ポプラ社『地球最後の日』(ちきゅうさいごのひ)

427 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/08/26(月)
[いつ読んだ]
2006年ごろ、小学校の図書館で。

[あらすじ]
違う作家・同じテーマの短編を集めたアンソロジー系。同じ装丁でテーマが違うシリーズ、という形式で複数刊行されていました。
そのシリーズが何というシリーズだったのかを知りたいです。
「地球最後の日」みたいなテーマで集められたものがあったのははっきり覚えています。

[覚えているエピソード]
所収のテーマはバラバラだと思いますが、どれもそのシリーズの話です。

・核攻撃を逃れて地下シェルターに住んでいた少年が、家族の全滅を機に地上へ出て、最後の時を自由に過ごす、という話。ラストでは、同じく地下に逃げた少女に会いに行っていたはず。

・人口が過多になったので、老人はお迎えの車に乗って口減らしをされる。
宝くじのようなものを買い、当選することで延命できる。主人公の貧しい男の子は、必死に貯金をして宝くじを買い、祖母を救おうとする。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
少年は奇跡的に当りくじを手にするが、祖母は家族のために金持ちへ当りくじを売り払い、お迎えの車に乗る。

・これも人口過多により、学力試験で最下位だった者は人工肉にされる話。試験でのランクによって就ける職業が制限されるが、身体障害のあるものは無条件で最低ランクにされる。
ネタバレ注意(クリックで開閉)
偶然事故に遭い、腕(脚だったかも)を失った友人が、肉にされる前夜に主人公へ電話をかけてくる話。

[物語の舞台となってる国・時代]
ほとんどは日本。近未来~未来。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ソフトカバー。色つきの枠の中に、テーマに即した絵が描かれている形式の表紙。枠の色はテーマごとに違ったはず。「地球最後」の話を集めた刊はオレンジ色だった。

428 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/08/26(月)
>>427
偕成社の『だれかを好きになった日に読む本』で間違いないと思います。
一番最後の話は後味の悪い話スレ等で有名なはず。
それにしても看板に偽りありすぎなんじゃ…w

429 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/08/26(月)
>>427
1番目と3番目が収められているというだけなら、「誰かを好きになった日に読む本」かなと思う。
1番目が「The End of the World(那須正幹)」で、3番目が「電話がなっている(川島誠)」かな。
でも二つ目がわからないんだよな。

437 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/08/26(月)
>>428-429
ありがとうございます!
お二方の教えて下さった作品名で検索したところ、まさにドンピシャでした。
また、関連して検索を進めたところ、
ポプラ社の『SFセレクション』シリーズに、2番目の話も他の話と共に掲載されていることが分かりました。
(ちなみに、「おむかえがくるよ(曽祢まさこ)」という題名でした)
どうやら『だれかを好きになった日に読む本』と『SFセレクション』を混同して憶えていたようです。

本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/427-437

地球最後の日 (SFセレクション) (日本語) 単行本 – 2005/2/1
赤川 次郎 (著), 那須 正幹 (著), 三田村 信行 (著), 川島 誠 (著), 曽祢 まさこ (著), 赤木 かん子 (編集)
http://amazon.jp/dp/459108499X
表紙画像有り
続きを読む ポプラ社『地球最後の日』(ちきゅうさいごのひ)

桜井信夫(さくらいのぶお)『地下別荘の十日間』(シェルターのとうかかん)

72 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/10/11(月) 20:27:41
[いつ読んだ]1990~1991年頃

[あらすじ]
主人公は金持ちの息子で、ある日学校から家へ呼び返される。
核戦争の予報があったということで一家(祖父母、父母、主人公、妹、運転手、あと若い男女(たしか家庭教師とメイド)でシェルターへ入るのだが、原爆が落ちて死の世界になると、シェルター内での生活が描かれる。
最後に、主人公兄妹は若い男女と生き残った人々がいる土地を目指して旅立つ。

[覚えているエピソード]
・父と運転手が外の様子を見に行くが、運転手は外に残した妻子のことを悔やんで自殺する。
・残してきた飼い犬が死んでいる描写がある
・祖父は病死
・父が最後の方でおかしくなり、一家心中?を図ろうとする

