阿部和重(あべかずしげ)『グランド・フィナーレ』

103 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 20:12:36
ミステリー板で質問したのですがわからなかったので
こちらでも書かせてください。

ここ1年くらいだと思うのですが、関西テレビの「2時ワクッ!」という番組で紹介されてました。読んでみたいと思いつつ、タイトルを忘れてしまったので、知っている方いましたら教えてください。

ある男がいて、離婚調停中だったかの妻と子供がいる。
男は、子供の写真が趣味だと自負するほどの子煩悩のつもりだったが、友人から(妻からだったかな?)、自分が以外にも他から見たら、子供ばかりにシャッターをむけていると怖がられてるらしいと知る。

これだけのあらすじしか知らないのですが・・・。
たしか、ミステリーっぽいの紹介の仕方だったとような気がするのですが
ミステリー板では返答がまったくこなかったので、違うのかも知れません。
知ってる方いましたら、教えてください。
日本の作者だったと思います。

104 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 01:01:42
>>103
>ある男がいて、離婚調停中だったかの妻と子供がいる。
>男は、子供の写真が趣味だと自負するほどの子煩悩のつもりだったが、
>友人から(妻からだったかな?)、自分が以外にも他から見たら、
>子供ばかりにシャッターをむけていると怖がられてるらしいと知る。

「ちびまるこ」のタマちゃんのお父さんを思い出したw

105 名前:103[sage] 投稿日:2005/07/21(木) 12:35:02
>>104
いや、ちびまるこちゃんではなかったんですが・・・。
もうちょっと深刻なお話だったと思う。
でもタマちゃんのお父さんとかぶってるんですねw
ちょとワロスww

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/103-105

思い出せないタイトル質問スレ 2
https://book3.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1089910981/455


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


グランド・フィナーレ (講談社文庫) Kindle版
阿部和重 (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B07XZ1QF4B

グランド・フィナーレ (講談社文庫) 文庫 – 2007/7/14
阿部 和重 (著)
http://amazon.jp/dp/4062757753
表紙画像有り

グランド・フィナーレ 単行本 – 2005/2/1
阿部 和重 (著)
http://amazon.jp/dp/4062127938
表紙画像有り

阿部和重 著. グランド・フィナーレ, 講談社, 2005.2. 4-06-212793-8.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007631414

記事更新日:2024年2月10日
記事公開日:2022年5月20日

中村航(なかむらこう)『リレキショ』

909 名前:無名草子さん[] 投稿日:2018/04/23(月) 02:30:10.26
私も昔読んだけどタイトルが思い出せない本があります。

もしよければご助力ください。

[いつ読んだ]四年前(図書館の本だからそれより前に売られた本かも)

[あらすじ] 拾われた?青年がガソリンスタンドでバイトしながらいろんな人と関わってく話

ストーリーはあまり覚えてない、というより起承転結があまりないようなものだった気がするので登場人物を載せます。

主人公:謎の人。自我はあるが、名前がない?ガソリンスタンドでバイトをしている。

拾ってくれた人は女の人で離婚歴あり。

確か夫に浮気をされたのが原因。だが感情が薄くあっさり離婚した。いつしか海の家でバイトしていた女友達と仲がいい。

女友達:海の家でバイトをしていた。そこで仲良くなった、上記の女と同棲し、一緒に漫才のようなことを家の中で話しながら過ごす。

その後は水商売をして生活していた(気がする)主人公と後々キスをする

浪人生(女):薬学部を目指している。朝は寝ていて夜中に勉強。

夜の勉強の息抜きに外を双眼鏡で覗く癖があり、そこで深夜ガソリンスタンドでバイトしている主人公を観察していた。

ある時手紙を主人公に出し、一度実際にデートする。拾ってくれた女曰く、真面目で幸せになるべき子

(続く)

910 名前:無名草子さん[] 投稿日:2018/04/23(月) 02:32:30.74
909の続き

[覚えているエピソード]
拾ってくれた女とその女友達のエピソード:
海の家でバイトしてる時。

焼きそばばっか作ってると焼きそばみたいな人生を表した顔になる、という話をしていた。

[物語の舞台となってる国・時代] 現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 文庫

[その他覚えていること何でも]

以上になります。

かなり拙く分かりづらいですが、もしご存知でしたらご教示お願いいたします。

912 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/04/24(火) 19:38:27.45
>>909
中村航『リレキショ』はいかがでしょうか?
ttps://www.amazon.co.jp/dp/4309407595

913 名前:無名草子さん[] 投稿日:2018/04/24(火) 20:11:50.31
>>912
909/910です。

ビンゴです!

