アゴタ・クリストフ『悪童日記』(あくどうにっき)

725 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/11/30(日) 13:28
10年ぐらい前に友達から借りた本なのですが
タイトル・作者名を忘れてしまいました。
たぶん外国人の書いた本だったと思います。

外国のすさんだ子どもが主役の話で
ラストが地雷のあるところを抜けて行くのですが
地雷のことを知らない父親を先に行かせて、父親が地雷踏んで
少年はもうその道は安全だと判断して無事に向こう側にたどり着く、、、みたいな感じだったと思います。
続編の話もあったように思うのですがその次の巻では
すさんだ女の子(全巻の少年の友達?)が主役として出てきてたような気がします。
犬とエッチなことしてたかもしれません。

どなたかおわかりになる方、よろしくお願いします!
726 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:03/11/30(日) 14:03
>>725
多分アゴタ・クリストフの『悪童日記』だと思う。

727 名前:偽[sage] 投稿日:03/11/30(日) 15:13
>>725
俺も間違いなくアゴタクリストフの悪童日記だと思う。早川から出てる。
文庫はepiだったはず。

728 名前:725[sage] 投稿日:03/11/30(日) 16:06
>>726
>>727
アゴタ・クリストフ!悪童日記!!そうだ、そうだ。そんなタイトルだった!!
どうもありがとうございました!

高校の時に読んだのですが、当時はよく理解できない部分が多く
字だけを追うような読み方をしてたので
衝撃的な部分だけが今まで曖昧に記憶に残ってました。
これを機会にちゃんと読んでみます!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/725-728

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784151200021

ハヤカワepi文庫
悪童日記
Kristof, Agota(著)堀 茂樹(訳)クリストフ アゴタ(著)
発行:早川書房
縦16mm
301ページ
ISBN
9784151200021
初版年月
2001年5月
書評掲載情報
2013-11-17 朝日新聞
評者: 橋口譲二(写真家)
2013-09-29 東京新聞/中日新聞
評者: 中江有里(女優、作家)
2013-06-16 読売新聞
評者: 中島京子(作家)
紹介
戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理-非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。

悪童日記 (Hayakawa Novels) 単行本 – 1991/1
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152077042
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
双子の天才少年がみた非情の現実、戦火のなかで彼らはしたたかに生き抜いた。女性亡命作家、衝撃のデビュー作。東欧からの新しい風。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002086803-00
タイトル 悪童日記
著者 アゴタ・クリストフ 著
著者 堀茂樹 訳
著者標目 Kristof, Agota, 1935-2011
著者標目 堀, 茂樹, 1952-
シリーズ名 Hayakawa novels
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年 1991
大きさ、容量等 244p ; 20cm
注記 原タイトル: Le grand cahier
ISBN 4152077042
価格 1600円 (税込)
JP番号 91021438
別タイトル Le grand cahier
出版年月日等 1991.1
NDLC KR162
NDC(8版) 953
原文の言語(ISO639-2形式) fre :
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

早坂類(はやさかるい)『ルピナス』

688 名前:あきら[] 投稿日:03/11/02(日) 11:12
2~3年前、高校の全国模試で使用されていた作品です。
国語の小説問題で、2人の出会う場面が出題されていました。
・著者は女性で「~新人賞」を受賞していた
・主人公は父親にピアニストになることを期待されたが挫折してしまった青年
・彼は大学で、小指がないがピアノを弾くことが好きな青年(結構明るい性格?)と出会う
・2人が出会ったとき即興でピアノを弾いていた
・最後はどちらかが山で遭難(?)して死ぬと模試の解答・解説に載っていた
・本のタイトルは片仮名で星の名前だったような・・・
すべてうろ覚えです(汗)
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。

757 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:03/12/14(日) 15:05
>688
これは早坂類の「ルピナス」だと思う。
私はこの人のつくる詩や短歌のほうが好きなので、
「ルピナス」は「群像」に掲載された時にぱらぱらと読んだだけなんだけど、
講談社から単行本になって出てますよ。
著者の公式サイトには「ルピナス」のショートムービーもあります。

803 名前:あきら[] 投稿日:03/12/30(火) 00:50
>757
ありがとうございました!
早速読んでみようと思います。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/688-803
この作品のタイトルが知りたい!
https://book.5ch.net/test/read.cgi/sf/998962706/836

