倉阪鬼一郎(くらさかきいちろう)「老年」

822 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/04/06(水) 21:16:47.22
〔いつ読んだ〕
ここ10年くらい。新刊ではない
〔あらすじ〕
老夫婦がテレビで桜を見ている。実は夫婦は吸血鬼?で、長年生きてきたがそろそろ寿命なのか、いきることに疲れたのか「最期に昼間の満開の桜を見てみたい」と思っている。
〔覚えているエピソード〕
夫の方は翻訳家か作家として生計を立てている。自宅の本棚には、過去に(何十年何百年?)偽名で出版したり翻訳に関わった本も並んでいる。
編集者を縛り上げて血を吸おう(最後の晩餐)と計画している(または縛り上げている)

〔本の姿〕ハードカバーではなかった。短編だったので、短編集がアンソロジー形式かも
よろしくお願いします。

823 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 16:25:28.33
>>822
倉阪鬼一郎「老年」。
私は「リテラリーゴシック・イン・ジャパン」(ちくま文庫)という
アンソロジーで読みましたが、
調べてみたら「ラヴ・フリーク 異形コレクション」(広済堂文庫、これもアンソロジー)
にも収録されているので、>>822さんが読まれたのはこちらの可能性が高いと思います。

824 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/04/09(土) 19:32:24.74
>>823
ありがとうありがとう!
桜の季節になると思い出しては読みたくなって。
今年は桜のあるうちに読めます!本当にありがとう!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/822-824

リテラリーゴシック・イン・ジャパン: 文学的ゴシック作品選 (ちくま文庫) 文庫 – 2014/1/8
高原 英理 (編集)
http://amazon.jp/dp/4480431209
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
世界の本質的な残酷さ。いやおうなく人間の暗黒面へと向かう言葉。鮮烈なレトリックによって描かれる不穏な名作の数々を「文学的ゴシック」の名のもとに集める。白秋、鏡花から乱歩、三島、澁澤を経て現在第一線で活躍する作家までを招き、新たなジャンルの創成を宣言する一冊。

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大崎梢(おおさきこずえ)『キミは知らない』

415 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/30(金) 21:44:51.71
お願いします

[いつ読んだ]半年前
[あらすじ]女子高生が実習を終えた教育実習の先生のあとを追いかけて
実家へ
行ったら、何故かヤクザ風の男らに拉致監禁される。
亡き父親の身内だというお金持ちのおじいさんに、初対面の親族の前で女子高生が後継者指名される。
それにより命を狙われるようになる女子高生。
亡き父親の一族には、何らかの血にまつわる謎がある。
父親の一族の出身地の村へ乗り込んで、殺されかけたりしながらも教育実習の先生に
助けられ、血にまつわる謎を解いていく。

[覚えているエピソード]父親が作家か何かで、図書室で教育実習生と父親の話や本の話しをしてたこと。
ほんのり恋してた地味な教育実習生の本当の姿のチャラ男っぷりに、ふてくされて
クラブでお酒をがぶ飲みして酩酊してしまい、翌朝教育実習生の女友達の家で目覚めたこと。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
父親の不倫相手かと思われた女子大生(?)が、(異父?)兄妹だったこと。
父親はペンション火災で亡くなったこと。それは実は放火だったこと。
最後に教育実習の先生がまた女子高生の学校(女子高?)へ赴任して終わった気がする。

[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]

416 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/31(土) 05:31:45.05
>>415
大崎梢 『キミは知らない』

417 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/31(土) 07:19:11.42
>>416
ありがとうございます!
ずっと思い出せなくてモヤモヤしていたので助かりました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/415-417

キミは知らない (幻冬舎文庫) 文庫 – 2014/4/10
大崎 梢  (著)
http://amazon.jp/dp/4344421779
表紙画像有り
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生。高校生の悠奈はたまらず後を追うが、やっと再会したのは別人のように鋭い眼の冷たい男。さらに「お迎えに上がりました」と現れた男達に連れ去られ…。次々と悠奈に降りかかる事件は、やがてある村の失われた神事と父の死の真相へと―。すべての鍵は私が握る!?超ドラマチックミステリー!

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井上夢人(いのうえゆめひと)『あくむ』

217 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/02/11(月) 22:33:21
[いつ読んだ]
8年程前です。

[あらすじ]
[覚えているエピソード]

短編で構成されている一冊で話の内容は

誘拐されて手足を縛られ身動きできないと思っていたら
実はそれは夢で自分は病院で事故で手足を切断されいたという現実であった。

自称吸血鬼の末裔と思い込んでいる教師が同僚の女性教師と恋に落ち肉体関係になるが血が欲しくなり
相手を殺して血液を飲んでみるが実は自分はただの人間であり
翌日に自分の部屋に転がる女の死体を見て動揺する。

・・・など四編くらい入っていたと思います。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本です。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その他覚えていること何でも]
タイトルの一部に「悪夢」という言葉があった気がしますが定かではありません。著者もわかりません。
文庫本で装丁は黒をベースにしたものです。

ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

220 名前: ◆t5w3hbIU8I [sage] 投稿日:2008/02/15(金) 11:04:13
>>217
井上夢人『あくむ』(集英社文庫)?

