立松和平(たてまつわへい)『沈黙都市』(ちんもくとし)

536 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/05/24(火) 14:21:55.48
[いつ読んだ]20年?ほど前の朝刊の新聞連載(中国新聞もしくは日経@広島)

[あらすじ]
近未来、すべての人間は管理され能力によって仕事を割り振られている、というような世界。
男と元水泳のオリンピック候補だった女が出会い、プールがあるホテルのスィートルームのような部屋で過ごす。
二人で車に乗り逃避行、というのがラストシーンだったと思う。
[あらすじ]
近未来、すべての人間は管理され能力によって仕事を割り振られている、というような世界。
男と元水泳のオリンピック候補だった女が出会い、プールがあるホテルのスィートルームのような部屋で過ごす。

ネタバレ注意

二人で車に乗り逃避行、というのがラストシーンだったと思う。

[覚えているエピソード]
水の抵抗を無くすためにボディペイントで水泳をしていた、とか。

よろしくお願いします。

638 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/03(日) 18:42:50.78
>>536
もう見てないかもしれないけど、
うちは中国新聞しかとってないけどその話は記憶がある。
タイトルは覚えてないが、立松和平だったような。
あらすじからすると「沈黙都市」っていうのが近いかなあ。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/536-638

沈黙都市 単行本 – 1993/10/1
立松 和平 (著)
http://amazon.jp/dp/4087740323
表紙画像有り

沈黙都市 (集英社): 1993|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002284326-00

ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜』(きょうふのかぶと)

522 名前:無名草子さん[] 投稿日:2023/09/25(月) 18:50:32.86
●質問テンプレ
[いつ読んだ]
2010年前後

[あらすじ]
目が覚めたら見知らぬ小部屋に閉じ込められていた。
備え付けのPCにチャット機能があり、どうやら自分の他にも閉じ込められている人がいるらしい。
チャットでのコミュニケーションを頼りに脱出を目指すことにする。

[覚えているエピソード]
終盤、殆どの台詞が
「xxx嘔吐」みたいな感じになる

[物語の舞台となってる国・時代]
不明・PCの存在する時代

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ソフトカバーだったような。

[その他覚えていること何でも]
牛骨の絵を見たような気がしますが、本屋でパラパラと流し読みしただけなのでかなり記憶が曖昧です。

長年オチが気になっています。
よろしくお願い致します。

523 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2023/09/25(月) 19:26:19.37
>>522
ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜』はどうでしょう?

524 名前:無名草子さん[] 投稿日:2023/09/27(水) 01:26:35.62
>>523
この作品で間違いありません!
どんなに探しても見つからなかったのに、凄すぎて叫んでしまいました。
本当にありがとうございます!
博識なあなたに良き事がありますように。

この本のタイトル(題名)教えて! その15
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/522-524

恐怖の兜 (新・世界の神話) 単行本 – 2006/12/1
ヴィクトル ペレーヴィン (著), Victor Pelevin (原名), 中村 唯史 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4047915238
表紙画像有り

恐怖の兜 (角川書店): 2006|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008389148-00

太田蘭三(おおたらんぞう)『闇の検事』(やみのけんじ)

89 名前:無名草子さん[] 投稿日:2021/09/04(土) 22:47:57.15
[いつ読んだ]
2017年頃ですが新刊ではなかった気がします

[あらすじ]
ある地方で女性が猟奇的な殺人事件の被害者となり、それの第一発見者となった主人公は警察に捕まり、毎日拷問を受けた後に自白を迫られ、拷問に耐えきれずに自白させられ、刑務所に入る

ネタバレ注意(クリックで開閉)
受刑中の労役の際、空襲に見舞われ、その隙に逃走して、別人として生きることとなる。
自分の冤罪を晴らすべく、警察官を志し、事件捜査に関わる。
しかしそれだけには限界を感じ、検察官を志し、司法試験に合格する。
その後自分が冤罪を被る事となった事件の真犯人を見つけ、冤罪であったことを証明し、逃走した事を告白する。
その後は弁護士となり、冤罪事件が起きないように尽力する。