[物語の舞台となってる国・時代]日本

[本の姿]ハードカバー

[その他覚えていること何でも]小学校の図書館に置かれていた児童向け反戦モノ全集みたいなものの一冊だったと思います。

よろしくお願いします。

73 名前:ですな[sage] 投稿日:2010/10/11(月) 21:27:22
桜井信夫「地下別荘(シエルター)の十日間」原爆児童文学集 (27)
はいかがでしょう

74 名前:72[sage] 投稿日:2010/10/11(月) 22:19:50
>>73
多分それですね!ありがとうございます
反戦物にありがちな戦争時の悲惨な話を語り継ぐ、みたいな路線じゃなかったんで記憶にあります
(略)

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/72-74

地下別荘(シエルター)の十日間 (原爆児童文学集 (27)) 単行本 – 1985/12
桜井 信夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4811370260

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001838005-00
タイトル 地下別荘の十日間
著者 桜井信夫 作
著者 高橋透 絵
著者標目 桜井, 信夫, 1931-2010
著者標目 高橋, 透, 1939-
シリーズ名 原爆児童文学集
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 汐文社
出版年 1985
大きさ、容量等 195p ; 22cm
ISBN 4811370260
価格 1100円 (税込)
JP番号 87015460
出版年月日等 1985.12
NDC(9版) 913 : 小説.物語
要約・抄録 運動会の朝、登校途中だった邦彦は、家へ帰って来いと命令され、すぐ地下のシェルターに入れられる。原爆を落され、人びとが死にたえた中での生活を描く。 (日本図書館協会)
要約・抄録 数分のちに核爆弾が首都圏上空でさく裂するとの緊急連絡で,田上邸の地下別荘に避難した13人には何が待ちうけていたのか? (日本児童図書出版協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ブライアン・W・オールディス「リトル・ボーイ再び」

964 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/02/11(木) 22:08:14
はるか昔のことですがお願いします。

[いつ読んだ] 1980年ごろ(?)
[あらすじ]
第二次世界大戦終戦から何十年かたった記念日に、セレモニーとしてアメリカ(?)がもう一度広島に原爆を落とす。
その評判がよくて長崎にももう一度原爆を落とす。
[覚えているエピソード] 核兵器を全面的に肯定するような小説だったと思います。
[物語の舞台となってる国・時代]
たぶんアメリカ。戦争が終わって何十年か後。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
全然覚えてませんが、短編だったので短編集だと思います。
[その他覚えていること何でも]
外国作品の翻訳だったはず。異常な小説だったという記憶だけあります。

少ない情報ですみません。よろしくお願いします。

966 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/02/12(金) 08:44:53
>>964
ブライアン・W・オールディス「リトル・ボーイ再び」かなあ。
SFマガジン読んでた?本にはなっていないみたい。

967 名前:964[sage] 投稿日:2010/02/12(金) 22:43:09
>>966
検索してみたらそれで間違いないみたいです。
書籍になってないとすると入手は絶望的だと思いますが…
子供のころなので自分で買ったはずはなく、どこかで雑誌を読んだのかもしれません。
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/964-967

S-Fマガジン 1970年02月号 (通巻130号) 雑誌 – 1969/12/25
森 優 (編集)
http://amazon.jp/dp/B00F5WTD1U
表紙画像有り
商品の説明
1970年02月号 創刊10周年記念特大号
[総特集=現代日本のSF]
小松左京 袋小路
光瀬龍 クロスコンドリナ2
筒井康隆 たぬきの方程式
星新一 コレクター
平井和正 親殺し
豊田有恒 マヤに咆える象
畑正憲 移植旅行
眉村卓 フニフマム
石原藤夫 生きている海
山野浩一 虹の彼女
半村良 赤い酒場を訪れたまえ
河野典生 パストラル
福島正実 可愛い女
[小特集■新しい波]
ロジャー・セラズニイ 12月の鍵
ラングドン・ジョーンズ 大時計
ブライアン・W・オールディス リトル・ボーイ再び
手塚治虫 ドオベルマン
石森章太郎 7P (6) A・ベスターに

SFマガジン = SF magazine (早川書房): 1970-02|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002472053-00
目次有り

深町秋生(ふかまちあきお)『ヒステリック・サバイバー』/『果てしなき渇き』(はてしなきかわき)

