阿刀田高(あとうだたかし)「冥い道」

122 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/01/10(土) 03:13:05
[いつ読んだ]
15年くらい前だったかな・・・
[あらすじ]
1:一本道で会う予定だった叔父と合流できず叱られた少年、でも叔父はその後すぐ死んだ。
大人になった時それを思い出し、死ぬ直前の人間が歩く見えない道があるとバーで語る男に妻が車ですれ違えなかったと聞く。
(略)

[覚えているエピソード]
1:バーテンに男が、見えない道がきっとあちこちを通っているんだと言うとママが怖がるところと、本人の葬式。
(略)

[物語の舞台となってる国・時代]
日本。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
外見は忘れた。文庫。短編が収録されてたものだったかと。
[その他覚えていること何でも]
カンガルー日和や廃市なんかの文庫とごちゃまぜになってた。だから混同しちゃってるかも?

124 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/01/10(土) 07:52:14
>>122
どっちも阿刀田高の昔の短編。
1の方はたぶん「冥い道」で、これは「コーヒーブレイク十一夜」に入ってるんだけど、同じ本に2もあったかどうかは定かではない。
でも2も阿刀田なのは間違いなし。

127 名前:122[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:54:54
>>124
おお、ありがとうございます!
がんばって探してみます。
あと、家族が「骨の樹」を読んだという証言も得られたので後は虱潰しに(シャキーン

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/122-127

現代ミステリー短編集 (2) 西瓜流し 単行本 – 2006/11/1
阿刀田 高 (著), 古村 耀子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4265067727
表紙画像有り

西瓜流し (岩崎書店): 2006|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008348783-00
目次有り

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鷺沢萠(さぎさわめぐむ)『愛してる』(あいしてる)

116 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/01/06(火) 03:12:59
[いつ読んだ]3~7年前、高校か中学の模試もしくはテキストで
[あらすじ]
[覚えているエピソード]
・主人公は女性
・人類のるつぼちっくなバーだかレストランだかで、誰かのお別れパーティーをする
・お別れパーティーの主役はオレオが好物
・↑多分黒人だった気がする
・女性は深夜雨が降る中を一人タクシーで帰る
・多分女性の一人称。タクシーに乗っている際の心情描写が印象的
[物語の舞台となってる国・時代] 多分日本。現代。
[その他覚えていること何でも]  多分女性作家。

情報が少なすぎますがご存知の方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。

136 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/01/12(月) 00:12:27
>>116
鷺沢萠『愛してる』
たぶんその中の『真夜中のタクシー』と『灯りの下に』がごっちゃになってる気がする。

141 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 01:09:53
>>136
ありがとうございます!
鷺沢萠が記憶の淵にひっかかったので早速調べてみます!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/116-141

愛してる (角川文庫) 文庫 – 1994/11/1
鷺沢 萠 (著)
http://amazon.jp/dp/4041853028
表紙画像有り

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国書刊行会(こくしょかんこうかい)『独逸怪奇小説集成』(どいつかいきしょうせつしゅうせい)

340 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2019/06/07(金) 14:48:57.77
時々思い出しては探してますが、見つけられず…

[いつ読んだ]
2008~2015年の間。図書館で借りたものなので、発行は2008年より前かも

[あらすじ]
怪奇話か都市伝説かをテーマにした短編集?

[覚えているエピソード]
短編の中にあって覚えているもの
バーで隣り合った男二人が話している。片方が琥珀を集めていて熱く語る。最後に人間を琥珀に閉じ込めたらさぞかし素晴らしいだろう…とうっとりしている

[物語の舞台となってる国・時代]
たぶんヨーロッパ

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
覚えてないけど、文庫ではなかったはず

[その他覚えていること何でも]
思い付く単語でググったりOPACを調べたりしましたが、見つけられませんでした。よろしくお願いします

346 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2019/06/08(土) 19:15:06.14
>>340
独逸怪奇小説集成 という本に納められた
琥珀(ハンス・ハインツ・エーヴェルス著)
ではないかと

347 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2019/06/08(土) 20:31:26.57
>>346
この本です!
ありがとうございます!
ドイツが漢字だったのを忘れていて、見つけられなかったみたいです…

349 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2019/06/09(日) 20:19:01.93
>>347
怪奇小説 琥珀蒐集家 で検索したら
すぐ出てきた
面白そうなので自分も読んでみようと思う

この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/340-349

独逸怪奇小説集成 単行本 – 2001/9/1
竹内 節 (編集), 前川 道介 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4336043469
表紙画像有り

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ロバート・ルイス・スティーヴンスン[R・L・スティヴンスン]『新アラビヤ夜話』[『新アラビア夜話』]