[覚えているエピソード]
確か空襲から逃げてる最中に、逃げ遅れた女の子の手を引いて助け、親に感謝され、礼としてその女の子の家に居候し、警察官や検察官になる勉強をした描写があった気がします。
ちなみにその女の子とは結ばれました。


[物語の舞台となってる国・時代]
第二次世界大戦末期の日本
確か広島だったような気がしますが自信無いです。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
全く記憶に無いです

あまり読書しないんですが、この本をもう一度読みたいと思って1年くらい探してます。
よろしくお願いします。

91 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/09/05(日) 09:24:49.86
>>89
太田蘭三氏の「闇の検事」が似ている気がします
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000203678

「青年久世圭介の恋人が強姦惨殺された。疑いは久世自身に掛かり、苛烈な拷問のあげく無期懲役囚となった。だが東京を襲った大空襲が1度きりの好機をもたらした。焦土で1人の少女を助けた青年は自由の身と引き換えに名を捨てた。そして戦後――。潔白を明かす執念と時代が生んだ奇蹟」

92 名前:無名草子さん[] 投稿日:2021/09/05(日) 10:33:52.38
>>91
ありがとうございます!!
ずっと探していたのでスッキリしました。
買って読みます!
本当にありがとうございます!!!

この本のタイトル(題名)教えて! その15 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/89-92

闇の検事 (講談社文庫) 文庫 – 2005/1/14
太田 蘭三 (著), 香山 二三郎 (解説)
http://amazon.jp/dp/4062749580
表紙画像有り

続きを読む 太田蘭三(おおたらんぞう)『闇の検事』(やみのけんじ)

恩田陸(おんだりく)『上と外』(うえとそと)

711 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/11/18(月) 04:16:30.34
[いつ読んだ]
4年ほど前
[あらすじ]
ある日本人の兄妹(血の繋がりはない)が飛行機事故で遭難、
ジャングルをさ迷ううちに不思議な現象に出会いながらサバイバルをしつつ脱出を試みる。

[覚えているエピソード]
・ジャングルをさ迷ううちに不思議な少年と出会い、熱を出した妹を助ける代わりに、遺跡の中で命を懸けた成人の儀式のようなものに参加させられる。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・でも兄の奮闘もむなしく、妹はひとりで地下遺跡をさまよった挙句なんか自力で脱出する。
・野蛮っぽい成人の儀式も、実はどっかのおえらいさんによって安全に管理されたものだったというネタばらしがあった。

[物語の舞台となってる国・時代]
現代で、舞台はジャングル

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーの小説、装丁は完全に覚えていません…。

[その他覚えていること何でも]
当時ミステリ系にはまっていたので、そのあたりのカテゴリから本を借りたかもしれません。
知っている方は、ぜひ情報おねがいます。

712 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/11/18(月) 07:20:43.47
>>711
恩田陸「上と外」

717 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/11/18(月) 18:03:47.73
>>712
これです!
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/711-717

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784344410190

幻冬舎文庫
上と外 上
恩田 陸(著)
発行:幻冬舎
縦160mm
447ページ
ISBN
978-4-344-41019-0
初版年月日
2007年10月
紹介
両親の離婚で、別れて暮らす元家族が年一度、集う夏休み。中学生の練は妹・千華子、母とともに、考古学者の父がいる中米のG国までやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。すぐさま四人はクーデターに巻き込まれ、避難中のヘリから兄妹が落下、親子は離ればなれに!?疲労困憊でさまよう二人の身に、異変が…。息もつかせぬ面白さの新装版上巻。

続きを読む 恩田陸(おんだりく)『上と外』(うえとそと)

スティーヴン・キング『ジェラルドのゲーム』

567 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 00:00:28.21
いつ読んだ→ 1996~9年ごろ、本屋でチラッと。
内容→洋書。カップルが山奥の別荘でSMプレイをしている最中、男が
心臓発作で死んでしまう。
女はベッドに手錠で両手を繋がれたまま、鍵は数メートル先で倒れている男のポケットの中。
この別荘に来ている事は誰も知らないので
捜索隊も来ない…という状況を脱出する話(多分)。
本の形式→ハードカバー。上記のあらすじは帯に書いてありました。