モヤモヤが晴れました、とても感謝しております

ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/909-913

リレキショ (河出文庫) 文庫 – 2005/10/5
中村 航 (著)
http://amazon.jp/dp/4309407595
表紙画像有り

続きを読む 中村航(なかむらこう)『リレキショ』

山本文緒(やまもとふみお)「あいあるあした」

49 名前:無名草子さん[] 投稿日:2016/09/20(火) 13:58:34.80
[いつ読んだ]
今から10年ほど前です

[あらすじ]
・バツイチ冴えない男が、前オーナーから焼き鳥屋を譲ってもらう
・客相手に手相見をする女がその焼き鳥屋に居座る
・男は最初その女を嫌っていたが、いつしか関係を持つようになる
・別れた妻との間の子(中学生くらいの娘?だったかな)とその女が仲良くなる

[覚えているエピソード]
確かラストシーンが、オーナーの家の庭で
その女性に髪を切ってもらう描写が有り
そこには焼き鳥屋のオーナーと娘も一緒にいたような気がします

[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本

[本の姿]
ハードカバーの短編集で、一番最後に載っている作品でした

[その他覚えていること何でも]
女性作家さんの作品だったと思います

凄く雰囲気が良かった作品で、もう一度読み返したいと思っています。
判る方がいらっしゃったら、宜しくお願いします。

53 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/09/21(水) 15:51:56.12
>>49
山本文緒 プラナリア
最終話の、あいあるあした

54 名前:無名草子さん[] 投稿日:2016/09/21(水) 18:42:08.44
>>53
有難うございます!
それで間違いありません。

この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/49-54

プラナリア (文春文庫) 文庫 – 2005/9/2
山本 文緒  (著)
http://amazon.jp/dp/4167708019
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。直木賞受賞作品。
続きを読む 山本文緒(やまもとふみお)「あいあるあした」

宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

318 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:00:45.28
[いつ読んだ]5~10年前くらいだと思います。

[あらすじ]
江戸時代の女絵師の話。
子どもの頃から絵を描くのが好きだったふつうのおかみさんが、
近所のおもちゃ屋に頼まれて、すごろくや凧の絵なんかを描く内職をしてるうちに評判になり、大きな版元に頼まれて、子どもを描いた連作絵が大当たりして、どんどん人気の絵師になっていく。
けど、独学だったために行き詰り、その後はヒット作がなかなか生み出せず、春画を描かされそうになったり
働き者だった旦那が、かみさんの収入を当てにするようになって働かなくなったり
周囲の無理解や嫉妬に悩まされたり、親せき(義理の姉?)が借金の無心にくるようになったりして、それまでの生活がどんどん崩れていき、結局、旦那とは離縁してしまう。
ラストがどうなったかは覚えてません。

[物語の舞台となってる国・時代] 日本。江戸時代。江戸。

[その他覚えていること何でも]
当時、北原亞以子、宇江佐真理あたりをよく読んでいました。そんな感じの作品だったような気がします。
図書館で借りて読んだだけのものもけっこうあり、彼女たちの本をぜんぶ持っているわけではありませんが
北原亜以子の「恋忘れ草」、宇江佐真理の「酔いもせず」も女絵師の話ですが、読み返してみたらちがいました。

319 名前:318[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:09:29.58
>>318
すいません。自己解決しました。
宇江佐真理の「さびしい水音」でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/318-319

深川恋物語 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/7/19
宇江佐 真理  (著)
http://amazon.jp/dp/4087474631
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。