652 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/09/25(金) 19:11:04.03
[いつ読んだ]
20年以上前
[覚えているエピソード]
冒頭、酒場のような場所で主人公がシュークリームを売っている
誰かに呼ばれて残り2つを自分で食べて片付ける
[物語の舞台となってる国・時代]
海外20世紀初頭くらい?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫で20年前でも古い本だった気がします
[その他覚えていること何でも]
翻訳物で怪奇小説かミステリーだった気がします
シュークリームを売っているシーンいか覚えておらずモヤモヤしています
心当たりのある方がいたら是非お願いします

653 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/09/26(土) 00:23:39.45
>>652
スティーブンソンの「新アラビヤ夜話」でしょうか
物語の始めにクリームタルトを配る男の話があります

654 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/09/26(土) 01:47:02.69
>>653
これです!!
間違えて覚えていたのにまさか当ててもらえるとは
ありがとうございます!
早速再読します

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/652-654

新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫) (日本語) 文庫 – 2007/9/6
ロバート・ルイス スティーヴンスン (著), Robert Louis Stevenson (原著), 南條 竹則 (翻訳), 坂本 あおい (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4334751393
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
理由なき自殺願望者が集うロンドンの夜。クリームタルトを持った若者に導かれ、「自殺クラブ」に乗り込んだボヘミアの王子フロリゼルが見たのは、奇怪な死のゲームだった。美しい「ラージャのダイヤモンド」をめぐる冒険譚を含む、世にも不思議な七つの物語集。

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ディーン・R・クーンツ『善良な男』(ぜんりょうなおとこ)

80 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/05/06(火) 04:13:03.11
お願いします。翻訳ものです。

[いつ読んだ] 今年の2月

[あらすじ] レンガ職人の主人公は毎晩通っているバーで、変な男に話しかけられる。
それが殺しの依頼(ターゲットは若い女)で、主人公は殺し屋に間違えられたらしい。
男は話を聞かず、金を置いて逃げるように店を出ていってしまう。
直後、本物の殺し屋登場。こちらは主人公を依頼者と勘違いし、勝手に仕事を承諾。
ターゲットの情報と金を持っていってしまう。
この後、やはり放っておけないと思った主人公がターゲットの女に知らせに行き、
そこから2人の逃避行が始まる。

[覚えているエピソード]
・空き家に逃げ込む2人。売家の看板を取り、隣家の前にあった自転車を庭先に置いて
人が住んでる家に偽装しようとするも、看板を抜いた跡から殺し屋にばれる。
・追跡中、若い夫婦の留守宅に忍び込んだ殺し屋。
向かいに住んでいるどちらかの母が、何かを取りに来て鉢合わせ。
泊めてもらってる友達のふりをするも嘘がバレて殺害。遅いからと様子を見に来た夫も。

[物語の舞台となってる国・時代] アメリカ、現代(80年~90年代っぽい)

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫。タイトルは日本語だったと思う。ハードボイルドな感じ。

[その他覚えていること何でも]
殺し屋のバックには組織があり、警察にも繋がっていて、主に車のGPS情報で追跡。
組織との連絡メールにいつも格好つけた引用文で返し、ひとり悦に入ってる。
追跡中は近くの留守宅に勝手に入って休むんだけど、清潔な家しか嫌。
手作りの料理が好きで、パイなんかを勝手に食べる。家人に見つかった場合は殺す。
主人公は後半、実は元特殊部隊だったことが判明。気が強くて賢い女に惹かれていく。

長くてすみません。よろしくお願いします。

82 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/05/06(火) 12:38:17.49
>>80
ディーン・クーンツ『善良な男』はいかがでしょうか?
ttp://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/31175.html

83 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/05/06(火) 15:42:07.36
>>82
わぁ、これです!
表紙もろくに見ずに買って読んですぐ売ってしまったのですが、タイトルと作者の名前で
「あっ」となりました。
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/80-83

善良な男 (ハヤカワ文庫NV) (日本語) 文庫 – 2008/6/1
ディーン クーンツ  (著), Dean Koontz (原著), 中原 裕子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4150411751
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「ここに半分ある。残りは女がいなくなってからだ」なじみのバーで、レンガ職人のティムは見知らぬ男から奇妙な言葉とともに封筒を渡された。封筒には札束と、名前と住所を記した女性の写真が入っていた。ティムは人違いで殺人を依頼されたことに気づくが、男は去っていた。彼は標的の女性を探し出して警告するが、早くも二人に不気味な殺し屋の魔手が迫ってきた。強烈なサスペンスが貫く逃亡と追跡のサバイバル・ゲーム。

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楽月慎(らくづきしん)『青色ミライ』(あおいろミライ)

228 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 05:07:11
数カ月前から悩んでます。
[いつ読んだ]二~三年前
[あらすじ] 同窓会で久々に地元に帰って色々思い出す?話だった気が…。

[覚えているエピソード] 友人が風呂場で自殺。
自殺している様子が撮影(撮影したのはその友人)されたビデオテープをみて友人の部屋の畳にゲボロシャアと吐く。
友人は湯舟に浸かって包丁かカッターで首を切って死んだ。
友人の家は確か居酒屋。主人公がカウンター越しに友人の母親と話していた。
車の運転が乱暴な眼鏡をかけた女の同級生?
主人公が小さい頃に橋の下で乱暴されそうになっていた女の人を助けた?(男と揉み合いになっていたところを見ていたら男が逃げていった)