838 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/11/29(日) 22:40:21
[いつ読んだ]二年ぐらい前
[あらすじ] 忘れてしまいました
[覚えているエピソード] 留学先の主人公の友人が銃乱射事件で死ぬ? 主人公がホモに犯される(これは違うかもしれない) 学校にいる日陰者たちは中学生の時に爆弾の作り方?を書いた紙をばらまいた
[物語の舞台となってる国・時代]日本、現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 忘れてしまいました
[その他覚えていること何でも] 主人公は高校生 日陰者達のグループが出てくる ゴスロリorリストカット少女が出てくる

覚えていることが少ないですが、どうぞよろしくお願いします。

868 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/12/19(土) 16:17:00
亀だが838は深町秋生の「ヒステリック・サバイバー」じゃないかな?
オタクVS体育会系みたいなキャッチコピーで(読んだら、想像してたものと違ったけど)売ってたやつ
主人公がホモに犯されるのは(正確には主人公じゃない)同じ作者の「果てしなき渇き」じゃないかと

941 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/25(月) 03:13:58
>>868
レス遅くなってすみません。
まさにそれでした。ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/838-941

ヒステリック・サバイバー 単行本(ソフトカバー) – 2006/11/2
深町 秋生 (著)
http://amazon.jp/dp/4796655239
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカでスクール・シューティングに遭い、心に深い傷を負って帰国した和樹。トラウマを抱えながらも新たに通い始めた高校ではスポーツ系とオタク系の生徒間に根深い対立があり、激化する諍いに和樹は巻き込まれていく。そんななか、スポーツ系の生徒が改造銃で連続して狙撃されるという事件が起きる。相手サイドに対する不信感はつのり、やがて両陣営が全面対立する学園バトルロイヤルへ…。

ヒステリック・サバイバー (徳間文庫) 文庫 – 2018/9/7
深町 秋生 (著)
http://amazon.jp/dp/4198943958
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカの学校で学んでいた三橋和樹は、“スクールカースト”の対立によって起きた銃乱射事件に巻き込まれてしまう。傷心のまま日本へと帰国する和樹。しかし日本の学校にもアメリカと同様、スポーツ組とオタクなどによる対立構造が存在していた。ある日、エアガンの無差別発砲事件が和樹の町で起こる。立場の弱い者たちの仕業ではないかとの噂に、和樹は真相を探ろうとするが…。

ヒステリック・サバイバー (宝島社): 2006|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008340780-00


https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784796658393

宝島社文庫
果てしなき渇き
深町 秋生(著)
発行:宝島社
縦16mm
509ページ
ISBN
978-4-7966-5839-3
初版年月日
2007年6月
書評掲載情報
2014-08-10 朝日新聞
評者: 速水健朗(フリーライター)
紹介
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末とは。全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。

新装版 果てしなき渇き 上 (宝島社文庫) 文庫 – 2010/12/4
深町 秋生 (著)
http://amazon.jp/dp/4796680284
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第3回(2004年) 『このミステリーがすごい!』大賞受賞
内容紹介
第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した、暗き情念の傑作が新装版になって登場です。元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。彼は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺を考えていたところを、藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが……。

新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫) 文庫 – 2010/12/4
深町 秋生 (著)
http://amazon.jp/dp/4796680306
表紙画像・なか見!検索有り
受賞歴
第3回(2004年) 『このミステリーがすごい!』大賞受賞
内容紹介
第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した衝撃作。新装版の下巻です。元刑事の藤島が、失踪した娘・加奈子を追う現在のストーリーと、加奈子に恋をした少年・瀬岡の三年前のストーリーが交錯する、暗き情念の暗黒小説。探れば探るほどに、深くなっていく「加奈子」という謎。果たして彼女は天使なのか、悪魔なのか。ひとりの少女をめぐる、男たちの狂気のゆくえは? そして用意された、驚愕の結末とは——?

果てしなき渇き (宝島社): 2005|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007618061-00

ロバート・スウィンデルズ『弟を地に埋めて』(おとうとをちにうめて)

726 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 10:47:38
かなり内容を覚えているのに、タイトルや作者は全く失念してしまいました。
学校の図書室で読んだ本です。
[いつ読んだ]10年前
[あらすじ] 戦争がおこり、ある国(日本ではない)に核が落とされる。
 生き残った人々は、どうにか農作物を作りルールを定め、集団生活を始める。
 しかし、土壌に残った放射能で、食物は奇形。虫にも奇形が現れる。
 ラスト:主人公の少年は、知り合った恋人(身籠っている)と「核の冬」をさまよう。

