K.羽音(K.はのん)『夏の破片』(なつのはへん)

60 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:34:39
[いつ読んだ]5、6年前
[物語の舞台となってる国・時代]日本、現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバーで黄色、表紙が車の玩具の写真?だった気がします。
[その他覚えていること何でも]
※作者の名前が下の名前だけだった気がします。英語だったかも(日本人です)
※タイトルが夏の~みたいな感じだったと思います。(物語の季節は夏でした)
※作者の経歴や、他の本の紹介とかもなくて、情報が少なかったです。

61 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:42:02
>>60の続き
[あらすじ]大学生がバイトの配達で人妻と出会う。画家の旦那とも仲良くなってモデルの仕事をお願いされる。住み込み1ヶ月くらいが条件で承諾する。三人で暮らして行く内に主人公と人妻は不倫する。

62 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/10/08(金) 17:44:12
>>61の続き
最後に旦那は自殺します。あと、妻は外国で記憶無くした売春婦で旦那に拾われただけで、互いに尊重はしているが愛し合ってはいない。旦那が書く絵は木馬の絵だったと記憶してます。
もう一度読みたいのですが、作者の名前を知らないので知ってる方いらっしゃったら教えて下さい。お願いします。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/60-62


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


夏の破片 単行本 – 1999/12/1
K.羽音 (著)
http://amazon.jp/dp/4048731971
表紙画像有り

夏の破片 (角川書店): 1999|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002866261-00

記事更新日:2023年11月16日
記事公開日:2023年8月12日

大崎善生(おおさきよしお)「報われざるエリシオのために」

301 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/04/28(月) 03:18
今日書店で平積みされてるのを冒頭だけ立ち読みした本が、作者もタイトルもわからなくって…。
日本の男性作家の新刊です。たぶん若手。4篇程度の短編集かも。
高校からの同級生である主人公と、その友達が、一浪して同じ大学に入学。
そこで、チェスの研究会のメンバーとなり、そこで頼子という女性と出会う。
その研究会は、本来チェスを通じて、文化や社会に対する考察をしていくことを目的としていたのだが、主人公はチェスというゲームそのものにのめりこんで行く。
友人と頼子とは、ともに優秀な学生であり、研究会の中心メンバーとして、親交を深め、いつしか交際するようになる…。

といったあたりまで、立ち読みしてたら、彼女が怒り出したんで、あわてて、置いてきました。あの続きがとっても気になる。
名前を聞いたことはある作家だったと思うのですが、これまで読んだことはないです。
この冒頭の部分は、現代からの回想として描写されてたんだと思います。
明日、本屋にいけば確認出来るんだろうけど、気になって気になって、それまで待てない!
やっと彼女が寝てくれたんで、どなたかお願いしまーす。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/301

参考:
九月の四分の一 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%9B%9B%E5%88%86%E3%81%AE%E4%B8%80

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784104594016
九月の四分の一 大崎 善生(著) - 新潮社
九月の四分の一
大崎 善生(著)
発行:新潮社
縦200mm
203ページ
ISBN 13
9784104594016
ISBN 10
4104594016
出版者記号
10
初版年月日
2003年4月
紹介
“世界一美しい”と言われる石畳の広場でひとり途方にくれていた。逃れるようにして辿り着いた場所で君と出会った。失ったはずの大切なものを僕は取り戻し、君はあいまいな約束を残して、追われるように姿を消した…。表題作ほか三篇。失われたときの痛みとぬくもり心のゆらぎを紡ぐ著者初の短篇集。

続きを読む 大崎善生(おおさきよしお)「報われざるエリシオのために」

海堂尊(かいどうたける)『螺鈿迷宮』(らでんめいきゅう)

940 名前:無名草子さん[] 投稿日:2021/03/10(水) 19:22:50.47
[読んだ時期]2010年頃
[あらすじ] 町外れの謎多い病院に主人公が調査かなにかに行く物語
[覚えているエピソード]
・最後は、病院が火災か何かで無くなる
その際姉妹の妹の方が主人公にキス
・登場人物の内2人が、『薬は役に立つ毒』と発言
[物語の舞台] 現代日本の田舎か郊外の家族経営の病院
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
螺旋階段みたいな絵の表紙の単行本で読んだ気がします。うろ覚えですが。
[その他覚えていること何でも]

941 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/03/10(水) 20:29:16.14
>>940
海堂尊の螺鈿迷宮?

942 名前:無名草子さん[] 投稿日:2021/03/10(水) 21:38:20.24
>>941
それです!
ありがとうございます😊
モヤモヤしてたのスッキリしました♪
ありがとうございます♪

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/940-942

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041009178
新装版 螺鈿迷宮 海堂 尊(著/文) - KADOKAWA
角川文庫
新装版 螺鈿迷宮
海堂 尊(著/文)
発行:KADOKAWA
文庫判
464ページ
ISBN 13
9784041009178
ISBN 10
4041009170
出版者記号
04
Cコード
C0193
0:一般1:文庫93:日本文学、小説・物語
初版年月日
2013年7月25日
書店発売日
2013年7月25日
紹介
「この病院、あまりにも人が死にすぎる」――終末医療の最先端施設として注目を集める桜宮病院。黒い噂のあるその病院に、東城大学の医学生・天馬が潜入した。だがそこでは、毎夜のように不審死が……。

続きを読む 海堂尊(かいどうたける)『螺鈿迷宮』(らでんめいきゅう)

本多孝好(ほんだたかよし)『Moment』

637 名前:ヤマカゲ[] 投稿日:2020/04/20(月) 20:02:57.07
[いつ読んだ]2007~2008年

[あらすじ]主人公は大きい病院の清掃員か薬の営業で病院で困っている人の手助けをしていく。

[覚えている内容]
・入院中女性の成功確率が低い手術の前にその人が思い出に残ってる場所に一緒に連れまわされて結局その人は死んでしまう。
・顔見知りの葬儀屋とは昔からの馴染みでこの人ともなにかエピソードがあった。
・主人公の年齢は20前半~30代前半だったと思います。
・ミステリー要素 SF要素は全くなかったと思います。
・入院中の小学生ぐらいの女の子が、「退院したらご褒美にセックスしてね!」みたいな約束を主人公としてた気がします。

[物語の舞台となってる国・時代]時代は現代で舞台は病院

[本の姿]本の名前は「flower」だった気がするが検索してもでてこない。挿絵 → 青空をバックにひまわりが1~3輪束で咲いていた。絵ではなく写真でした 。

ちなみに
・ひまわり事件 萩原 浩 著
・十二月のひまわり 黒木隆道 著
・ひまわり Chaco 著
・盤上の向日葵 柚月 裕子 著
↑の本でないことは確認しました。

お手数かけますがよろしくお願いいたします。

638 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/04/20(月) 21:10:17.18
>>637
本多孝好のMOMENT?

639 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/04/23(木) 22:01:43.78
>>618
東野圭吾「虚ろな十字架」に似たような設定の医者が出てたからそれかも

640 名前:無名草子さん[] 投稿日:2020/04/25(土) 08:09:42.67
>>638 これです!!!ありがとうございます!最高です…!!