このくらいですかね…

[物語の舞台となってる国・時代]
日本で東京と地元は山に囲まれていました。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーで表紙が白っぽかったです。

[その他覚えていること何でも]
違う本かもしれませんが、主人公と自殺した友人が小学生の頃に近所で有名な恐怖な婆さんが住んでいる?猫屋敷に侵入して猫をビービー弾で打ちまくっていたらその婆さんに見つかって逃げる。っていう話を…他の本かもしれないですが覚えてます。
でも、ホラーものでは無くって 何故友人は自殺したのか 黙々探っていく?話でした。

判りにくい文章ですが…どなたか判る方がいればお願いします。
長文失礼しました…。

305 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/03/25(水) 15:04:53
>>228です。
自己解決しました。
楽月 慎さんの青色ミライという本でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/228-305

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784334925246

青色ミライ
楽月 慎(著)
発行:光文社
縦200mm
265ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-334-92524-6
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2007年10月
登録日
2016年10月17日
最終更新日
2016年10月17日
紹介
東京で、平凡なサラリーマンとして可もなく不可もない毎日を送る哲也。そんなある日、偶然知った幼なじみ・咲人の死。彼は、自分をビデオに撮りながらこの世を去っていた。それも一年半も前に。薄っぺらな自分と違い、映画監督を目指していたはずの咲人がなぜ自ら死を選んだのか?真実を知りたい衝動に駆られた哲也は、故郷の仙台でかつて咲人と過ごした場所を巡る。ただ無心に遊んでいた、それでも輝いていた少年時代。あれから咲人の内面に何があったのだろう。何が彼をそこまで追い詰めたのか。親友の死と向き合いながら、哲也の中で、自分の「今」に対しても新たな感情が芽生えはじめる-。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009142881-00
タイトル 青色ミライ
著者 楽月慎 著
著者標目 楽月, 慎
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 光文社
出版年月日等 2007.10
大きさ、容量等 265p ; 20cm
ISBN 9784334925246
価格 1600円
JP番号 21312751
出版年(W3CDTF) 2007
NDLC KH511
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

中島らも(なかじまらも)「恋するΩ病」

979 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/11/22(土) 11:54:22
[いつ読んだ]15~20年前
[あらすじ]主人公のコピーライターが退廃的な生活をしている感じを超リアリズム的に書いた。文学的ドラッグ

[覚えているエピソード]バーで飲んでいる時に、鼻につく客に「ハゲの文化人」と揶揄して店から追い出される。
三叉路で、どちらに進むかを10円玉で決定しようとするが、投げた10円玉は、永遠に落ちてこない
意気投合した女の子と喫茶店に入り、「ここの勘定が○百円以上なら今日は帰れない」と女の子を誘うが、伝票を見ると異常に安かった。良心的な店だ、クソっと毒つく

[物語の舞台となってる国・時代]70~80年代の大阪だと思われます

[本の姿]文庫でした

[その他覚えていること何でも]アル中で入院経験のある作者は、入院時のエピソードを書いた他作品で、国内で有名な文学賞を受賞だか受賞候補にエントリーされたと思います

982 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 13:43:58
>>979
中島らも「恋するΩ病」だったと思う。
「恋は底ぢから」と「世界で一番美しい病気」という本に入ってる。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/979-982

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784758441506
ハルキ文庫
世界で一番美しい病気
中島 らも(著)
発行:角川春樹事務所
縦150mm
205ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-7584-4150-6
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018-2-18
登録日
2018年3月1日
最終更新日
2018年3月1日
書評掲載情報
2018-03-25 読売新聞 朝刊
評者: 本田正一(文筆家)
紹介
恋におちるたびに、僕はいつもボロボロになってしまう-。作家として、ミュージシャンとして、数々の名作と伝説を残した中島らも。「よこしまな初恋」「性の地動説」「私が一番モテた日」「やさしい男に気をつけろ」「サヨナラにサヨナラ」ほか、恋愛にまつわるエッセイと詩、小説を収録。初めての文庫化

目次
FOREVER DRIVE
1 初恋とほほ篇(よこしまな初恋
人はいつイクべきか!?
島原の乱 ほか)
2 恋愛の行方(恋するΩ病
微笑と唇のように結ばれて
黄色いセロファン)
3 失恋むはは篇(失恋について
やさしい男に気をつけろ
恋づかれ ほか)


https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000004937472&Action_id=121&Sza_id=F2
恋は底ぢから
宝島Collection
中島らも/著
・目次
愛について
まっ、いやらし講座
微苦笑中毒者の告白その1
恋愛小説恋するΩ(オーム)病
Q&A怒涛の恋愛講座
微苦笑中毒者の告白その2
親のこころ