[覚えているエピソード]
 核が落ちてくる場面。少年は地下のような場所に隠れ、ヒロシマナガサキについての知識を思い出しながら眠ってしまう。目を覚まし、自分の周りに「黒い雨」が流れていることに気がついて、狂ったように、自分のTシャツを脱いで、雨をぬぐう。
 植物が育たない場面。イモでさえ上手く育たない。
 子供が大人に、虫を拾って見つけてくるが、羽の多い奇形の蝶々。(挿絵があったはず)

[物語の舞台となってる国・時代]
 日本ではない国。たぶんアメリカとかヨーロッパとかのイメージ。
 時代は、「現代」。異世界ものではない。
 ※作中「昔ヒロシマナガサキでは黒い雨が降ったんだ」といった台詞が出てくるので
 
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 たぶんソフトカバー。もしかしたらハードカバー。厚さは4センチくらいだった気がする。

[その他覚えていること何でも]
 翻訳ものだったのではないかと思いますが、定かではありません。
 ひょっとして、児童文学に入るものだったのかもしれないのですが。
 子どもながらに、「きっと主人公の子供も奇形なのだ」という絶望にさいなまれたのを覚えています。

よろしくお願いします。

730 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/10/24(土) 08:23:01
>>726
読んだ事ある!
でも、色々読んだのがごっちゃになってはっきり思い出せない。
海外小説で児童書、結構有名なのだった気がします。

さらっとぐぐった感じでは「弟を地に埋めて」がそれっぽいような。
頼りにならなくてすいません。
題名に心当たりありますでしょうか?

735 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 04:05:44
>>730
ググった瞬間鳥肌がたちました!まさしくこの本です!!
子どもと混ざって、弟のことが頭から抜け落ちていたみたいです。
さっそく購入したいと思います、
本当に本当にありがとうございました!!!!!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/726-735


管理人のコメント:不確かですが、主人公ダニーの恋人(キム)が妊娠する展開はなかったかもしれません。キムの姉(モーリーン)が身ごもって出産する場面はありました。


弟を地に埋めて (Best choice) 単行本 – 1988/3/20
ロバート・スウィンデルズ (著), アラン・マンハム (イラスト), Robert Swindells (原著), 斉藤 健一 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4828813179
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
夏休みのある暑い日のことだった。野原で雨やどりをしていたぼくが、あの閃光を見たのは―。数えきれないほどの人が死に、生き残ったぼくたちにとって、世界はまるっきりちがったものになってしまった。食べ物を奪い合っての殺し合い。後遺症で死んでいく人達。廃墟の町での権力争いの戦い。ぼくが正気を失わずにいられたのは、初めて心から好きになった女の子キムと、小さな弟ベンのおかげだった。核戦争後の廃墟を舞台に、極限状況下の人間の姿を深く見つめて描く、胸をうつ物語。中学生から。チルドレンズブック賞受賞。アザー賞受賞。カーネギー賞推薦。

弟を地に埋めて (福武書店): 1988|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001964057-00

三島由紀夫(みしまゆきお)「翼」

501 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/06/06(水) 22:17:15
よろしくおねがいします
[いつ読んだ]5年程前に偶然個人サイトで漫画として読みました。
他に坂口安吾の櫻の木の満開の下など、昭和文学系を漫画化されていて、出典も明記されていましたが忘れてしまいました。
[あらすじ]バスで毎日背中合わせになる男子学生と女学生が恋に落ちますが、男子学生は戦争に行き、女学生は原爆で頭を吹き飛ばされ、両腕を羽ばたかせるようにくずれおちる内容です。
[時代背景]第二次世界大戦の終りごろです。

いつまでたっても忘れられず調べるために昭和文学を片っ端から読むきっかけになったお話なのでご存じの方がいらっしゃったらよろしくお願いします。

548 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 20:19:30
>>501
まだ見てるかな?
三島由紀夫の短編「翼」だと思う。
新潮文庫の「真夏の死」に入ってるよ。

555 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/06/30(土) 00:26:00
>>548
それです!本当にありがとうございます。
レスを見て鳥肌がたちました。
三島さんの本もかなり読んでいたのにうかつでした。
早速探してみます!言葉足らずで感謝の気持ちを表しきれませんが、
大変嬉しかったです。どうもありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/501-555