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/637-640

MOMENT (集英社文庫) 文庫 – 2005/9/16
本多 孝好 (著)
http://amazon.jp/dp/4087478599
表紙画像有り

続きを読む 本多孝好(ほんだたかよし)『Moment』

盛田隆二(もりたりゅうじ)『夜の果てまで』(よるのはてまで)[『湾岸ラプソディ』]

142 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/06/08(日) 21:38:38.89
よろしくお願いします
[いつ読んだ]2007年前後
[あらすじ] 鹿児島出身の北海道大学の学生が近くの定食屋の人妻と不倫して、逃避行する。詐欺集団の一味になり最終的につかまる。
[覚えているエピソード] 最初のデートが小樽、人妻には義理の子供がいて、シンナー吸ってた。
[物語の舞台となってる国・時代] 現代、日本
[本の姿]文庫 本屋で平積みされてたので結構有名な本だと思うのですが。

143 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 22:05:22.73
>>142
盛田隆二「夜の果てまで」 かな

144 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/06/08(日) 22:13:04.50
>>143 あざっす!それでした。名作ではないですが、気になってて
(略)

この本のタイトル(題名)教えて! その12
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/142-144

夜の果てまで (角川文庫) (日本語) 文庫 – 2004/2/1
盛田 隆二  (著)
http://amazon.jp/dp/4043743017
表紙画像・試し読み有り
内容(「BOOK」データベースより)
二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる女性と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった―。ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。

続きを読む 盛田隆二(もりたりゅうじ)『夜の果てまで』(よるのはてまで)[『湾岸ラプソディ』]

山本弘(やまもとひろし)『詩羽のいる街』(しいはのいるまち)

61 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/05/01(木) 18:01:49.09
[いつ読んだ]2年くらい前
[あらすじ]
短編の話がいくつか載っている。一人の女性がお金を使わずに善意で生活している。その女性が脇役となり、話ごとの主人公にある悩みなどを解決していくもの。
[覚えているエピソード]
・漫画家の話
・悪事が好きな大学教授の話
・聖地巡礼に乗じた地域活性の話
などなど
[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本、一つの町の中。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
厚い本ではない。
[その他覚えていること何でも]
「◯◯の住む町」とかいう題名。
堅苦しくなく、ラノベの題名なんかも出てくる。
住職はピッキングが得意。

よろしくお願いします。

62 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/05/02(金) 00:54:07.80
>>61
山本弘『詩羽のいる街』はいかがでしょうか?

63 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 12:36:34.34
>>62
そうでした! ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/61-63

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784048738842

詩羽のいる街
山本 弘(著)
発行:角川書店 : 角川グループパブリッシング
縦200mm
357ページ
ISBN
978-4-04-873884-2
初版年月日
2008年9月
紹介
「あの日まで、僕はこの世に奇跡が存在するなんて信じていなかった」。マンガ家目指して持ち込みを繰り返すもののいっこうにモノにならない僕。ある日突然現れた詩羽という女性に一日デートを申し込まれ、街中を引きずり回される。お金も持たず家もない彼女が、行く先々ですることは、街の人同士を結びつけることだけ。しかし、そこで見たことは、僕の人生を変えるに十分な出来事だったのだ。-幸せを創造する奇跡の人、詩羽とは。

続きを読む 山本弘(やまもとひろし)『詩羽のいる街』(しいはのいるまち)

石原壮一郎(いしはらそういちろう)、越智良子(おちよしこ)『オトナの学歴図鑑 出身校別お付き合いの秘訣教えます! 』(オトナのがくれきずかん)

820 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/16(木) 14:01:05.12
質問スレから移動してきました。

[いつ読んだ]
数年前、長くても2~3年前
[あらすじ]
ビジネス書で「出身大学別、部下?(自信なし)の褒め方」という内容の本
[覚えているエピソード]
東大京大一橋早慶と有名どころが順に紹介されている
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ソフトカバー、A5くらい(自信なし)、文庫よりは大きかったと思います
[その他覚えていること何でも]
当時ビジネス書籍のコーナーに平積みしてありました。
また、「出身大学別」だか「学歴別」だかいう文言が表紙にあったと思います。

よろしくお願いいたします。

821 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 00:38:06.99
>>820
『オトナの学歴図鑑 出身校別お付き合いの秘訣教えます!』はどうでしょうか?

822 名前:820[sage] 投稿日:2012/08/17(金) 13:02:45.07
>>821
検索してみましたが、教えていただいた本のようです。
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/820-822

オトナの学歴図鑑 単行本(ソフトカバー) – 2010/7/7
石原 壮一郎 越智 良子 (著)
http://amazon.jp/dp/457530235X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
東大に入るより難しい東大OBの扱い方がわかります!大人のお付き合いのための、リアルで笑える出身大学別人間判断入門。全国27有名大学出身キャラを徹底解剖。
続きを読む 石原壮一郎(いしはらそういちろう)、越智良子(おちよしこ)『オトナの学歴図鑑 出身校別お付き合いの秘訣教えます! 』(オトナのがくれきずかん)

栗本薫(くりもとかおる)『ぼくらの気持』(ぼくらのきもち)

797 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 01:07:27.67
[いつ読んだ]中学生(2004年前後)
[あらすじ]
最初の方しか読んだ記憶がないですが…
・主人公は大学生で一人暮らし、同じ大学の女子に恋心を抱いていた。
・主人公と背のひょろっと高い男、主人公より背の低い男の三人組で仲が良かった
・他にもシリーズがある?

[覚えているエピソード]
・主人公と背の高い友人がバーかどこかで同人サークルのリーダーの太った女性と会う
・サークル名やメンバーは十二星座をたどっていた(ゾディアックだったかな?)

[物語の舞台となってる国・時代]
現代の日本、大学?

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
シュールな感じの絵柄で、主人公と友達二人のトリオが棒立ちしている表紙だった気がします

[その他覚えていること何でも]
タイトルが「ぼくらのひみつ」だったと記憶していたのですが、調べてもアニメ「ぼくらの」や七日間戦争で有名なシリーズしか出て来ませんでした。
藤谷治著書の「ぼくらのひみつ」は出た年が2010年なので違いました

801 名前:ですな[] 投稿日:2012/08/11(土) 08:07:46.82
>>797栗本薫「ぼくらの時代」
講談社文庫の昔の表紙が似ているように思います

807 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 15:11:54.60
>>797
>>801の続編の「ぼくらの気持ち」のように思う
表紙は同じく3人組が棒立ち

808 名前:807[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 15:25:26.50
正確な表記は「ぼくらの気持」だった
失礼

811 名前:797[sage] 投稿日:2012/08/12(日) 12:31:03.20
>>801
>>807
それでした!ありがとうございました!
私の読んだものは続編だったのですね…今度最初から読んでみます。
栗本薫でぐぐったらグインサーガの人でびっくりしましたw

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/797-811

ぼくらの気持 (講談社文庫) Kindle版
栗本薫 (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B076BNDPT7
年収なんと2億5千万円の人気少女マンガ家が殺された。……「ぼくらの時代」のKTV殺人事件から2年経ち、ヤスヒコは今少女マンガ雑誌の編集者。彼が担当しているマンガ家が惨殺され、嫌疑は彼にかけられる。我らの薫と信の二人は親友の無実を証明すべく真相の究明に乗り出す。
続きを読む 栗本薫(くりもとかおる)『ぼくらの気持』(ぼくらのきもち)

藤野千夜(ふじのちや)『少年と少女のポルカ』(しょうねんとしょうじょのポルカ)

773 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 22:46:09.00
8年前読みました。
日本の女性作家の短篇集で、文庫です。
文春文庫か集英社文庫だったと思いますが、曖昧です。
新潮社文庫ではなかったことは確か。

あらすじ
冒頭で主人公は、自分が老人だと思う。
野蛮な私立進学校の落ちこぼれの浪人生主人公(女)。
同じ学年で、変わった苗字をわざわざ説明するのが面倒なために
クリーニング店では「佐藤」と名乗っている男性といい仲になるが、友人には「気をつけなよ、あんた男の子みたいだから」と忠告される。
男の子みたいだから女らしく振る舞えという意味だと主人公は思うが、ベットインして前戯を施されても相手の方は勃起せず「実は俺、ゲイなんだ」と告白される。
友人の言っていた言葉の意味を主人公は理解する。