続きを読む 宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

真保裕一(しんぽゆういち)「正義をふりかざす君へ」(せいぎをふりかざすきみへ)

246 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/09/14(日) 15:50:51.35
[いつ読んだ]1年前
[あらすじ]離婚して逃げるように上京した雇われホテル支配人が元妻の依頼を受け地元でゆすりの犯人探し
[覚えているエピソード]主人公は地元でラグビー部だった。先輩は地元新聞社のエリート
[物語の舞台となってる国・時代]現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]妻の愛人が選挙に出馬しようとしている。愛人の息子は高校生

257 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/09/17(水) 02:12:31.06
>>246
正義をふりかざす君へ、じゃありませんか?

262 名前:246[sage] 投稿日:2014/09/26(金) 00:01:40.06
>>257
それです!!内容や語句を記憶の限り検索ワードにかけてても肝心の作者名とタイトルがどうしても思い出せなくて困ってました。本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/246-262

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784198940812

徳間文庫
正義をふりかざす君へ
文庫
真保裕一(著/文)
発行:徳間書店
文庫判
464ページ
ISBN
9784198940812
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
書店発売日
2016年3月4日
紹介
元妻の依頼で、不破勝彦は故郷・棚尾市へ久々に戻った。不倫の証拠写真を撮った者を調べてほしいという。不破はかつて義父のホテル業を手伝うために地元紙・信央日報を退職した。しかし食中毒事件で義父は失脚、妻との不仲もあって、彼は故郷から逃げ出したのだ。七年ぶりに戻った不破は、ホテルが古巣の信央グループに買収されていたことを知る。そして、何者かが彼を襲撃する!

続きを読む 真保裕一(しんぽゆういち)「正義をふりかざす君へ」(せいぎをふりかざすきみへ)

アゴタ・クリストフ『悪童日記』(あくどうにっき)

739 名前:無名草子さん[] 投稿日:2012/07/19(木) 14:59:46.85
[いつ読んだ]
10年ほど前

[あらすじ]
聡明な双子(もしくは兄弟だったかも)が主人公の話。
戦争が起こったので主人公二人は親元を離れて、祖母の家に預けられる。

[覚えているエピソード]
・祖母は変わり者で、不潔。トイレには行かずもよおすと部屋の隅でやってしまう。
・いつの間にか父母は離婚していて、さらに母は別の男性と子供までつくっていた。
・母は自分の今の裕福な暮らしを守るために、主人公や元旦那を裏切るような行動に出る。しかし双子はそれに気付いており、ぼくたちの弟(異父弟)を愛でるようなことを言いながら母と弟を謀殺する。
・祖母は途中で亡くなる。
・ラストは警察か何かに追われた父が双子にこっそり逃してくれと頼みに来て、了承する。祖母の家は隣国の国境線のすぐ傍にあった(?)だが双子はその境に地雷(かどうかあやふやです……)が多く埋まっていることを知っていた。そして父をそこへ誘導して、わざと地雷を爆発させて安全な道を作り双子の片割れが隣国へ行く。今までずっと一緒にいた二人が別れる印象的なシーンでした。

[物語の舞台となってる国・時代]
国は分からないが、戦時中の外国

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーでかなり分厚かったように思います
挿絵などは特に覚えていません

[その他覚えていること何でも]
特になし

740 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 15:07:58.85
>>739
『悪童日記』

741 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/07/19(木) 15:09:39.23
>>740
あなたは神か!
本当にありがとう。続編まであるなんて知りませんでした。
さっそく読んでみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/739-741

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784151200021

ハヤカワepi文庫
悪童日記
Kristof, Agota(著)堀 茂樹(訳)クリストフ アゴタ(著)
発行:早川書房
縦16mm
301ページ
ISBN
9784151200021
初版年月
2001年5月
書評掲載情報
2013-11-17 朝日新聞
評者: 橋口譲二(写真家)
2013-09-29 東京新聞/中日新聞
評者: 中江有里(女優、作家)
2013-06-16 読売新聞
評者: 中島京子(作家)
紹介
戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理-非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。
続きを読む アゴタ・クリストフ『悪童日記』(あくどうにっき)