568 名前:ですな[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 02:14:23.59
スティーヴン キング「ジェラルドのゲーム」ですな

569 名前:無名草子さん[] 投稿日:2011/06/04(土) 15:11:58.84
うおお、キングでしたか。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/567-569

ジェラルドのゲーム 単行本 – 1997/9
スティーヴン キング (著), Stephen King (原著), 二宮 磬 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4163172300
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
手足はベッドにくくりつけられたまま、やがて渇き、寒さ、妄想…山小屋でセックス遊戯にいそしむ夫婦に起こった災禍=夫の突然死
内容(「BOOK」データベースより)
皮を刻み肉を削ってでも脱け出したい。この手錠から、あの日食の午さがりから。あの皆既日食の通り道で。

ジェラルドのゲーム (文春文庫) 文庫 – 2002/9/3
スティーヴン キング (著), Stephen King (原著), 二宮 磬 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4167661179
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
山小屋でセックス遊戯にいそしむさなか、夫が突然死。両手に手錠をはめられたまま取り残された妻を、寒さ、渇き、妄想が襲う――
内容(「BOOK」データベースより)
季節はずれの山中の別荘。妻を緊縛してセックス遊戯にふけるはずだったジェラルドは急死、床に転がっている。バンザイの恰好で両手をベッドポストにつながれたまま取り残されたジェシーを、渇き、寒さ、妄想が襲う。そしてさまざまな“声”が彼女の思考に入りこんで…。ホラーの帝王・キングが描きだす究極の拘禁状態の恐怖。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002628558-00
タイトル ジェラルドのゲーム
著者 スティーヴン・キング 著
著者 二宮磬 訳
著者標目 King, Stephen, 1947-
著者標目 二宮, 磬, 1945-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年月日等 1997.10
大きさ、容量等 343p ; 22cm
注記 原タイトル: Gerald’s game
ISBN 4163172300
価格 2762円
JP番号 98029355
別タイトル Gerald’s game
出版年(W3CDTF) 1997
NDLC KS162
NDC(9版) 933.7 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

キャロル・オコンネル『クリスマスに少女は還る』(クリスマスにしょうじょはかえる)

642 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/08/26(火) 11:36:40
[いつ読んだ]
2~3年前

[あらすじ]
天才養成学校(?)の女の子2人がさらわれる
怖がらせるのが好きな子と怖がりでお金持ち(市長の娘?)の子
事件を担当する警官は寡黙だけど仕事はやるって男で、実はその学校の出身者
数年前に似たような手口の事件が連続して起こっていて、その時の被害者の一人が彼の双子の妹
事件以来無口になってしまった
女の子たちは自力での脱出を試み紆余曲折の後成功、ただし怖がりの子(?)だけが助かる

[覚えているエピソード]
犯人の家には大きな木と獰猛な犬
犯人は医者だか科学者だか植物学者だか、そういう類の人
黄色いチューリップ

[物語の舞台となってる国・時代]
ひと昔前の欧米のイメージ
携帯電話は登場しなかったような

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫の上下巻組だったような
あいまいですいません

[その他覚えていること何でも]
警官視点と女の子視点の話が交互に進んでいく形態

もしかしたら別な話とごっちゃになってるかもしれません
部分的にでも一致する話があったら教えてください
よろしくお願いします

643 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/08/26(火) 13:35:01
>>642
検索したらすぐに出て来た。
キャロル・オコンネル「クリスマスに少女は還る」

644 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/08/26(火) 14:01:20
書評を読んでみたらまさにこれでした
ありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/642-644