覚えているエピソード
友人は眼鏡美人で、アホな同級生男子に
「俺眼鏡美人委員長に叱られるのが夢なんです!」と推薦されて学級委員長になった。
友人は「罪と罰、出家とその弟子、のように○○と××というタイトル縛り」のように変な縛りを付けて読書をしている。
「佐藤」は名前は地味だけど偏差値は高い大学(東京工業大学?)に通っている

その他にも、男子校に通うゲイの男子高校生(主人公)と、女装して女性ホルモン打っている同級生が友人になり、最後には主人公が好きな男子生徒と一緒に卵を投げる、という短編が入っていました。
同性愛をよく扱う作家だと、著者紹介に書いていたような…。

ご存知な方いたらお願いします

782 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 12:28:59.47
>>773
藤野千夜「少年と少女のポルカ」

788 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/06(月) 13:15:18.61
>>782
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/773-788

少年と少女のポルカ(キノブックス文庫) (日本語) 文庫 – 2018/10/9
藤野千夜 (著)
http://amazon.jp/dp/4909689141
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ゲイのトシヒコと、女になりたい同級生のヤマダ、電車に乗れなくなった幼なじみのミカコ。三人それぞれの葛藤と日常、そして青春を軽妙に瑞々しく綴った表題作と、その後日談二篇。そして、自分を六十四歳だと思い込むことにした十八歳浪人生ハルコのひと夏の恋を描いた海燕新人文学賞受賞作「午後の時間割」。芥川賞受賞・藤野千夜、幻のデビュータイトル。
続きを読む 藤野千夜(ふじのちや)『少年と少女のポルカ』(しょうねんとしょうじょのポルカ)

有川浩(ありかわひろ)『別冊図書館戦争 1』(べっさつとしょかんせんそう1)

50 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 20:22:12.61
[いつ読んだ]
ここ1,2年の間
[あらすじ]
[覚えているエピソード]
大学教授に代々伝わってるものを貸したら、自分のものにされたから、学者は信用していない。
・・・とかいう過去語りを主人公(または主人公に近しい人)がしていた。
[物語の舞台となってる国・時代]
現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーor新書版
[その他覚えていること何でも]

かなりあいまいですが、分かる方いらっしゃいましたらお願いします。

51 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 22:50:14.69
>>50
有川浩「図書館戦争」シリーズの小牧のエピソードじゃないか
該当の場面が出てくるのは確か「別冊図書館戦争Ⅰ」

53 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 23:16:46.37
>>51
それです!!

昼ごろにふと場面を思い出して、何となく有川浩の文章って感じがしてたんですが、どうしても分からなくて。

ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/50-53

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784048670296

別冊図書館戦争 1
徒花 スクモ(イラスト)有川 浩(著)
発行:アスキー・メディアワークス : 角川グループパブリッシング
縦200mm
273ページ
ISBN
978-4-04-867029-6
初版年月日
2008年4月
紹介
『図書館戦争』スピンアウト・別冊シリーズ第一弾!武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート!
続きを読む 有川浩(ありかわひろ)『別冊図書館戦争 1』(べっさつとしょかんせんそう1)

西澤保彦(にしざわやすひこ)『仔羊たちの聖夜』(こひつじたちのイブ)

117 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/11/15(月) 00:09:23
[いつ読んだ]
・読んだのは去年ですが、新書ではなかったです。

[あらすじ]
・主人公は大学生です。
・ヒロインがいます。
 ヒロインは、頭がよく、美人でスタイルがいい先輩
 だが、口が悪く愛想が悪い。
・主人公はその先輩と同じサークル(?)に入ってます。
・サークルの皆(5人くらい?)と飲んだ後、コンビニの前で包装されたプレゼントを拾います。
・そのプレゼントは、物語の時間がクリスマス付近だったので、クリスマスプレゼントとされていました。
・そのプレゼントを届けるため、その先輩と色々駆け回るお話です。

[覚えているエピソード]
・先生の家の床が抜けた。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本で現代です。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
・ライトノベルではなかったです。
・挿絵もなかったと記憶しています(曖昧)
・本は青い表紙で、厚みはそんなにありませんでした。
・表紙にプレゼントの絵があったような・・・
・○○文庫と書いてあったと思います。

[その他覚えていること何でも]

128 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/11/19(金) 13:28:51
>>117
仔羊たちの聖夜(イヴ)でした。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/117-128

仔羊たちの聖夜 (カドカワ・エンタテインメント) 単行本 – 1997/8
西澤 保彦 (著)
http://amazon.jp/dp/4047881082
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
飲んでから解くか、解いてから飲むか。酩酊推理の合体パワーが炸裂するキャンパス三人組―通称タックこと匠千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千帆―が初めて顔を合わせたのは一年前のクリスマスイヴ、居酒屋コンパでのこと。その日、クリスマスプレゼントの交換をと全員コンビニへ向かい、買った品々をビニール袋に集めている最中、真上のマンション最上階から、一人の女性が飛び下りてきた。一年が経ったところで、ビニール袋の中に一つ残っている“プレゼント”が見つかり、自殺した女性のものなら遺族に返そうということに。が、女性の身元をたどるうちに、五年前の同じ日にも、同じ場所から“プレゼント”を手に飛び下り自殺した若者がいたとわかり…。そして今また…。抱腹絶倒の新探偵ミステリー。
内容(「MARC」データベースより)
酔いどれキャンパス三人組はクリスマスイヴに女性の飛び下り自殺を目撃した。女性の身元をたどるうちに5年前の同じ日にも、同じ場所からプレゼントを手に飛び下り自殺した若者がいたと分かり…。

仔羊たちの聖夜(イヴ) (幻冬舎文庫) 文庫 – 2008/10/10
西澤 保彦 (著)
http://amazon.jp/dp/4344412125
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスイヴの夜、一人の女がマンション最上階から転落死した。偶然、現場に遭遇した匠と高瀬。状況は自殺だが結婚式を控えた彼女に動機はなかった。ならば殺人か?事件を調べる二人は五年前にも同じ場所での高校生の飛び降り自殺を知る。一年後、三たび事件が。今度は二人の親しい友人だった…。本格ミステリの醍醐味を味わえる傑作。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002626528-00
タイトル 仔羊たちの聖夜
著者 西澤保彦 著
著者標目 西沢, 保彦, 1960-
シリーズ名 カドカワ・エンタテインメント
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 1997.8
大きさ、容量等 321p ; 19cm
ISBN 4047881082
価格 1000円
JP番号 98023050
出版年(W3CDTF) 1997
NDLC KH437
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
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フレドリック・ブラウン「恐竜パラドックス」

158 名前:無名草子さん[ブコフ] 投稿日:2010/07/08(木) 23:09:19
[いつ読んだ]10年以上前
[あらすじ] 退屈な大学の授業中、学生がハエを手で叩こうとした時、自分の手が消えてしまう。
時間の壁を越えてしまったようだ。
[覚えているエピソード] それ以外の内容は覚えていません
[物語の舞台となってる国・時代] アメリカ、1950年代か?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 短編集の一策
[その他覚えていること何でも] SFです

159 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/07/08(木) 23:49:27
>>158
いかにも星新一の作品っぽいけど違う?