スティーヴン・キング「ゴーサム・カフェで昼食を」(ゴーサム・カフェでちゅうしょくを)

108 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/28(水) 01:06:22.59
[いつ読んだ]10年以内
[あらすじ]妻と食事をする予定のレストランで、トラブルに巻き込まれる男の話
[覚えているエピソード]
・レストランでトラブルに巻き込まれる
[物語の舞台となってる国・時代]海外・現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]不明
[その他覚えていること何でも]
・男と妻の間には問題があり(離婚?)、妻はレストランに弁護士を同伴してくる
・3人で食事をしてると、コック(もしくは店の客)が暴れだす、または火災がおきる
・男はそういう場合に、鎮圧に当たる側(刑事や消防士、または探偵?)の職
・妻が指定したレストランなのに、「あなたといると(あなたが店を選ぶと)いつもこう(トラブルに巻き込まれる)」と妻になじられる
・レストランでは男と妻の間の問題は解決しない

あまり覚えていないのですが、よろしくお願いします。

109 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/28(水) 08:28:19.73
>>108
「ゴーサム・カフェで昼食を」スティーヴン・キング
ではないでしょうか?

110 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/28(水) 10:23:40.33
>>109
ありがとう!!!!!

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/108-110

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784102193365

新潮文庫
幸運の25セント硬貨
King, Stephen(著)浅倉 久志(訳)キング スティーヴン(著)
発行:新潮社
縦16mm
425ページ
ISBN
9784102193365
初版年月日
2004年6月
書評掲載情報
2014-01-19 毎日新聞
評者: 山本一力(作家)
紹介
ベッドの枕に置かれた封筒。中には祝福の手紙(「きみはついてるな!」)と25セント硬貨。チップとも呼べない少額すぎるそのコインが、ホテルのメイドにもたらした幸運とは…市井の普通の人間に訪れた特別な瞬間を、名人芸の手業で描いた標題作ほか、天才キングが十年をかけて、瞬間瞬間の全精力を傾注して彫琢した傑作揃い、意外な結末ばかりの全七篇。全篇キング自身の解説つき。
続きを読む スティーヴン・キング「ゴーサム・カフェで昼食を」(ゴーサム・カフェでちゅうしょくを)

宇野千代(うのちよ)「幸福」(こうふく)

584 名前:583[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20:52:29.48
>>583で書いた教科書でよんだ、 別の作家の作品で、もう一つお願いします。

[いつ読んだ]15年ほど前
[あらすじ]
女性が家を買う話

[覚えているエピソード]
・風呂上がりに鏡に写った、湯気でぼんやりとした自分の裸をみて「(有名な絵画の)ビーナスのようだ」と思う。
本気でそう信じているわけではないが、そう思える(見えた)ことを幸せだと思う

[物語の舞台となってる国・時代]
日本、昭和?

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
>>583の理由により、元々の形態などは不明
[その他覚えていること何でも]
・彼女は今までに数回家を買っていて、今も新しい家を建てている
・結婚/離婚も複数回している
・別れた夫達のことを「自分と別れたあとみな再婚して、自分との結婚生活では得られなかった安らぎを得ていたようだ」と回想
・今までの家は夫達にあげてしまった

よろしくお願いします

585 名前:583[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 04:34:02.59
>>584
自己解決しました

