オノレ・ド・バルザック「ことづけ 」[「ジュリエット」「ことづて」]

22 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2021/05/24(月) 21:35:29.27
[いつ読んだ]15~6年前
[あらすじ]
主人公が、相乗りしていた馬車で出会った若い男。
その若い男が馬車の車輪に下敷きになって死ぬ。
若い男から手紙を託され、主人公は相手の家まで行く。
相手は若い女。手紙を託されたと女に伝え、手紙を渡すと、女から「彼は今どこに?」と聞かれる。

ネタバレ注意
馬車の下敷きになって死んだと聞くと女は納屋まで走り、干し草の間に頭を突っ込んで声を押し殺して泣く。
女には旦那がいて、若い男は不倫相手だった。
ちょっと悲しくも旦那にごまかして主人公はその場を去る。

[物語の舞台となってる国・時代]
ヨーロッパかアメリカあたり。
馬車が行き来する時代。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
当時の高校の図書室にあった新書?か文庫程度の大きさ。その時でもかなり古かった。カバーはハードカバーで赤色だった気がする。
[その他覚えていること何でも]
・作者は外国人
・作者の短編集の1編だった。
・「怒りの葡萄」とかそのあたりの有名な本もシリーズで存在した。

540 名前:無名草子さん[] 投稿日:2023/11/17(金) 20:15:25.54
>>22
オノレ・ド・バルザックの短編「Le Message」だと思われます
翻訳がいくつもあって訳によって日本語タイトルが違うのですが
古い翻訳だと「ことづて」という題のものが多いようです

「Le Message」が掲載されている比較的新しい本を2冊挙げておきます
『バルザック三つの恋の物語』 国書刊行会 2019年刊
  ※「ジュリエット」というタイトルで収録
『グランド・ブルテーシュ奇譚』(光文社古典新訳文庫)光文社 2009年刊
  ※「ことづて」というタイトルで収録

この本のタイトル(題名)教えて! その15 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/22-540

バルザック 三つの恋の物語 ペーパーバック – 2019/9/7
オノレ・ド・バルザック (著), 木原敏江 (イラスト), 安達正勝 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4336063729
表紙画像有り

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ブライアン・ジェイクス『勇者の剣 レッドウォール伝説』(ゆうしゃのつるぎ)

844 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/01/15(水) 02:11:38.58
[いつ読んだ]
おそらく1997年~2003年
[あらすじ]
ネズミ達が人間のような暮らしをしている世界観(ファンタジー系)
主人公達の暮らす教会(城?)にドブネズミの悪漢たちが攻めてくる
篭城を続けるも、ジリ貧な状況が続く
打開策を得るために主人公は、大昔から伝わる勇者の予言に迫る
中盤で主人公が予言にある勇者だと判明してドブネズミのボスを倒してハッピーエンド

[覚えているエピソード]
冒頭でドブネズミの下っ端が悪漢達が乗っていた馬車に轢かれて無残に死ぬ
中盤あたりで「バジリスク」とかいう巨大なヘビの化け物が出てくる。睨まれたら死ぬ
主人公の名前が何かをもじったような名前だった。「アサキマス」だったかもしれない
エピローグで、失声性だった子供が主人公の活躍を人々に語り「おしゃべり○○」と呼ばれるようになる

[物語の舞台となってる国・時代]
ファンタジックな中世っぽい世界観。人間の代わりにネズミたちが生活してる
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーだったと思う
挿絵は結構リアル
[その他覚えていること何でも]
小動物が登場人物なワリに、残酷なシーンが多い。海外の小説の翻訳だと思う

小学生のころ読んだ小説がフラッシュバックしたので・・・
王道展開で結構面白かったと記憶しているので、是非よろしくお願いします

845 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/01/15(水) 11:29:46.44
>>844
勇者の剣 (レッドウォール伝説) ブライアン・ジェイクス かな

846 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/01/15(水) 18:38:26.20
>>845
記憶にある表紙と合致したのでそれで間違いないです。
というか続編も何冊か出ていたのですね この機会に読んでみようかと思います。
本当にありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/844-846