160 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[ブコフ] 投稿日:2010/07/10(土) 06:28:03
>>159
外国の作品でした。
古い感じの世界観が良かったです。

163 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 17:20:57
>>158
多分フレドリック・ブラウンの『恐竜パラドックス』
「SFカーニバル」という短編集に入ってます。
(近頃復刊されたはず)

164 名前:158[ブコフ] 投稿日:2010/07/11(日) 23:21:11
>>163
ありがとうございます!
そうです、恐竜も出てきたような気がします。
数十年前のSF感覚が好きでした。

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/158-164

SFカーニバル (1964年) (創元推理文庫) 文庫 – 古書, 1964
フレドリック・ブラウン (編集), 小西 宏 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B000JAGCIK
表紙画像有り

SFカーニバル (創元SF文庫) 文庫 – 1993/5
フレドリック・ブラウン (編集), 小西 宏 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4488605036
表紙画像有り
内容紹介
鬼才フレドリック・ブラウンが編纂したSF短編の名アンソロジー。地球侵略、タイム・トラベル、ロボット、スペース・オペラ、ミュータント(突然変異種)など、SFの主要なテーマを網羅した絶好のSF入門書。本邦初訳作品を多数収録し、多彩な現代SFの展望をあたえてくれる、ファン必携のハンド・ブックである。本文イラスト=司 修

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000769176-00
タイトル SFカーニバル
著者 フレドリック・ブラウン 編
著者 小西宏 訳
シリーズ名 創元SF文庫
出版地 東京
出版社 東京創元社
出版年月日等 1964.11(47刷:1999.10)
大きさ、容量等 285p ; 15cm
注記 原タイトル: Science-fiction carnival
ISBN 4488605036
価格 540円
JP番号 20085232
目次
目次 / (0004.jp2)
序 フレドリック・ブラウン / p7 (0005.jp2)
まえがき マック・レナルズ / p10 (0007.jp2)
タイム・マシン ロバート・アーサー / p15 (0009.jp2)
ジョーという名のロジック マレー・ラインスター / p45 (0024.jp2)
ミュータント E・F・ラッセル / p77 (0040.jp2)
火星人来襲 マック・レナルズ / p113 (0058.jp2)
SF作家失格 ネルスン・ボンド / p135 (0069.jp2)
恐竜パラドックス フレドリック・ブラウン / p159 (0081.jp2)
ヴァーニスの剣士 クライブ・ジャクスン / p193 (0098.jp2)
宇宙サーカス ラリー・ショー / p199 (0101.jp2)
ロボット編集者 H・B・ファイフ / p225 (0114.jp2)
地球=火星自動販売機 ジョージ・O・スミス / p255 (0129.jp2)
ノート 厚木淳 / p283 (0143.jp2)

小川洋子(おがわようこ)『シュガータイム』

114 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/06/02(水) 23:29:39
お願いします!
[いつ読んだ]3~4年前?
[あらすじ]大学生の男女の恋を中心にした物語
[覚えているエピソード]
主人公は女の子でわりと淡々とした性格
大型スーパーが近所にあり、その無機質な感じが落ち着き、好きである。
スーパーにはクマの手など珍しい食品がたくさん置いてある。
恋人とは最終的に別れる(相手に好きな人ができた。主人公とは違い依存的な女性?)
振られる前に主人公は、相手の女性のアパートを一度訪ねている。
[物語の舞台となってる国・時代]現代の日本
[本の姿]文庫本です。
[その他覚えていること何でも]
おそらく女性作家の作品だと思います。
文体は江國香織さんっぽかった気もするのですが・・・
とても曖昧な記憶なのですが、よろしくお願いします。

115 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/06/03(木) 00:54:14
>>114
小川洋子「シュガータイム」じゃないかと。
主人公は異常な食欲にみまわれている設定なんだけど、あまりそれを悩んでいる風の心理描写ではないから、
>>114は覚えてないのかも。

116 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/06/03(木) 08:03:13
>>115
114です。

まさにそれです!!異常な食欲にみまわれている設定でした!
ずーっとわからなくてモヤモヤしていたのですごく助かりました。
今日さっそく帰りに買ってこようと思います。
迅速な回答、本当にどうもありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/114-116

シュガータイム 単行本 – 1991/2
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4120019985
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
砂糖菓子みたいにもろいから余計にいとおしくて、でも独り占めにしすぎると胸が苦しくなるの。わたしたちのシュガータイム。新芥川賞受賞作家初の長篇。

シュガータイム (中公文庫) 文庫 – 1994/4/1
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4122020867
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
三週間ほど前から、わたしは奇妙な日記をつけ始めた―。春の訪れとともにはじまり、秋の淡い陽射しのなかで終わった、わたしたちのシュガータイム。青春最後の日々を流れる透明な時間を描く、芥川賞作家の初めての長篇小説。

シュガータイム (中央公論社): 1991|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I004151664-00

恩田陸(おんだりく)『禁じられた楽園』(きんじられたらくえん)

91 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/05/21(金) 18:13:37
[いつ読んだ]
一年以内

[あらすじ]
さえない大学生であるところの「僕」が、行方不明になった同級生を探す話。
天才芸術家たるAが関係あるらしく、その実家である旧家に誘われる。
そこに作成されたプライベートギャラリーにて展開するホラー(?)

[覚えているエピソード]
・主人公は霊感を持っている。
・姉がいる。
・同行者は行方不明となった同級生の婚約者。
・カラスが度々でてくる。
・Aの叔父も芸術家
・プライデートギャラリーはA家の持ち山であり、地域の神域

[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫ではなかったはず。

[その他覚えていること何でも]
図書館でふと借りた本です。
恩田陸っぽい感じを受けたのですが、違うようなのです……

92 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 00:43:26
>>91
恩田陸なら「禁じられた楽園」がかなりそんな感じだが、見落としていないかな?

93 名前:91[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 01:20:49
>>92
助かりました、間違いないですorz
「恩田陸じゃないのか」となってから費やした私の時間って……
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/91-93

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784198618469

禁じられた楽園
恩田 陸(著)
発行:徳間書店
B6判
縦190mm
413ページ
ISBN
9784198618469
初版年月日
2004-4-30
紹介
大学生平口捷は、同級生で世界的な天才美術家烏山響一から招待を受けた。聖地・熊野の大自然の中に作られた巨大な”野外美術館”へと-。現代の語り部が贈る、めくるめく幻想ホラー超大作。

禁じられた楽園 (徳間文庫) 文庫 – 2007/3/1
恩田 陸 (著)
http://amazon.jp/dp/4198925690
表紙画像有り
内容紹介
平口捷は、若き天才美術家の烏山響一から招待され、熊野の山奥に作られた巨大な野外美術館を訪れた。そこは、むせかえるような自然と奇妙な芸術作品、そして、得体の知れない“恐怖”に満ちていた……。
現代の語り部が贈る、幻想ホラー超大作。

禁じられた楽園 (徳間書店): 2007|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008462694-00

笙野頼子(しょうのよりこ)『母の発達』(ははのはったつ)

887 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/01(金) 20:32:10
[いつ読んだ]
一年半位前に、インターネットであらすじを読みました。

[あらすじ]
国立医大に入れると言われていたが、私立薬学部にしか行けないレベルまで勉強ができなくなった娘とその母の話。

[覚えているエピソード]
後半がすごく電波な感じで、娘がワープロ?に打ち込んだ文字が母になったりしていました。
母が小さくなったり、虫になったりもしていた気がします。

[物語の舞台となってる国・時代]
舞台は日本でした。
翻訳ものではなさそうです。
そのあらすじを書いていたホームページは、この本の親子の確執を、摂食障害の女の子の心理状態と比較していた気がします。

はっきりしない記憶でごめんなさい。
タイトルをご存じの方がいましたら、教えて頂けたら幸いです。

897 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/05(火) 01:48:46
>>887
笙野頼子「母の発達」かなあ

899 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/05(火) 14:45:09
>>897
その本です!
なんだか川上未映子みたいな雰囲気があったような…と、思い出した情報を書き込もうとしたら!
ありがとうございます。
書き込んではいないけれど、記憶を巡らしたり、色々検索をしてくださった方々にも感謝しております。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/887-899