ルピナス 単行本 – 2002/9
早坂 類 (著)
http://amazon.jp/dp/4062113325
表紙画像有り

早坂類 著. ルピナス, 講談社, 2002.8. 4-06-211332-5.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003676110

シャロン・クリーチ『めぐりめぐる月』(めぐりめぐるつき)

604 名前:無名草子さん[] 投稿日:03/09/07(日) 21:30
数年前に図書館で借りたもので、ハードカバーの表紙は主人公の少女(たしか外国人)が
ひまわりかなにかを持っていたものだと思います。
他に種類があるか否かはわかりません。
御存知の方いらっしゃいましたらどうか教えてください。

家を出て行ってしまった母親を主人公の少女が探しにいく話です。
その少女はたしか髪が長くて黒髪だったと思います。
父親と母親がどうして不仲になったか?など少女自身の見解がよく描写されていました。
最後に母親に会うのですがそこは母の墓で、彼女はもう死んでいたけれど主人公はそれを
受け入れられずに父にワガママを云って会いに行く。と云うものだったと思います。
母の死因はバス事故だったかと…

もう一度読んでみたいので、御存知の方いらっしゃいましたら教えてくださいませ。

605 名前:ですな[sage] 投稿日:03/09/07(日) 21:43
シャロン・クリーチ「めぐりめぐる月」ではないですか

606 名前:604[] 投稿日:03/09/07(日) 23:22
>>605
いま確認しましたらその通りでした!
情報ありがとうございました。本当に感激です!
あんまりにも迅速で且つ的確なのでびっくりしてしまいました。ありがとうございます~!
再読したいと思っていますので、明日あたりにでも書店に行って探してみます。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/604-606

めぐりめぐる月 (ユースセレクション) 単行本 – 1996/6
シャロン・クリーチ (著), Sharon Creech (原著), もき かずこ (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4062616548
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカのオハイオ州ユークリッドから、アイダホ州ルーイストンまで、およそ3000キロのアメリカ横断のドライブ―13歳の少女サラマンカは、祖父母といっしょに、家を出たまま帰らない母親に会いに旅にでます。サラマンカは、旅の退屈しのぎに、親友のフィービーをめぐるミステリアスな事件を祖父母に語ります。語りながら、サラマンカは、自分にもフィービーにも新しい発見をしていき、自分の物語は、たくみに綾なされた3つの物語だったことに気づきます。アメリカ的なストーリーのなかで、ひとりの少女が自己にめざめていく過程を、希望をこめて描く、ニューベリー賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
帰ってこない母、親友の母の秘密、そして祖父母の愛。少女から大人になっていくサラマンカの成長の戸惑いを、ミステリアスに描いた青春物語。サラマンカの明日をみつける旅とは?

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007989096-00
タイトル めぐりめぐる月
著者 シャロン・クリーチ 作
著者 もきかずこ 訳
著者標目 Creech, Sharon, 1945-
著者標目 もき, かずこ, 1949-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 偕成社
出版年 2005
大きさ、容量等 430p ; 20cm
注記 絵: 井筒啓之
注記 原タイトル: Walk two moons
ISBN 4037267306
価格 1800円
JP番号 20927572
別タイトル Walk two moons
出版年月日等 2005.11
NDLC Y9
NDC(9版) 933.7 : 小説.物語
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
要約・抄録 家を出た母を追って、祖父母と北米横断3000キロの旅に出たサラ。旅の間、サラは親友フィービィとその家族にまつわる話を語る。成長する13歳の少女のとまどいを描く。 (日本図書館協会)
要約・抄録 家をでた母を追って,祖父母とともに北米横断3000キロの旅にでたサラマンカ。成長していく13歳の少女のとまどいを描く。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

三浦哲郎(みうらてつお)「メリー・ゴー・ラウンド」

319 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:03/05/11(日) 01:21
厳密に本とは少々違うかもしれませんが
中学受験の問題に出題されて印象に残ったもので
どうしても最後まで読みたいものがあります。
あくまで問題なので抜粋された部分しか読めなかったのですが
大まかなあらすじを書くと