宇野千代さんの「幸福」でした

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/584-585

近代女性作家精選集 (031) 単行本 – 2000/12
尾形 明子
http://amazon.jp/dp/4843301930
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
明治・大正から昭和初期にかけて刊行された女性作家の単行本の中から、全集や作品集に未収録のものを集めたシリーズ。第31巻は宇野千代の短篇「幸福」「足をと」など10編を収録。金星堂・大正13年刊の復刻。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002950612-00
タイトル 幸福
著者 宇野千代 [著]
著者標目 宇野, 千代, 1897-1996
著者標目 尾形, 明子, 1944-
シリーズ名 近代女性作家精選集 ; 31
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ゆまに書房
出版年月日等 2000.11
大きさ、容量等 349, 6p ; 22cm
注記 解説: 堀切直人
注記 金星堂大正13年刊の複製
ISBN 4843301930
ISBN(set) 4843301868
価格 12000円
JP番号 20121207
部分タイトル 幸福
部分タイトル 足おと
部分タイトル 青い空
部分タイトル 金
部分タイトル 処女
部分タイトル 淡墨色の憂鬱
部分タイトル 夢
部分タイトル お紺の出京
部分タイトル 或女の生活
部分タイトル 墓を発く
シリーズ著者 尾形明子 監修
出版年(W3CDTF) 2000
NDLC KH667
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


雨の音 (講談社文芸文庫) 文庫 – 1989/6/5
宇野 千代 (著)
http://amazon.jp/dp/4061960466
表紙画像有り
内容紹介
初期の代表作「色ざんげ」、中期の代表作「おはん」など、数多い名作を生み続けた女性作家、宇野千代の、“ひとを愛しつくす女”を生き抜いた、激しく、美しい自伝小説の世界。名作「雨の音」、秀作「この白粉入れ」ほか収録の中短篇集。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001990070-00
タイトル 雨の音
著者 宇野千代 [著]
著者標目 宇野, 千代, 1897-1996
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 1989.6
大きさ、容量等 270p ; 15cm
ISBN 4061960466
価格 680円 (税込)
JP番号 89046715
部分タイトル 雨の音.この白粉入れ.水の音.幸福.野火.それは木枯しか. 著書目録:p267~270
出版年(W3CDTF) 1989
NDLC KH667
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


タイトル 幸福
著者 宇野千代 著
著者標目 宇野, 千代, 1897-1996
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 金星堂
出版年月日等 大正13
大きさ、容量等 349p ; 19cm
JP番号 43049198
部分タイトル 幸福.足をと.青い空.金.処女.淡墨色の憂愁.夢.お紺の出京.或女の生活.墓を発く
出版年(W3CDTF) 1924
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

姫野カオルコ(ひめのカオルコ)『終業式』(しゅうぎょうしき)[『ラブレター』]

429 名前:無名草子さん[] 投稿日:2011/04/18(月) 05:36:14.57
・7年前に、古本屋にて購入。

・登場人物の中学時代から、手紙や日記やメモのみで物語が進行し、やがて大人になり、結婚や離婚もする。
すべての登場人物の、様々な視点からの手記で物語が進行していく。
基本的には恋や結婚や不倫等の話。
登場人物は結構多い。

・主人公?の女性が、ある男と結婚するが(たしか医者)その医者が寝取られ属性持ちで、『自分の妻が他の男とsexしているのを影から見たい』という願望を告白するエピソードがある。で主人公はそれを理解できなくて離婚。

・古本だったが、文庫本で、白い装丁だった気がする…

・女性作家だった気がする

・中学時代の話は80年代ぽい気がする

色々とうろ覚えですが、ググってもググっても見つかりません。
どうか分かる方よろしくお願いしますm(__)m

430 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 10:14:07.26
>>429
姫野カオルコ「終業式」?

431 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 14:34:19.36
>>430それです!!!うわぁ!!!ありがとうございます!!!

キーワード『手紙 やり取り 進行 女性作家』等でググっても一向に出てこなかったので…
助かりました^^

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/429-431

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041835111
https://www.hanmoto.com/bd/img/9784041835111.jpg?2015-12-20T17%3A11%3A57%2B09%3A00
角川文庫
終業式
姫野 カオルコ(著)
発行:角川書店
縦150mm
350ページ
ISBN
9784041835111
初版年月日
2004年2月
紹介
かけがえのない、高校生だった日々を共に過ごした四人の男女。テストにやきもきしたり、文化祭に全力投球したり、ほのかな恋心を抱いたり-。卒業してからも、ときにすれ違い、行き違い、手さぐりで距離をはかりながら、お互いのことをずっと気にかけていた。卒業から20年のあいだに交わされた、あるいは出されることのなかった手紙、葉書、FAX、メモetc.で全編を綴る。ごく普通の人々が生きる、それぞれの切実な青春が、行間から見事に浮かび上がる-。姫野文学の隠れた名作。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002766114-00
タイトル 終業式
著者 姫野カオルコ 著
著者標目 姫野, カオルコ, 1958-
シリーズ名 新潮文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 1999.3
大きさ、容量等 372p ; 16cm
注記 「ラブレター」 (光文社1996年刊) の改題
ISBN 4101321213
価格 590円
JP番号 99066948
別タイトル ラブレター
出版年(W3CDTF) 1999
NDLC KH271
NDLC KH139
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