伊岡瞬(いおかしゅん)『いつか、虹の向こうへ』(いつか、にじのむこうへ)

697 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/09/06(土) 19:32:01
[いつ読んだ]
3年前か2年前です。

[あらすじ]
50代くらいの独身のおじさんが主人公。居酒屋で知り合った30才くらいの男の人と、40才くらいの女の人(二人とも他人)と暮らしている。

[覚えているエピソード]
まず男の人と知り合ったときの場面↓
おじさんは居酒屋の常連。メニューにはない、お茶漬けか何かを食べていました。
そこへ男が店に入ってきて、「あれ(お茶漬け)と同じ物を」と注文します。店の親父はおじさんを見て、困った顔をして見せますが おじさんが(出してやんなよ)と目で言ってやります。
男が勘定するとき、頭の中でサッと計算したのか、「お茶漬けの分が足りません」と言います。親父は「向こうの旦那のおごりだよ」とおじさんを指します。男は不思議そうにおじさんを見て軽く頭を下げました。

数日後、居酒屋で男をみかけ、話しかけました。(男からだったかもしれません;) 男は本(絵本?)を書いたことがあるそうで、おじさんは「今度見せてくれ」と社交辞令のつもりでいったのですが、男は数日後持ってきてくれました。
そのストーリーは↓

旅人が町の人々に悲しい話を聞かせてもらい、お礼に虹の種をあげるというもの。種は悲しい話から出来ていて、その一部分を人々に返す。残りはお祭りやお祝い事のときに大きい虹を作るため、旅人がもらう。
悲しさの度合に虹の大きさも比例します。おだやかな老夫婦の庭から大きな虹が出来たこともあります。
ある日、お金持ちの家に養子にきたという女の子が話をしに行きました。町の人は「きっと足下で小さい小さい虹ができるだろう」と笑っていました。
次の日、お屋敷からは大きくて太い立派な虹がかかっていました。おしまい。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本で現代。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーであったと記憶しています。

[その他覚えていること何でも]
これで全てです。
これかな?って思われるものありましたら教えて下さい。

698 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/09/06(土) 20:08:28
>>697
虹の種で検索したら出てきた。

伊岡瞬 「いつか、虹の向こうへ・・・」

702 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/09/07(日) 17:28:13
>>698
ありがとうございます。感謝。
さっそく買ってこよう。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/697-702

いつか、虹の向こうへ 単行本 – 2005/5/24
伊岡 瞬 (著)
http://amazon.jp/dp/4048736124
表紙画像有り
内容紹介
奇妙な同居生活を送っている元刑事の尾木と3人の居候。家出少女が彼らの家に転がり込んできたことをきっかけに、殺人事件に巻き込まれてしまうが……。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞ダブル受賞作。

いつか、虹の向こうへ (角川文庫) 文庫 – 2008/5/23
伊岡 瞬 (著)
http://amazon.jp/dp/4043897014
表紙画像有り
内容紹介
第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞作、待望の文庫化!
尾木遼平、46歳、元刑事。職も家族も失った彼に残されたのは、3人の居候との奇妙な同居生活だけだ。家出中の少女と出会ったことがきっかけで、殺人事件に巻き込まれ……第25回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007762313-00
タイトル いつか、虹の向こうへ
著者 伊岡瞬 著
著者標目 伊岡, 瞬, 1960-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 2005.5
大きさ、容量等 323p ; 20cm
ISBN 4048736124
価格 1500円
JP番号 20790054
出版年(W3CDTF) 2005
NDLC KH191
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

マイケル・ナーヴァ『ゴールデンボーイ』

408 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/04/25(金) 22:55:23
[いつ読んだ]約2年前
[あらすじ]アメリカのゲイの探偵(?)がゲイバー前の銃殺事件を解決する
[覚えているエピソード]はじめに逮捕されたヒスパニックの少年は、ゲイであることがばれるぐらいなら殺人犯になったほうがよいと思い、
自分は犯人ではないのに自白した(でないとゲイバーの近くにいた説明がつかない)
[物語の舞台となってる国・時代]現代アメリカ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]何も覚えてません
[その他覚えていること何でも]主人公の白人男性は貧しい家育ちで、その秘書か相棒である黒人女性は上流家庭出身

どうしても、もう一度読みたいのでご協力お願いします

409 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/04/25(金) 23:22:47
>>408
マイケル・ナーヴァ「ゴールデンボーイ」だと思う。
ちなみにシリーズ物

420 名前:408[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 17:55:41
>>409
アマゾンの紹介を見た限りではあたりのようです
読んで確認してみます
ありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/408-420

