199 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 07:49:14
[いつ読んだ]15年位前。でも本自体はもっと古そうだった。
[あらすじ]歳の近い兄弟AとBの話。Aの恋人にBがいつも嫌な態度を取る。
実はBはAの恋人が好きだった。Bは母親の連れ子か何かで(はっきり覚えてないけど母親が原因の理由)、そのせいで性格が暗く、それを苦にした母親がBを哀れがって、BにAの側にいるより家を出て遠くにいけるよう算段してやる。
[物語の舞台となってる国・時代] 外国
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
古い世界名作全集みたいなのに入っていた。
赤い表紙でサイズは全集にしては小さめだった。
[その他覚えていること何でも]
他の巻にユゴーの「パリのノートルダム」と
(題名は「ノートルダムのせむし男」とかだったかも?)
「チャタレイ婦人の恋人」があった。
チャタレイ婦人は当時の文庫版よりカットが少なくて感動した。
この小説の題名も知りたいですが、
この全集がなんという全集だったのかも知りたいです。
よろしくお願いします。
201 名前:ですな[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 21:39:29
ジョルジュ・サンド「愛の妖精」のような気がしますが
これと「チャタレイ夫人」と「ノートルダム」が網羅されている
文学全集が発見できないので違うかもしれません
202 名前:199[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 15:35:45
>>201
ありがとうございます。
でも、「愛の妖精」を調べてみたら、
主人公は女の子のようですので多分これは違います。
199の話は主人公はB(兄弟の根暗な方)か、AB兄弟、
でなければBを観察してる母親あたりだったと思います。
わざわざ調べてもらってすいません。
206 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 21:39:07
表紙が赤の世界文学全集を探してみた。
これも難しくて、新潮世界文学の場合はカバーを外した本自体の色が巻によって違う。
>>203さんの世界の文学 中央公論
チャタレー有 ノートルダム無 愛の妖精無 表紙赤
http://www.bidders.co.jp/dap/sv/list1?keyword=世界の文学 中央公論&e=search%26ic=se_item_open
http://homepage1.nifty.com/ta/sf0/chuo_zen.htm
世界文学大系 筑摩書房
チャタレー有 ノートルダム無 表紙赤
http://www.bidders.co.jp/item/72771628
世界文学大系(旧)52 プルースト 筑摩書房 1960
昭和初期世界名作翻訳全集
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SE/List?dcode=02&ccode=97&scode=05&Genre_id=029705&listcnt=20
ノートルダムの傴僂男 有
子供むけに書き換えた全集の場合もある。愛の妖精ならこのパターンも多い。ただチャタレーなどは入っている可能性は低いかも
http://www.bidders.co.jp/item/80420999
平凡社世界名作全集10 表紙赤
粗筋が多少違うもの。世界文学全集にたまに入っているもので遺産発端の兄弟対立なら、モーパッサン「ピエールとジャン」。大長編なら「エデンの東」。日本なら慎太郎の「狂った果実」。
203 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/02/26(月) 19:41:05
小さめの赤い表紙の全集というと、
中央公論の「世界の文学」がそうだけど、あれだと
ユゴーは『氷島綺たん』だから違うかな。
集英社のには『ノートルダム・ド・パリ』が入ってたと思う。
クリーム色の地に一部濃い緑。
204 名前:ですな[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 18:38:28
「愛の妖精」はどちらかといえば双子の弟ランドリーの視点から
描かれているような気がしますので
主人公が女の子というわけでもないのでは
208 名前:199[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 11:24:15
>>206
あー!199の話は「ピエールとジャン」です!
あらすじを調べてみたらしっかり思い出しました!
Aの方が父親が違うのですね・・・遺産の事を忘れてたので、
Bの方がよその子なんだと思ってました。
うわー!ありがとうございます!
>>203
集英社のにチャタレイ夫人もあるみたいなのでおお!?と思ったのですが、
こんなに豪華な本ではなかったです。でも、ありがとうございました。
>>204
わりと似たような話のようで、そちらも読んでみたくなりました。
ありがとうございました。
全集の方なんですが、こんな豪華な感じの装丁ではなかったと思います。
貰い物だったのでカバーがあっても外された状態だったのですが、
全集によくある分厚い堅い紙の表紙ではなく、ビニールに紙を貼り付けたような、
国語辞典や英和辞典のような表紙でした。
大きさも小さめなのに厚さは分厚くて辞書っぽい感じでした。
また、母に聞いてみた所、「背表紙に(多分、表紙にも)収録作の題名や
作者名が載っておらず、本を開いてみないと何が載っているのか分からなくて
大変不親切な全集だった。」と言っていました。
でも、題名がわかって嬉しいです。探して読んでみようと思います。
皆さん、ありがとうございました。
この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/199-208
ピエールとジャン(新潮文庫) Kindle版
モーパッサン (著), 杉 捷夫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B01GJGME9I
表紙画像有り
医者のピエールと弁護士のジャンは、性格はまるで違うが、いたって仲のよい兄弟である。ある日、ジャンにだけ思いがけない方面から遺産が送られてき、兄ピエールは、弟は果して誰の子なのか、愛する母には何か秘密があったのではないかと、深い疑惑をいだきはじめる……。典型的な心理研究の文学で、漱石もこの作品を讃嘆している。1888年作。ほかに「小説について」を併録する。
ピエールとジャン (新潮文庫) 文庫 – 1952/10
モーパッサン (著), 杉 捷夫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4102014047
表紙画像有り
ピエールとジャン (1952年) (新潮文庫) 文庫 – 古書, 1952
モーパッサン (著), 杉 捷夫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B000JBCJ8Q
表紙画像有り
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000891100-00
タイトル ピエールとジャン
著者 モーパッサン 著
著者 杉捷夫 訳
著者標目 Maupassant, Guy de, 1850-1893
著者標目 杉, 捷夫, 1904-1990
シリーズ名 新潮文庫 ; 第441
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 1952
大きさ、容量等 239p ; 15cm
JP番号 52008133
出版年(W3CDTF) 1952
NDC 953
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語