母の発達 単行本 – 1996/3
笙野 頼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4309010490
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
殺しても母は死ななかった―。こどもなくとも母は母。芥川賞・三島賞作家がおくる史上無敵の爆笑おかあさんホラー。
内容(「MARC」データベースより)
娘に殺されたはずの母が人肉をむさぼりくって「発達」を始め、母の体から無数の「母虫」が増殖していく。母と娘の間の愛憎のねじれと切なさを描く、史上無敵の爆笑おかあさんホラー。

母の発達 (河出文庫―文芸コレクション) 文庫 – 1999/5/1
笙野 頼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4309405770
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
殺しても母は死ななかった。「あ」のお母さんから「ん」のお母さんまで、分裂しながら増殖した―空前絶後の言語的実験を駆使して母性の呪縛を、世界を解体する史上無敵の爆笑おかあさんホラー。純文学に未踏の領野を拓いた傑作。

母の発達 (河出書房新社): 1996|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002491158-00

山田悠介(やまだゆうすけ)『自殺プロデュース』(じさつプロデュース)

835 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/11/28(土) 01:39:10
[いつ読んだ]先々週くらい
[あらすじ]自殺をする人の最後に立会い演奏をする女子大生?達の話
[覚えているエピソード]上記の女達が自殺をする気がない人間に騙され正体を捕まれ脅され?さあどうする!?
[物語の舞台となってる国・時代]現代、日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]シルバーとか白っぽい系の色合いでA5サイズくらい?ソフトカバーだったような…

ブックオフでチラッと立ち読みしたんだけど、その日は手持ちがなく買わず。(500円~1000円だったんですけどね。)後日買いにいったらなかった。
それらしい言葉で検索をかけてみたんだけど検索能力が低く見つかりませんでした。どなたがご存じないでしょうか?
一応人気だったり話題だったりする本が置かれているコーナーに置いてあったのでご存知の方がいるのではないかと思いまして…
よろしくお願いいたします。

836 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/11/28(土) 02:26:00
>>835
http://www.amazon.co.jp/dp/434401684X
これかな。

探したい本のキーワードに「読書 感想」とかを添えてググると見つけやすいよ
この本なら「読書 感想 自殺 演奏」でググると一発だった。

837 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/11/28(土) 03:29:24
>>836様
お手数おかけしてしまいすみません。まさにコレです!!ありがとうございます!
レビューはなんとも微妙ですがw続きが気になっていたので早速注文してきました!
そのキーワードは思いつかなかったです。「自殺 立ち会う 演奏 本」などで検索をかけていたので…今後はそのように検索させていただきます。
こんなに早く回答いただいて本当に本当にありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/835-837

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784344016842

自殺プロデュース
山田 悠介(著)
発行:幻冬舎
縦190mm
219ページ
ISBN
978-4-344-01684-2
初版年月日
2009年6月
紹介
深夜のビルの屋上に、管弦楽の生演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる。ある女は死体の写真を撮りまくり、ある女は興奮してカッターで自分の身体を切りつける…。白川琴音の喜びは、美人指揮者・真理乃が率いる大学の極秘サークル「レーヴ・ポステュム(死後の夢)」のメンバーとして、自殺する者のために、美しい音楽を奏でること。が、ある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、真理乃が豹変。自殺者の最期に魅入られた六人組が、”完璧な死”を求めて狂気の暴走を始める。山田作品史上、もっとも妖しく、もっとも残酷なサスペンス・ホラー。

自殺プロデュース (幻冬舎文庫) 文庫 – 2012/4/12
山田 悠介 (著)
http://amazon.jp/dp/4344418565
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
深夜のビルの屋上に、管弦楽の演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる…。白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も、音楽で見送ってきた。がある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。演奏を聴いた者は死なねばならない!?―。

自殺プロデュース (幻冬舎): 2009|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010627962-00

横山秀夫(よこやまひでお)「花輪の海」(はなわのうみ)

503 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/07/27(月) 14:06:27
[いつ読んだ]5年前位
[あらすじ]
大学の体育会の柔道部(?)の合宿の話 主人公は新入生
かなり厳しい合宿で、先輩が後輩をいびり倒すのが長年の慣例になっている
爽やかなスポ根という感じではなく、厳しすぎる練習で部員が怪我を負っても続けさせられるなど重苦しい
合宿地は海辺

[覚えているエピソード]
先輩による「奇襲」というのがあって真夜中に先輩が来たらすぐ挨拶しなくてはいけない(?)
「奇襲」がいつ来るのかわからないので体力に限界が来ているのにビクビクして寝られない
新入生だけの寝室で、同期の一人が疲れで頭がおかしくなっているような描写があったような

[物語の舞台となってる国・時代]日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]覚えていない
[その他覚えていること何でも]
新入生が全員体力的に本当に死ぬ寸前のところで何か事件があって、主人公の同期が死にそうになって、主人公は助けることができたんだけど
その瞬間こいつが死ねば合宿がこれで中止になって自分は助かる、と思って助けなかった。
で、そのまま同期は死んでしまった。
そのおかげで主人公は死なずにすんだが罪悪感を抱えて回想している。というオチだった気がする。

ところどころ記憶違いがあるかもしれません。
そんなに長い話ではなかったと思うので短編集のうちの1編だと思います。

その当時はミステリ小説をよく読んでいたのでミステリ作家の作品かな?と思うのですが
それ以外も読むので違うかもしれません。
よろしくお願いします。

512 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 23:53:47
>>503
横山秀夫の「花輪の海」だと思う。ただし柔道部ではなく空手部。
「真相」という短編集に入ってます。

514 名前:503[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 19:47:46
>>512
まさにそれでした。
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/503-514

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784575234619

真相
横山 秀夫(著)
発行:双葉社
縦200mm
291ページ
価格情報なし
ISBN
9784575234619
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2003年6月
登録日
2016年10月16日
最終更新日
2016年10月16日
紹介
『半落ち』の著者が照らし出す「人間」と「犯罪」

真相 (双葉文庫) 文庫 – 2006/10/1
横山 秀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4575511005
表紙画像有り
内容紹介
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。

真相 (双葉社): 2003|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004214737-00
目次有り

海堂尊(かいどうたける)『医学のたまご』(いがくのたまご)

17 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/11/29(土) 16:46:44
[いつ読んだ]
2ヶ月くらい前

[あらすじ]
少年が大学?で勉強する事になり、そこで研究をしてまだ確証もない研究をその責任者が学会に提出。
だが実際は違っていて記者会見で謝る羽目になったが、父親が手紙で助けてくれる話

[覚えているエピソード]
・大学か病院で人を解剖しているところをみて少年が気絶
・周りに医学部を志す男の子の友達
・頭のいい女の子の友達も手伝ってくれる
・父親とメールで会話
・少年は英語が苦手

[物語の舞台となってる国・時代]
日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
白地に緑の文字かなにかがあった気が・・・

すいません誰かお願いします
少し子供向けな本です

21 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/12/01(月) 08:02:16
>>17
海堂尊「医学のたまご」

27 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/12/05(金) 00:01:11
>>21
それです!
ありがとうございす!!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/17-27

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652086209

ミステリーYA!
医学のたまご
海堂 尊(著)
発行:理論社
縦200mm
277ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-652-08620-9
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2008年1月
登録日
2016年8月21日
最終更新日
2016年8月21日
紹介
僕は曾根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。愛読書はコミック『ドンドコ』。ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ…。医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。しかし、それがすべての始まりだった…。ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009245856-00
タイトル 医学のたまご
著者 海堂尊 作
著者標目 海堂, 尊
シリーズ名 ミステリーYA!
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 理論社
出版年月日等 2008.1
大きさ、容量等 277p ; 20cm
ISBN 9784652086209
価格 1300円
JP番号 21371115
出版年(W3CDTF) 2008
NDLC Y8
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
要約・抄録 僕は曽根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達しているけど、英語は苦手。愛読書はコミック…ひょんなことから「日本一の天才少年」になって大学の医学部で研究に入った。中学生医学生の奮闘物語。 (日本図書館協会)
要約・抄録 中学生のボクが医学部で研究をすることになっちゃった!? 中学生医学生の奮闘ぶりを描く,コミカルで爽やかな医学ミステリー! (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