勇者の剣 (レッドウォール伝説) (日本語) 単行本 – 1999/7/1
ブライアン ジェイクス (著), ゲリー チョーク (イラスト), Brian Jacques (原著), Gary Chalk (原著), 西郷 容子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4198610487
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
モスフラワーの森近く、赤い壁に守られたレッドウォール修道院では、ネズミたちが、いにしえから伝わる、勇者マーティンの肖像が描かれたタペストリーを心のよりどころとしながら、祈りと癒しの者として平和に暮らしていた。だが「バラが遅れて咲いた夏」と名づけられた年のことだった。血なまぐさいうわさにまみれた凶悪なドブネズミ“鞭のクルーニー”がレッドウォールを襲撃してきたのだ。平和を旨とする修道士ネズミたちと森の生きものたちは、悪にひれふすわけにはいかないと、敢然と立ち向かう。だが悪を倒すためには、かつて修道院を禍から救ったというマーティンの、伝説の剣がどうしても必要だった。マーティンに強くあこがれる若い修道士ネズミのマサイアスは、勇者の剣を求めてさまざまななぞをときあかしていくうちに…イギリスで出版されると同時に若い読者の心をしっかりとつかみ、現在では十カ国以上で出版されている珠玉の冒険ファンタジー。小学校中・高学年以上。
内容(「MARC」データベースより)
モスフラワー森近く、赤い壁に守られたレッドウォール修道院では、ネズミたちが、古から伝わる勇者のタペストリーを心の拠り所としながら平和に暮らしていた。だがそこへ凶悪なドブネズミ「鞭のクルーニー」が襲撃してきて…。

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向山貴彦(むこうやまたかひこ)『童話物語』(どうわものがたり)

682 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/18(月) 15:41:19.72
[いつ読んだ]15~20年ぐらい前
[あらすじ]
  天涯孤独の少女が中年(もしくは老人)と出会い、行動を共にするうちに真人間になる話。

[覚えているエピソード]
 馬車に乗って旅してた気がする。小動物もいたような・・・?
パンか何か食べ物があって、それを十分に食べさせてもらえないことを妬んで痛烈に内心で批判する場面があった。
途中で中年とは別れるが、中年のパートナーだった小動物とはそのまま一緒に旅を続けた。
塔か何かに登る場面もあった気がする。

[物語の舞台となってる国・時代]
ファンタジーかどうかははっきりしないけど、海外っぽいカナ文字人物・地域ばかりだった。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ソフトカバーかハードカバーで、2,3センチぐらいの厚さ。
他はさっぱり覚えていない。

[その他覚えていること何でも]
読んでるほうがムカつくぐらい自己中な主人公が、真人間になったとき感動したと言うか爽快感があった。
小~中学辺りで読んだ本なので、ひょっとしたら児童書かも。

683 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/18(月) 18:31:11.83
向山貴彦「童話物語」かな。
少女の名前はペチカ。

684 名前:682[sage] 投稿日:2011/07/18(月) 19:52:52.35
>>683
ぐぐってみたらまさしくこれでした!
出たばかりの頃に図書館に入ったのを読んだのかな・・・
とにかく主人公が印象に残ってて、ずっと気になってたのですごく嬉しいです。
早速書店に行ってみます、ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/682-684

童話物語 単行本 – 1999/3
向山 貴彦 (著), 宮山 香里 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4877282920
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
永遠の世界からやってきた妖精フィツにとって地上世界は不思議なところだった。何もかも移り変わり消えてゆく、限りある世界。フィツが地上にいられるのはわずか九日間。その限られた時間で、最初に話したひとりの人間を観察し答えを出さなければならない。世界は滅びるべきなのか―。フィツが最初に出会ったのは、きわめて性格の悪い少女ペチカだった…。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002787250-00
タイトル 童話物語
著者 向山貴彦 著
著者標目 向山, 貴彦, 1970-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 幻冬舎
出版年 1999
大きさ、容量等 545p ; 20cm
注記 絵: 宮山香里
注記 折り込1枚
ISBN 4877282920
価格 2000円
JP番号 99085818
出版年月日等 1999.4
NDLC KH384
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫) 文庫 – 2001/7/1
向山 貴彦 (著), 宮山 香里 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4344401298
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
世界は滅びるべきなのか?その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってきた。最初に出会ったひとりの人間を9日間監察して判断することがフィツの使命。しかし、フィツがたまたま出会ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった。単行本未収録の設定資料を新たに追加して、感動のロングセラー、ついに文庫化。

童話物語〈下〉大きなお話の終わり (幻冬舎文庫) 文庫 – 2001/7/1
向山 貴彦 (著), 宮山 香里 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4344401301
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
妖精フィツとの突然の別れから一年、十四歳になった少女ペチカは大都市パーパスで暮らしていた。初めて幸せを手にしたかに見えたペチカだったが、世界の最後を告げる「妖精の日」はすぐそこまでやって来ていた…。すべてが崩壊へと向かう中、始まるペチカの最後の旅。そして感動のクライマックスへ!各誌紙で絶賛された長編冒険ファンタジー。