父と娘(小学生くらい)がおり、母親は既に他界。生活が苦しい状況にある。
精魂尽き果てた父親は娘と心中を決意。
せめて最後くらい楽しい思いをさせてやろうと父は娘を遊園地に連れて行く。
その途中、父は「宛名の無い手紙」を郵便ポストに投函し
娘に宛名がないことを不思議に思われるが
「これはお母さんのところへ届く手紙」なんだと茶を濁す。
(すみません、このあたりうろ覚えです(´Д`;))
遊園地で楽しい一時を過ごし、最後は娘の希望に沿ってメリーゴーランドに乗る。
そして場面は変わり、何も知らない娘と苦悩する父親はいよいよ心中の時間へ…

と、いうところで問題文が終わってます。

問題を見たときからもう10年以上経つので
相当昔の作品と思われますが、どうしても先が気になるので
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
長文、乱文、大変失礼致しました。

320 名前:ですな[] 投稿日:03/05/11(日) 01:37
三浦哲郎の短編ですな
「木馬の騎手」所収ではないかと思いますがタイトルがわかりません

322 名前:資[sage] 投稿日:03/05/11(日) 05:56
NACSISより webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN01254393

>木馬の騎手 / 三浦哲郎著<モクバ ノ キシュ>. — (BN01254393)
> 内容: 接吻 ; 睡蓮 ; 厄落し ; 星夜 ; 初秋 ; ロボット ; 遠出 ; 遊び ; 出刃 ; 鳥寄せ ; 付添い ; メリー・ゴー・ラウンド

「メリー・ゴー・ラウンド」ぽ。

323 名前:資[sage] 投稿日:03/05/11(日) 06:13
>>319 えぃと、
84年に文庫化(新潮文庫)されて居ますが絶版のようです。
AMAZONのマーケットプレイス(中古本)では\550で出品されて居ますが、電子文庫パブリにて\350でDL出来るようです。
http://www.paburi.com/paburi/bin/qfind2.asp?keyword=%96%D8%94n%82%CC%8BR%8E%E8&genre=0&searchtype=all&order=1

「立ち読み」で内容も確認できます。「メリー・ゴー・ラウンド」は切なかったです。

324 名前:319[sage] 投稿日:03/05/11(日) 16:39
う~ん、まさかこんなに早く見つかるとは思いませんでした。
もう絶版になっていたんですね。でも、ネットで読めるなんて便利になったものです。
早速>322-323さんの教えてくださったところでDLしてみます。
これも皆様のご協力のお陰です。本当に有難う御座いました(´∀`)

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/319-324

木馬の騎手 (1979年) - – 古書, 1979/10
三浦 哲郎 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J8DXNE
表紙画像有り
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001431312-00
タイトル 木馬の騎手
著者 三浦哲郎 著
著者標目 三浦, 哲郎, 1931-2010
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年 1979
大きさ、容量等 218p ; 20cm
価格 1200円 (税込)
JP番号 80000738
部分タイトル 接吻.睡蓮.厄落し.星夜.初秋.ロボット.遠出.遊び.出刃.鳥寄せ.付添い.メリー・ゴー・ラウンド
出版年月日等 1979.10
NDLC KH358
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

読書の時間に読む本 中学3年生 (読書の時間に読む本 中学生版) 単行本 – 2003/4/1
西本 鶏介 (編集)
http://amazon.jp/dp/4591075869
表紙画像有り
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
いま注目の「朝の読書、朝読」に最適の読書入門。読んでおきたい名作・傑作を、学年別に10編収録。
内容(「MARC」データベースより)
一日に十分でもいい。人間とは何かを描いた作品を読んでみることだ。その感動の積み重ねが生きるためのエネルギーになる。人を愛することの尊さを知ることになる-。中学3年生では、太宰治、立原えりからの作品を収録。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004081411-00
タイトル 読書の時間に読む本 : 中学3年生
著者 西本鶏介 編
著者標目 西本, 鶏介, 1934-
シリーズ名 読書の時間に読む本 : 中学生版 ; 3
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 2003
大きさ、容量等 205p ; 21cm
ISBN 4591075869
価格 700円
JP番号 20382064
部分タイトル おしゃれ童子 / 太宰治 著
部分タイトル 海のハンカチ / 立原えりか 著
部分タイトル あこがれ / 阿部昭 著
部分タイトル 棒 / 安部公房 著
部分タイトル おしどり / 新美南吉 著
部分タイトル メリー・ゴー・ラウンド / 三浦哲郎 著
部分タイトル 雨のなかの噴水 / 三島由紀夫 著
部分タイトル ナイン / 井上ひさし 著
部分タイトル 蛍の熱 / 立松和平 著
部分タイトル 檸檬 / 梶井基次郎 著
出版年月日等 2003.3
件名(キーワード) 小説(日本)小説集
NDLC Y8
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
要約・抄録 上林暁,太宰治,三島由紀夫,井上ひさし,立松和平,三浦哲郎,安部公房など,教科書には載っていない新旧の名作を10編収録。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書