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫) 文庫 – 1999/9/23
キャロル オコンネル (著), Carol O’Connell (原著), 務台 夏子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4488195059
表紙画像有り
内容紹介
クリスマスも近いある日、二人の少女が失踪した。刑事ルージュの悪夢が蘇る。十五年前に殺された双子の妹。だが、犯人は今も刑務所の中だ。まさか? 一方、監禁された少女たちは奇妙な地下室に潜み、脱出の時をうかがっていた……。一読するや衝撃と感動が走り、再読しては巧緻なプロットに唸る。新鋭が放つ超絶の問題作!
内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスを控えた町から、二人の少女が姿を消した。誘拐か?刑事ルージュの悪夢が蘇る。十五年前に双子の妹が殺されたときと同じだ。そんなとき、顔に傷痕のある女が彼の前に現れた―「わたしはあなたの過去を知っている」。一方、監禁された少女たちは力を合わせ脱出のチャンスをうかがっていた…。巧緻を極めたプロット。衝撃と感動の結末。新鋭が放つ超絶の問題作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002826131-00
タイトル クリスマスに少女は還る
著者 キャロル・オコンネル 著
著者 務台夏子 訳
著者標目 O’Connell, Carol, 1947-
著者標目 務台, 夏子
シリーズ名 創元推理文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 東京創元社
出版年月日等 1999.9
大きさ、容量等 637p ; 15cm
注記 原タイトル: Judas child
ISBN 4488195059
価格 1000円
JP番号 99126277
別タイトル Judas child
出版年(W3CDTF) 1999
NDLC KS166
NDC(9版) 933.7 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

小川一水(おがわいっすい)「ギャルナフカの迷宮」

100 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 09:51:31
よろしくお願いします。

[いつ読んだ]この2~3年くらい
[あらすじ]
(政治的?)犯罪を犯した主人公が刑として地下迷宮に追放される
その際に食べ物と水が与えられる場所(別の場所)の地図を渡される
迷宮には他にも罪人がいてそれぞれが異なる場所が教えられている
迷宮は無法地帯で他の人間にその場所を知られると生きていけない

そんな中で主人公は他の罪人に呼び掛け、組織化と食べ物・水の共有化を
実現し、やがて罪人の女性と結婚し子を設ける
更に迷宮の探索を行って、やがて地上への脱出を成し遂げる

[物語の舞台となってる国・時代]
おそらく架空の世界

103 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 18:33:04
>100
小川一水「老ヴォールの惑星」(早川JA)に収録されてる
「ギャルナフカの迷宮」だと思う。

119 名前:100[sage] 投稿日:2007/01/30(火) 19:34:10
>>103
これです!
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/100-119

老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809)) 文庫 – 2005/8/9
小川 一水 (著)
http://amazon.jp/dp/4150308098
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
偵察機の墜落により、おれは惑星パラーザの海に着水した。だが、救援要請は徒労に終わる。陸地を持たず、夜が訪れない表面積8億平方キロの海原で、自らの位置を特定する術はなかったのだ―通信機の対話だけを頼りに、無人の海を生き抜いた男の生涯「漂った男」、ホット・ジュピターに暮らす特異な知性体の生態を描き、SFマガジン読者賞を受賞した表題作ほか、環境と主体の相克を描破した4篇を収録。著者初の作品集。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007874896-00
タイトル 老ヴォールの惑星
著者 小川一水 著
著者標目 小川, 一水, 1975-
シリーズ名 ハヤカワ文庫 ; JA
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年 2005
大きさ、容量等 379p ; 16cm
ISBN 4150308098
価格 720円
JP番号 20854938
部分タイトル ギャルナフカの迷宮
部分タイトル 老ヴォールの惑星
部分タイトル 幸せになる箱庭
部分タイトル 漂った男
出版年月日等 2005.8
NDLC KH454
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

篠田節子(しのだせつこ)「小羊」

139 名前:スイマセン、長いです[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 11:43:50
[いつ読んだ]
5~6年前
[物語の舞台となってる国・時代]
どこの国ともなく、仮想のような、現実のような。一昔前の奴隷制度?に近い。
[本の姿]
ソフトカバーで、短編集の1つ。装飾は無地に近かったと思う。
[あらすじ]
少女には名前がなく、代わりに番号(?)で呼ばれ、隔離された施設のような場所に住んでいる。
他にも彼女のような少女達がいて、かなり上級の暮らしをしている。世話をするのも女性。
彼女達は特別な子として扱われ、一定の年齢を過ぎるとその中から一人選ばれて、どこかへ連れていかれる。
戻ってきたものはいない。
それは「洗礼」みたいに言われてて、名誉なことだとされている。
少女は外への憧景を抱いている。
ある時貧しい少年が音楽を聴かせにやってくる。
その少年は、本当は青年程の年齢だけど、強制的に成長を止められ(性交できなくされ)、見た目は一生少年のまま。