久米正雄 (くめまさお)「受験生の手記」(じゅけんせいのしゅき)

602 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/07/18(水) 23:52:06
[いつ読んだ]2003年
[あらすじ]主人公は浪人生で好きな女の子に惑わされながら一流大学を目指す。
[覚えているエピソード]好きな女の子に対して距離をとってしまったり、弟とその子の仲をきにしたりするが、どうやらその子は主人公の方に気があるような感じ な話でした。
[物語の舞台となってる国・時代]明治~昭和前半あたりの日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]センター対策の問題としてプリントで読んだので分かりません。
[その他覚えていること何でも]答え合わせのとき先生が「主人公は大学に落ちる。弟はその大学に受かる。好きな女の子は弟に取られる。主人公は自殺する。」といってました。

 よろしくお願いします。

603 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/07/19(木) 00:24:46
>>602
久米正雄「受験生の手記」だと思う。

604 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/07/19(木) 01:01:30
>>603
これです!主人公の名前をけんいちだと思っていて検索していたので見つかりませんでした。
健吉だったとは…。悲しい話ですが図書館に見に行ってきます。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/602-604

久米正雄 受驗生の手記-青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001151/files/52934_45453.html

堀田あけみ(ほったあけみ)『花のもとにて』(はなのもとにて)

249 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/03/09(金) 22:45:55
 よろしくお願いします。

[いつ読んだ]
 3、4年前
[物語の舞台となってる国・時代]
 現代の日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 緑一色の表紙、裏表紙に白線で花(多分)が描かれていた…と思います。
[その他覚えていること何でも]

 話を大体覚えているので書きます。

  A子は、大学の先輩B子と寮(多分)で同室になってしまった。A子はB子を嫌い。
なぜかというと、A子の好きなC男とB子が付き合っているから。A子ははっきりB子が嫌いと宣言した。しかしB子はあまり嫌われたことがなかったためA子を気に入っていた。
  C男とB子は恋人同士だが、C男にとってB子は「親友」だった。
 そういう意識もあってC男は年下のD子に惹かれる。
B子はC男を大好きで別れたくないため、いろいろ努力をする。B子は「C男と別れたら死ぬ」とまで言うがC男の意識は変えられなかった。
C男とD子の結婚が決まった。
 生気の抜けたB子をA子が慰める。そこでA子はB子に告白する(注:女同士)。
  C男とD子の結婚式の真っ最中、B子は現れた。
そしてD子に頭から酒をかけ、去っていった。人生で一番幸せな日に大恥をかいた!とD子はC男との結婚を破談にし、C男と別れた。
C男は、もし酒をかけられたのがB子だったら「貴重な体験をした」と笑いながら言うだろう、と感慨にふけった。
 そのころB子は電車のホームに身投げ自殺をした。前に言っていたことは本当だった。
  C男はしばしばA子をデートに誘うようになった。A子はB子に似てきたらしい。「B子を殺した男」と最初は煙たがっていたA子だったが、ある日突然デートを了承する。A子はある考えに行き着いたのだった。
  このひとは、B子さんが命を懸けて愛したひと。
  ほかの女になんかやるもんか。

262 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 18:34:56
>>249
表紙に関しては記憶にないけど、たぶん堀田あけみの「花のもとにて」

273 名前:249[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 08:41:18
>>262さん、>>263さん
ありがとうございます!確かにその本です!

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/249-273

花のもとにて 単行本 – 1992/3
堀田 あけみ (著)
http://amazon.jp/dp/4048726889
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
桜の花を愛でるように、わたし達はひとリの女を愛した―脆く、妖しい愛のものがたり。

花のもとにて (角川文庫) 文庫 – 2000/1
堀田 あけみ (著)
http://amazon.jp/dp/4041852137
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ひそかに憧れていた先輩・大沢を追って、同じ心理学の大学院に入学した響子。そこには、彼の恋人・亜々子がいた。響子は、快楽的で奔放な亜々子に反発しながらも、だんだんと惹かれていく…。しかし、亜々子は、やさしい仮面をかぶったエゴイストの大沢に振り回され、傷つけられても全身でそれを受け止めていた。なすすべもなく、二人をただ見守ることしかできない響子。そして大沢が、新しい恋を見つけたときから、三人の心の均衡は、少しづつ崩れ始めた…。激しく切ない愛の物語。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002170104-00
タイトル 花のもとにて
著者 堀田あけみ [著]
著者標目 堀田, あけみ, 1964-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 1992.3
大きさ、容量等 230p ; 19cm
ISBN 4048726889
価格 1300円 (税込)
JP番号 92032889
出版年(W3CDTF) 1992
NDLC KH152
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

林真理子(はやしまりこ)「女ともだち」

610 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/09/17(日) 07:50:09
[いつ読んだ]
13年以上前。

[あらすじ]
主人公の女の子は、大学に入学が決まり、田舎から出て来て
1人暮らしを始めます。そして何かのサークルに入るのですが、
同じ新入生の女の子の1人が、サークル内でうまく立ち回り、
主人公にことごとく劣等感を味合わせるというお話です。

[覚えているエピソード]
サークルで遠足か何かをするので、女の子達はお弁当係になります。
そこで主人公は郷土料理の炊き込みご飯のおむすびを作ろうと、
実家の母親に電話して作り方を聞き、作って持っていくのですが、
そのおむすびはサークルで褒められるどころか笑われてしまいます。

やがて主人公は料理人と結婚し、夫はレストランをもつのですが、
主人公が子供にお受験をさせようとしたときに、大学時代の
サークル内で我が物顔に振舞っていたその女が再び立ちふさがる、
のがオチだったと思います。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫で読みました。

[その他覚えていること何でも]
林真理子の短編集の中の1つだったような気がします。

615 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/09/17(日) 22:46:11
>>610
林真理子の短編集「胡桃の家」に入っている「女ともだち」という作品だと思う。

この短編集は手抜きをしていなくて、わりとできのいいものばかり入っていると思う。

616 名前:610[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 07:50:27
>615
ありがとうございます!
あの、大学サークル内の人間関係のいやらしさの描写が
もう一回読みたかったのです。感謝します。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/610-616

胡桃の家 単行本 – 1986/8
林 真理子 (著)
http://amazon.jp/dp/4103631015
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
100年続いた本家の建替え騒ぎ。久しぶりに東京から帰省した槙子が、大掃除中に出てきた古いアルバムに見つけたのは…。祖母から母、母から娘へと受けつがれる、女たちと“家”との絆を描いて懐しい感動をよぶ「胡桃の家」。何をやっても駄目な父親と、小学生の娘との心の交流をやるせなく綴る「玉呑み人形」。学生時代と子供をもった現在とをカットバックさせながら、女の友情の揺れ動きを鋭くとらえる「女ともだち」など、林真理子、本領発揮の小説集。