ラブレター 単行本 – 1996/3
姫野 カオルコ (著)
http://amazon.jp/dp/4334922651
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
昨日、きみは輝いていた。今日、きみは泣いている。明日、きみはもっと輝く。あなたが主役。あなたの想像力で綴られる一冊です。
内容(「MARC」データベースより)
恋人たちの間を行き交う、手紙やFAXから溢れる、さまざまな愛の軌跡が交錯する、青春成長小説。登場人物達が複雑な人間関係の中でやりとりするラブレターを、読む人それぞれが想像力を働かせつつ読み進ませていく純愛小説。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002492766-00
タイトル ラブレター
著者 姫野カオルコ 著
著者標目 姫野, カオルコ, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 光文社
出版年月日等 1996.4
大きさ、容量等 329p ; 20cm
ISBN 4334922651
価格 1700円 (税込)
JP番号 96055134
出版年(W3CDTF) 1996
NDLC KH271
NDLC KH139
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

津島佑子(つしまゆうこ)「水辺」

345 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 03:26:34
[いつ読んだ]
 二年ぐらい前に大学入試の過去問で

[あらすじ]
 一部抜粋だったのでよくわかりませんが、離婚して、幼い娘と暮らす女性が主人公の話でした。

[覚えているエピソード]
 主人公の女性が、階下の住人から水漏れしているという苦情を受けてバルコニーを見てみると、貯水タンクが決壊し、まるで海のようになっていて、大はしゃぎの娘に付き合い一緒に遊んでいるうちに、別れた夫や色々なストレスから解放され、少し前向きな気持ちになる。というようなエピソードでした。

 それから主人公が、学生時代の美人で人気者のクラスメイトに嘲られる夢を見る、というシーンが間にありました。

[物語の舞台となってる国・時代]
 現代の日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 分かりません

[その他覚えていること何でも]
 たしか、女性作家の作品でした。

 前後の説明があまりなかったので、もしかしたら短編かもしれません。記憶が曖昧な上、拙い説明ですが、心当たりのある方、よろしくお願いします。

346 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 05:27:15
>>345
津島佑子 『水辺』 だと思います。
2001年のセンター試験の第二問です。

349 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 10:32:55
>>346
それでした!センターも確認したんですが、過去五年しか手元に無かったので・・・
本当に助かりました。ありがとうございました!!

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/345-349

光の領分 (講談社文芸文庫) 文庫 – 1993/9/2
津島 佑子 (著), 川村 湊 (解説)
http://amazon.jp/dp/4061962418
表紙画像有り
受賞歴
第1回(1979年) 野間文芸新人賞受賞
内容紹介
夫との別居に始まり、離婚に至る若い女と稚い娘の1年間。寄りつかない夫、男との性の夢、娘の不調、出会い頭の情事。夫のいない若い女親のゆれ動き、融け出すような不安を、“短篇連作”という新しい創作上の方法を精妙に駆使し、第1回野間文芸新人賞を受賞した津島佑子の初期代表作。

http://amazon.jp/dp/toc/406196
目次
光の領分
水辺
木の日曜日
鳥の夢

呪文
砂丘
赤い光

地表

光素

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001424709-00
タイトル 光の領分
著者 津島佑子 著
著者標目 津島, 佑子, 1947-2016
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 1979.9
大きさ、容量等 229p ; 20cm
価格 980円 (税込)
JP番号 79031744
出版年(W3CDTF) 1979
NDLC KH638
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