話をするうち外への憧景は重苦しい現実へと変わるも、施設を出ようとする少女。
少年はそれを手伝い、最終的に二人で、唯一外へ通じるダストボックスから脱出。

外はやはり少女の思うような美しい場所ではなく、異臭と汚物にまみれた世界だったが、それでも生きていこう…と少女は走り出す…

こんな感じでした。
成人向けで、他の短編の性描写きつかったんでこの話だけ覚えてます。

140 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 22:34:03
>>139
小羊 篠田節子
角川ホラー文庫「ゆがんだ闇 」に収録。

最近読んですごく印象に残ってた作品でした。

141 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/09(火) 23:18:01
ありがとうございます!
それでした!
難しい部分全く覚えてなかったです;

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/139-141

静かな黄昏の国 (角川文庫) 文庫 – 2007/3
篠田 節子 (著)
http://amazon.jp/dp/4041959055
表紙画像有り
内容紹介
終の住みかは、本物の森の中にしませんか−−
終身介護施設の営業マンの言葉にのり、自然に囲まれた家に向かう老夫婦。しかしその施設に入所したものは、3年以内に自然死を迎えるというーー(表題作より)。八編の珠玉の短編作品集。
内容(「BOOK」データベースより)
環境破壊と貧窮のうちにゆっくりと滅びつつある近未来の日本。老夫婦が辿りついた理想の“終の棲家”とは(表題作)。現在・過去・未来にわたり、すべての生きとし生けるものに等しくやってくる終末の風景を、時に叙情的に、時に黒い笑いを交えて直木賞作家は描き出す。もしかしたらそれは、明日のあなたのことかもしれない―甘美な破滅と残酷な救済が織りなす、8つのものがたり。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008512872-00
タイトル 静かな黄昏の国
著者 篠田節子 [著]
著者標目 篠田, 節子, 1955-
シリーズ名 角川文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版地 東京
出版社 角川グループパブリッシング
出版年 2007
大きさ、容量等 381p ; 15cm
ISBN 9784041959053
価格 590円
JP番号 21215819
部分タイトル リトル・マーメード
部分タイトル 陽炎
部分タイトル 一番抵当権
部分タイトル エレジー
部分タイトル 刺
部分タイトル 小羊
部分タイトル ホワイトクリスマス
部分タイトル 静かな黄昏の国
出版年月日等 2007.3
NDLC KH561
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2013/12/6
篠田 節子 (著),‎ 牧 眞司 (編集)
http://amazon.jp/dp/4150311420
表紙画像有り
内容紹介
ジャンルを越境し多岐に亘るテーマを描き続けるベテランによるSF作品の最高峰を精選
内容(「BOOK」データベースより)
延々と繰り返しの続く日常生活に倦み突如失踪した男が、月日を経て異常な日常へと回帰する書き下ろし表題作をはじめ、南洋の島の民族的多様性の喪失を描く文化人類学SF「まれびとの季節」、荒廃した近未来で「神の子」と呼ばれ隔離されていた少年少女たちの恐ろしい真実「子羊」など、書籍未収録作品3本を含む10短篇に加え、エッセイ、インタビュウも収録。ジャンルを越境する偉才の傑作を精選したベストSF短篇集。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025069090-00
タイトル ルーティーン : 篠田節子SF短篇ベスト
著者 篠田節子 著
著者 牧眞司 編
著者標目 篠田, 節子, 1955-
著者標目 牧, 眞司, 1959-
シリーズ名 ハヤカワ文庫 JA ; 1142
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年 2013
大きさ、容量等 495p ; 16cm
ISBN 9784150311421
価格 900円
JP番号 22340414
トーハンMARC番号 33026422
部分タイトル 小羊
部分タイトル 世紀頭の病
部分タイトル コヨーテは月に落ちる
部分タイトル 緋の襦袢
部分タイトル 恨み祓い師
部分タイトル ソリスト
部分タイトル 沼うつぼ
部分タイトル まれびとの季節
部分タイトル 人格再編
部分タイトル ルーティーン
部分タイトル 短編小説倒錯愛.SFは、拡大して、加速がついて、止まらない / 山岸真 聞き手・構成
出版年月日等 2013.12
NDLC KH924
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫) 文庫 – 1998/4
小池 真理子 (著),‎ 篠田 節子 (著),‎ 鈴木 光司 (著),‎ 瀬名 秀明 (著),‎ 小林 泰三 (著),‎ 坂東 真砂子 (著)
http://amazon.jp/dp/4041880041
表紙画像有り・なか見!検索
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002677528-00
タイトル ゆがんだ闇
著者 小池真理子 [ほか著]
著者標目 小池, 真理子, 1952-
シリーズ名 角川ホラー文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 1998
大きさ、容量等 349p ; 15cm
注記 「絆」 (1996年刊) の改題
ISBN 4041880041
価格 600円
JP番号 98069017
部分タイトル 生きがい / 小池真理子 著
部分タイトル ナイトダイビング / 鈴木光司 著
部分タイトル 小羊 / 篠田節子 著
部分タイトル 白い過去 / 坂東眞砂子 著
部分タイトル 兆 / 小林泰三 著
部分タイトル Gene / 瀬名秀明 著
出版年月日等 1998.4
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
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福井晴敏(ふくいはるとし)『川の深さは』(かわのふかさは)