胡桃の家 (新潮文庫) 文庫 – 1989/11/28
林 真理子 (著)
http://amazon.jp/dp/4101191115
表紙画像有り
内容紹介
生家の取壊しを前に、不意に自分の家を建てたいという衝動にかられる槙子。女と家の共生関係を描く表題作など、4編収録の短編集。
内容(「BOOK」データベースより)
正月に帰省した槙子は、生家が取壊され、テナントビルにされると聞かされた。胡桃の油で磨かれ黒光りする柱を眺め、柱に染みこんだ代々の女たちの思いを思うと、槙子は不意に自分の家を建てたい衝動にかられるのだった。女と家の共生関係を描いた表題作、学生時代の友人への複雑な感情を扱った「女ともだち」、煙草と男への拘りを語る「シガレット・ライフ」など4編を収めた短編集。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001814765-00
タイトル 胡桃の家
著者 林真理子 著
著者標目 林, 真理子, 1954-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 1986
大きさ、容量等 219p ; 20cm
ISBN 4103631015
価格 980円 (税込)
JP番号 86053623
部分タイトル 玉呑み人形.女ともだち.シガレット・ライフ.胡桃の家
出版年月日等 1986.8
NDLC KH129
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書

([は]1-4)嫉妬 Hayashi Mariko Coll (ポプラ文庫) 文庫 – 2009/8/20
林 真理子 (著)
http://amazon.jp/dp/4591111032
表紙画像有り
言語(ISO639内容(「BOOK」データベースより)
高校時代、やけに男を魅きつけた尾高裕美に。東京で生まれ育った美貌の同級生の吉岡暁子に。海外生活をしてきた同僚のエイミーに…。そのおさえても湧き上がる黒い嫉妬の感情に飲まれていく男女を鋭い筆さばきで描いた、切なくも残酷な傑作短編集。 -2形式) jpn : 日本語
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010440909-00
タイトル 嫉妬
著者 林真理子 [著]
著者標目 林, 真理子, 1954-
シリーズ名 ポプラ文庫 ; は1-4. Hayashi Mariko collection ; 4
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 2009
大きさ、容量等 339p ; 16cm
ISBN 9784591111031
価格 540円
JP番号 21638901
NS-MARC番号 102380400
部分タイトル 四月エイプリル・フール / 林真理子 著
部分タイトル 女ともだち / 林真理子 著
部分タイトル スチュワーデスの奈保 / 林真理子 著
部分タイトル お夏 / 林真理子 著
部分タイトル お帰り / 林真理子 著
部分タイトル Kizaemon / 林真理子 著
部分タイトル 解説 / 内館牧子 著
出版年月日等 2009.8
NDLC KH129
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

森見登美彦(もりみとみひこ)『四畳半神話大系』(よじょうはんしんわたいけい)

254 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 03:58:47
[いつ読んだ]
2年ほど前です。貸してもらいましたが、まだ新しかった気がします。
[あらすじ]
小説です。確かある男性(大学生?)が主人公で、その通う大学のおかしな友人や先輩についてなどが書かれていたと思います。
確か変な名前のサークルに所属していて、芥川竜之介の様な(確か昔の小説家に例えられていた気がします)出で立ちをしたいつも下駄を履いている先輩が同じアパートに住んでいて、友人はなぜかその先輩の弟子。先輩の事を“師匠”と呼んでいた気がします。
あと、主人公が昔バイトしていた本屋で一緒にバイトしていた女学生も登場していて、ひともんどうありながら最後には主人公が結局そのサークルの師匠を務めなくてはいけなくなる
(師匠の座を巡り橋の上でその友人と決闘。その後その友人は橋から川に飛び込み救急車で運ばれる)‥というような。とにかくおかしなお話でした。
出てきた場面で覚えているのは、大学仲間が土手で花火をしている所に主人公とその友人で襲撃するというもの。とっても変な話なのですが‥
[覚えているエピソード]
[物語の舞台となってる国・時代] 普通の日本です。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その 普通の日本です。
[その他覚えていること何でも]
作者のお名前も変な感じだった気がしますが、内容がおかしなものだった為ごっちゃになっているのかも知れません。黄色い感じの本だったような気もしますが‥

255 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 04:07:22
>>254 ↑文庫本ではありませんでした。どうかよろしくお願いします。

303 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 00:50:56
>>254-255 探してるんですがやっぱり見つかりません。どうしてももう一度読みたいです お願いします

304 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/06/24(土) 03:00:09
>>303
森見登見彦さん著『四畳半神話大系』と思われます。
太田出版刊です。

311 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 15:41:45
>303です
>304さん~ 有り難うございます~!! このタイトルでした~ もう2年ほどずっと気になっていたので嬉しくてしょうがありません! 本当に有り難うございました!! 余計な事ですが、読んで知ってらしたのでしょうか?

323 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/06/30(金) 00:39:53
>>311
持っています。

331 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/07/02(日) 21:27:31
>323さん
持っていらしたんですね~ 教えて下さるとは思っていなかったのでなぜ知ってらしたか気になりましたw 変な事お聞きしてすみませんでした

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/254-331

四畳半神話大系 単行本 – 2004/12
森見 登美彦 (著)
http://amazon.jp/dp/4872339061
表紙画像有り
内容紹介
妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ!
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。 –このテキストは、文庫版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
大学三回生の春までの二年間を思い返してみて、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。―『太陽の塔』(第十五回日本ファンタジーノベル大賞受賞作)から一年。無意味で楽しい毎日じゃないですか。何が不満なんです?再びトンチキな大学生の妄想が京都の街を駆け巡る。

四畳半神話大系 (角川文庫) 文庫 – 2008/3/25
森見 登美彦 (著)
http://amazon.jp/dp/404387801X
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007886334-00
タイトル 四畳半神話大系
著者 森見登美彦 著
著者標目 森見, 登美彦, 1979-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 太田出版
出版年 2005
大きさ、容量等 290p ; 20cm
ISBN 4872339061
価格 1680円
JP番号 20862786
部分タイトル 四畳半恋ノ邪魔者
部分タイトル 四畳半自虐的代理代理戦争
部分タイトル 四畳半の甘い生活
部分タイトル 八十日間四畳半一周
出版年月日等 2005.1
NDLC KH372
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

宮部みゆき(みやべみゆき)「漏れる心」

333 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2005/10/09(日) 14:40:04
ふと、以前読んだ本が内容は思い浮かぶのに、タイトルが思い出せません。
女性視点で、住んでいたマンションを手放そうと決意した一家の話です。
子供(多分女の子)もいて、不動産の方とも折り合いが付いた頃に上の部屋の
人のせいで、雨漏りが起きてしまいます。上の部屋の方は大学生の一人暮らし
らしく、本人の代わりにお金持ちそうな母親がお詫びを持ってきたりもしました。
最後には買い手がつくのですが、その買い手が上の階の母親で・・・という話
でした。ネタをバラせば、上の部屋には大学生は住んでなかったという結末
です。知っている方お願いします。

336 名前:無名草子さん[「人質カノン」の漏れる心 sage] 投稿日:2005/10/09(日) 18:14:37
>>333
宮部みゆきさんの短編でそんな話があったなと思ってぐぐってみたよー
いちおうメル欄に。

337 名前:無名草子さん [sage] 投稿日:2005/10/09(日) 18:30:01
>>336
ああ、それです!
その本の違う話がとても好きで、だからと言うのもなんですが、こちらの話
があやふやになってたって事まで一気に思い出しました。
すっきりしました。ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/333-337

人質カノン 単行本 – 1996/1
宮部 みゆき (著)
http://amazon.jp/dp/4163160701
表紙画像有り
内容紹介
深夜のコンビニにピストル強盗!そのとき、犯人が落とした物とは?街の片隅の小さな大事件を描いたよりすぐりの都市ミステリー七篇
内容(「BOOK」データベースより)
深夜のコンビニで悲喜劇の幕があいて…。街の片隅の小さな大事件。珠玉のミステリー7編。