汚点・春は夜汽車の窓から (21世紀版・少年少女日本文学館20) 単行本 – 2009/4/2
井上 ひさし (著), 三浦 哲郎 (著), 野坂 昭如 (著)
http://amazon.jp/dp/4062826704
表紙画像有り
内容紹介
日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。
内容(「BOOK」データベースより)
作家活動のみならず、テレビドラマ、舞台でも注目を集める井上ひさし。「焼跡闇市派」を自認する一方、マスコミの寵児として、時代を駆けつづける野坂昭如。叙情的な美しい作品で知られる三浦哲郎。昭和後期、それぞれの個性で時代を牽引してきた三人の作家と、その後の新しい世代の文学を代表する村上春樹の作品の八編を収録。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010080151-00
タイトル 21世紀版少年少女日本文学館
著者標目 井上, ひさし, 1934-2010
著者標目 野坂, 昭如, 1930-2015
著者標目 三浦, 哲郎, 1931-2010
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 2009
大きさ、容量等 235p ; 20cm
注記 年譜あり
ISBN 9784062826709
価格 1400円
JP番号 21573604
NS-MARC番号 100400400
巻次 20
別タイトル 汚点(しみ)・春は夜汽車の窓から
別タイトル 汚点・春は夜汽車の窓から
部分タイトル 汚点(しみ)・春は夜汽車の窓から / 井上ひさし, 野坂昭如, 三浦哲郎, 村上春樹 著
部分タイトル 汚点 / 井上ひさし 著
部分タイトル 小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話 / 野坂昭如 著
部分タイトル 凧になったお母さん / 野坂昭如 著
部分タイトル 春は夜汽車の窓から / 三浦哲郎 著
部分タイトル 初秋 / 三浦哲郎 著
部分タイトル メリー・ゴー・ラウンド / 三浦哲郎 著
部分タイトル 貧乏な叔母さんの話 / 村上春樹 著
部分タイトル 踊る小人 / 村上春樹 著
出版年月日等 2009.4
NDLC Y8
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
要約・抄録 昭和後期、それぞれの個性で時代を牽引してきた井上、野坂、三浦哲郎。3人の作家と村上春樹の作品8編を収録。 (日本図書館協会)
要約・抄録 読みやすい総ルビ,カラーさし絵,本文中の豊富な用語解説で,文学にはじめて出会う子どもの理解を助ける児童向けの決定版。 (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

川村たかし(かわむらたかし)『まぼろしのカステラ』

93 名前:89[sage] 投稿日:03/01/25(土) 01:54
(略)

カステラ職人のお父さんが入院(たぶん)してしまい、
子どもだけ(幼い兄弟だったと思う)で試行錯誤を
重ねながらカステラを作るお話。
おじいちゃん(?)が手助けしてくれたような?

最後は、うまく焼けたカステラの甘~い匂いがオーブンから
ただよってきて・・・という終わり方だったと思います。

94 名前:名無しさん@カラアゲだよもん[sage] 投稿日:03/01/25(土) 13:22
「まぼろしのカステラ」(川村 たかし、偕成社文庫)かな?
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=01511754

http://www.reviewers.jp/ronnbunn/jinguu/genndainihon/122-130.htm
によると
>父親がダンプにはねられて入院したるすに、二人の息子が、あんこをねり、
>菓子をつくり、ついにはカステラづくりにまで手を出して、店を守っていく物語。
らしいので。