ゴールデンボーイ (創元推理文庫) 文庫 – 1994/2
マイケル ナーヴァ (著), Michael Nava (原著), 柿沼 瑛子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4488279023
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ジム・ピアーズが犯人だ。誰もがそう考えた。男とセックスしている現場を目撃され、さらにはそのことを両親にばらすと脅されたあのウェイター助手が、数週間後、相手の殺害に及んだに違いない。だが、弁護を依頼されたわたしが見たものは、昏い欲望が螺旋を描く、異様な事件の真相だった…。好評『このささやかな眠り』に続いて弁護士リオスの闘いを活写する、待望の第二弾。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002309585-00
タイトル ゴールデンボーイ
著者 マイケル・ナーヴァ 著
著者 柿沼瑛子 訳
著者標目 Nava, Michael
著者標目 柿沼, 瑛子, 1953-
シリーズ名 創元推理文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 東京創元社
出版年月日等 1994.2
大きさ、容量等 376p ; 15cm
注記 原タイトル: Goldenboy
注記 マイケル・ナーヴァ著作リスト: p375~376
ISBN 4488279023
価格 630円 (税込)
JP番号 94031263
別タイトル Goldenboy
出版年(W3CDTF) 1994
NDLC KS165
NDC(8版) 933
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

森見登美彦(もりみとみひこ)『夜は短し歩けよ乙女』(よるはみじかしあるけよおとめ)

751 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 13:53:54
[いつ読んだ]今年に入ってから、web上の新刊立ち読みで
[あらすじ] 恋愛もののような感じがした
[覚えているエピソード] 飲み会の後で女の子が一人で飲みなおしに出かけて、バーでいい感じのおじさんと出会ってた(物語序盤)
[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]サイズは不明(確認してなかった)表紙は赤地に、向かって左向きの女の人の絵。
[その他覚えていること何でも] 「思いやりパンチ」を知っていますか?という感じのコピーがついていた。飲みなおしに行った女の子は「ラム酒を愛してる」と言ってた

かなりあいまいな情報で申し訳ないですが、よろしくお願いします

752 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/09/11(火) 15:58:49
>>751
たぶん森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」

754 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 19:08:01
>>752
それです!ありがとうございました。
命短し恋せよ乙女と間違ってたせいでどうしても検索に引っかからなかったんですよね

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/751-754

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784048737449

夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦(著)
発行:角川書店
縦20mm
301ページ
紹介
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784043878024

角川文庫
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦(著)
発行:角川書店 : 角川グループパブリッシング
縦150mm
320ページ
紹介
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する”偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784046317049

角川つばさ文庫
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦(著/文)ぶーた(イラスト)
発行:KADOKAWA
新書判
320ページ
定価 760円+税

ISBN
9784046317049
Cコード
C8293
児童 新書 日本文学、小説・物語

紹介
クラブの後輩の女の子を「黒髪の乙女」とよんで、ひそかに片思いしてる「先輩」。なんとかお近づきになろうと今日も「なるべく彼女の目にとまる」ナカメ作戦として乙女が行きそうな場所をウロウロしてみるけど…行く先々でヘンテコな人たちがひきおこす事件にまきこまれ、ぜんぜん前にすすめない! この恋、いったいどうなるの!? 天然すぎる乙女と空まわりしまくりな先輩の予測不能の初恋ファンタジー!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008388177-00
タイトル 夜は短し歩けよ乙女
著者 森見登美彦 著
著者標目 森見, 登美彦, 1979-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年月日等 2006.11
大きさ、容量等 301p ; 20cm
ISBN 4048737449
価格 1500円
JP番号 21150362
出版年(W3CDTF) 2006
NDLC KH372
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

新堂冬樹(しんどうふゆき)「英吉の部屋」(えいきちのへや)

129 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/04(日) 01:53:56
『読んだ時期』去年
『あらすじ』
何話かが収録されている本だったと思います。
そのうちの一話しか覚えていないのですが、こんな話でした。

ある父親が娘を溺愛し過ぎて束縛、
愛する人の所に行こうとした娘を監禁して暴行(その時に娘は流産)、
時は流れて今その父親は介護が必要な状態になり娘夫婦と同居、そしてその娘夫婦から虐待を受ける様になった、お爺さんが主役です。
たしか話の冒頭に、お爺さんが青年だった頃のエピソードがありました。
青年だった、戦後間もない頃にお爺さんはアメリカ兵が集う飲み屋を営んでいて、
毎晩当然の様に、店で働く日本人女性店員へのレイプまがいの暴行が兵達からあったと。
お爺さんもそれを止められず、女性店員が店に来なくなり、アメリカ兵達の性的ストレスが溜まってきていた時に、店にお爺さんを慕って時々閉店後お爺さんに手料理を差し入れに来てくれる、近所の若いお母さんと幼い女の子が店に来てしまい、アメリカ兵達の犠牲になってしまいます。
お爺さんはその後店をたたみ結婚。娘が産まれ、上記の様に行き過ぎた愛し方をします。
たしか話の最後の方では、食事を与えられず、キャットフードを娘夫婦らに無理やり口に突っ込まれた要介護状態のお爺さんがキレ、最後の力を振り絞って娘夫婦を殺害して、終わりだったと思います。
他にも数話収録されていますが、読後感の悪い話が多かったです。
タイトルと作者が思い出せません。

