内容紹介
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。

http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/2949271.html
書名 神の子どもたちはみな踊る
著作者等 村上 春樹
書名ヨミ カミ ノ コドモタチ ワ ミナ オドル
書名別名 Kami no kodomotachi wa mina odoru
出版元 新潮社
刊行年月 2000.2
ページ数 201p
大きさ 20cm
ISBN 4103534117
NCID BA45788531
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全国書誌番号
20039133
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言語 日本語
出版国 日本
掲載作品
著作名 著作者名
UFOが釧路に降りる 村上 春樹
かえるくん、東京を救う 村上 春樹
アイロンのある風景 村上 春樹
タイランド 村上 春樹
神の子どもたちはみな踊る 村上 春樹
蜂蜜パイ 村上 春樹

村上春樹全作品 1990~2000 第3巻 短編集II 単行本 – 2003/3/31
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/406187943X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
名作「神の子どもたちはみな踊る」「レキシントンの幽霊」収録。全篇加筆訂正。著者による書下ろし「解題」入り。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004074822-00
タイトル 村上春樹全作品1990~2000
著者 村上春樹 著
著者標目 村上, 春樹, 1949-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 2003
大きさ、容量等 275p ; 21cm
ISBN 406187943X
価格 2500円
JP番号 20382777
巻次 3 (短編集 2)
部分タイトル レキシントンの幽霊
部分タイトル 緑色の獣
部分タイトル 氷男
部分タイトル 七番目の男
部分タイトル めくらやなぎと、眠る女
部分タイトル UFOが釧路に降りる
部分タイトル アイロンのある風景
部分タイトル 神の子どもたちはみな踊る
部分タイトル タイランド
部分タイトル かえるくん、東京を救う
部分タイトル 蜂蜜パイ
出版年月日等 2003.3
NDLC KH384
NDC(9版) 918.68 : 作品集:全集,選集
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

日本文学100年の名作第9巻1994-2003 アイロンのある風景 (新潮文庫) 文庫 – 2015/4/30
池内 紀 (編集),‎ 松田 哲夫 (編集),‎ 川本 三郎 (編集)
http://amazon.jp/dp/4101274401
表紙画像有り
内容紹介
阪神大震災の発生と復興。携帯電話の普及。変わるものと変わらないもの。世紀をまたぎ生まれた、至極の16編。辻原登「塩山再訪」/吉村昭「梅の蕾」/浅田次郎「ラブ・レター」/林真理子「年賀状」/村田喜代子「望潮」/津村節子「初天神」/川上弘美「さやさや」/新津きよみ「ホーム・パーティー」/重松清「セッちゃん」/村上春樹「アイロンのある風景」/吉本ばなな「田所さん」/山本文緒「庭」/小池真理子「一角獣」/江國香織「清水夫妻」/堀江敏幸「ピラニア」/乙川優三郎「散り花」
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/30032695.html
書名 日本文学100年の名作
著作者等 乙川 優三郎
吉本 ばなな
吉村 昭
堀江 敏幸
小池 真理子
山本 文緒
川上 弘美
川本 三郎
新津 きよみ
村上 春樹
村田 喜代子
松田 哲夫
林 真理子
江国 香織
池内 紀
津村 節子
浅田 次郎
辻原 登
重松 清
書名ヨミ ニホン ブンガク ヒャクネン ノ メイサク
書名別名 アイロンのある風景 : 1994-2003
Nihon bungaku hyakunen no meisaku
シリーズ名 新潮文庫 し-23-9
巻冊次 第9巻
出版元 新潮社
刊行年月 2015.5
ページ数 510p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-10-127440-9
NCID BB1855520X
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全国書誌番号
22561856
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
掲載作品
著作名 著作者名
さやさや 川上 弘美
アイロンのある風景 村上 春樹
セッちゃん 重松 清
ピラニア 堀江 敏幸
ホーム・パーティー 新津 きよみ
ラブ・レター 浅田 次郎
一角獣 小池 真理子
初天神 津村 節子
塩山再訪 辻原 登
年賀状 林 真理子
庭 山本 文緒
散り花 乙川 優三郎
望潮 村田 喜代子
梅の蕾 吉村 昭
清水夫妻 江國 香織
田所さん 吉本 ばなな