門野晴子(かどのはるこ)『老親を棄てられますか』(ろうしんをすてられますか)

887 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 04:02:55
[いつ]多分10年くらい前に新刊として読売朝刊の下段の広告欄で見かけました。
[あらすじ]その広告欄を読んだだけなのですが、主婦が主人公で夫とその父(舅)と同居。舅は介護が必要だったような気がします。夫婦は離婚したのですが、舅は息子でなく他人となったはずの主人公のほうと暮らしたいと言ってくるという話。
 主人公は舅が大嫌いだったと思います。その心情が変化していく話かなと想像しました。
[覚えているエピソード]というか、釣られたキャッチコピーが確か「奇跡は起きる、人の心の中に!」みたいな感じだったと思います。推薦人の言葉だったかも知れません。
[物語の舞台となってる国・時代]現代の日本。
[その他覚えていること何でも]感動できそうな印象でした。広告の大きさは決して小さくなかったと思います。舅さんは寝たきりかボケか覚えていませんが、主人公にとって厄介な感じだったと思います。 
読んでもいない本の話ですみませんが、よろしくお願いします。 

888 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 04:12:37
>>887ググったらこんなん出てきた

講談社文庫
老親を棄てられますか
・門野 晴子【著】

ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062636190.html

889 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 04:57:29
>>888
それです!! 映画にもなっていたとは知らなかった。
どうもありがとうございました。 

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/887-889

老親を棄てられますか 単行本 – 1994/4
門野 晴子 (著)
http://amazon.jp/dp/4072140899
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
人はひとりでは生きられない。殺したいほど憎み、離婚の原因ともなった舅が、嫁を追いかけてきて住みついてしまった。なんと言っても帰らない。さあ、ふたりの対決はどうなる。聞きたくない、知りたくない、でも、のがれられない―。これは明日のあなたの物語です。
内容(「MARC」データベースより)
妻がいなければ何もできないオトノサマの舅と、我の強いウーマンリブの嫁。殺したいほど憎み、離婚の原因ともなった舅が、嫁を追いかけてきて住みついてしまった…。著者個人の体験を描いた凄まじくも感動的な老いの物語。

老親を棄てられますか (講談社文庫) 文庫 – 1997/10
門野 晴子 (著)
http://amazon.jp/dp/4062636190
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
殺したい程憎んでいた舅から、離婚によってやっと解放されたと思ったのも束の間。ある日、舅が転がり込んできて住みついてしまった!親は老いる。老いれば病気にもなるし死にもする。親のそんな終末劇のすべてが、嫁として娘として女の肩にのしかかる…。誰も避けられない問題を体験を通して描く問題作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002324186-00
タイトル 老親を棄てられますか
著者 門野晴子 著
著者標目 門野, 晴子, 1937-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 主婦の友社
出版年月日等 1994.4
大きさ、容量等 246p ; 20cm
ISBN 4072140899
価格 1300円 (税込)
JP番号 94045864
出版年(W3CDTF) 1994
件名(キーワード) 家族

[上位語] => 親族
[下位語] => 嫁と姑
[下位語] => 兄弟
[下位語] => 夫婦
[下位語] => 親子関係
[下位語] => 一人っ子
[関連語] => 家庭
[関連語] => 世帯
[関連語] => 家族制度
[関連語] => 遺品整理
[関連語] => 家族心理学
[関連語] => 扶養
NDLC EF72
NDC(8版) 367.3
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

東野圭吾(ひがしのけいご)『片想い』(かたおもい)

129 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 11:56:02
数年前に読んだ本のタイトルと作者が思い出せなくて苦しんでます。
・大学時代のサークルの年に一度の集まりに行くところから始まります。
・主人公の妻はそのサークルで知り合ったんだけど不仲で最後には離婚します。
・性同一性障害の元サークル仲間の女性を探すようなストーリーでした。
・おなべバーに勤める人や、半陰陽の女子陸上部のコなどが出てきます。
ご存知の方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

130 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:06:36
>>129
東野 圭吾 「片思い」
かな?