わかる方、いらっしゃったらよろしくお願いします。

130 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/04(日) 16:46:09
>>129
新堂冬樹「吐きたいほど愛してる。」所収の「英吉の部屋」

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/129+130

吐きたいほど愛してる。 単行本 – 2005/1/20
新堂 冬樹 (著)
http://amazon.jp/dp/410473201X
表紙画像有り
内容紹介
愛――、それは気高く美しきもの。そして、この世で最も恐ろしいもの。毒島半蔵の歪んだ妄想が、この世を地獄へと塗り替える。虚ろな心を抱える吉美が、浮気を続ける亭主に狂気をぶつける。傷を負い言葉を失った、薄幸の美少女・まゆか。実の娘に虐待され続けている、寝たきり老人・英吉。暴風のような愛情が、人びとを壊してゆく! 新堂冬樹にしか描けなかった、暗黒純愛小説集。
内容(「BOOK」データベースより)
迷惑な妄想逆ギレ男が、夫の帰りを正座して待つ壊れた妻が、生き地獄を味わう可憐な美少女が、虐待される寝たきり老人が、自己の中心で愛を叫ぶ!勝手気ままに狼藉の限りを尽くす面々をあなたは愛せるか!エンターテインメントの旗手・新堂冬樹が「ここまで書くか!」とばかりに練り上げた、強烈すぎるキャラクターと刺激的なストーリー。

吐きたいほど愛してる。 (新潮文庫) 文庫 – 2007/7/30
新堂 冬樹 (著)
http://amazon.jp/dp/4101323518
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007622368-00
タイトル 吐きたいほど愛してる。
著者 新堂冬樹 著
著者標目 新堂, 冬樹, 1966-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 2005
大きさ、容量等 254p ; 20cm
ISBN 410473201X
価格 1400円
JP番号 20732840
部分タイトル 半蔵の黒子
部分タイトル お鈴が来る
部分タイトル まゆかの恋慕
部分タイトル 英吉の部屋
出版年月日等 2005.1
NDLC KH561
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

村上春樹(むらかみはるき)「風の歌を聴け」(かぜのうたをきけ)

147 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/08/27(土) 01:09:25
村上春樹の作品だと思うのですが

鼠とか呼ばれる男とレコードショップでバイトしてる主人公が出てくる作品ってなんでしたかわかるかたおられますか?
夏の蒸し暑い時期にラジオから流れるDJの声の描写が妙に印象に残ってたりします。
あと確か指がない?女性もバーか何かで知り合いになるような作品だったはず。

148 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/08/27(土) 01:30:20
>>147
「風の歌を聴け」

149 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/08/28(日) 20:19:08
>>148
ありがとっ!

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/147-149

風の歌を聴け (講談社文庫) 文庫 – 2004/9/15
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/4062748703
表紙画像
受賞歴
第22回(1979年) 群像新人文学賞受賞

風の歌を聴け (1979年) - – 古書, 1979/7
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J8FLXO
表紙画像

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001420260-00
タイトル 風の歌を聴け
著者 村上春樹 著
著者標目 村上, 春樹, 1949-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 1979
大きさ、容量等 201p ; 20cm
価格 690円 (税込)
JP番号 79027291
出版年月日等 1979.7
NDLC KH384
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

村上春樹全作品 1979~1989〈1〉 風の歌を聴け;1973年のピンボール 単行本 – 1990/5/18
村上 春樹 (著)
http://amazon.jp/dp/4061879316
表紙画像