真夏の死―自選短編集 (新潮文庫) 文庫 – 1970/7/17
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/410105018X
表紙画像有り
内容紹介
著者自選による第二短編集。伊豆今井浜で実際に起った水死事故を下敷きに、苛酷な宿命とそれを克服した後にやってくる虚しさの意味を作品化した「真夏の死」をはじめ、文壇へのデビュー作ともいうべき「煙草」、レスビアニズム小説の先駆的な作品「春子」、戦後の少年少女の風俗に取材した作品等、短編小説の方法論と技術的実験に充ちた11編を、著者自身の解説を付して収める。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005952230-00
タイトル 真夏の死 : 自選短編集
著者 三島 由紀夫/著
シリーズ名 新潮文庫 ; み−3−18
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 2010.11
大きさ、容量等 349p ; 16cm
ISBN 4101050188
価格 ¥514
TRCMARC番号 10063087
部分タイトル 葡萄パン
部分タイトル 煙草
部分タイトル 雨のなかの噴水
部分タイトル 春子
部分タイトル サーカス
部分タイトル
部分タイトル 離宮の松
部分タイトル クロスワード・パズル
部分タイトル 真夏の死
部分タイトル 花火
部分タイトル 貴顕
版 改版
出版年(W3CDTF) 2010
当該情報資源を採取・保存した日 2013-04-05
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


三島由紀夫短篇全集〈4〉真夏の死 (1971年) - – 古書, 1971
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J99AXU
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001250305-00
タイトル 三島由紀夫短篇全集
著者標目 三島, 由紀夫, 1925-1970
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 1971
大きさ、容量等 234p 肖像 ; 20cm
価格 650円 (税込)
JP番号 75005036
巻次 4 (真夏の死)
部分タイトル 箱根細工,椅子,死の島,,離宮の松,クロスワード・パズル,真夏の死,美神,江口初女覚書,旅の墓碑銘,急停車,卵,不満な女たち,花火
出版年(W3CDTF) 1971
NDLC KH348
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


決定版 三島由紀夫全集〈18〉短編小説(4) 単行本 – 2002/5
三島 由紀夫 (著)
http://amazon.jp/dp/4106425580
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
戦後まもなく病没した妹・美津子への哀慕が影を落とす「日曜日」「翼」「朝顔」「真夏の死」「雛の宿」等、昭和25~28年にかけて書かれた珠玉作31編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003657609-00
タイトル 三島由紀夫全集 : 決定版
著者 三島由紀夫 著
著者標目 三島, 由紀夫, 1925-1970
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 2002.5
大きさ、容量等 820p ; 20cm + 8p
注記 付属資料: 8p : 月報
注記 肖像あり
ISBN 4106425580
価格 5800円
JP番号 20282211
巻次 18
部分タイトル 短編小説 4
部分タイトル 果実
部分タイトル 鴛鴦
部分タイトル 修学旅行
部分タイトル 日曜日
部分タイトル 遠乗会
部分タイトル 孤閨悶々
部分タイトル 日食
部分タイトル 食道楽
部分タイトル 牝犬
部分タイトル 女流立志伝
部分タイトル 家庭裁判
部分タイトル 偉大な姉妹
部分タイトル 箱根細工
部分タイトル 椅子
部分タイトル 死の島
部分タイトル
部分タイトル 右領収仕候
部分タイトル 手長姫
部分タイトル 朝顔
部分タイトル 携帯用
部分タイトル 離宮の松
部分タイトル クロスワード・パズル
部分タイトル 学生歌舞伎気質
部分タイトル 近世姑気質
部分タイトル 金魚と奥様
部分タイトル 真夏の死
部分タイトル 二人の老嬢
部分タイトル 美神
部分タイトル 江口初女覚書
部分タイトル 雛の宿
部分タイトル 旅の墓碑銘
出版年(W3CDTF) 2002
NDLC KH348
NDC(9版) 918.68 : 作品集:全集,選集
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

内田百間(うちだひゃっけん)「山寺の和尚さん」

700 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/10/28(土) 10:11:38
以前文学板で質問してわからなかったので、ここで質問いたします。

作者は内田百間です。

[いつ読んだ]
十数年前、高校の現代文模擬テスト

[あらすじ]
百間らしき主人公が、広島の原爆についてGHQに? 感想を求められる。

[覚えているエピソード]
広島の銀行?の玄関に残っている人型の影を見て、「あの影に抱きつかせてやれ」と言う。

[物語の舞台となってる国・時代]
戦後日本

[その他覚えていること何でも]
百間は確定だと思います。百間全集などを探したのですが、見つけられませんでした。お願いします。

701 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/10/28(土) 11:00:41
>>700
御馳走帖かな?