三島由紀夫(みしまゆきお)「豊饒の海」シリーズ

15 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/09/15(水) 15:08:45
映画と小説で読んだと思うのですが、どちらも前半しか見れていないです。
本当に曖昧な記憶しかないのですが、お願いします。

[いつ読んだ]
5年ほど前

[あらすじ]
おぼえていません。

[覚えているエピソード]
もしかしたら別の小説と間違えているかもしれませんが、たぶん映画化されてます。
その映画で覚えているエピソードは
・最初のシーンで主人公とその友人の男が庭園の池の中でボートに乗って寝っ転がっていた。
 その後すぐにヒロインが出てきた。
・次のシーンに庭園で蝶か何かが死んでいた。さらにその後、大奥様的な人が蝶?を埋葬していた。
・主人公が父親の付き添いでエライ人(たしか外人)と劇場に行ってた。
 その時に、冒頭とは別のヒロイン的な人が登場していた気がする。
・主人公とヒロインが馬車に乗っていた。馬車の中で手を握るシーンが有った気がする。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本・明治~昭和

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
三島由紀夫全集とか夏目漱石全集みたいな小説家全集の中にあったと思います。

[その他覚えていること何でも]
・主人公は豪邸に住んでいる。
・主人公の父親の妾に関する描写がある。その描写の周辺で豪邸の離れにつながる道に主人公がいるシーンがある。
・豪邸の献立に関する描写がある。
・文体の雰囲気で一番近い小説家は、美的なイメージで三島由紀夫

16 名前:15[sage] 投稿日:2010/09/15(水) 15:26:16
すいません、タイトルを急に思い出しました。
小説は豊穣の海で、映画は春の雪でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/15-16

・単行本
春の雪 (豊饒の海) 単行本 – 1990/9
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4103210184
表紙画像有り

奔馬 (豊饒の海) 単行本 – 1990/9
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4103210192

暁の寺 (豊饒の海) 単行本 – 1990/9
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4103210206
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「暁の寺」はエキゾチックな色彩的な心理小説。各巻20歳で夭折する主人公は、すでに第一巻の貴公子から第二巻で愛国少年に、さらにこの巻ではタイの王女月光姫へと生れかわった。

天人五衰 (豊饒の海) 単行本 – 1990/9
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4103210214
表紙画像有り


・文庫
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫) 文庫 – 2002/10
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/410105021X
表紙画像有り
内容紹介
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。

豊饒の海 第二巻 奔馬 (ほんば) (新潮文庫) 文庫 – 2002/12
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4101050228
表紙画像有り

豊饒の海 第三巻 暁の寺 (あかつきのてら) (新潮文庫) 文庫 – 1977/11/1
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4101050236
表紙画像有り
内容紹介
〈悲恋〉と〈自刃〉に立ち会った本多繁邦は、タイで日本人の生れ変りだと訴える幼い姫に出会う。壮麗な猥雑の世界に生の源泉を探る。

豊饒の海 第四巻 天人五衰 (てんにんごすい) (新潮文庫) 文庫 – 1977/12/2
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4101050244
表紙画像有り
内容紹介
老残の本多繁邦が出会った少年安永透。彼の脇腹には三つの黒子がはっきりと象嵌されていた。〈輪廻転生〉の本質を劇的に描いた遺作。

横光利一(よこみつりいち)「蠅」

230 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 14:09:24
 短編ですがよろしくお願い致します。

[いつ読んだ]15年前くらいの、国語の教科書(小中どっちかだと)

[あらすじと覚えているエピソード] 戦前の日本で、山あいの村の話だったと思う。
 乗り合い馬車が出てきた。それに乗る客と御者。
(覚え違いかもしれないので、かっこ書きにしておくあやふやな記憶。
 その馬車は出発後に峠から落ちてしまった気がする。
 客に街だか馬車の行き先にいる、身重な娘を訪ねようとしている老夫婦がいたかも)

[物語の舞台となってる国・時代] 日本。戦前。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 教科書

[その他覚えていること何でも] 馬の周りをハエが飛んでいた、みたいな描写があったような。

231 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 16:15:07
(略)
>>230
横光利一「蠅」