108 名前:89、93[sage] 投稿日:03/01/26(日) 21:53
>>94 さん
そうです! 「まぼろしの」という言葉に聞き覚えがあります。
近々探して読んでみます。ありがとうございました。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!part2
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1038687497/93-108

まぼろしのカステラ (偕成社文庫 (3099)) 単行本(ソフトカバー) – 1981/12
川村 たかし (著), こさか しげる (イラスト)
http://amazon.jp/dp/403650990X
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000796019-00
タイトル まぼろしのカステラ
著者 川村たかし 著
著者 京田信太良 絵
著者標目 川村, たかし, 1931-2010
著者標目 京田, 信太良, 1933-
シリーズ名 創作少年少女小説
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 実業之日本社
出版年 1971
大きさ、容量等 253p ; 22cm
JP番号 45003453
出版年月日等 1971
要約・抄録 父親が交通事故で倒れた盆地の町の和菓子屋の少年兄弟が、おいしいカステラ作りに苦心する。ユーモラスに描いた長編。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

三田村信行(みたむらのぶゆき)『おとうさんがいっぱい』

935 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/10/26(土) 22:42
お父さんさんが3人くらいに増えちゃってその中から1人だけ選ぶって話。
自分の家からどうしても出る事ができなくなっちゃう話。
この2つの話が入ってる本の題名を教えて下さい

938 名前:エセですな[sage] 投稿日:02/10/28(月) 22:23
>935
「おとうさんがいっぱい」三田村信行ですな。
佐々木マキの絵がこりゃまた、イイ!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版) 単行本 – 2003/2/1
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652005148
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
本当のおとうさんはどれ?今のぼくは本当のぼく?いつもと同じ一日がとつぜん迷路のような世界に。思わず背筋がこおる5つの話。
内容(「MARC」データベースより)
ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000794463-00
タイトル おとうさんがいっぱい
著者 三田村信行 作
著者 佐々木マキ 絵
著者標目 三田村, 信行, 1939-
著者標目 佐々木, マキ, 1946-
シリーズ名 理論社のroman book
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 理論社
出版年 1975
大きさ、容量等 203p ; 23cm
JP番号 45001896
出版年月日等 1975
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

アゴタ・クリストフ「悪童日記」三部作(アクドウニッキ)

367 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 19:11
(略)

ついでにこの本分かりませんか?
95年頃の海外もので3部作。
名前のわからない双子が、青年に、大人になり、最後は互いの環境が入れ替わる?
どうやらベルリンの壁らしきものの案内人をしていて、父親は地雷で死ぬような・・・。
手がかりがなくて、検索できないんです。

369 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 22:24
367の三部作はアゴタ・クリストフの
「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」
衝撃的ですよ。

そんで「トム・チット・トット」はスズキコージの絵のが
こちらで話題になっていますが
ttp://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=179
関係無し?

370 名前:ワーオ![] 投稿日:02/01/06(日) 23:22
369さん、ありがとうございます!!!
うれしー。そうだ、アゴタ・クリストフって聞き覚えある!!
これでやっと手に入れられます~~。あ~今日はよく眠れそう。

トムチットトット情報もうれしいです。
コメントの所で「妹は一緒に入ってた『ちっこいちっこい』の方がお気に入り」
っていうのに、ピピーンと来ましたね。たしかちっこいちっこいおんなのこだから
骨1個で十分ごちそうになるって話だったような…。絶版というのは寂しいけれど
これもなんとか追跡してみます~~。しかし、学校の図書館で見て、はまったとい
う同胞のなんと多いこと!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

悪童日記 (Hayakawa Novels) 単行本 – 1991/1
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152077042
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002086803-00

悪童日記 Kindle版
アゴタ クリストフ (著), 堀茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B00O1VK0CW
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
内容紹介
戦火の中で彼らはしたたかに生き抜いた――大都会から国境ぞいの田舎のおばあちゃんの家に疎開した双子の天才少年。人間の醜さ、哀しさ、世の不条理――非情な現実に出あうたびに、彼らはそれをノートに克明に記す。独創的な手法と衝撃的な内容で全世界に感動と絶賛の嵐を巻き起した女性亡命作家のデビュー作。

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2001/11
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200126
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2006/6
アゴタ・クリストフ (著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200169
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
ベルリンの壁の崩壊後、初めて二人は再会した…。絶賛をあびた前二作の感動さめやらぬなか、時は流れ、三たび爆弾が仕掛けられた。日本翻訳大賞新人賞に輝く『悪童日記』三部作、ついに完結。

志賀直哉(シガナオヤ)「暗夜行路」(アンヤコウロ)

247 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/18(木) 22:24
すいません、どなたかこういう内容の本ご存知ないですか?