131 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:07:51
>>129
東野圭吾「片想い」だと思います。

132 名前:129[sage] 投稿日:2005/08/11(木) 12:25:45
>>130-131
素早い回答に感謝です。
東野圭吾「片思い」、その通りでした。
数年ぶりに読み返してみようと思います。
本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/129-132

片想い (文春文庫) 文庫 – 2004/8/4
東野 圭吾 (著)
http://amazon.jp/dp/4167110091
表紙画像有り
商品説明
大学時代のアメフト部のメンバーとの定例の飲み会の後、哲郎は10年ぶりに会った元マネージャーの美月にある秘密を告白される。そして、その秘密は思いもかけない形でメンバーに影響を与えていく…。導入部分から読み手をぐいぐい引っ張り込み、途中で急に視点が変わるストーリー展開は、日常的な場面から少し現実離れした設定へと読者を取り込んでいく東野圭吾の得意技。そして、なにげない描写に隠された伏線が予期せぬエンディングへと結びついていく。アメリカンフットボールのポジションの役割を簡単にでも把握しておくとさらに楽しめるに違いない。
学園モノ、刑事モノ、サスペンス、パロディ、本格推理と発表するごとに作風が変化する東野圭吾作品は素材にも工夫が凝らされており、『変身』では「脳移植」、『パラレルワールド・ラブストーリー』では「記憶」、そして本書では「性同一性障害」と常に新しい事柄を題材に取り入れ続けている。

血液型性格診断を信じている人は多い。…しかしそういう人たちでも、日常生活で血液型によって相手を差別するということは殆どない。…ではなぜ多くの人は、性染色体のタイプには縛られるのだろう。XXであろうとXYであろうと、あるいはそれ以外のものであろうと、人間には変わりがないという考え方がなぜできないのだろう。
文中でこう語られているように、本作品ではトランスジェンダー、半陰陽、同性愛と、「性差」に苦しむ人々への理解も示している。だが、「性同一性障害」など「性差」の問題が中心だったストーリーが、徐々に謎解きそして過ぎ去りし大学時代と目の前の現実とのはざまに揺れ動くオトコたちの心の動きへと移行していき、それとともに著者の「性差」への認識があいまいになって示されていく。それが、おもしろみを保ったまま終結するストーリーに小さな影を落としてしまっている。
文字だけのシンプルなカバーをめくると、作品のテーマに通ずる絵が施されている。読んでから見るか、見てから読むか。それによって、作品の読み方も変わってくることだろう。(つちだみき) –このテキストは、単行本版に関連付けられています。
内容紹介
大学時代、ともに汗を流したアメリカンフットボール部の仲間たちとの同窓会。 エースQB(クォーターバック)だった西脇哲朗はマネージャーの理沙子と結婚していたが、二人の仲は最近うまくいっていなかった。 同窓会の帰り道、哲朗はもう一人のマネージャーだった日浦美月に十年ぶりに出会う。 昔から性同一性障害で苦しんできたという美月は、今は男として生きていると告げる。 そして、さらに衝撃の告白をする。「人を殺したんだ」 翌日、アメフト部のランニングバックで美月と付き合っていた中尾功輔が哲朗の家を訪ねてくる。 十年という歳月はかつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。 事件はなぜ起きてしまったのか? 真相にたどり着こうとする中で、次々と明らかになっていく苦悩に満ちた事実。 30代半ばを過ぎ、恋愛や結婚、仕事に行き詰まりながらも、過ぎ去った青春の日々を裏切るまいと再びフォーメーションを組む仲間たち。 最後に訪れる美月の、哲朗の、理沙子の、中尾の決断とは。そして“片想い”の意味とはーー。 映像化を切望された東野圭吾の傑作ヒューマン・ミステリー、2017年、中谷美紀主演でWOWOWドラマ化!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002975906-00
タイトル 片想い
著者 東野圭吾 著
著者標目 東野, 圭吾, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年 2001
大きさ、容量等 379p ; 20cm
ISBN 4163198806
価格 1714円
JP番号 20144709
出版年月日等 2001.3
NDLC KH139
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語