232 名前:230[sage] 投稿日:2007/03/03(土) 22:15:28
>231
 それでした! ありがとうございます~

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/230-232

日輪・春は馬車に乗って 他八篇 (岩波文庫 緑75-1) 文庫 – 1981/8/16
横光 利一 (著)
http://amazon.jp/dp/4003107519
表紙画像有り
内容紹介
新感覚派の驍将として登場した横光は、つぎつぎと新しい小説形式に挑戦したが、戦争によって不幸にも挫折した。だが現在の文学状況の中で、横光の試みは今もなお課題たりうる多くのものを含んでいる。表題二作のほか「火」「笑われた子」「蝿」「御身」「花園の思想」「赤い着物」「ナポレオンと田虫」の初期短篇と「機械」を収める。(解説=保昌正夫)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001778477-00
タイトル 春は馬車に乗って・日輪
著者 横光利一 著
著者標目 横光, 利一, 1898-1947
シリーズ名 日本の文学 ; 46
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ほるぷ出版
出版年月日等 1985.8
大きさ、容量等 409p ; 20cm
JP番号 86017314
部分タイトル .マルクスの審判.御身.頭ならびに腹.ナポレオンと田虫.春は馬車に乗って.花園の思想.日輪. 解説 「新らしき時代感覚」と「傀儡を造る」-初期の横光利一 保昌正夫著
出版年(W3CDTF) 1985
NDLC KH729
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


「超あらすじ」と短編全文で読むもう一度読みたい教科書の名作 単行本 – 2013/6/12
根本浩 (著)
http://amazon.jp/dp/4812495253
表紙画像有り
内容紹介
『人間失格』ってどんな話か知っていますか?
教科書はなつかしい名作小説の宝庫。「ああ、なるほど。そういう作品だったんだ」……大人だからこそ、さらに深い味わいが楽しめる名作の数々を再読してみませんか。選と解説は、水戸南高校で教鞭を執る現役高校国語教師にして『世界一受けたい授業』(日本テレビ)の人気講師の根本浩先生。長編は、ポイントを押さえた「超あらすじ」で、また短編は、それぞれ10分ほどで読み終えるものを収録しています。
短編ながら心を打つ珠玉の作品ぞろい。読後は根本先生の「これだけ言えればウンチクOK」なポイント解説で、飲み会の席でも「知ってる人」になれること請け合い。
収録作品は、第一章「生きるとは何か? と思いを馳せる文豪の名作」――『こゝろ』(夏目漱石)、『人間失格』(太宰治)、『羅生門』(芥川龍之介)、『高瀬舟』(森鴎外)、『競馬』(織田作之助)、第二章「逆境に負けない生き様を表現した文豪の名作」――『蟹工船』(小林多喜二)、『走れメロス』(太宰治)、『地獄変』(芥川龍之介)、『故郷』(魯迅)、『夏の花』(原民喜)、第三章「全文掲載~幻想的な世界を醸し出す文豪の短編」――『檸檬』(梶井基次郎)、『ごん狐』(新美南吉)、『山月記』(中島敦)、『注文の多い料理店』(宮澤賢治)、『セメント樽の手紙』(葉山嘉樹)、『蠅』(横光利一)、『夢十夜』(夏目漱石)、の全17編。基本から意外な名作まで、一気読みで分かります。
内容(「BOOK」データベースより)
教科書はなつかしい名作小説の宝庫。「ああ、なるほど。そういう作品だったんだ」…大人だからこそ、さらに深い味わいが楽しめる名作の数々を再読してみませんか。『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の根本浩先生が伝授!「超あらすじ」&「短編全文」で分かる名著17編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024519859-00
タイトル もう一度読みたい教科書の名作 : 「超あらすじ」と短編全文で読む
著者 根本浩 著
著者標目 根本, 浩, 1973-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 竹書房
出版年月日等 2013.6
大きさ、容量等 221p ; 21cm
注記 文献あり
ISBN 9784812495254
価格 1000円
JP番号 22265904
トーハンMARC番号 32937268
部分タイトル 檸檬 / 梶井基次郎 著
部分タイトル ごん狐 / 新美南吉 著
部分タイトル 山月記 / 中島敦 著
部分タイトル 注文の多い料理店 / 宮澤賢治 著
部分タイトル セメント樽の中の手紙 / 葉山嘉樹 著
部分タイトル 蠅 / 横光利一 著
部分タイトル 夢十夜. 第一夜 / 夏目漱石 著
出版年(W3CDTF) 2013
件名(キーワード) 日本小説–歴史–明治以後–あらすじ

NDLC KG381
NDC(9版) 910.26 : 日本文学
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語