僕のお父さんだと思ってた人が実は兄で、本当のお父さんは僕のおじいちゃんであるはずの人だった。
父(ほんとは兄)は、いつもよそよそしくて、愛情を注いでくれるのはいつも母だけ。
僕はそのうち事実に気づく。
やがて僕が成長し結婚すると父(兄)が僕の嫁におじいちゃん(父)が僕の母親にしたことと同じことをしようとする…。

248 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/18(木) 22:52
志賀直哉にそんなのなかったっけ?

249 名前:247[] 投稿日:01/10/19(金) 00:01
>248
 あ、そうか。多分「暗夜行路」ですね!?
 実を言うと、友人からクイズを出され、たしかに聞いたことのある話なのに
題名を思い出せなくて、いらいらしていたところなのです。(つっても、私も
あらすじを知っているだけで「暗夜行路」は読んだことないのですが)
 おかげですっきりしました。ありがとうございます!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

暗夜行路 (新潮文庫) 文庫 – 1990/3/19
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/4101030073
表紙画像あり
内容紹介
祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。

暗夜行路〈前篇〉 (岩波文庫) 文庫 – 2004/5/18
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/4003104641
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する人主公時任謙作は、単身、尾道に向い、千光寺の中腹の家を借り、一人住いを始める。しかし、瀬戸内海の穏やかな風光も、彼の心に平安をもたらさない。長年月を費してなった志賀直哉唯一の長篇。

暗夜行路〈後篇〉 (岩波文庫) 文庫 – 2004/5/18
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/400310465X
内容(「BOOK」データベースより)
京都での結婚、妻の過失、子どもの死などを経て、舞台は日本海を見おろす大山に―作者が人生と仕事の上で求めてきたものすべてが投入され、描き尽くされた、近代日本文学に圧倒的な影響を及ぼした代表作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001077496-00

ジョージ・R.R.マーティン「皮剥ぎ人」(スティーヴン・キング他『スニーカー』)

225 名前:教えてください[] 投稿日:01/10/05(金) 19:02
狼男に、警官である父親を殺された記者(女)と、探偵の話。

正体を隠した狼男の一族に支配された町、
そこで次々に皮を剥がれた死体が発見される。
しかし警察はそれを隠そうとする。
怪しく思った主人公は、秘密を探ろうとして
次々危ない目にあう、みたいな。

10年くらい前かなー。海外翻訳。
すんごいおもしろかったの。ああ、でも作者名も覚えていない。

319 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/02(日) 22:34
>>225
まだ見てるかなー。
ジョージ・R・R・マーティン「皮剥ぎ人」です。
ハヤカワ文庫NV「スニーカー」に収録されてる。

キング目当てで読んだけど、これが一番おもしろかったな。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ナイトヴィジョン スニーカー (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション) 文庫 – 1990/5
スティーヴン・キング (著), 吉野 美恵子 (著), Stephen King (著)
http://amazon.jp/dp/4150405794
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
商業ビルのトイレのドアの下からのぞいているスニーカー。それはいつもそこにあった。ただ異なるのは、そのまわりに日ごとふえていくハエの死骸だけ…。幽霊屋敷ならぬ幽霊便所の怪を語る表題作ほか、キングの中短篇250枚、『カーリーの歌』で著名なダン・シモンズの短篇3篇、SF界の俊鋭ジョージ・R・R・マーティンの89年度世界幻想文学大賞中篇部門賞受賞作「皮剥ぎ人」など全7篇、いずれも入魂の書き下ろしを収録。名匠三人が腕を競う悪夢と戦慄の饗宴。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002045398-00
部分タイトル リプロイド・スニーカー・献辞 スティーヴン・キング著. 転移,ヴァンニ・フッチは今日も元気で地獄にいる,イヴァソンの穴 ダン・シモンズ著. 皮剥ぎ人 ジョージ・R.R.マーティン著