高校生のための文章読本 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2015/1/9
梅田 卓夫 (編集), 服部 左右一 (編集), 松川 由博 (編集), 清水 良典 (編集)
http://amazon.jp/dp/4480096426
表紙画像有り
内容紹介
夏目漱石からボルヘスまで、一度は読んでおきたい文章70篇を収録。読解を通して表現力を磨くテキストとして好評を博した名アンソロジー(村田喜代子)
内容(「BOOK」データベースより)
良い文章とは、(1)自分にしか書けないことを、(2)だれが読んでもわかるように書く、という二つの条件を満たしたもののことだ―文章表現の多様さに触れ、書き手の個性が遺憾なく発揮された文章を読み味わうことは、自分なりの言語表現を形づくるための最良の道筋になる。夏目漱石や村上春樹、プルースト、ボルヘスなど古今東西の名手による作品70篇を選りすぐり、短文読み切り形式で収録。国語教科書のサブテキストとして一世を風靡した不朽のアンソロジー。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025990545-00
タイトル 高校生のための文章読本
著者 梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博 編
著者標目 梅田, 卓夫, 1938-2013
著者標目 清水, 良典, 1954-
著者標目 服部, 左右一, 1948-
シリーズ名 ちくま学芸文庫 ; ン7-1
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 筑摩書房
出版年 2015
大きさ、容量等 558p ; 15cm
注記 索引あり
ISBN 9784480096425
価格 1500円
JP番号 22557450
トーハンMARC番号 33199814
部分タイトル 『ピエールとジャン』序文 / モーパッサン 著稲田三吉 訳
部分タイトル “夜と霧”の爪跡を行く / 開高健 著
部分タイトル 鎮魂歌 / 原民喜 著
部分タイトル 戦中往復書簡〈抄〉 / 島尾敏雄, 島尾ミホ 著
部分タイトル 吃音宣言 / 武満徹 著
部分タイトル 蠅 / 吉行淳之介 著
部分タイトル イグアナ / I・ディネーセン 著横山貞子 訳
部分タイトル 地獄篇第二十八歌 / 野間宏 著
部分タイトル 猛獣が飼いたい / 森茉莉 著
部分タイトル バブリング創世記 / 筒井康隆 著
部分タイトル さようなら、ギャングたち / 高橋源一郎 著
部分タイトル 姉への手紙 / モーツァルト 著高橋英郎 訳
部分タイトル とぜんそう / 別役実 著
部分タイトル もしかして / 三善晃 著
部分タイトル 日本人の悲劇 / 金子光晴 著
部分タイトル 傷逝 / 魯迅 著竹内好 訳
部分タイトル 人形嫌い / 吉原幸子 著
部分タイトル 手 / 大岡昇平 著
部分タイトル 花嫁 / 石垣りん 著
部分タイトル 人形 / 小林秀雄 著
部分タイトル 短刀の三刺し / H・ファーブル 著山田吉彦 訳
部分タイトル 走る仏像 / 土門拳 著
部分タイトル 本能の大議会 / K・ローレンツ 著日高敏隆, 久保和彦 訳
部分タイトル 箸 / R・バルト 著宗左近 訳
部分タイトル 現実の存在 / M・プルースト 著岩崎力 訳
部分タイトル 私は海をだきしめていたい / 坂口安吾 著
部分タイトル 部屋 / 清水邦夫 著
部分タイトル 神の白い顔 / 埴谷雄高 著
部分タイトル 砂の本 / J・L・ボルヘス 著篠田一士 訳
部分タイトル スペイン旅情 / 加藤周一 著
部分タイトル 私ひとりの部屋 / V・ウルフ 著村松加代子 訳
部分タイトル 反語的精神 / 林達夫 著
部分タイトル 日本人の政治意識 / 丸山真男 著
部分タイトル 三つの集約 / 石原吉郎 著
部分タイトル 噂としてのUFO / C・G・ユング 著松代洋一 訳
部分タイトル 花つくりのコツ / K・チャペック 著小松太郎 訳
部分タイトル パリの記念 / 渡辺一夫 著
部分タイトル やさしい、子供の悪魔 / P・グリパリ 著金川光夫 訳
部分タイトル 喜劇による喜劇的自己矯正法 / 井上ひさし 著
部分タイトル 食物連鎖の根本! / 中村浩 著
部分タイトル 夫の生き方妻の生き方 / 田辺聖子 著
部分タイトル ドニーズ / R・ラディゲ 著江口清 訳
部分タイトル プロローグめざめ / 田村隆一 著
部分タイトル 一番良い着物を着て / 宇野千代 著
部分タイトル アイザック・ニュートン / 谷川俊太郎 著
部分タイトル 富士早春 / 吉田とし 著
部分タイトル 長距離走者の孤独 / A・シリトー 著河野一郎 訳
部分タイトル 風の歌を聴け / 村上春樹 著
部分タイトル 穂高に通う / 加藤保男 著
部分タイトル 時間のない町 / 畑山博 著
部分タイトル 揺れさだまる星 / 永瀬清子 著
部分タイトル つげ義春日記 / つげ義春 著
部分タイトル 富士日記 / 武田百合子 著
部分タイトル 白という色 / 沢村貞子 著
部分タイトル 庭にくる鳥 / 朝永振一郎 著
部分タイトル 酒 / 大山定一 著
部分タイトル 恨み薄氷 / 岡部伊都子 著
部分タイトル 焚き火と蟻 / A・ソルジェニーツィン 著木村浩 訳
部分タイトル 大きな恵み / 小川国夫 著
部分タイトル 火鉢 / 夏目漱石 著
部分タイトル 大寅道具ばなし / 斎藤隆介 著
部分タイトル 火垂るの墓 / 野坂昭如 著
部分タイトル 死の家 / ドストエフスキー 著工藤精一郎 訳
部分タイトル 砧をうつ女 / 李恢成 著
部分タイトル 裸者と死者 / N・メイラー 著山西英一 訳
部分タイトル バッハをめぐって / 森有正 著
部分タイトル ネオ・リアリズムの傑作『自転車泥棒』 / 淀川長治 著
部分タイトル ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン / 吉田秀和 著
部分タイトル 色と糸と織りと / 志村ふくみ 著
部分タイトル カテリーナ・スフォルツァ / 塩野七生 著
出版年月日等 2015.1
件名(キーワード) 日本語–読本
NDLC KF141
NDC(9版) 817.7 : 読本.解釈.会話
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

