803 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 09:08:13.90
[いつ読んだ]2年以内(新刊ではない)
[あらすじ]
短編集、覚えているのはそのうちの2つ(それぞれ①と②とする)
①別居(または単身赴任?)している父親が、ぬいぐるみコレクターで、昔からぬいぐるみを集めている。
ネタバレ注意(クリックで開閉)
等身大(人間サイズ)のものもあり、浮気した妻と、何か(忘れた)をした娘をぬいぐるみに閉じ込める(動けない着ぐるみ状態)
それ(動けない着ぐるみ状態)は、父親の昔のトラウマかなにかからくる性癖。
父親には兄がいて、兄もそのトラウマに関係している。
最後、雑誌かテレビがコレクションを取材にくる。
②主人公はサラリーマンで、妻子(姉弟)と共にインドに赴任中。子供(息子)が日本でいうところの狐憑き状態になってしまい(確か猿のような言動する)、カウンセリングを受けに行く。
カウンセリング先で、カウンセリングの一環として、インド版家族ゲームをやる事になるが、
ネタバレ注意(クリックで開閉)
そのゲームには不思議な力があり、例えば止まったマスが「自分の秘密を暴露する」であれば、不思議な力で強制的に秘密を喋らされてしまう。
ゲームで”上がり”にならないと、ゲームをやめる事ができない。
[覚えているエピソード]
①取材のエピソードで、ぬいぐるみのことを「ぬい」という言い方をする
②
ネタバレ注意(クリックで開閉)
カウンセラーは悪意を持って一家をゲームに誘うが、それは一家(親二人)がカウンセラーの兄である行者を車ではね、証拠隠滅のため川に捨てたから。
[物語の舞台となってる国・時代]
どちらも現代。①は日本、②はインド
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー
[その他覚えていること何でも]
ホラーとかサスペンス系で家族が絡む短編集だったと記憶しています。
作者は男性、作品にメールかネットが出てきた様に思うので、比較的最近の作品であると思います。
この短編集のタイトル、またはどちらかの作品タイトルでも結構ですので、よろしくお願いします。
805 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 13:01:40.56
>>803
山口雅也『Play』ではないでしょうか。
1は「ぬいのファミリー」、2は「蛇と梯子」というタイトルみたいです。
809 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/08/11(土) 22:19:35.61
>>805
それです!
あと関係ありませんが、家族ゲームではなく人生ゲームですよね…orz
ありがとうございました!
この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/803-809
PLAY プレイ (講談社文庫) Kindle版
山口雅也 (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B01MR4WGPE
内容(「BOOK」データベースより)
外科医が、愛するぬいぐるみたちと興じる、秘密の「ごっこ遊び」。怖ろしい罠が待ち受ける「ボード・ゲーム」。引き篭もりたちが、社会復帰のためにと熱中する「隠れ鬼」。自分の家族がそっくりそのまま登場する「RPGゲーム」。四つの奇妙な「遊び」をモチーフにした超絶技巧の、ミステリ・ホラー短編集。
続きを読む 山口雅也(やまぐちまさや)『Play』(プレイ)