222 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/02/15(金) 22:53:35
>>220
はい。それです。
平仮名で「あくむ」だったのですね。
色々検索していたのですが漢字「悪夢」で探していたので今まで一向に見つからず記憶違いではないかと悩んでおりました。
>>220さんのお陰でまたこの作品を読めます。
感謝致します。本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/217-222

あくむ 単行本 – 1993/6
井上 夢人 (著)
http://amazon.jp/dp/4087740145
表紙画像有り
内容紹介
やつの名前は“ブチ”。盗聴ゴッコに使われるレシーバーを手に入れたぼくは、事件に巻き込まれ…「ホワイトノイズ」等、読めば二度と眠れなくなる!? 日常の彼方へと誘う怖い五つのホラー小説。
内容(「BOOK」データベースより)
日常の彼方へいざなう5つのこわいお話。

あくむ (集英社文庫) 文庫 – 1996/8/20
井上 夢人 (著)
http://amazon.jp/dp/4087485072
表紙画像有り
内容紹介
ここは病院らしい。両眼を包帯でまかれた私に、誰かがそっと近づいてくる…(「ブラックライト」)。夢か、現実か。すべてがあいまいなまま恐怖につつまれていく5つのホラー。(解説・我孫子武丸)
内容(「BOOK」データベースより)
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002258116-00
タイトル あくむ
著者 井上夢人 著
著者標目 井上, 夢人, 1950-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 集英社
出版年月日等 1993.6
大きさ、容量等 258p ; 20cm
ISBN 4087740145
価格 1400円 (税込)
JP番号 93051188
部分タイトル ホワイトノイズ.ブラックライト.ブルーブラッド.ゴールデンケージ.インビジブルドリーム
出版年(W3CDTF) 1993
NDLC KH191
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

三田村信行(みたむらのぶゆき)『オオカミのゆめぼくのゆめ』

865 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/04(金) 15:41
多分児童書なんですが、短編集で、
・女の子が転んで足を怪我したら、そこから血が赤い砂になってどんどん出てきて、
結局全部砂になってしまうという話(「赤い繭」ではない)
・貧しい家族に、突然食べ物の写真を見たらそれを食べた気になるという能力がつき、
チラシを集めたりするが、最後にはその能力が消えるという話

この二つと、ほかに多分いくつか入っている本なんですが、わかる人いませんか?

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

管理人のコメント:
砂になる話は「砂の少女」、写真の話は「生きる時間」のようです。

参考:
オオカミのゆめ ぼくのゆめ – 業務日誌
http://d.hatena.ne.jp/ShisyoTsukasa/20110419/p2

オオカミのゆめ ぼくのゆめ (ほるぷ創作文庫) 単行本 – 1988/1
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4593590027
内容(「BOOK」データベースより)
オオカミのゆめ―どこか遠い山の中で、オオカミがゆめをみていた。ゆめの中でオオカミは、一人の男の子になっていた。…ぼくのゆめ―ある晩、ぼくはゆめをみました。それは、こんなゆめでした。ゆめの中でぼくは、1ぴきのオオカミになっていたのです。…オオカミがぼくか、ぼくがオオカミか?夢と現実のあいだで〈変身〉を重ねながら、生きることの感覚を定着する、幻想ロマン!名作『風を売る男』につづく、得望の最新作品集!

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001898026-00
タイトル オオカミのゆめぼくのゆめ
著者 三田村信行 作
著者 佐々木マキ 絵
著者標目 三田村, 信行, 1939-
著者標目 佐々木, マキ, 1946-
シリーズ名 ほるぷ創作文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ほるぷ出版
出版年 1988
大きさ、容量等 205p ; 21cm
ISBN 4593590027
価格 1200円 (税込)
JP番号 88016593
出版年月日等 1988.2
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 遠い山の中でオオカミは人間の男の子になった夢を見ていた。犬を追いはらい、プールで泳いだ夢を。表題の話の他に「おばあさんの庭」等4編。 (日本図書館協会)
要約・抄録 オオカミがぼくか,ぼくがオオカミか? 夢と現実のあいだで〈変身〉を重ねる,幻想ロマン。標題作他4編。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語