東野圭吾(ひがしのけいご)『片想い』(かたおもい)

129 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 11:56:02
数年前に読んだ本のタイトルと作者が思い出せなくて苦しんでます。
・大学時代のサークルの年に一度の集まりに行くところから始まります。
・主人公の妻はそのサークルで知り合ったんだけど不仲で最後には離婚します。
・性同一性障害の元サークル仲間の女性を探すようなストーリーでした。
・おなべバーに勤める人や、半陰陽の女子陸上部のコなどが出てきます。
ご存知の方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

130 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:06:36
>>129
東野 圭吾 「片思い」
かな?

131 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/08/11(木) 12:07:51
>>129
東野圭吾「片想い」だと思います。

132 名前:129[sage] 投稿日:2005/08/11(木) 12:25:45
>>130-131
素早い回答に感謝です。
東野圭吾「片思い」、その通りでした。
数年ぶりに読み返してみようと思います。
本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/129-132

片想い (文春文庫) 文庫 – 2004/8/4
東野 圭吾 (著)
http://amazon.jp/dp/4167110091
表紙画像有り
商品説明
大学時代のアメフト部のメンバーとの定例の飲み会の後、哲郎は10年ぶりに会った元マネージャーの美月にある秘密を告白される。そして、その秘密は思いもかけない形でメンバーに影響を与えていく…。導入部分から読み手をぐいぐい引っ張り込み、途中で急に視点が変わるストーリー展開は、日常的な場面から少し現実離れした設定へと読者を取り込んでいく東野圭吾の得意技。そして、なにげない描写に隠された伏線が予期せぬエンディングへと結びついていく。アメリカンフットボールのポジションの役割を簡単にでも把握しておくとさらに楽しめるに違いない。
学園モノ、刑事モノ、サスペンス、パロディ、本格推理と発表するごとに作風が変化する東野圭吾作品は素材にも工夫が凝らされており、『変身』では「脳移植」、『パラレルワールド・ラブストーリー』では「記憶」、そして本書では「性同一性障害」と常に新しい事柄を題材に取り入れ続けている。

血液型性格診断を信じている人は多い。…しかしそういう人たちでも、日常生活で血液型によって相手を差別するということは殆どない。…ではなぜ多くの人は、性染色体のタイプには縛られるのだろう。XXであろうとXYであろうと、あるいはそれ以外のものであろうと、人間には変わりがないという考え方がなぜできないのだろう。
文中でこう語られているように、本作品ではトランスジェンダー、半陰陽、同性愛と、「性差」に苦しむ人々への理解も示している。だが、「性同一性障害」など「性差」の問題が中心だったストーリーが、徐々に謎解きそして過ぎ去りし大学時代と目の前の現実とのはざまに揺れ動くオトコたちの心の動きへと移行していき、それとともに著者の「性差」への認識があいまいになって示されていく。それが、おもしろみを保ったまま終結するストーリーに小さな影を落としてしまっている。
文字だけのシンプルなカバーをめくると、作品のテーマに通ずる絵が施されている。読んでから見るか、見てから読むか。それによって、作品の読み方も変わってくることだろう。(つちだみき) –このテキストは、単行本版に関連付けられています。
内容紹介
大学時代、ともに汗を流したアメリカンフットボール部の仲間たちとの同窓会。 エースQB(クォーターバック)だった西脇哲朗はマネージャーの理沙子と結婚していたが、二人の仲は最近うまくいっていなかった。 同窓会の帰り道、哲朗はもう一人のマネージャーだった日浦美月に十年ぶりに出会う。 昔から性同一性障害で苦しんできたという美月は、今は男として生きていると告げる。 そして、さらに衝撃の告白をする。「人を殺したんだ」 翌日、アメフト部のランニングバックで美月と付き合っていた中尾功輔が哲朗の家を訪ねてくる。 十年という歳月はかつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。 事件はなぜ起きてしまったのか? 真相にたどり着こうとする中で、次々と明らかになっていく苦悩に満ちた事実。 30代半ばを過ぎ、恋愛や結婚、仕事に行き詰まりながらも、過ぎ去った青春の日々を裏切るまいと再びフォーメーションを組む仲間たち。 最後に訪れる美月の、哲朗の、理沙子の、中尾の決断とは。そして“片想い”の意味とはーー。 映像化を切望された東野圭吾の傑作ヒューマン・ミステリー、2017年、中谷美紀主演でWOWOWドラマ化!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002975906-00
タイトル 片想い
著者 東野圭吾 著
著者標目 東野, 圭吾, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年 2001
大きさ、容量等 379p ; 20cm
ISBN 4163198806
価格 1714円
JP番号 20144709
出版年月日等 2001.3
NDLC KH139
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語