770 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/01/31(火) 15:12:59
私も質問です。
確か、ビルの冴えない管理人(守衛?)の主人公が中・高生の少年をかくまう。彼は負傷。
その少年にはガールフレンドがいて、看病している。
日本の将来のため?に戦うのだけれど・・・中間が思い出せません。
終わりは、ガールフレンドのお腹には少年の子供が。そして武装した少年はヘリか船で日本を脱出。
そして同乗していた?主人公は彼を見送る・・・そんな感じの終わり方でした。
多分村上龍っぽいなと思ったのですが、違うかもしれません。
愛と幻想のファシズムは、あらすじを見たけれどピンと来ず、希望の国の・・・はテーマがちょっと似てるけど全然違う。
ご存知の方、いませんでしょうか。よろしくお願いします。

771 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/01/31(火) 15:40:59
>>770
福井晴敏「川の深さは」

772 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/02/02(木) 06:16:01
>>771
あー、それですそれです。アマゾンであらすじを見たらそんな気がしてきました。
道理で村上龍で見つからないわけだ・・・
ありがとうございます。3年来のなぞが解けました。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/770-772

川の深さは (講談社文庫) 文庫 – 2003/8/8
福井 晴敏 (著)
http://amazon.jp/dp/4062738279
表紙画像有り
内容紹介
命をかけて守るべき人が君にはいるだろうか。「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿(かくま)い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。出版界の話題を独占した必涙の処女作。(講談社文庫)

川の深さは 単行本 – 2000/9
福井 晴敏 (著)
http://amazon.jp/dp/4062102846
表紙画像有り
内容紹介
彼女を守る。それが、おれの任務だ。
昏(くら)い澱みの中を、鮮烈に走り抜ける命。明日知れぬ逃亡、そして戦い──熱く、切なく、深い。失われた誇りを蘇らせる修羅の軌跡、待望の刊行。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002920514-00
タイトル 川の深さは
著者 福井晴敏 著
著者標目 福井, 晴敏, 1968-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 2000
大きさ、容量等 329p ; 20cm
ISBN 4062102846
価格 1600円
JP番号 20095429
出版年月日等 2000.8
NDLC KH158
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
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アレクサンドル・デュマ原作『巌窟王』 (がんくつおう)

485 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/07/18(金) 23:52
幼稚園の頃、親に読まされた本なんですが。

タイトルが「ナントカ王」(だったような・・・)
主人公の男が無実の罪でヒドイ刑務所に行かされて、脱獄して
財宝を見つけて金持ちになってナントカ伯爵か男爵と名前を変えて・・・
そこまで読んで嫌になり捨ててしまいました。
今読んだら面白いと思うんですよね。
多分、外国の小説だと思います。

