宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

318 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:00:45.28
[いつ読んだ]5~10年前くらいだと思います。

[あらすじ]
江戸時代の女絵師の話。
子どもの頃から絵を描くのが好きだったふつうのおかみさんが、
近所のおもちゃ屋に頼まれて、すごろくや凧の絵なんかを描く内職をしてるうちに評判になり、大きな版元に頼まれて、子どもを描いた連作絵が大当たりして、どんどん人気の絵師になっていく。
けど、独学だったために行き詰り、その後はヒット作がなかなか生み出せず、春画を描かされそうになったり
働き者だった旦那が、かみさんの収入を当てにするようになって働かなくなったり
周囲の無理解や嫉妬に悩まされたり、親せき(義理の姉?)が借金の無心にくるようになったりして、それまでの生活がどんどん崩れていき、結局、旦那とは離縁してしまう。
ラストがどうなったかは覚えてません。

[物語の舞台となってる国・時代] 日本。江戸時代。江戸。

[その他覚えていること何でも]
当時、北原亞以子、宇江佐真理あたりをよく読んでいました。そんな感じの作品だったような気がします。
図書館で借りて読んだだけのものもけっこうあり、彼女たちの本をぜんぶ持っているわけではありませんが
北原亜以子の「恋忘れ草」、宇江佐真理の「酔いもせず」も女絵師の話ですが、読み返してみたらちがいました。

319 名前:318[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:09:29.58
>>318
すいません。自己解決しました。
宇江佐真理の「さびしい水音」でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/318-319

深川恋物語 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/7/19
宇江佐 真理  (著)
http://amazon.jp/dp/4087474631
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。

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早瀬詠一郎(はやせえいいちろう)『日本ばし芳町おふさ』(にほんばしよしちょうおふさ)

567 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/10/10(木) 19:21:52.42
[いつ読んだ]1年以内に図書館で
[あらすじ]江戸時代に芸者の下地っ子(仕込みっ子)として生きる少女の話
[覚えているエピソード]
・人気のある芸者に引き取られ、一緒に暮らしている
・お花のお稽古事で厳しい先生のところにいかされ、踊りの稽古の癖で「みなさん、ありがとうございます」
と挨拶したところ、道具にたいしての感謝と受け取られ褒められる。
・迷子?になったとき、大名家のお姫様の乗った輿に出会い、家まで送ってもらう。
・踊りの発表会のような場で、「花魁が馴染みに詰られる」内容の舞台で、禿の役をもらう。
偶然その時深刻な悩みを抱えていた主人公は、心ここに在らずで舞台を努めるが、内面がもろに顔に出て、それが「世話になっている花魁の窮地に、禿が苦悩している演技」と受け取られ喝采を浴びる。

[物語の舞台となってる国・時代]江戸時代の日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]
・主人公の名前が”ふ”で始まる
・タイトルに街の名前+主人公名前
例)○○町ふみか(仮名)のナントカ

よろしくお願いします。

569 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/10/12(土) 02:45:15.85
>>567
女流の時代物ではないかな? あんまり読んでないから分からない。

著者が、「子」? それ以外?

570 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/10/12(土) 10:06:35.59
>>569
男性作家でした。

862 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/01/21(火) 19:23:50.45
>>567
自己解決したので報告

「日本ばし芳町 おふさ」

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/567-862

日本ばし芳町 おふさ (日本語) 単行本 – 2007/3/26
早瀬 詠一郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4420310154
表紙画像有り
芸者見習の少女をめぐる、江戸花街の物語。
日本橋芳町の置屋に、芸者見習として預けられた少女おふさ。幕末の騒然とした空気を感じながらも、一人前の芸者を目指して成長してゆく。江戸の花街に生きる人々の情と哀感が胸をうつ連作短編集。

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