704 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 17:21:01
>>700
「百閒 原爆 影」でぐぐると出てきた。
「山寺の和尚さん」だそうだ。

705 名前:700[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 23:58:26
>>704
どうもありがとうございます!!!!!!
おかげさまで人生最大の謎が解けました。

自分もググってみて、http://6259.teacup.com/tanemo1/bbs によると、以下のようだったようです。

最晩年の作品「山寺の和尚さん」(『残夢三昧』所収)に、次の文章があります。

怪しからん事に、数年後進駐軍の占領下にあつた当時、名前は忘れたが原子爆弾を投下した米国の操縦士がノメノメ日本にやつて来て、見物して帰つて行つた。
生かして返す可きではなかつた。日本には神も仏もなくなつたのか。しかし、神様や仏様はお留守であらうとも、まだどこかに狐や狸や川うそのたぐひはゐる筈である。明治の
文明開化の余計なおせつかひで迷信打破が唱へられ、そのあふりを喰らつて彼等は身の置き所もなく、影が薄くなつた。
 しかしながら、骨ばかりの骸骨になつた広島の産業会館が陰をひたす太田川の川隈には、川うそがゐるだろう。何をしてゐるのか、その操縦士に取りつき、産業会館の玄関前の石段に残つてゐる消えた人の黒い影に彼を抱きつかせてやれ。

初出は昭和43年9月号の「小説新潮」らしいです。

>>701さんもありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/700-705

ふるさと文学さんぽ 広島 単行本 – 2013/7/20
柴 市郎 (監修)
http://amazon.jp/dp/4479862064
表紙画像・なか見!検索有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024664836-00
タイトル ふるさと文学さんぽ広島
著者 柴市郎 監修
著者標目 柴, 市郎
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 大和書房
出版年 2013
大きさ、容量等 238p ; 20cm
ISBN 9784479862062
価格 1800円
JP番号 22283377
部分タイトル 失われた、暮しの中の、文化。 / 大林宣彦 著
部分タイトル 父と暮せば / 井上ひさし 著
部分タイトル HIROSHIMA / 井上陽水奥田民生 著
部分タイトル 巡礼 / 山代巴 著
部分タイトル ヒロシマめぐりくる夏 / 那須正幹 著
部分タイトル 広島と島根でつながる”うずみ” / 河野友美 著
部分タイトル 瀬戸内海はカキにママカリ / 壇一雄 著
部分タイトル 蝦獲り / 原民喜 著
部分タイトル 広島”橋づくし” / 桂芳久 著
部分タイトル 山寺の和尚さん / 内田百閒 著
部分タイトル おもいで / 木下夕爾 著
部分タイトル 赤い文化住宅の初子 / 松田洋子 著
部分タイトル スカウト / 後藤正治 著
部分タイトル 瀬戸内海美論.エデンの海 / 若杉慧 著
部分タイトル 鞆の津 / 宮城道雄 著
部分タイトル 仁保の人たち / 宮本常一 著
部分タイトル 鹿老渡 / 宮脇俊三 著
部分タイトル 管絃祭 / 竹西寛子 著
出版年月日等 2013.7
件名(キーワード) 文学者–広島県

件名(キーワード) 広島県–文学上

NDLC KG748
NDC(9版) 910.26 : 日本文学
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


新輯内田百けん全集 (第22巻) 殘夢三昧,日没閉門 単行本 – 1988/8
内田 百けん (著)
http://amazon.jp/dp/4828822771

https://books.rakuten.co.jp/rb/317621/
新輯内田百間全集(第22巻) 残夢三昧/日没閉門
内田百間
【目次】(「BOOK」データベースより)
残夢三昧(天王寺の妖霊星/アビシニア国女王/山寺の和尚さん/鹿ノミナラズ/ピールカマンチヤン/ランドセル/残夢三昧 ほか)/日没閉門(日没閉門/目出度目出度の/雨が降つたり/阿房列車の車輪の音/「ノラや」/猫が口を利いた ほか)