人質カノン (文春文庫) 文庫 – 2001/9/1
宮部 みゆき (著)
http://amazon.jp/dp/4167549042
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
「動くな」。終電帰りに寄ったコンビニで遭遇したピストル強盗は、尻ポケットから赤ちゃんの玩具、ガラガラを落として去った。事件の背後に都会人の孤独な人間模様を浮かび上がらせた表題作、タクシーの女性ドライバーが遠大な殺人計画を語る「十年計画」など、街の片隅、日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇を収録。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003018129-00
タイトル 人質カノン
著者 宮部みゆき 著
著者標目 宮部, みゆき, 1960-
シリーズ名 文春文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年 2001
大きさ、容量等 317p ; 16cm
ISBN 4167549042
価格 476円
JP番号 20183101
部分タイトル 人質カノン
部分タイトル 十年計画
部分タイトル 過去のない手帳
部分タイトル 八月の雪
部分タイトル 過ぎたこと
部分タイトル 生者の特権
部分タイトル 漏れる心
出版年月日等 2001.9
NDLC KH366
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

瀬尾まいこ(せおまいこ)『幸福な食卓』(こうふくなしょくたく)

150 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/29(月) 21:21:00
題名・著者・出版社など何も知りません・・・
本の内容は
父が大学受験をする
三回も落第する(三年も浪人する)??
っていう感じです。
感動するらしいです。

153 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/08/30(火) 08:21:49
>>150
瀬尾まいこ「幸福な食卓」かな?

154 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/30(火) 19:38:18
>>153
ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/150-154

幸福な食卓 (講談社文庫) 文庫 – 2007/6/15
瀬尾 まいこ (著)
http://amazon.jp/dp/4062756501
表紙画像有り
内容紹介
切なさの分だけ家族はたしかにつながっていく。
佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて……。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。
吉川英治文学新人賞受賞作。
出版社からのコメント
「読んでよかった!」最高傑作との声が続々!!!
終盤にかけて起きる、ある事件をはじめ、決して“幸福”とはいえない設定の本作品ですが、全編を通じて、瀬尾まいこ氏ならではの、どこか淡々としたユーモアあふれる文章の魅力に溢れており、一気に読ませる作品です。 一作品読むとすっかりファンになってしまうことで定評のある瀬尾作品ですが、長編4作目となる本作品はとりわけ、主人公を含め、すべての登場人物が強い個性を持つ、たいへん魅力的なキャラクターとなっています。 タイトルの通り、そのシンプルさゆえに美味しそうな食卓がストーリーを彩ります。 老若男女、既婚未婚を問わず、すべての方に読んでいただきたい傑作です。
内容(「BOOK」データベースより)
佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて…。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。吉川英治文学新人賞受賞作。

幸福な食卓 単行本 – 2004/11/20
瀬尾 まいこ (著)
http://amazon.jp/dp/4062126737
表紙画像有り

http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/3610036.html
書名 幸福な食卓
著作者等 瀬尾 まいこ
書名ヨミ コウフクナ ショクタク
書名別名 Kofukuna shokutaku
出版元 講談社
刊行年月 2004.11
ページ数 231p
大きさ 20cm
ISBN 4062126737
NCID BA6993201X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20704009
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
掲載作品
著作名 著作者名
バイブル 瀬尾 まいこ
プレゼントの効用 瀬尾 まいこ
幸福な朝食 瀬尾 まいこ
救世主 瀬尾 まいこ

東野圭吾(ひがしのけいご)『片想い』(かたおもい)

129 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 11:56:02
数年前に読んだ本のタイトルと作者が思い出せなくて苦しんでます。
・大学時代のサークルの年に一度の集まりに行くところから始まります。
・主人公の妻はそのサークルで知り合ったんだけど不仲で最後には離婚します。
・性同一性障害の元サークル仲間の女性を探すようなストーリーでした。
・おなべバーに勤める人や、半陰陽の女子陸上部のコなどが出てきます。
ご存知の方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

130 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:06:36
>>129
東野 圭吾 「片思い」
かな?

131 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:07:51
>>129
東野圭吾「片想い」だと思います。

132 名前:129[sage] 投稿日:2005/08/11(木) 12:25:45
>>130-131
素早い回答に感謝です。
東野圭吾「片思い」、その通りでした。
数年ぶりに読み返してみようと思います。
本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/129-132

片想い (文春文庫) 文庫 – 2004/8/4
東野 圭吾 (著)
http://amazon.jp/dp/4167110091
表紙画像有り
商品説明
大学時代のアメフト部のメンバーとの定例の飲み会の後、哲郎は10年ぶりに会った元マネージャーの美月にある秘密を告白される。そして、その秘密は思いもかけない形でメンバーに影響を与えていく…。導入部分から読み手をぐいぐい引っ張り込み、途中で急に視点が変わるストーリー展開は、日常的な場面から少し現実離れした設定へと読者を取り込んでいく東野圭吾の得意技。そして、なにげない描写に隠された伏線が予期せぬエンディングへと結びついていく。アメリカンフットボールのポジションの役割を簡単にでも把握しておくとさらに楽しめるに違いない。
学園モノ、刑事モノ、サスペンス、パロディ、本格推理と発表するごとに作風が変化する東野圭吾作品は素材にも工夫が凝らされており、『変身』では「脳移植」、『パラレルワールド・ラブストーリー』では「記憶」、そして本書では「性同一性障害」と常に新しい事柄を題材に取り入れ続けている。

血液型性格診断を信じている人は多い。…しかしそういう人たちでも、日常生活で血液型によって相手を差別するということは殆どない。…ではなぜ多くの人は、性染色体のタイプには縛られるのだろう。XXであろうとXYであろうと、あるいはそれ以外のものであろうと、人間には変わりがないという考え方がなぜできないのだろう。
文中でこう語られているように、本作品ではトランスジェンダー、半陰陽、同性愛と、「性差」に苦しむ人々への理解も示している。だが、「性同一性障害」など「性差」の問題が中心だったストーリーが、徐々に謎解きそして過ぎ去りし大学時代と目の前の現実とのはざまに揺れ動くオトコたちの心の動きへと移行していき、それとともに著者の「性差」への認識があいまいになって示されていく。それが、おもしろみを保ったまま終結するストーリーに小さな影を落としてしまっている。
文字だけのシンプルなカバーをめくると、作品のテーマに通ずる絵が施されている。読んでから見るか、見てから読むか。それによって、作品の読み方も変わってくることだろう。(つちだみき) –このテキストは、単行本版に関連付けられています。
内容紹介
大学時代、ともに汗を流したアメリカンフットボール部の仲間たちとの同窓会。 エースQB(クォーターバック)だった西脇哲朗はマネージャーの理沙子と結婚していたが、二人の仲は最近うまくいっていなかった。 同窓会の帰り道、哲朗はもう一人のマネージャーだった日浦美月に十年ぶりに出会う。 昔から性同一性障害で苦しんできたという美月は、今は男として生きていると告げる。 そして、さらに衝撃の告白をする。「人を殺したんだ」 翌日、アメフト部のランニングバックで美月と付き合っていた中尾功輔が哲朗の家を訪ねてくる。 十年という歳月はかつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。 事件はなぜ起きてしまったのか? 真相にたどり着こうとする中で、次々と明らかになっていく苦悩に満ちた事実。 30代半ばを過ぎ、恋愛や結婚、仕事に行き詰まりながらも、過ぎ去った青春の日々を裏切るまいと再びフォーメーションを組む仲間たち。 最後に訪れる美月の、哲朗の、理沙子の、中尾の決断とは。そして“片想い”の意味とはーー。 映像化を切望された東野圭吾の傑作ヒューマン・ミステリー、2017年、中谷美紀主演でWOWOWドラマ化!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002975906-00
タイトル 片想い
著者 東野圭吾 著
著者標目 東野, 圭吾, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年 2001
大きさ、容量等 379p ; 20cm
ISBN 4163198806
価格 1714円
JP番号 20144709
出版年月日等 2001.3
NDLC KH139
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語