486 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:03/07/19(土) 00:01
>>485
巌窟王もしくはモンテクリスト伯。
ためしに「無実の罪 伯爵」でぐぐったら出た。

487 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/07/19(土) 00:04
>>485
デュマの『岩窟王』以外思いつきませんが…
原題は『モンテ・クリスト伯』ね。
読んだことはないけど岩波文庫で7冊ある大著だから、覚悟を決めて読みませう。

489 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/07/19(土) 00:18
>>486,487
即レス感謝いたします。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/485-489

巌窟王 (講談社青い鳥文庫) 新書 – 1989/5/10
アレクサンドル デュマ (著), 篠崎 三朗 (イラスト), 金 斗鉉 (イラスト), 矢野 徹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/406147264X
表紙画像有り
内容紹介
ハンサムで勇気ある青年船乗りのダンテスは、友だちに裏切られ、14年間も地下牢に閉じこめられた。その間、となりの牢の神父に学問と宝のありかを授けられた。神父の死後、脱走に成功したダンテスは、宝を手に入れ、モンテ=クリスト伯爵と名を変えて、正義と復讐のため、胸のすくような大冒険を……。
内容(「BOOK」データベースより)
ハンサムで勇気ある青年船乗りのダンテスは、友だちに裏切られ、14年間も地下牢に閉じこめられた。その間、となりの牢の神父に学問と宝のありかを授けられた。神父の死後、脱走に成功したダンテスは、宝を手に入れ、モンテ=クリスト伯爵と名を変えて、正義と復讐のため、胸のすくような大冒険を…。読みだしたらやめられないおもしろさです。

岩くつ王 (10歳までに読みたい世界名作) 単行本 – 2015/12/1
アレクサンドル デュマ (著), 横山 洋子 (監修), オズノ ユミ (イラスト), 岡田 好惠 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/405204312X
表紙画像有り
内容紹介
船乗りのダンテスは友人に裏切られ、ろうやに閉じ込められてしまう。しかし14年後、決死の脱獄。財宝を手に入れ、正義と復讐のための冒険が始まるが……!? スリリングな展開の末に待つ、大きな感動。さくさく読める世界名作シリーズ第20弾。
内容(「BOOK」データベースより)
幸せな毎日を送っていた、船乗りのダンテス。だが、仲間にうらぎられ、自分の結婚式の日に、無実の罪で逮捕されてしまう。すべてをうしなったダンテスは、真っ暗なろう屋で14年をすごしたのち、秘宝を手に入れ、悪人たちへの復しゅうを始める…!

巌窟王 少年少女世界の名作27 集英社版 (昭和44年) (少年少女世界の名作) ハードカバー – 1969
デュマ 後藤楢根 (著)
http://amazon.jp/dp/B00K2QU5NO
表紙画像有り

白阪実世子(シラサカミヨコ)「ふしぎなともだちジャック・クローバー」

273 名前:柊[] 投稿日:01/11/12(月) 13:53
確か小学生のころに図書館で借りてきたハードカバーの童話だったと思うのですが、

トランプの国から「花に水をやる仕事」に飽きたクローバー(確か番号札)が
脱走する途中で少年に出会い、彼の親の経営する喫茶店に居候する。

クローバーは匿ってもらう代わりにクローバーコーヒーを作る。
ある日トランプの国からの使者が、枯れそうな花を持ってきて
「君が水をやっていたこの花が枯れると、トランプの国は滅亡する。
 数日(一週間?)以内に『一番きれいな水』をこの花に与えろ。」
と言われてクローバーと少年はいろいろな水をやってみるが、どれもうまくいかない。
最後の日になって少年が「元気になれ」と気持ちをこめて与えた水で花は復活する。

あらすじしか思い出せないのですが、どなたかご存知でしょうか?

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ふしぎなともだちジャック・クローバー (わくわくライブラリー) 単行本 – 1989/7
白阪 実世子 (著), さべあ のま (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061956280
表紙画像あり

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002650394-00